61年ぶりの優勝へアタランタがコッパ・イタリア決勝の招集メンバーを発表
2024.05.15 00:30 Wed
アタランタは14日、翌日に行われるコッパ・イタリア決勝に向けた招集メンバーを発表した。
一方、出場停止のFWジャンルカ・スカマッカに加え、負傷中のDFセアド・コラシナツ、DFエミール・ホルムの3選手がメンバー外となった。
◆招集メンバー
GK
フアン・ムッソ
マルコ・カルネセッキ
フランチェスコ・ロッシ
ラファエウ・トロイ
イサク・ヒエン
ベラト・ディムスティ
ミッチェル・バッカー
ジョルジョ・スカルヴィーニ
マッテオ・ルッジェーリ
ハンス・ハテブール
ジョバンニ・ボンファンティ
ダビデ・ザッパコスタ
MF
トゥン・コープマイネルス
マリオ・パシャリッチ
エデルソン
マルテン・デ・ローン
ミシェル・エンダリ・アドポ
FW
チャールズ・デ・ケテラエル
エル・ビラル・トゥーレ
アデモラ・ルックマン
アレクセイ・ミランチュク
PR
アタランタは15日、スタディオ・オリンピコで行われるコッパ・イタリア決勝でユベントスと対戦する。1962-63シーズンぶりの優勝に向けてジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、守護神マルコ・カルネセッキやDFジョルジョ・スカルヴィーニ、MFトゥン・コープマイネルス、MFマルテン・デ・ローン、FWアデモラ・ルックマンら主力を順当に招集。直近4試合を欠場していた主将のDFラファエウ・トロイも復帰。◆招集メンバー
GK
フアン・ムッソ
マルコ・カルネセッキ
フランチェスコ・ロッシ
DF
ラファエウ・トロイ
イサク・ヒエン
ベラト・ディムスティ
ミッチェル・バッカー
ジョルジョ・スカルヴィーニ
マッテオ・ルッジェーリ
ハンス・ハテブール
ジョバンニ・ボンファンティ
ダビデ・ザッパコスタ
MF
トゥン・コープマイネルス
マリオ・パシャリッチ
エデルソン
マルテン・デ・ローン
ミシェル・エンダリ・アドポ
FW
チャールズ・デ・ケテラエル
エル・ビラル・トゥーレ
アデモラ・ルックマン
アレクセイ・ミランチュク
PR
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ
マルコ・カルネセッキ
ジョルジョ・スカルヴィーニ
トゥン・コープマイネルス
マルテン・デ・ローン
アデモラ・ルックマン
ラファエウ・トロイ
ジャンルカ・スカマッカ
セアド・コラシナツ
エミール・ホルム
フアン・ムッソ
フランチェスコ・ロッシ
イサク・ヒエン
ベラト・ディムスティ
ミッチェル・バッカー
マッテオ・ルッジェーリ
ハンス・ハテブール
ジョバンニ・ボンファンティ
ダビデ・ザッパコスタ
マリオ・パシャリッチ
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選手売却でサイクルを回す“売りのアタランタ”、今度は夏のルックマン売却を準備「意志に反してまで残るなんてダメ」
アタランタの幹部2人が、ナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマン(27)の売却を示唆。イタリア『コリエレ・デラ・セラ』が伝える。 ルックマンは市場価値5500万ユーロ(約89.9億円)というセリエA有数のアタッカー。 22年夏にレスター・シティからアタランタへ加入後、22-23シーズンはセリエA13得点、23-24シーズンは11得点、今季すでに10得点と3年連続2桁得点を記録し、昨季のEL決勝ではレバークーゼン相手に3得点を叩き込んだ。 まさにアタランタ新時代を引っ張る存在なわけだが、必然的に他クラブからの熱視線も浴びることに。EL優勝後の昨夏は残留で、契約も26年夏まで残すが、やはりそこは“売りのアタランタ”…ルックマンも売却する用意があるようだ。 アントニオ・ペルカッシ会長とルカ・ペルカッシ最高経営責任者(CEO)が本件に言及。この冬の間にアタッカーを1人獲得し、2025年夏にもルックマンを売却する用意を整えるようだ。 「できる限りの誠意を尽くして残留を求めるが、ルックマン自身の意志に反してまでここに残るなんてことは、あってはならない」 「たとえばトゥン・コープマイネルス。彼は昨夏ユベントスに移籍するため、奇妙な診断書の数々を提出してまでアタランタの練習を拒否したが、そこまでする必要はないということだ」 「現場サイドの要望により、今月中に前線の選手を1人確保する見通しでね。それが誰かはまだ我々としてもハッキリしていないが、価値ある選手であることは間違いない」 アタランタといえば、23年夏にデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドをマンチェスター・ユナイテッドへ高値で売却。 その半年後、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は「ホイルンドの売却益はCL3回出場の賞金額とほぼ同じ」と笑顔で振り返り、さらに半年後、EL制覇で欧州タイトルを獲得した。 2025.01.24 21:05 Fri2
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もはやプロビンチャと呼んでは失礼なレベルに到達している。昨季のEL優勝で自信を付けたチームはFWレテギを新たに迎えた中、ガスペリーニ監督の下、既存戦力のFWルックマン、FWデ・ケテラエルらと見事なアタッキングメロディーを奏でた。レテギはここまで12ゴール、ルックマンは9ゴール、デ・ケテラエルは5ゴールと破壊的な攻撃力を武器にCLとの過密日程も難なく乗り切り、両コンペティションで十分な戦績をここまで残している。2024年年末にかけて怒涛の11連勝もあった中、初のセリエA優勝ももはや夢物語ではない。 ◆連覇へ視界良好~3位インテル~(勝ち点40/2試合未消化) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季を圧倒的な強さで優勝したインテルが連覇へ視界良好だ。選手層の厚さで頭が一つ抜きん出ているネラッズーリは、昨季同様S・インザーギ監督の巧みな選手起用でケガ人を最小限に留め、CLでも好結果を残しつつセリエAでも十分な結果をここまで残している。主砲FWラウタロ・マルティネスの不調(それでも6ゴール)のみ誤算となっているが、2年目のジンクスを一切感じさせないFWテュラムが得点ランクトップの12ゴールを挙げ、攻撃陣を牽引。衰え知らずのベテランMFムヒタリアンを筆頭に中盤の質、量は他のクラブを寄せ付けないレベルにある。各ポジションにハイレベルな選手を揃え、マネジメントにも長けた指揮官を擁するインテルが後半戦もスクデット争いを牽引するのは間違いなさそうだ。 ◆意外な健闘~4位ラツィオ~(勝ち点35) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季はトゥドール監督の下、チーム状態を持ち直したラツィオ。そのトゥドール監督が退任することになり、FWインモービレを筆頭に主力も去って新シーズンのラツィオに期待する人は少なかったはずだ。しかしヴェローナを残留に導く手腕を発揮していたバローニ監督がラツィオを上位戦線に踏み止まらせた。FWザッカーニ、FWカステジャノスが攻撃を牽引。攻守にバランスの取れたチームに仕上げた。 ◆無敗も引き分け地獄、改革は徐々に~5位ユベントス~(勝ち点32/1試合未消化) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ボローニャをCL出場に導いたモッタ監督を招へいし、改革に乗り出したユベントスは前半戦を終えて無敗を維持した。ただ、その内訳は7勝11分けと引き分けがかさみ、勝ち点を伸ばしきれなかった。CLとの過密日程にも苦しんだ中、主軸DFブレーメルを長期離脱で失ってしまったのも大きく響いた。新戦力MFコープマイネルスを軸に流動的な動きで崩しにかかるモッタ監督のスタイルは見て取れたが、まだまだ発展途上。改革は徐々に進んでいくことになりそうだ。 ◆不安視されたフォンセカの手腕~8位ミラン~(勝ち点27/2試合未消化) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リールでの実績を受け、ローマで結果を残せなかったフォンセカ監督を新指揮官に迎えたミランだったが、案の定うまくはいかなかった。前任者のピオリ監督に比べると攻撃的でリスクを冒すサッカーを標榜していたが、不安定な戦いに終始しシーズン序盤から解任の危機に見舞われた。ミラノ・ダービーやCLレアル・マドリー戦では会心の白星を挙げたが、その勢いを持続することはできず。主力選手たちの掌握にも失敗し、2024年をもってミランはフォンセカ監督の解任の決断を下すことになった。 ◆フロントの迷走が足かせに~10位ローマ~(勝ち点23) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シーズン前はスクデット争いも十分に可能と見ていたローマだったが、散々なシーズン前半戦となってしまった。出足に躓いたチームは昨季立て直しに成功していたデ・ロッシ監督を早々に見切る悪手を敢行。代わって就任したユリッチ監督もチーム状態を変えられず監督を引退していたクラブOBのラニエリ氏を引っ張ってくる始末となった。新戦力のFWドフビクのフィットにやや時間がかかったのが痛かったが、フロントがレジェンドのデ・ロッシ監督の手腕を信じることができればこれほど苦戦することはなかったのではないか。 ◆一躍セリエAを代表するGKに~鈴木彩艶~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> まさかこれほどのインパクトを残すことになるとは鈴木彩艶を知る日本人でも予想できた人は少ないのではないか。昇格組の元名門パルマに加入した彩艶は開幕からスタメンの座を奪取。第3節ナポリ戦で退場して出場停止となったウディネーゼ戦を除いて前半戦フルタイム出場を果たした。しかもそのプレー内容も素晴らしく、得意のフィードで攻撃の起点になったかと思えば、セービングに関してもチームを救う好守が目立ち、今やパルマのストロングポイントになっている程だ。一躍セリエAを代表するGKとなった彩艶が後半戦、パルマを残留に導く活躍を続けられれば更に評価は高まるはずだ。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWマルクス・テュラム(インテル) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 相棒のラウタロが不調に苦しむ中、インテルの攻撃を牽引。早くも昨季の13ゴールに迫る12ゴールを挙げ、今季はゴールで勝利に貢献している。もちろん、エゴイスティックな面は昨季同様一切なくアシストにも回っており、自身の価値を更に高める前半戦となった。 ★最優秀監督 ◆ジャン・ピエロ・ガスペリーニ(アタランタ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季はEL優勝をアタランタにもたらした名将は今季ここまでハードなCLも戦いつつセリエAでも首位戦線に絡む見事な戦いを続けている。確立されたスタイルで今やビッグクラブをも凌駕する戦いぶりを見せる。怒涛の11連勝は圧巻だった。 【期待以上】 ★チーム ◆ラツィオ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 監督が代わり戦力もダウンしたかと思われたラツィオがここまで上位に絡んでくるとは予想できなかった。バローニ監督の手腕が高く評価されて良い結果となっている。 ★選手 FWフランシスコ・コンセイソン(ユベントス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユルドゥズと共にユベントスの攻撃を牽引。メッシを彷彿とさせるようなキレのあるドリブルでスーパーサブの立ち位置から一躍ユベントスの主軸アタッカーとなった。 【期待外れ】 ★チーム ◆ローマ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw14.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 優勝争いに絡めるだけの戦力を擁しているかと思われた中でのまさかの低迷。フロントの迷走が大きな要因だった。 ★選手 ◆MFドウグラス・ルイス(ユベントス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_12_tw15.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アストン・ビラをCL出場に導き、移籍金5000万ユーロもの大金を叩いて獲得したブラジル代表MFだったが、度重なる負傷もあってコンディションが整わず前半戦を通して本領を発揮する姿はついに見られなかった。また、出場した試合では2試合連続PK献上など印象が非常に悪く、ユベンティーノの心を全く掴めないままシーズン後半を迎えてしまった。 2025.01.09 18:00 Thu4
「あのばかげたゴールで試合は変わった」敗れたインテル戦の判定に憤るガスペリーニ監督…主力ベンチの起用法にも言及
アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、敗戦に終わったインテル戦でのいくつかの判定に憤りを示した。 昨シーズンのコッパ・イタリア準優勝チームのアタランタは2日、スーペル・コッパ準決勝で大会3連覇中の王者インテル相手にファイナル進出を懸けて激突した。 前半は相手に圧倒されながらも、守護神マルコ・カルネセッキの再三に渡るビッグセーブによって最低限のゴールレスで試合を折り返した。 だが、後半立ち上がりに続けて与えたCKの流れでDFデンゼル・ダンフリースに見事なバイシクルシュートを決められると、さらにカウンターからダンフリースに強烈な右足ダイレクトシュートを突き刺されてドッピエッタを許した。以降は相手を押し込んで決定機を作り出したが、MFエデルソンのゴールが際どいオフサイド判定で取り消しになるなど、不運な判定の影響もあってゴールをこじ開けることはできず。0-2の敗戦となり、無念の準決勝敗退となった。 同試合後、ガスペリーニ監督は公式会見の場でインテル戦を総括。自チームに不利に働いたいくつかの判定に対する憤りを露わにした。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。 「インテル相手にチャンスを作るのは簡単ではないが、存在しないコーナーキックでのあのばかげたゴールで試合は変わった」 「あれはコーナーキックではなかった。ステファン・デ・フライはオフサイドでゴールキーパーの前に立っていた。さらに、ダンフリースが両手でジョルジョ・スカルヴィーニを押したという非常に明白なファウルがあった」 「これはイタリアがVARの悪いバージョンを輸出した例だ。(エデルソンのゴール時に)チャールズ・デ・ケテラエルのオフサイドを7分間チェックしたが、この3つの明らかな状況はどれも見逃した」 前述の判定がアタランタにとって不運だったことに異論はないものの、この試合ではFWアデモラ・ルックマン、FWチャールズ・デ・ケテラエル、エデルソンと3人の主力をベンチスタートとした指揮官の選手選考に少なからず批判的な意見も出ていた。 その起用法に関する質問に対しては「我々はやりたいことをやった」と主張しつつ、今後の戦いや過密日程を考慮した末のやむを得ない決断だったと説明している。 「インテルの罠に陥って簡単にボールを失ったこともあったが、彼らは素晴らしいチームで、彼らとの差を縮めた。ニコロ・ザニオーロは今シーズンまだ先発しておらず、ラザール・サマルジッチも数回しか先発しておらず、この機会に彼らを先発させる必要があった」 「デ・ケテラエルとルックマンを毎試合先発させるわけにはいかない。それが問題だ。ここでの問題は、なぜこれらのプレーヤーを先発させないのかといつも聞かれ、私が彼らを起用すると、なぜ他のプレーヤーがプレーしないのかと聞かれる。この考え方から抜け出すことはできない」 「私はプリマヴェーラのプレーヤーや完全な控えのプレーヤーではなく、代表プレーヤーを起用した。彼ら全員がアタランタのメンバーだ」 また、今回の敗戦によってアタランタは対インテル7連敗に。現在、1ポイント差で3位に付けるネッラズーリ、同勝ち点で並ぶ2位ナポリとの壮絶なスクデット争いにおいて、その対戦成績の悪さは悲願のスクデット獲得へ解決すべき課題だ。 その点について明確な解決策はないとしながらも、チームとして差を埋める努力が必要だと感じている。 「難しいのは、インテルには素晴らしいプレーヤーがいて、組織力もしっかりしていることだ。我々は常に勝つためにプレーしているが、8月は0-4で負けてひどい結果になった。だから、そういう状況では、再びチームを立て直し、相手の価値を認識し、もっと競争力を発揮するよう努めなければならない」 なお、一足先にサウジアラビアからイタリアに帰国するアタランタは11日にセリエAのウディネーゼ戦に臨む。 2025.01.03 19:30 Fri5
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ナポリがイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)を手放す可能性もあるようだ。 ラスパドーリはイタリア代表に定着する万能アタッカーで、サッスオーロで脚光を浴びたのち、2022年夏にナポリ入り。加入初年度にセリエA優勝メンバーとなるも、ここまでおよそ2年半、一度も定位置を確保できていない。 今季も途中出場か90分間ベンチかで、リーグ戦の先発起用はたった2度。この冬に向け、アタランタ、ユベントス、ローマがラスパドーリ獲得のアイデアを保有と伝えられていた。 アルフレッド・ペドゥーラ氏の最新レポートいわく、ユベントスは去り、アタランタとローマが引き続きラスパドーリに関心。選手自身はイタリア代表における地位を守るため、プレータイム確保へ移籍を希望しているという。 ローマに関しては、ウズベキスタン代表FWエルドル・ショムロドフ(29)の放出話が進んでおり、これが成立なら前線にスペースが空くことに。ナポリは適切なオファーと判断すれば、完全移籍でもラスパドーリを放出するとされる。 2025.01.22 15:17 Wed3
アタランタとの上位対決に競り勝ったナポリが6連勝で首位堅守【セリエA】
セリエA第21節、アタランタvsナポリが18日に行われ、2-3でナポリが勝利した。 4日前の延期分ユベントス戦を引き分けに持ち込んだ3位アタランタ(勝ち点43)は、ユベントス戦のスタメンから4選手を変更。デ・ケテラエルがベンチスタートとなってレテギがルックマンと2トップを形成した。 一方、前節ヴェローナ戦を快勝として5連勝とした首位ナポリ(勝ち点47)はクワラツヘリアがパリ・サンジェルマンへ旅立った中、引き続きネレスが代役を務めた。 序盤の主導権争いを経て16分、アタランタが先制する。分厚い攻めを見せた流れからボックス左でパスを受けたレテギが強烈な左足シュートを叩き込んだ。 先制後、攻勢を強めていたアタランタだったが、27分にナポリが追いつく。ネレスの左クロスを受けたボックス左のポリターノが豪快にニア天井を射抜いた。 試合が振り出しに戻って以降、一進一退の攻防が続いていた中、40分にナポリが逆転する。ネレスのヒールパスを受けたアンギサがボックス左ポケットに侵入。マイナスクロスをマクトミネイが押し込んだ。 ナポリに逆転されて迎えた後半、アタランタが押し込む展開で立ち上がると55分に追いつく。ルックマンが単騎で仕掛けてボックス左へ。ルーズボールを左足ボレーで蹴り込んだ。 個人技で追いついたアタランタが攻勢を強める中、70分には途中出場のデ・ケテラエルが決定的なヘディングシュートを放ったが、GKメレトのビッグセーブに阻まれると、78分にナポリに決勝点。 左サイドに流れたアンギサのクロスをスカルヴィーニに競り勝ったルカクがヘディングで叩き込んだ。最終盤にかけてはナポリが集中した守備でアタランタに好機を許さず。アタランタとの上位対決を制して6連勝としたナポリが首位を堅守している。 アタランタ 2-3 ナポリ 【アタランタ】 マテオ・レテギ(前16) アデモラ・ルックマン(後10) 【ナポリ】 マッテオ・ポリターノ(前27) スコット・マクトミネイ(前40) ロメル・ルカク(後34) 2025.01.19 07:03 Sun4
ローマがアタランタのGKゴッリーニを完全移籍で獲得、移籍した豪代表GKライアンの穴を埋める
ローマは24日、アタランタの元イタリア代表GKピエルルイジ・ゴッリーニ(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「95」に決定した。 ゴッリーニはフィオレンティーナやマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、エラス・ヴェローナでキャリアをスタート。2016年7月にアストン・ビラへ完全移籍すると、アタランタへのレンタル移籍を経て、2018年7月に完全移籍した。 アタランタ加入後は、トッテナムやフィオレンティーナ、ナポリ、ジェノアとレンタル移籍を繰り返していた。 セリエA通算139試合に出場。今シーズンはジェノアへとレンタル移籍しており、開幕から7試合連続で出場していたが、臀部のケガにより離脱すると、その後は出番がなかった。 ローマは、セルビア代表GKミレ・スヴィラルが正守護神を務めていた中、冬の移籍市場でオーストラリア代表GKマシュー・ライアンがRCランスに完全移籍。控えGKが不在となっていた。 2025.01.24 20:20 Fri5