好調・山田新が3試合連続の2ゴール! 3発の川崎FがFC東京との多摩川クラシコ制す【明治安田J1第26節】

2024.08.11 21:27 Sun
またも2得点の山田新
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またも2得点の山田新
11日、明治安田J1リーグ第26節のFC東京vs川崎フロンターレが味の素スタジアムで行われ、アウェイの川崎Fが0-3で勝利した。
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前節のガンバ大阪戦をゴールレスドローで終えた7位FC東京は、多摩川クラシコで3試合ぶりの白星を狙う。G大阪戦からは3人入れ替え、ディエゴ・オリヴェイラらが先発した。対するは、2連勝中、7試合負けなしと調子を上げている12位川崎F。前節のヴィッセル神戸戦は3-0で勝利していたなか、パリ・オリンピック(五輪)帰りの高井幸大が先発復帰した。
序盤はホームチームが攻勢。高宇洋の右クロスに遠藤渓太が頭から飛び込んだが、わずかに左に外れる。

その後も畳み掛け、12分には左サイドからのスルーパスに抜け出したディエゴ・オリヴェイラがワンタッチシュート。GKチョン・ソンリョンがファインセーブを見せた。
しかし、先にゴールをこじ開けたのは川崎F。マルシーニョが左サイドでボールをキープすると、クロスに合わせたのは山田新。戻りながらのヘディングとなったが、GK野澤大志ブランドンも弾ききれず、今シーズン10点目を記録した。

さらに20分、右サイドのファンウェルメスケルケン際のクロスに合わせたのはまたも山田。再びヘディングでネットを揺らし、3試合連続の2ゴールとなった。

良い入りを見せながら出鼻をくじかれたFC東京は、遠藤が右足で狙っていく。それでも川崎Fがペースを握り、2点リードのまま折り返す。

追いかけるFC東京は後半頭から荒木遼太郎を投入。攻撃に変化が生まれるが、決定機は作れないまま時間が経過する。

川崎Fは64分、左CKから遠野大弥がニアでそらすと、これはクロスバーに直撃。それでも72分、敵陣左寄りの位置でFKを得ると、三浦颯太のクロスから高井がヘディング。勝負を決める3点目を手にした。

FC東京も意地を見せ、84分には荒木のスルーパスから遠藤がシュートに持ち込むが、GKチョン・ソンリョンが一対一を制した。

その後も守護神のセーブがあった川崎Fは、危なげなくクローズ。好調・山田の2ゴールもあったアウェイチームが多摩川クラシコを制し、3連勝とした。

FC東京 0-3 川崎フロンターレ
【川崎F】
山田新(前15、前20)
高井幸大(後27)



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川崎フロンターレは11日、アウェイで行われたAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ第7節で浦項スティーラース(韓国)と対戦し、前半を0-1で終えた。 鬼木前体制で4勝2敗の4位に位置した川崎F(勝ち点12)は、長谷部茂利新体制の初陣で5位の浦項(勝ち点9)とのアウェイゲームに臨んだ。勝利でリーグステージ突破を決められるなか、長谷部新監督はこの一戦でGKに山口瑠伊、4バックに右から佐々木旭、高井幸大、丸山祐市、三浦颯太。中盤は橘田健人、山本悠樹の2セントラルMFに、2列目は伊藤達哉、脇坂泰斗、マルシーニョ。1トップに山田新を起用した。 互いに慎重な入りを見せると、立ち上がりはホームの浦項にボールを握られる形となった川崎F。それでも、自陣ではコンパクトなブロックを敷いて危険なエリアにボールを入れさせず、シュートまでは持ち込ませない。 一方の攻撃はなかなかリズムを出せず、ボールの前進に苦戦。それでも、19分には丸山のフィードでマルシーニョがボックス左に抜け出してゴールライン際から折り返しを供給。これに中央からニアへ飛び込んだ山田がワンタッチでのシュートを試みるが、うまくミートせず。ファーストチャンスでの先制点には至らず。 以降は中盤での潰し合いが目立つクローズな展開に。守備は機能も、攻撃で他詰まり感が否めないアウェイチームだったが、36分には相手陣内中央左で脇坂からパスを受けたマルシーニョが得意のカットインからボックス付近で右足を振って、ようやく際どいシーンを作り出す。 すると、直後の38分には相手陣内右サイドの佐々木がカットインして局面を変えると、ボックス手前で山本、山田、伊藤とスムーズにボールが繋がって右サイドから柔らかなクロスが供給される。これをゴール前にタイミング良く走り込んだ山田が頭で合わせ、ゴール左に突き刺した。 エース山田の長谷部新体制初ゴールによって先制に成功した川崎F。これで硬さもなくなって良いリズムでゲームを進めると、前半終了間際の44分には相手DFアスプロポタミティスが山田に対するラフプレーで2枚目のカードをもらって退場に。前半にリードとともに数的優位まで手にした。 浦項スティーラース 0-1 川崎フロンターレ 【川崎F】 山田新(前38) <span class="paragraph-title">【動画】エースの山田新が長谷部新体制で初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">長谷部新体制での公式戦初ゴール<br><br>決めたのはエース <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%96%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#山田新</a> <br>新加入 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E9%81%94%E5%93%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#伊藤達哉</a> のクロスに<br>ドンピシャヘッドで合わせた<br><br>AFCチャンピオンズリーグエリート<br>浦項×川崎F<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/DAZNFootball?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZNFootball</a> <a href="https://t.co/iUPeCdJ905">pic.twitter.com/iUPeCdJ905</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1889264544721076232?ref_src=twsrc%5Etfw">February 11, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.11 19:59 Tue

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【明治安田J1第8節まとめ】浦和はマテウス・サヴィオの初ゴールで清水に勝利! 今季苦戦中の神戸、C大阪が名古屋が勝利も横浜FMが降格圏転落

2日、明治安田J1リーグ第8節の10試合が各地で行われた。 首位に立つ鹿島アントラーズ(勝ち点16)はアウェイで勝ち点差「5」で追いかける7位のサンフレッチェ広島(勝ち点11)と対戦した。 共にここまで1敗で迎えた上位対決。首位を走りたい鹿島は立ち上がりこそペースを握るも、すぐにホームの広島ペースに。途中加入の前田直輝を中心に攻め込んでいく広島は、22分にジャーメイン良のクロスに反応した前田がシュート。これはGK早川友基がセーブするも、こぼれ球を拾ったヴァレール・ジェルマンのパスを受けた前田が決め切り、広島が先制する。 追いつきたい鹿島は前半の終盤にかけてペースを握っていくが、後半も広島が支配。ボール保持こそ鹿島が上回るも、シュート数では広島が上回る形となり、GK早川のセーブでなんとか凌ぐ形となる。 鹿島は後半の終盤も積極的にシュートを放っていくが、最後までゴールを奪えず。試合をしっかりと支配しながらも、1-0で広島が首位を下した。 2位のFC町田ゼルビア(勝ち点13)は11位のガンバ大阪(勝ち点10)とアウェイで対戦した。昨シーズンは互いに激しい試合となった中、試合は堅い展開に。それでも43分にボックス手前でFKを得ると、町田は相馬勇紀が直接叩き込み先制。数少ないチャンスをゴールにつなげた町田が0-1で勝利を収め、首位の鹿島に勝ち点で並ぶこととなった。 試合前、かつて所属したレアンドロ・ダミアンの訃報が入った3位の柏レイソル(勝ち点12)はアウェイで8位の京都サンガF.C.(勝ち点11)と対戦。試合は久保藤次郎のミドルシュートで柏が先制。京都が押し込む展開が続く中、最後まで失点せず、勝利目前となった中で、ゴール前の混戦をラファエル・エリアスに押し込まれ1-1のドロー。レドミに捧げる白星とはならなかった。 そのほか、上位では4位の川崎フロンターレ(勝ち点11)が9位の湘南ベルマーレ(勝ち点11)と対戦し、脇坂泰斗と宮城天のゴールで2-0と勝利。川崎Fは連勝、湘南は3連敗となってしまった。 12位の東京ヴェルディ(勝ち点8)と15位のFC東京(勝ち点7)の“東京ダービー”は壮絶な展開に。東京Vが林尚輝のゴールで先制すると、前半のうちに佐藤恵允のゴールでFC東京が同点に。東京Vは後半早々に染野唯月のゴールで勝ち越すも、FC東京は89分にエンリケ・トレヴィザンのゴールが決まり、2-2のドローに終わった。 降格圏に沈む19位の名古屋グランパス(勝ち点5)と、16位の横浜F・マリノス(勝ち点6)の戦いは、互いに譲らない展開に。それでもホームの名古屋は後半に河面旺成、佐藤瑶大とCBが2点を奪い、2-0で勝利し降格圏を脱出。横浜FMは降格圏の19位に転落した。 また、同じく降格圏の18位に位置する王者・ヴィッセル神戸(勝ち点6)はアウェイで14位の横浜FC(勝ち点7)と対戦。今季の戦いを象徴するように王者らしくない低調な戦いとなる中、後半途中出場のエリキが74分に決勝ゴール。なんとか勝利を収め、降格圏を脱出した。 17位のセレッソ大阪(勝ち点6)は、初のJ1を戦う6位のファジアーノ岡山(勝ち点11)と対戦。3分にチアゴ・アンドラーデのゴールでC大阪が先制すると、44分に岡山の佐藤龍之介がJリーグ初ゴールを決めて同点に。それでも前半アディショナルタイムにラファエル・ハットンが決めてC大阪が勝ち越すと、そのまま2-1で勝利を収めた。 なお、最下位のアルビレックス新潟(勝ち点4)はホームに10位のアビスパ福岡(勝ち点10)を迎えた中、田代雅也にゴールを奪われ、0-1で敗戦。最下位からの脱出とはならなかった。 また、1試合だけ遅れて行われた13位の浦和レッズ(勝ち点7)と5位の清水エスパルス(勝ち点11)の試合は、2-1で浦和が勝利。開始4分に渡邊凌磨の2試合連続ゴールで先制すると、59分にマテウス・サヴィオが移籍後初ゴール。清水は79分に高木践が1点を返すも、2-1で浦和が勝利を収めた。 <h3>◆明治安田J1リーグ第8節</h3> 東京ヴェルディ 2-2 FC東京 【東京V】 林尚輝(前20) 染野唯月(後7) 【FC東京】 佐藤恵允(前43) エンリケ・トレヴィザン(後44) 川崎フロンターレ 2-0 湘南ベルマーレ 【川崎F】 脇坂泰斗(後5) 宮城天(後47)【PK】 横浜FC 0-1 ヴィッセル神戸 【神戸】 エリキ(後29) アルビレックス新潟 0-1 アビスパ福岡 【福岡】 田代雅也(後15) 名古屋グランパス 2-0 横浜F・マリノス 【名古屋】 河面旺成(後6) 佐藤瑶大(後39) 京都サンガF.C. 1-1 柏レイソル 【京都】 オウンゴール(後45+8) 【柏】 久保藤次郎(前12) ガンバ大阪 0-1 FC町田ゼルビア 【町田】 相馬勇紀(前43) セレッソ大阪 2-1 ファジアーノ岡山 【C大阪】 チアゴ・アンドラーデ(前3) ラファエル・ハットン(前45+3) 【岡山】 佐藤龍之介(前44) サンフレッチェ広島 1-0 鹿島アントラーズ 【広島】 前田直輝(前22) 浦和レッズ 2-1 清水エスパルス 【浦和】 渡邊凌磨(前4) マテウス・サヴィオ(後14) 【清水】 高木践(後34) <span class="paragraph-title">【動画】マテウス・サヴィオの初ゴールは圧巻の左足ボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1907401557139698163?ref_src=twsrc%5Etfw">April 2, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.02 22:25 Wed
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【明治安田J1第9節まとめ】町田が首位浮上、広島は勝ち点で並び2位に! 岡山はホームで無敗継続の4勝目、鹿島は「27」でホーム無敗がストップし首位陥落

5日、6日にかけて明治安田J1リーグ第9節の10試合が各地で行われた。 <h3>【鹿島vs京都】壮絶撃ち合いは最後にドラマ</h3> 首位の鹿島アントラーズ(勝ち点16)はホームに7位の京都サンガF.C.(勝ち点12)を迎えた。ホームで26戦無敗の鹿島は前半にレオ・セアラが2ゴールを決めてリードを奪う。 しかし、後半に入ると京都が反撃。61分に奥川雅也にゴールが生まれるとエースのラファエル・エリアスが2ゴールを決め逆転に成功。鹿島の無敗が止まるかと思われたが、後半アディショナルタイムに師岡柊生がネットを揺らし同点。引き分けに終わるかと思われたが、京都がカウンターからラファエル・エリアスのハットトリックとなるゴールで勝ち越し。3-4で京都が勝利し、鹿島はホーム無敗が「27」で止まると共に首位から陥落した。 <h3>【岡山vsFC東京】岡山のホーム無敗継続!ゴラッソで4勝目</h3> 9位のファジアーノ岡山(勝ち点11)は16位のFC東京(勝ち点8)をホームに迎えた。昨シーズンからホームでの負けなしが続く岡山。今季は3勝2分けでJ1での勝利は全てホームという状況だ。 試合はこう着状態が続きゴールレスで後半へ。すると47分、松本昌也が右サイドから崩してネットを揺らすが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。長時間のチェックとなる際どいシーンだったが松本がオフサイドと判定され、ゴールは認められない。 落胆してもおかしくない岡山だったが、61分に相手の最終ラインでのもたつきを見逃さないと、田部井涼がボックス外から浮き球を胸トラップし左足でダイレクトシュート。これがGKの頭を越えてネットを揺らすJ1初ゴール。このゴールで1-0で岡山が勝利を収めた。 <h3>【柏vsG大阪】小泉佳穂のゴールを守り抜きウノゼロ勝利</h3> 5位の柏レイソル(勝ち点13)はホームに12位のガンバ大阪(勝ち点10)を迎えた一戦。勝ち点差3の中での対決となった中、柏が試合のペースを握る。 ゴールレスで試合は進んでいく中で、それでもホームの柏が主導権を握ると65分に待望のゴール。左サイドから崩すと、熊坂光希の縦パスが相手に当たりこぼれ球になるも、垣田裕暉が相手DFを背中で押さえると、福岡将太が突いたボールを小泉佳穂がダイレクトシュート。これが決まり柏が先制し、そのまま1-0で勝利を収めた。 <h3>【横浜FCvs清水】昨季のJ2優勝争い対決は横浜FCに軍配</h3> 18位と苦しむ横浜FC(勝ち点7)と8位と上位を追いかける清水エスパルス(勝ち点11)の対決。昨シーズンはJ1昇格を争った両者のJ1での戦いは、固い展開となる。 前半は強風の影響もあり、互いになかなか良い形を作れない展開に。清水は32分、ボックス手前でパスを受けた乾貴士がミドルシュートを放つが左ポスをに嫌われる。 ゴールレスで迎えた後半、50分に浮き球のパスに抜けたルキアンから繋ぐと、福森晃斗のクロスを山田康太がニアでヘッドで合わせて横浜FCが先制。清水は同点を目指すがなかなかゴールが遠い展開に。1-0で終わるかと思われたが、後半アディショナルタイム7分に左からのクロスを櫻川ソロモンがヘッドで決めて勝負あり。横浜FCが2-0で勝利を収めて降格圏を脱した。 その他、サンフレッチェ広島はセレッソ大阪に2-1で勝利し、2位に浮上。川崎フロンターレとの対戦で引き分けたFC町田ゼルビアは首位に浮上した。一方で、降格圏の横浜F・マリノスは東京ヴェルディと引き分け脱出ならず。湘南ベルマーレに敗れた名古屋グランパスも再び降格圏に転落することに。未勝利で最下位だったアルビレックス新潟がヴィッセル神戸に勝利したものの最下位脱出ならず。それでも勝ち点差がグッと縮まり、下位も上位も混戦状態となっている。 <h3>◆明治安田J1リーグ第9節</h3> ▽4/5(土) 横浜F・マリノス 0-0 東京ヴェルディ ▽4/6(日) ファジアーノ岡山 1-0 FC東京 【岡山】 田部井涼(後16) FC町田ゼルビア 2-2 川崎フロンターレ 【町田】 岡村大八(前34) 西村拓真(後8) 【川崎F】 エリソン(前16) 河原創(後28) 横浜FC 2-0 清水エスパルス 【横浜FC】 山田康太(後5) 櫻川ソロモン(後45+7) ヴィッセル神戸 0-1 アルビレックス新潟 【新潟】 長谷川元希(前12) アビスパ福岡 1-0 浦和レッズ 【福岡】 岩崎悠人(後23) 鹿島アントラーズ 3-4 京都サンガF.C. 【鹿島】 レオ・セアラ(前18、前30) 師岡柊生(後45+2) 【京都】 奥川雅也(後16) ラファエル・エリアス(後35、後37、後45+5) 柏レイソル 1-0 ガンバ大阪 【柏】 小泉佳穂(後20) 湘南ベルマーレ 2-1 名古屋グランパス 【湘南】 福田翔生(前10) 鈴木雄斗(前45) 【名古屋】 稲垣祥(前45+5) サンフレッチェ広島 2-1 セレッソ大阪 【広島】 新井直人(前18) 荒木隼人(後41) 【C大阪】 ルーカス・フェルナンデス(前15) <span class="paragraph-title">【動画】田部井涼の衝撃ゴラッソがJ1初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/vxLmEC5DXS">pic.twitter.com/vxLmEC5DXS</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908752526528168406?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】小泉佳穂がダイレクトで右足一閃</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8FG%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#柏G大阪</a> <a href="https://t.co/snPXMWuH4o">pic.twitter.com/snPXMWuH4o</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908786061284958466?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】仕上げはラファエル・エリアス、首位・鹿島のホーム無敗を「27」で止める</span> <span data-other-div="movie3"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">エリアス、エリアス、エリアス!<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E4%BA%AC%E9%83%BD?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島京都</a> <a href="https://t.co/svL6VOq2rO">pic.twitter.com/svL6VOq2rO</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1908795009476026793?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.06 18:15 Sun
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川崎FでもプレーしたFWレアンドロ・ダミアンが引退へ…かつてのJリーグMVP&得点王も昨年7月から無所属

川崎フロンターレでもプレーした元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(35)が現役引退を決断したようだ。ブラジル『UOL』が伝えた。 母国ブラジルでキャリアを積み、インテルナシオナウやサントス、くるぜいろ、レアル・ベティス、フラメンゴでプレー。2019年2月に川崎Fへと完全移籍した。 川崎Fでは、1年目こそフィットに時間を要したが、2年目にはJ1で13得点、3年目は23得点を記録し得点王を記録し、Jリーグベストイレブンと最優秀選手賞を受賞。しかし、その後はケガなどもあり成績を落とすと、2023年限りで退団していた。 川崎Fでは通算178試合で71ゴール27アシストを記録し、J1、YBCルヴァンカップ、天皇杯と国内3タイトルも獲得。2023年にコリチーバへ移籍していた。 そのコリチーバも2024年7月で退団。その後はアマチュアチームでプレーしていた中、今シーズンに向けてはJリーグクラブからもオファーがあったとのこと。ただ、プロキャリアを終え、引退を今後数日以内に行うことになるという。 ブラジル代表としても18試合に出場し3ゴールを記録しているダミアン。Jリーグでも名を馳せたストライカーが、スパイクを脱ぐことになるようだ。 2025.04.05 22:45 Sat
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【J1注目プレビュー|第8節:川崎Fvs湘南】共に勝ち点11の“神奈川ダービー”、勢いづく川崎Fか湘南が停滞感払拭か

【明治安田J1リーグ第8節】 2025年4月2日(水) 19:00キックオフ 川崎フロンターレ(4位/11pt) vs 湘南ベルマーレ(9位/11pt) [Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu] <h3>◆好調維持で突き進めるか【川崎フロンターレ】</h3> 前節はFC東京との"多摩川クラシコ"でアウェイながら3ゴールを奪って0-3で快勝を収めた。 2試合連続ゴールから遠ざかっていたチームだったが、しっかりと攻撃陣が機能。良い状態で“神奈川ダービー"を迎えることとなる。 リーグ戦7連戦がスタートしている中で、チームの良い流れを継続していきたい川崎F。長谷部茂利監督が就任したチームは、守備をベースに戦っており、今季は9ゴールが後半に生まれている状況。スロースターターとなっている状況だ。 裏を返せば、しっかりとどんな戦いでも耐えていき、後半に試合を決められるというポジティブな面も。攻撃の川崎Fが守備を植え付けられたことで、ここまで6試合で10得点3失点という成績となっており、複数失点は未だにない状況だ。 あとは川崎Fらしさをどこまで出していけるか。耐える展開でも焦れない強さを持つことができれば、自ずと上位に居続けることになるだろう。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:山口瑠伊 DF:佐々木旭、高井幸大、丸山祐市、三浦颯太 MF:山本悠樹、河原創 MF:伊藤達哉、脇坂泰斗、マルシーニョ FW:山田新 監督:長谷部茂利 <h3>◆良くない流れを断ち切りたい【湘南ベルマーレ】</h3> 開幕3連勝と最高のスタートを切って首位にも立った湘南だったが、その後は4戦未勝利。そして前節は昇格組の清水エスパルスにアウェイで敗れ、ついに連敗を喫した。 3勝2分け2敗とまだ勝ち越している状況だが、チームとして良い状態とは言えない。停滞感が出てきた中で、しっかりと踏み留まることができなければ、いつもの光景を見ることになる可能性さえある状況だ。 清水戦では全く良いところがなかった湘南。短い期間で大幅な修正をすることはできないが、チームが求めているサッカーをしっかりやれれば結果は出るはずだ。 ある程度戦うことができるが故に、がむしゃらさに少し欠けているチーム。1つ結果が出ればガラッと変わりそうだが、ドツボにハマることだけは避けたい。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:上福元直人 DF:鈴木雄斗、キム・ミンテ、鈴木淳之介 MF:藤井智也、奥野耕平、畑大雅 MF:小野瀬康介、奥埜博亮 FW:鈴木章斗、福田翔生 監督:山口智 2025.04.02 16:40 Wed
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元川崎F主砲レアンドロ・ダミアンが再び等々力のピッチに! 髭ポースならずも「自分のプレーを見て思い出してくれたかなと」

かつての川崎フロンターレで主砲として活躍した元ブラジル代表ストライカーが等々力に舞い戻った。 川崎Fひと筋で現役キャリアを築き、日本代表としても活躍した中村憲剛氏の引退試合が14日に『明治安田 presents 中村憲剛 引退試合』と銘打たれ、Uvance とどろきスタジアム by Fujitsuで開催。前後半をJAPANフレンズ、KAWASAKIフレンズで分けての試合は川崎Fの企画力も存分に散りばめられ、2万2014人の観客を盛り上げた。 縁のあるメンバーがズラリと集結したこの試合に昨季まで川崎Fで5シーズンを過ごしたFWレアンドロ・ダミアンも参加。もちろん、KAWASAKIフレンズの一員としてプレーし、ヒールリフトなどでサポーターをどよめかせた。 「本当にいい時間だった。ここでタイトルを獲ったのも、自分がいたときのことも思い出しながらプレーしたし、憲剛さんのこういう素晴らしい瞬間に立ち会えたのを嬉しく思う」 そう感慨深く振り返った35歳FWはここ等々力でJ1連覇だけでなく、2度の天皇杯優勝にルヴァンカップのタイトルにも貢献。個人としても2021年に得点王、ベストイレブン、最優秀選手賞の3冠に輝いたりといい時期を過ごした。 今回は中村氏の引退試合に参加するためのものだったが、「いい思い出がたくさんあるし、家族も幸せな時間を過ごしたときだった。いい思い出だね」と懐かしさが込み上げたようだ。 久々にゴールを決め、父親をオマージュした髭ポーズを披露したいところだったが、それは叶わず。それでも、「自分のプレーを見て思い出してくれたかなと思うし、それだけで十分」と満足感を示す。 そんなレアンドロ・ダミアンは川崎Fを退団後、コリチーバ入りで母国ブラジルに復帰。だが、今夏に退団し、フリーが続く。去就が注目どころだが、「家族と色々話してみて、自分たちにとって何がいいのかを模索しながら考えていきたい」と述べるにとどまった。 2024.12.14 22:00 Sat

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