【CL準決勝プレビュー】イーブンで臨む運命の第2戦! ドルトムント待つウェンブリーへの切符手にするのは…

2024.05.08 18:00 Wed
ウェンブリーへの切符手にするのは…
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ウェンブリーへの切符手にするのは…
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsバイエルンが、日本時間8日28:00にサンティアゴ・ベルナベウでキックオフされる。前日にドルトムントのファイナル進出が決定した中、ウェンブリーへの最後の切符を懸けた運命の第2戦だ。先週にフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われた1stレグは2-2のドロー決着。戦前の予想とは異なり、バイエルンが圧倒する入りを見せたが、クロースとヴィニシウスによる至高のコンビプレーによってアウェイのマドリーが24分に先制点を奪取。だが、後半に入って選手交代、布陣変更で流れを変えたホームチームが53分にサネ、57分にケインのPKによるゴールで逆転。以降もトゥヘルのチームが冷静にゲームをコントロールしたが、83分にヴィニシウスが決めたPKによるゴールでマドリーが追いついた。

「最高の形は見られなかった」とアンチェロッティ監督が試合後に認めたように難しいパフォーマンスとなった敵地での初戦を最低限のイーブンで終えたマドリー。だが、先週末のカディス戦ではナチョを除く先発10人を入れ替えた中、ブラヒム・ディアスとホセルに途中出場ベリンガムのゴールによって3-0の快勝。さらに、2位バルセロナの敗戦を受け、4試合を残して2シーズンぶり36度目のラ・リーガ優勝が決定した。
恒例シベーレス広場での優勝セレモニーを延期し、今回の大一番に全力を注ぐエル・ブランコは、リーグ優勝にCLファイナル進出という花を添えて、マドリディスタと歓喜を分かち合えるか。

一方、バイエルンは下馬評を覆す良い内容のパフォーマンスを見せたものの、試合後にドイツ人指揮官が悔やんだ韓国代表DFの守備対応や3点目を決め切れなかった決定力の問題でホームでの先勝を逃した。ブンデスリーガでは6選手を入れ替えて臨んだシュツットガルトとの上位対決で1-3の敗戦。加えて、ラファエル・ゲレイロとダイアーの負傷交代と敵地での大一番に弾みを付けることができなかった。
ただ、データ的な部分では前述のドルトムントの決勝進出、ファイナルの会場がウェンブリー・スタジアムという部分で、デア・クラシカーを制して5度目の優勝を果たした2012-13シーズンと重なる部分があり、その縁起の良いデータをポジティブに捉えて難所ベルナベウ攻略といきたいところだ。

◆レアル・マドリー◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ルニン
DF:カルバハル、チュアメニ、リュディガー、メンディ
MF:カマヴィンガ、クロース
MF:バルベルデ、ベリンガム、ロドリゴ
FW:ヴィニシウス

負傷者:DFアラバ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては引き続きアラバのみが不在となる。

前回対戦からは先発2人の変更を予想。ルーカス・バスケスに代わってサスペンション明けのカルバハル、ナチョに代わってカマヴィンガを起用し、チュアメニがリュディガーの相棒を務めることになりそうだ。

◆バイエルン◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ノイアー
DF:キミッヒ、デ・リフト、ダイアー、マズラウィ
MF:ライマー、ゴレツカ
MF:サネ、ムシアラ、ニャブリ
FW:ケイン

負傷者:DFブイ、ブナ・サール、ラファエル・ゲレイロ、FWコマン
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては前回対戦から新たにラファエル・ゲレイロが不在となる。

スタメンは前回対戦から2名の変更を予想。指揮官からパフォーマンスに苦言を呈されたキム・ミンジェに代わって負傷明けのデ・リフトが復帰し、ミュラーに代わってニャブリの起用と読む。

★注目選手
◆レアル・マドリー:MFジュード・ベリンガム
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古巣とのファイナルに到達できるか。ドルトムントの決勝進出に、誰よりもモチベーションを高めている20歳の若武者がエル・ブランコの注目選手だ。勤続疲労や対戦相手の分析によって後半戦は失速傾向のベリンガムは、前回対戦でも思うような活躍を見せられず。

ただ、同試合に関しては体調不良によるコンディションの問題があったことをイタリア人指揮官が認めていた。その証拠に途中出場した直近のカディス戦では見事なボール奪取からショートカウンターの起点となった流れでゴールを記録。今回の大一番へしっかりとパフォーマンスを上げてきている。

ドルトムント時代を含めバイエルン戦では通算4アシストを記録も、前回対戦含め公式戦9試合未勝利(2分け7敗)と一度も勝利がない苦手とする相手だが、今回の試合では初ゴールと共に初勝利を挙げたい。ライマー、ゴレツカのタフな中盤に加え、ダイアーとデ・リフトのセンターバックコンビとの激しいマッチアップが想定される中、攻守両面でチームに優位性をもたらす働きを期待したい。

◆バイエルン:FWハリー・ケイン
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“無冠の帝王”脱却へベルナベウ攻略を期す。これまでプレミアリーグ3度の得点王、2018年ロシアW杯で得点王とトッテナム、イングランド代表で多くの個人タイトルに輝きながらも、一度もチームタイトルを獲得できず。“無冠の帝王”との不名誉な称号を冠する世界屈指のストライカーは、そのタイトルを渇望して常勝バイエルンに加入。しかし、チームはDFLスーパーカップ、DFBポカールで敗退すると、11連覇中だったブンデスリーガでもレバークーゼンに初優勝を許し、国内で無冠が確定した。

個人としては公式戦44試合44ゴール11アシストと圧倒的な数字を残していることを考えれば、勝てない星の下に生まれたとしか形容しがたい状況だ。それでも、イーブンの状況で臨む今回の一戦、決勝の相手が相性の良いドルトムントであることを鑑みれば、ビッグイヤー獲得のチャンスは十分に残されている。

今回の一戦ではリュディガーやチュアメニ、好調のGKルニンら相手守備陣を相手にチャンスメーク、フィニッシャーの双方で輝きを放ち、チームをファイナル進出に導くエースの仕事を見せたい。

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モロッコ国王が、自国にルーツを持つ2選手のA代表招集を指示しているようだ。スペイン『Relevo』が伝えている。 カタール・ワールドカップ(W杯)で4位入賞を果たしたモロッコ代表。20世紀前半にフランスの植民地だった同国の代表チームにはフランス生まれの選手が多く、他にもスペインやオランダなど欧州を中心とした海外出身の選手が非常に多いのが特徴的だ。 フランス生まれのワリド・レグラギ監督が率いる現チームでは、キャプテンのDFロマン・サイスもフランス生まれ。DFアクラフ・ハキミはスペイン、MFハキム・ツィエクとDFヌサイル・マズラウィとMFソフィアン・アムラバトはオランダ、GKボノはカナダなどなど中心選手の大半が海外出身だ。 かつて移民として国を離れた者たち。その子孫を集めることが代表チーム強化に繋がっているわけだが、現在はラ・リーガでプレーするモロッコ系プレーヤー2人の呼び戻しに注力。レアル・マドリーのMFブラヒム・ディアス(24)、バルセロナのFWラミン・ヤマル(16)を招集したい考えがあるようだ。 2人とも、生まれも育ちもスペインで、父親がモロッコ人。16歳ヤマルが今シーズンのラ・リーガ序盤戦で旋風を巻き起こしていることもあってか、モロッコ国内では2人の勧誘に関する議論が活発化しており、もはやスポーツの枠組みを越え、国家的なプロジェクトになっているという。 また、国王であり、国家元首でもあるムハンマド6世の命を受けた政府高官ら数人が「ブラヒム&ヤマルをモロッコ代表に」作戦を進めており、2人と電話で接触。モロッコは2030年のW杯招致に立候補していることもあって、本気で2人の囲い込みに動いているようだ。 ブラヒムはA代表の変更手続きが容易な国際親善試合とはいえ、2021年にスペイン代表として1試合に出場した経験が。ただ、現時点でモロッコ代表入りには応じずも、プライベートで頻繁にモロッコを訪れており、スペイン代表から遠ざかるなか、どこかで決断する可能性も捨てきれないとみられている。 その一方、ヤマルの説得は現実的ではない。こちらは9月の代表ウィークでスペイン代表に初招集されることが確実視され、カンテラの先輩MFガビが保有する17歳62日という最年少出場記録を塗り替えるものと考えられている。もう時間が残されていない。 可能性があるとすればブラヒムの方であることは想像に難くない。レグラギ監督はブラヒムから「イエス」が届けば、即座に招集する方針とのことだ。 2023.08.29 17:51 Tue

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マドリーは今夏左SBも補強へ…新指揮官のスタイルに合致した複数候補をリストアップ

レアル・マドリーは今夏の移籍市場で左サイドバックの補強にも動くようだ。 UEFAスーパーカップを除き今シーズンの主要タイトルをすべて逃すことが決定的となったマドリー。エル・クラシコ敗戦翌日にはカルロ・アンチェロッティ監督の今シーズン限りの退団が決定し、新シーズンはレバークーゼンの指揮官を今季限りで退任するシャビ・アロンソ監督を新指揮官に迎えて捲土重来を期す。 新シーズンに向けてはすでにリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの獲得が内定。また、懸念のセンターバックではボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセン、リバプールとアーセナルでプレーするフランス代表のイブラヒマ・コナテ、ウィリアム・サリバらの名前が挙がっている。 そんななか、クラブはフランス代表DFフェルラン・メンディの離脱が続き、2番手のスペイン人DFフラン・ガルシアの力不足も否めない左サイドバックの補強にも動くようだ。 以前にはバイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス獲得に動いていたが、現在のターゲットは新指揮官の教え子とクラブ在籍歴がある3選手が有力な候補だという。 1人目はレバークーゼンでプレーするスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドで、スペイン『Cadena SER』は適切な移籍金で獲得可能な元バルセロナDFが指揮官のラブコールに応じる可能性は高いとみている。 その他ではミランのフランス代表DFテオ・エルナンデス、ジローナのスペイン人DFミゲル・グティエレス、ベンフィカU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラス。いずれもクラブのカンテラに在籍経験があり、スペイン『Relevo』は900万ユーロ(約14億8000万円)の買い戻し条項を有するグティエレスは具体的なターゲットになると考えている。 また、それ以外でもボーンマスのハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ、アヤックスのオランダ代表DFジョエル・ハトにも関心を示しているという。 いずれの選手も3バックと4バックを併用する新指揮官のスタイルに合致しそうなプロフィールの持ち主だが、どの選手がエル・ブランコの新戦力になるのか。 2025.05.13 22:33 Tue
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レアル・マドリーは17日、ボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)の獲得合意を発表した。契約期間は2025年6月1日~2030年6月30日までの5年間となる。 なおボーンマスによれば、マドリーは契約解除金として5000万ポンド(約97億円)を支払ったとのことだ。 ハイセンは197cmの高さを備え、両足でボールを扱えるモダンなセンターバック。ユベントスの下部組織に所属し、昨シーズン後半にはローマへ加入して公式戦13試合に出場するなど存在感を示した。 その後、ユベントスへ復帰するもクラブは売却に動き、昨夏の移籍市場でボーンマスに完全移籍。アンドニ・イラオラ監督から徐々に信頼を得ると、20歳ながらチームの主力センターバックに定着。 プレミアリーグ30試合3ゴールを記録し、3月にはスペイン代表を選択してデビューしていた。 2025.05.17 20:00 Sat
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「選手のほとんどはマドリーに行きたい」リバプールOBがアレクサンダー=アーノルドの移籍に言及、ファンのブーイングには「私には無理」

リバプールのOBでもあるジェイミー・キャラガー氏が、今シーズン限りで退団するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへのファンのブーイングに言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 11日、プレミアリーグ第36節でリバプールはホームにアーセナルを迎えた。 すでに優勝を決めた首位のリバプールが2位のアーセナルを迎えた戦いに。試合は20分にコーディ・ガクポ、21分にルイス・ディアスと連続ゴールを決めてアーセナルに力の差を見せつけた。 スタンドも2位相手の連続ゴールに大きく盛り上がりを見せたが、アーセナルは後半に反撃。47分にガブリエウ・マルティネッリのゴールが決まり1点差とされると、70分にはミケル・メリーノにゴールを奪われ同点に。その後数的有利となるも最後までゴールを奪えず、2-2のドローに終わった。 この試合は右サイドバックとしてコナー・ブラッドリーが先発出場。67分にアレクサンダー=アーノルドと交代となったが、ピッチに入った途端にスタンドからは拍手と大きなブーイングが入り混じった声援が飛んだ。 『スカイ・スポーツ』の「Super Sunday」に出演したキャラガー氏は、この事態について言及。チームのために戦っている選手へのブーイングはできないとした。 「これがこの試合のストーリーだ。試合後にはこれが話題になるだろうし、各新聞の裏面にも載るだろう」 「その多さに驚いた。私としては、赤いシャツを着てトロフィーを獲得する選手がブーイングを受けるべきではないと思う」 「自分のチームの選手がプレーしているときにブーイングをするのは、私には無理だ」 「(ブーイングは)行き過ぎだった。あれが彼の最後の出番になる可能性もあったが、リバプールにサーカスは必要ないので、それが正しいことだったのかもしれない」 また、リバプールについても手痛い指摘をした。 「どのサッカークラブのファンでも、今のリバプールのファンでも、おそらく聞きたくない話だろうが、リバプールのロッカールームにいる選手のほとんどは、レアル・マドリーでプレーしたいと思っている」 「私もロッカールームにいたことがあるが、選手たちは我々のもとを去ってバルセロナやレアル・マドリーに行ってしまった。ファンにとっては非常に辛いことだが、彼らはいつも『この選手は我々のことを愛している』と思っているため、どこか他のところに行ってしまうという罠に陥っているような気がする」 「選手たちはファンのようには考えていない。ロッカールームの選手たちは『レアル・マドリーでプレーしたい』と思っている。彼らはぜひともそうしたいと思っているのだ」 アレクサンダー=アーノルドもレアル・マドリーへの移籍が濃厚ともみられている。過去には、マイケル・オーウェンやシャビ・アロンソなどが移籍しており、歴史ある世界最高峰のクラブでもあるマドリーへの移籍は望まれているものだとの見解を示した。 2025.05.12 21:20 Mon

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