アルゼンチンの五輪メンバー決定! OA枠にルジ、オタメンディ、アルバレス

2024.07.03 11:55 Wed
五輪アルゼンチン代表に招集のフリアン・アルバレス
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五輪アルゼンチン代表に招集のフリアン・アルバレス
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は2日、パリ・オリンピックに臨むU-23同国代表メンバー18名を発表した。

この世代を率いるハビエル・マスチェラーノ監督は同世代の注目株と目されるティアゴ・アルマダらを呼んだ一方で、アレハンドロ・ガルナチョエンソ・フェルナンデスらの招集が叶わず。
そのなかで、リオネル・メッシの名も挙がる注目のオーバーエイジ枠でそれぞれコパ・アメリカとユーロにも参戦中のヘロニモ・ルジニコラス・オタメンディフリアン・アルバレスを選出した。

ちなみに、バックアップメンバーはフェルナンド・レドンドの息子であるフェデリコ・レドンドをはじめ、ファブリシオ・イアコビッチアーロン・キロス、フアン・イグナシオ・ナルドーニの顔ぶれとなっている。

2008年の北京大会以来となる優勝を目指すアルゼンチンはグループステージでB組に入り、モロッコ、イラク、ウクライナと対戦する。
◆メンバー一覧 ※=オーバーエイジ
GK
レアンドロ・ブレイ(ボカ・ジュニアーズ)
ヘロニモ・ルジ(アヤックス/オランダ) ※

DF
ブルーノ・アミオネ(サントス・ラグナ/メキシコ)
マルコ・ディ・チェーザレ(ラシン・クラブ)
ホアキン・ガルシア(ベレス・サルスフィエルド)
ゴンサロ・ルハン(サン・ロレンソ)
ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル) ※
フリオ・ソレール(ラヌース)

MF
エセキエル・フェルナンデス(ボカ・ジュニアーズ)
サンティアゴ・エッセ(オリンピアコス/ギリシャ)
クリスティアン・メディーナ(ボカ・ジュニアーズ)
ケビン・ゼノン(ボカ・ジュニアーズ)

FW
ティアゴ・アルマダ(アトランタ ユナイテッドFC/アメリカ)
フリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ/イングランド) ※
ルーカス・ベルトラン(フィオレンティーナ/イタリア)
クラウディオ・エチェヴェリ(リーベルプレート)
ルチアーノ・ゴンドウ(アルヘンティノス・ジュニアーズ)
ジュリアーノ・シメオネ(アトレティコ・マドリー/スペイン)

◆バックアップメンバー
GK
ファブリシオ・イアコビッチ(エストゥディアンテス)

DF
アーロン・キロス(バンフィエルド)

MF
フアン・ナルドーニ(ラシン・クラブ)
フェデリコ・レドンド(インテル・マイアミ/アメリカ)

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パリ・オリンピックを開催するフランス。自国開催となるU-23フランス代表メンバーをティエリ・アンリ監督が発表した。 フランスサッカー連盟(FFF)は6月3日にパリ・オリンピックに向けた候補メンバ-25名を発表。キャンプを行っていく中で、多くの選手の入れ替えが起こり、期限の前に22名にまで絞られていた。 当初の候補からは、移籍の可能性があるDFレニー・ヨロ(リール)やMFウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン)、FWブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)、FWマティス・テル(バイエルン)、ユベントスへと移籍予定のMFケフラン・テュラム(ニース)などが外れていた中、パラグアイ戦を前にアンリ監督は予備登録メンバーとなる4名を決定した。 予備登録に回るのは、GKテオ・ド・ペルサン(オセール)、DFクリスラン・マツィマ(モナコ)、MFレスリー・ウゴチュク(チェルシー)、MFアンディ・ディウフ(RCランス)の4名となった。 なお、オーバーエイジはFWアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)とFWジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)の2人。ベテランながら、2023-24シーズンは両者共にゴールを量産していた。ラカゼットはチームキャプテンにもなる。 フランスはパラグアイ、ドミニカ、日本とパリ五輪前に親善試合を開催。その後、本大会に臨むこととなる。 <span class="paragraph-subtitle">◆U-23フランス代表 パリ五輪メンバー18名</span> GK ギヨーム・レスト(トゥールーズ) オベド・エンカンバディオ(パリFC) DF ロイク・バデ(セビージャ/スペイン) ブラッドリー・ロコ(ブレスト) スングトゥ・マガサ(モナコ) カステロ・ルケバ(RBライプツィヒ/ドイツ) キリアン・シディリア(フライブルク/ドイツ) アドリエン・トリュフォー(スタッド・レンヌ) MF マグネス・アクリウシェ(モナコ) ジョリス・ショタール(モンペリエ) デジレ・ドゥエ(スタッド・レンヌ) クアディオ・マヌ・コネ(ボルシアMG) エンツォ・ミロ(シュツットガルト/ドイツ) FW ラヤン・シェルキ(リヨン) アルノー・カリムエンド(スタッド・レンヌ) アレクサンドル・ラカゼット(リヨン)※ ジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)※ マイケル・オリーズ(クリスタル・パレス) ◆予備登録メンバー GK テオ・ド・ペルサン(オセール) DF クリスラン・マツィマ(モナコ) MF レスリー・ウゴチュク(チェルシー/イングランド) アンディ・ディウフ(RCランス) 2024.07.04 23:58 Thu
4日、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバー18名が発表された。 大岩剛監督が選手を1人ずつ読み上げていくスタイルで行われたメンバー発表。GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)やMF松木玖生(FC東京)らが招集されなかったことが話題となった。 また、オーバーエイジ(OA)も2008年の北京オリンピック以来使用せず、U-23のチームで臨むこととなった日本。予てからオリンピックには招集の拘束力が各協会にはなく、クラブの意向が重視されるため、海外組の招集は高いハードルとなることが予想されており、その通りの結果となった。 スペインでもそのことが話題に。レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英は実はパリ・オリンピック世代。すでに東京オリンピックを経験しており、A代表の常連でもあることから、金メダル獲得に向けては大きな戦力になるとみなされていた一方で、招集の難しさも予想されていた。 スペイン『ムンド・デポルティーボ』は久保のパリ五輪不参加をピックアップ。「予想されていたことだが、正式に決まり、非常に嬉しいニュース」と伝えた。 ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、久保のパリ・オリンピック行きについては容認しない方向性をすでに示しており、5月に来日した際にもパリ・オリンピック行きはなくなったと発言があった。 当然、日本サッカー協会(JFA)としては招集に可能性を見出したかったが、それは叶わず。ただ、ソシエダにとっては、新シーズンに向けて大きなニュースとなった。 ソシエダが拒否した理由は2つ。1つは、2023-24シーズンは稼働が多かったということ。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグに加え、日本代表としての活動とアジアカップも戦った。多くの試合をこなした久保は、シーズン終盤にケガもあり、コンディションを落としていた。その二の舞は避けたかったということだろう。 そしてもう1つは、新シーズンに向けてソシエダで調整させたいということ。今回招集されなかったことで、9月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選までは、クラブ以外の活動がなくなり、プレシーズンからしっかり準備が可能になるということだ。 なお、久保以外にもMF鈴木唯人(ブレンビー)は招集できておらず、同様の理由と見られており、前述の鈴木や松木も同様の理由と見られている。OAが呼べなかった理由も想像に難くないが、今後も日本のアンダー世代は制限を受けることが増えそうだ。 2024.07.04 15:32 Thu
日本サッカー協会(JFA)は7月3日に都内で会見を開き、24日から始まるパリ五輪男子サッカーのU-23日本代表18名と、バックアップメンバー4名を発表した。大岩剛監督が1人ずつ名前を読み上げた18名は以下の通り。 GK/小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、野澤大志ブランドン(FC東京) DF/関根大輝(柏)、半田陸(G大阪)、大畑歩夢(浦和)、高井幸大(川崎F)、木村誠二(鳥栖)、西尾隆矢(C大阪) MF/藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、山本理仁(シント=トロイデン)、川崎颯太(京都)、三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)、荒木遼太郎(FC東京) FW/平川悠(町田)、佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン)、斉藤光毅(ロンメル)、藤尾翔太(町田)、細谷真大(柏) バックアップメンバーはGK/佐々木雅士(柏)、DF/鈴木海音(磐田)、MF/山田楓喜(東京V)、佐野航大(NECナイメヘン)。バックアップメンバーは18名にケガか体調不良があった場合、初戦の24時間前までメンバーの入れ替えは可能で、その後の変更・追加はできない。またU-19日本代表を中心に5名ほどのトレーニングパートナーを帯同させる予定でいる。 当初、大岩監督はOA枠の選手の招集を明言していた。特にCB陣は不安視されていただけに、板倉滉、町田浩樹、谷口彰悟に加えて遠藤航らの名前があがっていた。しかし、以前から山本昌邦NTDが繰り返し言っていたように、「選手の意思、クラブとの交渉もあり、移籍すると移籍先とも交渉しないといけない。監督が代われば監督とも交渉しないといけない。OA枠だけでなく久保建英や鈴木唯人も招集できなかった。困難な状況に置かれている」と海外組の招集の難しさに理解を求めた。 同様の理由で、当初はメンバー入りが濃厚と思われていたGK鈴木彩艶とMF松木玖生も移籍のため招集外となった。松木に関してはメンバー外になった理由を出身地の北海道新聞の記者が質問した。これに対し大岩監督は「選ばれていない個人の選手についてのコメントは遠慮したい。コンディションに問題があるわけではない」と述べるに止めた。しかし山本NTDが「移籍の可能性がある。オリンピックに招集するための確約がとれなかった」と舞台裏を明かした。 GKに関しては、U-23アジアカップで大活躍した小久保玲央ブライアンに加え、野澤大志ブランドンもFC東京で出場機会を増やすことで急成長しているため、2人がいれば十分だろう。痛いのは、荒木の今シーズンの躍進は松木とのコンビプレーがあったことだ。荒木がバイタルエリアに下がれば松木がトップに上がるなど、2人の補完関係がFC東京の躍進につながっている。ただ移籍話が浮上しているのであればやむを得ないだろう。 OA枠に関しては、板倉や町田、遠藤が使えればよかったが、中途半端なOA枠なら使わない方がいいといいうのが持論である。過去にOA枠を使わなかったのは96年アトランタ五輪と08年北京五輪で、いずれもグループリーグで敗退している。とはいえOA枠を使った04年アテネ五輪と16年リオ五輪もグループリーグで敗退しているため、OA枠の使用の有無が勝敗に影響を及ぼすとは限らない。 海外組の移籍の有無に加え、9月5日からは北中米W杯のアジア3次予選がスタートする。久保を含めて日本代表の主力はこちらに備える意味でも五輪を回避したのだろう。9月といえばシーズンが始まったばかり。コンディションもけして万全ではないはず。ヨーロッパから日本に戻って、蒸し暑さが残るなかでのホーム中国戦。そして翌週はバーレーンに飛んでのアウェー戦である。 前回カタールW杯予選でも初戦のホーム・オマーン戦に敗れ、第3戦のアウェー・サウジアラビア戦も落とした苦い経験がある。このため今回は第2戦のバーレーン戦と、またもや第3戦に組まれたアウェー・サウジアラビア戦が序盤の“ヤマ場”となるだろう。そうであるなら、いっそ五輪でOA枠を使わないという選択肢があってもいいと思う次第である。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカな 2024.07.04 14:30 Thu

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アルゼンチンの五輪メンバー決定! OA枠にルジ、オタメンディ、アルバレス

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は2日、パリ・オリンピックに臨むU-23同国代表メンバー18名を発表した。 この世代を率いるハビエル・マスチェラーノ監督は同世代の注目株と目されるティアゴ・アルマダらを呼んだ一方で、アレハンドロ・ガルナチョやエンソ・フェルナンデスらの招集が叶わず。 そのなかで、リオネル・メッシの名も挙がる注目のオーバーエイジ枠でそれぞれコパ・アメリカとユーロにも参戦中のヘロニモ・ルジ、ニコラス・オタメンディ、フリアン・アルバレスを選出した。 ちなみに、バックアップメンバーはフェルナンド・レドンドの息子であるフェデリコ・レドンドをはじめ、ファブリシオ・イアコビッチ、アーロン・キロス、フアン・イグナシオ・ナルドーニの顔ぶれとなっている。 2008年の北京大会以来となる優勝を目指すアルゼンチンはグループステージでB組に入り、モロッコ、イラク、ウクライナと対戦する。 ◆メンバー一覧 ※=オーバーエイジ GK レアンドロ・ブレイ(ボカ・ジュニアーズ) ヘロニモ・ルジ(アヤックス/オランダ) ※ DF ブルーノ・アミオネ(サントス・ラグナ/メキシコ) マルコ・ディ・チェーザレ(ラシン・クラブ) ホアキン・ガルシア(ベレス・サルスフィエルド) ゴンサロ・ルハン(サン・ロレンソ) ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル) ※ フリオ・ソレール(ラヌース) MF エセキエル・フェルナンデス(ボカ・ジュニアーズ) サンティアゴ・エッセ(オリンピアコス/ギリシャ) クリスティアン・メディーナ(ボカ・ジュニアーズ) ケビン・ゼノン(ボカ・ジュニアーズ) FW ティアゴ・アルマダ(アトランタ ユナイテッドFC/アメリカ) フリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ/イングランド) ※ ルーカス・ベルトラン(フィオレンティーナ/イタリア) クラウディオ・エチェヴェリ(リーベルプレート) ルチアーノ・ゴンドウ(アルヘンティノス・ジュニアーズ) ジュリアーノ・シメオネ(アトレティコ・マドリー/スペイン) ◆バックアップメンバー GK ファブリシオ・イアコビッチ(エストゥディアンテス) DF アーロン・キロス(バンフィエルド) MF フアン・ナルドーニ(ラシン・クラブ) フェデリコ・レドンド(インテル・マイアミ/アメリカ) 2024.07.03 11:55 Wed
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36歳メッシ、16年前に金メダルを獲得したマスチェラーノとのパリ五輪での共闘はなし「全てに出場できる年齢ではない」

インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、パリ・オリンピック出場について言及した。 今シーズンはメジャーリーグ・サッカー(MLS)で12試合12ゴール9アシストと驚異的な数字を残しているメッシ。現在はコパ・アメリカに参加するためチームを離れ、アルゼンチン代表として連覇を目指す戦いに挑む。 一方で、7月からはパリ・オリンピックが開幕。アルゼンチンも出場し、2008年の北京オリンピック以来の金メダルを目指して戦うことになる。 指揮を執るのはバルセロナやアルゼンチン代表でチームメイトだったハビエル・マスチェラーノ監督。よく知る間柄だけに、メッシのパリ・オリンピック出場にも期待がかかったが、アルゼンチン『ESPN』でのインタビューで、出場はないとコメント。マスチェラーノ監督も理解していたと明かした。 「マスチェラーノと話したが、実際のところ、お互いに理解していたんだ」 「今はコパ・アメリカに出場するし、(オリンピックを考えるのは)難しい。2、3カ月続けてクラブにいないことになるし、何よりも僕は全てに出場できる年齢ではない。慎重に選ぶ必要があるし、2つの大会を続けてプレーするのは無理がある」 36歳のメッシにとって、国を代表して2つの大会を続けて出場するのはフィジカル面を考えても難しいはずだ。 マスチェラーノ監督は、2004年のアテネ・オリンピックで金メダルを獲得。2008年の北京オリンピックにはオーバーエイジ(OA)としてメッシやセルヒオ・アグエロらと共に金メダルを獲得した。 メッシにとっては非常に良い思い出になっているようで、オリンピックの特別な位置付けについても語った。 「オリンピックに出場し、マスチェと一緒に優勝できたことは幸運だった。サッカーのレベルで素晴らしい経験だった。オリンピック、U-20と忘れられない思い出だよ」 「幸運にも、あれだけの経験を積むことができたのは素晴らしいことだ。オリンピックは特別なもので、参加する選手たちが僕と同じように楽しんでくれることを願っている。オリンピックは特別なもので、他の何とも違うんだ」 2024.06.13 11:30 Thu
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五輪3連覇目指したブラジルがまさかの予選敗退! アルゼンチンに屈して出場を逃す…南米はパラグアイとアルゼンチンが出場【パリ五輪2024】

11日、パリ・オリンピックの南米予選に当たるCONMEBOLプレオリンピックトーナメントの最終戦が行われた。 グループステージを突破した4カ国が出場枠の2枠を争って総当たりのリーグ戦で戦う状況。2試合を終えて、パラグアイ代表(勝ち点4)、ブラジル代表(勝ち点3)、アルゼンチン代表(勝ち点2)、ベネズエラ代表(勝ち点1)という状況で最終節を迎えた。 最終節は首位のパラグアイと最下位のベネズエラ、2位のブラジルと3位のアルゼンチンの対戦となり、どのチームにも出場権獲得の可能性が残っている状況だった。 ◆順位表(第2節終了時点) 1位 パラグアイ 勝ち点4/+1 2位 ブラジル 勝ち点3/±0 —本大会出場ライン— 3位 アルゼンチン 勝ち点2/±0 4位 ベネズエラ 勝ち点1/-1 2位のブラジルと3位のアルゼンチンの対決。どちらかは確実に予選敗退となる一戦。五輪連覇中のブラジルとしては、ここで負けるわけにはいかない一戦となった。 来季からレアル・マドリー入りが決まっているFWエンドリッキらが先発したブラジルは引き分けでも2位通過の可能性。3位のアルゼンチンはブライトン&ホーヴ・アルビオンのDFバレンティン・バルコらが先発し、勝利しなければいけない状況だった。 試合は最初にアルゼンチンがチャンス。16分、ボックス手前でFKを獲得すると、チアゴ・アルマダが直接狙うも、右ポストを直撃。ゴールとはならない。 ブラジルは19分に、ボックス手前からアレシャンデルが左足ミドル。しかり、これはゴール左にわずかに外れていく。 互いに一進一退の攻防が続く中、前半はアルゼンチンが押し込む展開で終了。後半に入っても積極的にシュートを放っていくのはアルゼンチン。ブラジルはカウンターから61分にビッグチャンス。ゴール前で混戦となるが、ガブリエウ・ペックがボックス内中央からシュートを放つが、これはGKがしっかりとセーブしてゴールを許さない。 ブラジルが押し込む時間帯でゴールを奪えないでいると、再びアルゼンチンのペースに。すると迎えた78分、左サイドからのバレンティン・バルコのクロスをボックス内でルシアーノ・ゴンドウが豪快ヘッド。これがネットを揺らし、アルゼンチンが待望の先制点を奪う。 このまま終了すればアルゼンチンはパリ五輪出場決定。一方で、五輪3連覇を目指しながらも予選敗退の危機となるブラジルは猛攻を仕掛けるが、アルゼンチンは最後まで攻撃を仕掛けていきブラジルに主導権を渡さず。ハビエル・マスチェラーノ監督率いるアルゼンチンが逆転でのパリ五輪出場を決定。対するブラジルは、3連覇を目指した中、出場すら叶わない状況に終わった。 また、もう1試合のパラグアイvsベネズエラは、2-0でパラグアイが勝利。これにより、パラグアイは5大会ぶり3回目、アルゼンチンは3大会連続10回目の五輪出場が決定した。 ブラジル代表 0-1 アルゼンチン代表 【得点者】 0-1:78分 ルシアーノ・ゴンドウ(アルゼンチン) パラグアイ代表 2-0 ベネズエラ代表 【得点者】 1-0:48分 ディエゴ・ゴメス(パラグアイ)[PK] 2-0:75分 マルセロ・ペレス(パラグアイ) ◆順位表(最終結果) 1位 パラグアイ 勝ち点7/+3 2位 アルゼンチン 勝ち点5/+1 —本大会出場ライン— 3位 ブラジル 勝ち点3/-1 4位 ベネズエラ 勝ち点1/-3 <span class="paragraph-title">【動画】アルゼンチンがブラジルを撃破する値千金の豪快ヘッド!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="szTBquox8Bg";var video_start = 433;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.12 13:47 Mon
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パリ五輪に向けたU-23アルゼンチン代表候補が発表…バレラやアルマダ、G・シメオネらが招集

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は3日、パリ・オリンピックに向けたU-23アルゼンチン代表候補メンバー23名を発表した。 ハビエル・マスチェラーノ監督の下、2008年北京オリンピック以来、通算3度目の金メダル獲得を目指すアルゼンチン。今回はU-23パラグアイ代表との親善試合を含め本大会に向けた候補メンバーが発表された。 同世代の目玉選手であるMFエンソ・フェルナンデス(チェルシー)と、FWアレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド)はコパ・アメリカ参戦もあり、今回のタイミングではメンバーに名を連ねず。 また、最大3名のオーバーエイジではGKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)、DFニコラス・オタメンディ(ベンフィカ)、FWフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)が有力視されているが、今回は招集されていない。 そういった中、今回のメンバーではアラン・バレラ、ティアゴ・アルマダ、クラウディオ・エチェベリ、ルーカス・ベルトラン、ジュリアーノ・シメオネらが中心を担うことになる。 なお、パリ五輪でグループBに入ったアルゼンチンはモロッコ、ウクライナ、イラクと対戦する。 ◆U-23アルゼンチン代表候補メンバー GK レアンドロ・ブレイ(ボカ・ジュニアーズ) ファブリシオ・イアコビッチ(エストゥディアンテス) DF マルコ・ディ・チェーザレ(ラシン) ブルーノ・アミオネ(サントス・ラグナ/メキシコ) ルーカス・エスキベル(アトレチコ・パラナエンセ/ブラジル) ゴンサロ・ルハン(サン・ロレンソ) ケビン・ロモナコ(ティグレ/メキシコ) ホアキン・ガルシア(ベレス・サルスフィエルド) ティアゴ・フェルナンデス(ベレス・サルスフィエルド) ダミアン・フェルナンデス(ベレス・サルスフィエルド) MF ケビン・セノン(ボカ・ジュニアーズ) エセキエル・フェルナンデス(ボカ・ジュニアーズ) クリスティアン・メディーナ(ボカ・ジュニアーズ) フアン・ナルドーニ(ラシン) アラン・バレラ(ポルト/ポルトガル) サンティアゴ・エッセ(オリンピアコス/ギリシャ) ティアゴ・アルマダ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) FW パブロ・ソラーリ(リーベル・プレート) クラウディオ・エチェベリ(リーベル・プレート) ルチアーノ・ゴンドウ(アルヘンティノス・ジュニアーズ) ルーカス・ベルトラン(フィオレンティーナ/イタリア) サンティアゴ・カストロ(ボローニャ/イタリア) ジュリアーノ・シメオネ(アラベス/スペイン) 2024.06.04 14:05 Tue
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鼠蹊部手術でコパ・アメリカに照準のエンソ・フェルナンデス…パリ五輪も?「ぜひ行きたい」

チェルシーのアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスがケガについて語った。 鼠蹊部の負傷で4月後半から離脱、シーズンアウトのエンソ。コパ・アメリカ2024へ出場するために手術を選んだなか、アルゼンチン『DSPORTS』のインタビューで痛みに悩まされてきたこれまでを振り返った。 「だいたい8カ月くらい、痛みで注射を打ちながらプレーしてきた。手術を受ける決断が最善だったと信じたい。チームに害を与えていたからね…。そんな自分はもう嫌だった」 「大丈夫だよ。今はリラックスしてる。日に日に良くなっていて、コパ・アメリカが待ち遠しい。すでに身体を動かしているし、回復も至って順調さ。コパ・アメリカは初めての大会だから、とっても楽しみだ」 今夏は6月中旬〜7月中旬に欧州でユーロ2024、南米でコパ・アメリカ2024が開催される一方、7月末からパリ五輪も。U-23アルゼンチン代表も順当にパリ行きを決めており、2001年生まれで23歳のエンソも出場可能。 「チェルシー次第だし、まだ話してもない。でも僕が五輪へ行く可能性はあるらしい。ぜひ行きたい。マスチェラーノについて行きたい」 『DSPORTS』によると、U-23アルゼンチン代表のハビエル・マスチェラーノ監督が、“ボランチの後輩”でもあるエンソを高く評価し、本大会招集を検討中。水面下でチェルシー側に打診する可能性が高いとみられている。 2024.05.15 13:30 Wed

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U-23アルゼンチン代表の主将兼エース、米国MLSからブラジル1部に移籍へ…欧州上陸見据えた交渉が成立目前か

アトランタ・ユナイテッドのアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(23)がボタフォゴに移籍へ。ブラジル『グローボ』が伝えている。 メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタに所属するティアゴ・アルマダ。カタールW杯優勝メンバーとなったことで「現役MLS選手で史上初のW杯優勝戦士」にもなった23歳だ。 すでにアルゼンチンA代表の常連で、今年3月には初ゴールもマーク。一方、パリ五輪に出場するU-23代表のエース兼キャプテンであり、昨秋の国際親善試合・U-23日本代表戦で来日も。よって現在開催中のコパ・アメリカ2024には帯同していない。 米国国内ではMLSトップ・オブ・トップの選手として認識され、早ければ今夏の欧州上陸が確実視されてきたなか、どうやら「イーグル・フットボール」が保有するブラジル1部・ボタフォゴへの完全移籍が近づいているとのこと。 アトランタとボタフォゴは移籍金1億800万レアル(約31.9億円)で口頭合意に達しており、すでに交渉成立は確実。パリ五輪前に全てがまとまる可能性もあるようだ。 ボタフォゴを保有する「イーグル・フットボール」は米国の投資会社で、欧州ではリヨンを保有し、クリスタル・パレスの共同オーナーも。 アルゼンチン代表の未来を担う23歳ティアゴ・アルマダにとって、ボタフォゴは“経由地点”。遅かれ早かれボタフォゴから欧州へ上陸する前提での移籍になるとみられている。 2024.06.25 14:10 Tue

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