モンツァの新指揮官はネスタ氏に? ガッリアーニCEOとミラン時代以来の共闘へ
2024.06.06 23:47 Thu
モンツァ行きが濃厚となったネスタ氏
モンツァが新監督に、元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタ氏(48)を迎えることになるようだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。
4日、モンツァを2年連続のセリエA残留に導いたラッファエレ・パッラディーノ監督(40)のフィオレンティーナ指揮官就任が決定。アドリアーノ・ガッリアーニCEO(最高経営責任者)は予てから引き抜きに備えており、数名の候補者を挙げていた。
そのうちの1人がエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)だったが、イゴール・トゥドール監督(46)と袂を分かったラツィオ行きが濃厚に。ガッリアーニCEOはミラン時代から旧知の仲にあるネスタ氏に狙いを定めたという。なお、契約期間は1年で、1年の契約延長オプションが付帯するとのこと。合意はまもなくと見られている。
2015年に現役を引退したネスタ氏は、アメリカのマイアミFCで監督業をスタートし、ペルージャ、フロジノーネを経て、今シーズンからレッジャーナを指揮。セリエBで12位に終わっていた。
レッジャーナとネスタ氏の契約は今シーズン限り。セリエB残留を果たした場合は延長オプションが行使される条項が存在したが、モンツァ行きの障害にはならず。レッジャーナのカルメロ・サレルノ会長も、ネスタ氏の去就がもうすぐ決まると話している。
「数日前にガッリアーニに会ったとき、彼は我々を困難に陥れたくないと言っていたが、彼は自らの将来を考えている。今後2、3日で決着すると思うが、セリエAのクラブからの連絡がなければ、彼はここに残るだろう」
わずかな期待を持ちつつも、セリエAからの誘いは断らないだろうと考えているサレルノ会長。ミラン時代以来のネスタ氏とガッリアーニ会長とのタッグがモンツァで見られることになりそうだ。
4日、モンツァを2年連続のセリエA残留に導いたラッファエレ・パッラディーノ監督(40)のフィオレンティーナ指揮官就任が決定。アドリアーノ・ガッリアーニCEO(最高経営責任者)は予てから引き抜きに備えており、数名の候補者を挙げていた。
そのうちの1人がエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)だったが、イゴール・トゥドール監督(46)と袂を分かったラツィオ行きが濃厚に。ガッリアーニCEOはミラン時代から旧知の仲にあるネスタ氏に狙いを定めたという。なお、契約期間は1年で、1年の契約延長オプションが付帯するとのこと。合意はまもなくと見られている。
レッジャーナとネスタ氏の契約は今シーズン限り。セリエB残留を果たした場合は延長オプションが行使される条項が存在したが、モンツァ行きの障害にはならず。レッジャーナのカルメロ・サレルノ会長も、ネスタ氏の去就がもうすぐ決まると話している。
「セリエAではまだベンチが空いているし、彼は準備ができているように見える。モンツァ? 彼はその気だが、私はラツィオからの話も聞いている」
「数日前にガッリアーニに会ったとき、彼は我々を困難に陥れたくないと言っていたが、彼は自らの将来を考えている。今後2、3日で決着すると思うが、セリエAのクラブからの連絡がなければ、彼はここに残るだろう」
わずかな期待を持ちつつも、セリエAからの誘いは断らないだろうと考えているサレルノ会長。ミラン時代以来のネスタ氏とガッリアーニ会長とのタッグがモンツァで見られることになりそうだ。
アレッサンドロ・ネスタの関連記事
モンツァの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
アレッサンドロ・ネスタの人気記事ランキング
1
稀代の名手アレッサンドロ・ネスタ、セリエAでの初指揮へ意欲「そうなる運命だった」
モンツァのアレッサンドロ・ネスタ新監督が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で自身初となるセリエAでの指揮へ意気込んだ。 カルチョの黄金期を彩った名センターバック、アレッサンドロ・ネスタ。時は流れて現在48歳…マイアミFC、ペルージャ、フロジノーネ、レッジャーナときて、今季からキャリア初となるセリエAでの指揮、舞台はモンツァだ。 昨季終了からほどなくして「モンツァがネスタを招へいへ?」と報じられていたが、当初は寝耳に水だったとのこと。 年の差あれど盟友と言って差し支えのないアドリアーノ・ガッリアーニCEOから電話がきたのは、報道が出たあとだったそうだ。 「たかがゴシップだと思っていて、全く意に介してなかった。それがガッリアーニから電話がきて、いきなり『監督をやってくれ』ってね(笑) でも『そうなる運命だな』とも感じたよ」 来たる1年に向けても意欲。 「私が監督としてセリエAに戻ってこられたのは偶然じゃない、と胸を張って言いたい。現役時代は常に、次の一歩を見据えた準備を怠らない選手だったと自負しているんだ」 「だからこそ、モンツァの未来に対して大きな責任を背負っている。選手に対するアプローチは、私がかつて偉大な指導者たちからしてもらったような“寄り添い”を心がけたい」 「日々学びも大事だ。幸いにも、モンツァには知識も経験も豊富なコーチングスタッフ、バックスタッフが揃っているよ。補強? そうだな、良い選手が獲れるならそれに越したことはないが、現チームですでに満足している」 2024.07.17 20:40 Wed2
2部降格危機モンツァ、ミランU-23チーム主将のケビン・ゼロリ19歳をレンタル獲得…ワレン・ボンド売却の一環で
モンツァが3日、ミランからU-20イタリア代表MFケビン・ゼロリ(19)のレンタル加入を発表。契約期間は今季いっぱいとなり、買い取り条項はないものと伝えられている。 ゼロリはナイジェリア系のセントラルハーフで、ミランには少年時代から在籍。今季序盤戦の1試合を含め、すでに何試合かトップチームを経験しているなか、主戦場のフトゥーロ(セカンドチーム/セリエC)では主将を担う。 年明け以降はトップチームに帯同も、試合出場はなし。そんななか、ミランはマーケット最終日にモンツァからフランス人MFワレン・ボンド(21)を完全移籍で獲得し、その一環として、ゼロリをモンツァへ貸し出すこととなった。 モンツァは今季、指揮官としてトップディビジョン経験の浅いアレッサンドロ・ネスタ監督を招聘したこともまずかったか、セリエAで開幕から低空飛行。ネスタ監督はすでに去ったが、現在最下位と、降格の危機に瀕している。 2025.02.04 14:37 Tue3
今日の誕生日は誰だ! 3月19日は、歴代最高DFの呼び声高い史上最もエレガントなディフェンダー!
◆アレッサンドロ・ネスタ 【Profile】 国籍:イタリア 誕生日:1976/3/19 クラブ:ラツィオ、ミランなど ポジション: DF 身長:187cm ▽『今日の誕生日は誰だ!』本日、3月19日はイタリア代表OBのアレッサンドロ・ネスタ氏だ。 ▽最も“エレガントなディフェンダー”と称えられたネスタ氏は、スピード、高さ、判断力全てにおいて秀でており、同ポジションでのサッカー史上No.1プレーヤーは誰かという議論にも頻繁に名前が挙がる。度々負傷に悩まされたものの、ミランでは多くのタイトル獲得に貢献し、チャンピオンズリーグ優勝を2度、セリエA優勝2度を含む計11度の優勝を経験した。 ▽栄光に彩られているネスタ氏だが、最重要選手としてチームを支えたイタリア代表では再三の不運に見舞われている。1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)では、グループリーグで負傷し決勝トーナメントに出場できず、続く2002年日韓W杯でもGLで負傷。さらに、2006年ドイツW杯ではチームは優勝を成し遂げたものの、当人はまたしてもGLで負傷して決勝トーナメントでの出場が叶うことはなかった。 ▽そんなネスタ氏は選手時代、大のゲーム好きであることも有名だった。中でもサッカーゲーム『ウイニングイレブン』をかなりやり込んでいると噂されており、左手親指の付け根が腱鞘炎になった際には、「ゲームのやり過ぎで悪化した」との報道が現地のゴシップメディアから噴出。本人はこの件について否定しているものの、そういったジョークが成り立つほどゲームへ熱中していたことを表すエピソードといえる。オンライン対戦が普及している昨今、ひょっとしたらネスタ氏とマッチングすることも…? ※誕生日が同じ主な著名人 コロ・トゥーレ(元サッカー選手) エクトル・ベジェリン(サッカー選手/アーセナル) トーマス・ストラコシャ(サッカー選手/ラツィオ) マックス・クルーゼ(サッカー選手/ブレーメン) アレクサンドル・ココリン(サッカー選手/ゼニト) ビリー・シーン(ベーシスト/Mr.Big) ブルース・ウィリス(俳優) いとうせいこう(小説家) ビビアン・スー(タレント) Alex(ミュージシャン/ONE OK ROCK) 宮脇咲良(アイドル/HKT48、AKB48) 犬塚あさな(アイドル/SKE48) 2018.03.19 07:00 Mon4
元伊代表CBラノッキアが34歳で現役引退…モンツァとの契約解消の翌日にスパイク脱ぐ決断
元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキア(34)が現役引退を発表した。 今夏、クラブ史上初のセリエA昇格となったモンツァに加入したラノッキアだが、デビュー2戦目となった先月21日のナポリ戦で足を滑らせて負傷。診断の結果、足首捻挫および腓骨の複雑骨折が判明し、最低3カ月の離脱を余儀なくされていた。 すると、元イタリア代表DFは、受傷から1カ月後となった21日に2年契約を結んでいたモンツァとの契約を双方合意の下で解消していた。 その契約解消から1日後に34歳は自身の公式インスタグラムを通じて、「自分の中でスイッチが切れたようだ。もうフットボールをすることはないと思う」と、唐突に現役引退を発表することになった。 ペルージャやアレッツォの下部組織で育ったラノッキアは、2008年にジェノアへステップアップ。バーリでの武者修行を経て、2010年夏にはインテルに共同保有の形となり、同年末に完全移籍へ移行した。 そのインテルではジェノア、サンプドリア、ハル・シティへのレンタルを挟んだものの、10年以上の在籍で公式戦225試合に出場。2012-13シーズン、2014-15シーズンは主力としてプレーし、一時カピターノを担ったものの、主に控えセンターバックの役割を担った。 また、2010年11月にデビューを飾ったイタリア代表では、ワールドカップやユーロといったメジャー大会の出場は叶わずも、通算21試合に出場していた。 195cmの恵まれた体躯に端正な顔立ち、センターバックとしての総合力の高さから、かつてはアレッサンドロ・ネスタの後継者とも称された大型センターバックだったが、34歳という若さでカルチョの世界を去ることになった。 2022.09.23 06:46 Friモンツァの人気記事ランキング
1
稀代の名手アレッサンドロ・ネスタ、セリエAでの初指揮へ意欲「そうなる運命だった」
モンツァのアレッサンドロ・ネスタ新監督が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で自身初となるセリエAでの指揮へ意気込んだ。 カルチョの黄金期を彩った名センターバック、アレッサンドロ・ネスタ。時は流れて現在48歳…マイアミFC、ペルージャ、フロジノーネ、レッジャーナときて、今季からキャリア初となるセリエAでの指揮、舞台はモンツァだ。 昨季終了からほどなくして「モンツァがネスタを招へいへ?」と報じられていたが、当初は寝耳に水だったとのこと。 年の差あれど盟友と言って差し支えのないアドリアーノ・ガッリアーニCEOから電話がきたのは、報道が出たあとだったそうだ。 「たかがゴシップだと思っていて、全く意に介してなかった。それがガッリアーニから電話がきて、いきなり『監督をやってくれ』ってね(笑) でも『そうなる運命だな』とも感じたよ」 来たる1年に向けても意欲。 「私が監督としてセリエAに戻ってこられたのは偶然じゃない、と胸を張って言いたい。現役時代は常に、次の一歩を見据えた準備を怠らない選手だったと自負しているんだ」 「だからこそ、モンツァの未来に対して大きな責任を背負っている。選手に対するアプローチは、私がかつて偉大な指導者たちからしてもらったような“寄り添い”を心がけたい」 「日々学びも大事だ。幸いにも、モンツァには知識も経験も豊富なコーチングスタッフ、バックスタッフが揃っているよ。補強? そうだな、良い選手が獲れるならそれに越したことはないが、現チームですでに満足している」 2024.07.17 20:40 Wed2
“無所属ステファノ・センシ” 疑いの余地がない実力者に救いの手を差し伸べるのは…
現在所属クラブのない元イタリア代表MFステファノ・センシ(28)に、モンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが救いの手を差し伸べている。イタリア『スカイ』が伝える。 根強いファン人気を誇るセンシ。 サッスオーロで脚光を浴び、23歳でインテル移籍。加入当初は当時新任だったアントニオ・コンテ監督から大きな信頼を寄せられ、攻撃を司る存在として中盤に君臨した。あのとき間違いなく、センシがインテルを背負っていた。 しかし、ケガがちな体質が表面化するのに時間はかからず、離脱を繰り返すように。それは2024年6月の契約満了まで続き、2度のレンタル放出を経て、今年1月にはレスター移籍がイギリス渡航後に破談するという不憫な出来事も。 近年どうしても停滞感が拭えず、ついに所属クラブも無くなったセンシ。 それでも、そこへガッリアーニが救いの手。氏束ねるモンツァは、22-23シーズンにレンタル移籍でセンシを受け入れており、モンツァでのセンシは短い離脱こそあれど、主力として活躍。昇格1年目のチームを中盤から支えた。 ガッリアーニCEOは19日夜、センシとその代理人を招き、夕食を共にする予定とのこと。この場で条件面を協議することがわかっており、フィオレンティーナへの売却がほぼ確実となったMFアンドレア・コルパーニの後釜として、センシを再び受け入れる方針とみられている。 2024.07.19 11:45 Fri3
今季インテル加入の21歳DFパラシオス、最下位モンツァへレンタル移籍
モンツァは29日、インテルからアルゼンチン人DFトマス・パラシオス(21)のレンタル移籍加入を発表した。移籍期間は2024-25シーズン終了までとなる。 パラシオスはU-20アルゼンチン代表歴も持つ左利きの196cmセンターバック。母国アルゼンチンのタジェレスでキャリアをスタートし、インデペンディエンテ・リバダビアへの半年間のレンタル移籍も経験した。 2024年8月に移籍金700万ユーロ(約11億3000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億8000万円)でタジェレスからインテルへ移籍。最終ラインが高齢化の傾向にあるなかでの先行投資となった。 加入後は継続的にベンチ入りし、2024年10月末に行われたセリエA第10節のエンポリ戦で途中出場からインテルデビュー。リーグ戦で2試合、コッパ・イタリアで1試合の出場にとどまっていたなか、セリエA最下位のモンツァで経験を積むことが決まった。 2025.01.29 23:15 Wed4
昇格組モンツァに試練…足滑らせた元イタリア代表DFラノッキアが腓骨骨折、他にも負傷者
セリエAのモンツァは、選手の負傷情報を発表した。 今季からセリエAに昇格したモンツァ。開幕から2試合を終え、2連敗と不安なスタートを切っている。 そんな中、チームに不安がよぎる負傷者が続出している。 まず、アーセナルから完全移籍で獲得したDFパブロ・マリは、開幕戦のトリノ戦にフル出場も21日のナポリ戦は欠場。腹部の外腹斜筋を損傷しているという。 また、今夏インテルから獲得した元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアは、ナポリ戦に先発も後半途中交代。足を滑らせての負傷交代となったが、足首捻挫および腓骨の複雑骨折と診断。重傷となってしまった。 さらに、MFマルコ・ダレッサンドロも左内転筋の負傷と発表され、ケガ人が続出している。 ラノッキアは自身のSNSで足にギプスをつけた写真を公開。「メッセージをくださった皆様、ありがとうございました。すぐに戻ってくるとしか言えない」と、ケガからの回復を誓った。 <span class="paragraph-title">【写真】子供は満面の笑みも、ラノッキアは骨折した足をギプスで固める</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Lottando! <br><br>Grazie a tutti per i vostri messaggi. Posso solo dirvi che tornerò presto <a href="https://t.co/m8UXjVIHJj">pic.twitter.com/m8UXjVIHJj</a></p>— Andrea Ranocchia (@23_Frog) <a href="https://twitter.com/23_Frog/status/1561749806661468161?ref_src=twsrc%5Etfw">August 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.08.23 15:50 Tue5