ユーロ得点ランクトップを走るジョージア代表FWミカウタゼの価値が高騰…フランス国内で争奪戦に

2024.06.28 22:05 Fri
フランス国内で注目集まるミカウタゼ
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フランス国内で注目集まるミカウタゼ
メスジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼ(23)の評価がフランス国内で高まっている。フランス『フットメルカート』が報じた。

現在ユーロ2024に参戦中のミカウタゼ。グループF初戦のトルコ代表戦で一時同点とするゴールを決めると、第2節のチェコ代表戦と第3節のポルトガル代表戦ではそれぞれPKから得点。ポルトガル戦ではFWクヴィチャ・クワラツヘリアの先制点もアシストした。

ユーロの得点ランキングでトップに立ち、ジョージアを史上初の決勝トーナメント進出へと導いたアタッカーは、2023-24シーズン後半戦でも躍動。アヤックス移籍が失敗に終わり、1月にレンタル移籍でメスへ戻ると、その後の半年で20試合13ゴール4アシストの成績を残した。
奮闘むなしくリーグ・ドゥへ降格したメスだが、5月下旬にミカウタゼの買い取りオプションを行使。その時点で評価は上がっていたものの、ユーロでの活躍で市場価値は2000万ユーロ(約34億4000万円)以上に達したという。

そんなミカウタゼにはスタッド・レンヌRCランスリヨンマルセイユが関心。退団が決まった元フランス代表FWウィサム・ベン・イェデル(33)の後釜を探すモナコは早くから獲得に動いているが、いずれも個人間合意やクラブ間合意には達していないという。
一方のミカウタゼは、リーグ・アン残留を希望。「将来のクラブに関して決断した」ともコメントしたようだが、争奪戦を制するのはどのクラブになるのだろうか。

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シント=トロイデンの日本代表GKシュミット・ダニエル(31)の移籍先は、メスではなくなったようだ。 日本代表、そしてシント=トロイデンで守護神を務めるシュミット・ダニエルは、2019年7月にベガルタ仙台から完全移籍で加入した。 在籍5シーズン目を迎えている中、これまで公式戦114試合に出場し35試合でクリーンシートを達成。今シーズンも開幕から4試合連続でゴールを守っている。 一方で、今夏の移籍市場ではステップアップを目指してると長らく伝えられており、トルステン・フィンク監督も移籍の可能性を認めていた。 そのシュミット・ダニエルは、かつてGK川島永嗣も所属したメスへの移籍が報じられていたが、フランス『レキップ』によれば行き先はメスではないという。 シュミット・ダニエルに関心を持っているのは、同じリーグ・アンのロリアンとのことだ。 メスは獲得を望んでいたものの、リードしているのはロリアンとのこと。シント=トロイデンはシュミット・ダニエルの移籍に備えて、浦和レッズからU-22日本代表GK鈴木彩艶をレンタル移籍で獲得しており、デビューを果たしている。 人員整理も必要であり、シュミット・ダニエルには移籍してもらいたい状況。50〜100万ユーロ(約8000万〜1億6000万円)で売却することになるようだ。 2023.08.31 12:53 Thu
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15歳でセネガル代表最年少デビューの神童FWはメス移籍へ

セネガルに現れた超新星の新天地はフランスのメスとなるようだ。 現在、セネガル国内で新たな神童として注目を集めているのが、15歳のFWアマラ・ディウフだ。 今月9日に行われたルワンダ代表戦で15歳と94日でのA代表最年少デビューを飾り、そのパフォーマンスが大きな称賛を浴びた。 174cmの左ウイングを主戦場とする右利きのアタッカーは、爆発的なスピードとアジリティ、テクニックを生かしたドリブル突破を最大の特長とするが、若さに似つかわしくないアタッキングサードでのプレー精度、創造性を兼ね備える総合力の高さが光る。 現在、首都ダカールに本拠地を置くジェネレーション・フット・アカデミーに在籍しており、同クラブでキャリア初期を過ごしたFWサディオ・マネに続くビッグタレントとして早くも注目を集める。 そして、A代表に先んじて飛び級でプレーするU-17セネガル代表でも10試合8ゴールと決定的な仕事を果たす逸材に関しては、バルセロナとマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルがすでにスカウトを派遣していた。 しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、その新天地は今シーズンからリーグ・アンに復帰したメスになるという。 メスは個人間、クラブ間でも合意を取り付けており、ひとまずはユース年代のチームでプレーすることになるようだ。 なお、新天地となるメスは、トッテナムで活躍するMFパプ・サールといったセネガル人選手を多く輩出しており、ディウフにとってヨーロッパでのキャリアをスタートするには適したクラブと言えるはずだ。 2023.09.12 07:00 Tue

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