キム・ミンジェ
Kim Min-Jaeポジション | DF |
国籍 | 韓国 |
生年月日 | 1996年11月15日(28歳) |
利き足 | |
身長 | 188cm |
体重 | 78kg |
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【2024-25ブンデス前半戦ベストイレブン】バイエルンから最多6選手、佐野海舟を選出
2024-25シーズンのブンデスリーガ前半戦が15日に終了しました。本稿では今季のブンデスリーガ前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKニコラ・ヴァシリ(29歳/ザンクト・パウリ) 出場試合数:17(先発回数:21)/失点数:21/出場時間:1530分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昇格組のザンクト・パウリがバイエルンに次ぐ失点の少なさで前半戦を終えた。12ゴールはリーグ最低で現在14位と残留争いに巻き込まれること必須だろうが、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の守護神が奮闘。仮にチームが降格したとしてもこの活躍であれば、来季もヴァシリはブンデスに残留できそうだ。 DFダヨ・ウパメカノ(26歳/バイエルン) 出場試合数:15(先発回数:15)/得点数:2/出場時間:1313分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季後半はパフォーマンスを大きく落としてしまったが、今季は再び復活。同タイプのキム・ミンジェとの相性は良くないかに思われたが、ハイラインを敷くコンパニ監督のサッカーにおいて欠かせない存在となった。 DFキム・ミンジェ(28歳/バイエルン) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:1/出場時間:1380分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季落とした評価を取り戻す今季ここまでのパフォーマンス。1試合を除いてスタメン出場を続け、ナポリ時代の輝きを放った。 DFアレハンドロ・グリマルド(29歳/レバークーゼン) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1507分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レバークーゼン不動の左ウイングバックとして今季も健在。戦術理解度、左足のキック精度は世界屈指でマインツ戦では直接FKを叩き込んだ。 MFジョシュア・キミッヒ(29歳/バイエルン) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:1/出場時間:1530分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> トゥヘル監督の下では右サイドバックに回ることが多かったが、コンパニ監督の下では本職のボランチで固定され、高水準のパフォーマンスを続けた。大半の試合で主導権を握れるのはキミッヒのゲームコントロールのおかげ。 MFフロリアン・ヴィルツ(21歳/レバークーゼン) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:7/出場時間:1318分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レアル・マドリーやバイエルンといったメガクラブからの関心がありながらも残留した今季、7ゴール7アシストと流石のスタッツを記録。シャビ・アロンソ監督の下、レバークーゼンで確実に成長を続けている。 MF佐野海舟(24歳/マインツ) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:0/出場時間:1515分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> マインツの躍進を語る上で欠かせない戦力。語学が成功の鍵とされる中、言葉の壁を背中で語る献身的なパフォーマンスで難なく乗り越えてしまった。 MFジャマル・ムシアラ(21歳/バイエルン) 出場試合数:14(先発回数:12)/得点数:9/出場時間:1020分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 足元の卓越した技術が注目されがちだが、ヘディングでのゴールも多く多彩な得点パターンを擁していることを披露。ここまで早くも9ゴールを挙げ、一昨季のキャリアハイである12ゴールを目前としている。 MFマイケル・オリーズ(23歳/バイエルン) 出場試合数:17(先発回数:13)/得点数:5/出場時間:1065分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユース時代、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティと、エリート街道を歩んだオリーズ。クリスタル・パレスから加入し、プロキャリアでは初のメガクラブ挑戦となった中、物怖じせず躍動した。FWレロイ・サネから完全にレギュラーを奪取し、5ゴール8アシストを記録。前半戦のバイエルンを牽引した。 FWハリー・ケイン(31歳/バイエルン) 出場試合数:15(先発回数:15)/得点数:16/出場時間:1204分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> PKでの得点が7と多いものの、それでも前半戦を終えて16ゴールと今季もエースとして十分な働きを見せた。今季こそブンデスリーガ優勝で無冠の帝王の名を返上したい。 FWオマル・マーモウシュ(25歳/フランクフルト) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:15/出場時間:1455分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_11_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 15ゴール10アシストと圧巻のスタッツを記録。今季のブンデスリーガ前半戦で最も躍動していた。 2025.01.16 18:01 Thu2
【2024-25前半戦ブンデスリーガ総括】超WS選出の最優秀選手はマーモウシュ
2024-25シーズンのブンデスリーガ前半戦が15日に終了した。コンパニ新監督の下、バイエルンがドイツの盟主に相応しい強さを取り戻している。そして連覇を狙うレバークーゼンも尻上がりに調子を上げて昨季の状態に近づき、後半戦にかけては両雄による熾烈な優勝争いが繰り広げられそうな予感だ。一方でドルトムントが低迷し、CLで振るわないライプツィヒはここまで4位に付けている。 ◆コンパニ監督の予想を上回る手腕~首位バイエルン(勝ち点42)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> メガクラブの監督未経験だった不安は杞憂に終わった。グアルディオラ監督の系譜を継ぐコンパニ監督が自チームのスター選手相手にも物怖じせず十分な手腕を発揮し、マイスターシャーレ奪還を狙える強度の高いチームに仕上げた。日本人としてはDF伊藤洋輝の長期離脱は残念だったが、新戦力FWオリーズが早々にチームにフィットし、攻撃陣を活性化させた。FWケインも今季も安定した得点力を発揮した中、不安視されたセンターバックではアスリート系コンビのDFウパメカノとDFキム・ミンジェがそのフィジカルを駆使して強みに変えてしまった。健全な競争力の下、腐る選手が出ていないのもコンパニ監督の手腕が優れていることを示す要素だった。 ◆尻上がりで連覇視野~2位レバークーゼン(勝ち点38)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シャビ・アロンソ監督の下で連覇を目指した今季、戦力面での大きな上積みなく臨んだ中、昨季のような勢いを出しきれない難しさを感じる序盤戦だった。CLとの過密日程による疲弊が最たる要因だったかと思われるが、昨季とは打って変わって終盤の失点で勝ち点を落とすような試合が目立ってしまった。それでもシーズンが進むにつれて昨季を彷彿とさせる勝負強さをしっかりと取り戻した辺りはシャビ・アロンソ監督の手腕の見事なところ。絶対的得点源のFWボニフェイスやFWアドリの長期離脱があってもカバーできてしまう選手層をシャビ・アロンソ監督が生み出しており、前半戦を終えて十分に連覇を狙える位置に付けている。 ◆CLでの不振とは裏腹に~4位ライプツィヒ(勝ち点30)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MFダニ・オルモがバルセロナへ帰還した中、CLではまさかの6連敗と振るわなかったライプツィヒ。ただ、ブンデスリーガでは安定した力を示し、ここまで4位。来季のCL出場が元々現実的な目標だったためまずまずの結果だと言える。 ◆チェイス・アンリの進化に注目~5位シュツットガルト(勝ち点29)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ヘーネス監督の手腕でCL出場を勝ち取ったシュツットガルト。ギラシーを始め、伊藤、DFアントンと主力が去ってしまった中、CLの負担も大きかったが、ブンデスリーガではここまで5位と十分な位置に付けている。そして、日本人としては過密日程によりトップチームデビューを飾ったDFチェイス・アンリの出番が劇的に増え、急速な進化を遂げている現状に感謝したいところ。後半戦もチェイス・アンリの成長から目が離せない。 ◆シャヒンを監督に昇格も~10位ドルトムント(勝ち点25)~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アシスタントコーチだったシャヒンを監督に昇格させて迎えた新シーズン。ホームでは圧倒的な強さを見せ付けたが、アウェイで力を発揮できず勝ち点を伸ばしきれなかった。負傷がちだったFWギラシーもまだまだ本調子ではなく実力を発揮しきれていないが、後半戦で巻き返しとなるか。 ◆スキャンダル起こした佐野が名誉挽回の大活躍~日本人前半戦総括~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 開幕前には性スキャンダルを起こし、キャリア終焉の可能性まであったマインツのMF佐野海舟。しかしその佐野が前半戦を終えてブンデスリーガで最も活躍した日本人選手となったのは誰も予想できないことだった。今やマインツに欠かせない戦力として認識され、そればかりかブンデスリーガ屈指のボランチとしての評価も得ている。代表復帰の可能性は限りなく低いものと思われるが、ブンデスリーガで鍛錬を重ねることが裏切ってしまった人たちへの報いとなる。 ブンデスリーガで十分なキャリアを積んでいるフライブルクのMF堂安律、ボルシアMGのDF板倉滉に関しては昨季までと変わらない安定したプレーを継続。チームに欠かせない戦力としての地位を確立している。 また、チームと共に昇格したホルシュタイン・キールのFW町野修斗は開幕から6試合で4ゴールとスタートダッシュに成功。そこから10試合ゴールから見放されチーム共々低空飛行となったが、2024年最終戦のアウグスブルク戦で2ゴール2アシストの大活躍を見せた。 一方でブンデスリーガ初挑戦のボーフムMF三好康児はチーム共々苦戦。第10節レバークーゼン戦で初ゴールを記録したが、第14節ウニオン・ベルリン戦で一発退場するなど苦い前半戦となっている。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWオマル・マーモウシュ(フランクフルト) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FWサラーに次ぐエジプトから新たなスター選手が誕生の予感だ。昨季移籍したフランクフルトで点取り屋としての才能が開花し始めたマーモウシュ。昨季の12ゴールを既に上回り15ゴールを挙げている。抜群のスピードと打開力で単騎でゴールを奪えてしまう正にサラーのような存在。この活躍を受けてマンチェスター・シティが獲得に乗り出しているが、後半戦もフランクフルトで戦うことになるか。 ★最優秀監督 ◆ヴァンサン・コンパニ(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季ブンデスリーガ12連覇を阻まれ、そのまま競争力が落ちても不思議ではなかった中、レバークーゼンを抑えて首位ターンができたのはコンパニ監督の手腕に他ならない。バーンリーではプレミアリーグ昇格に成功したものの、残留を果たせなかった中、メガクラブのバイエルンでここまで十分な手腕を発揮している。 【期待以上】 ★チーム ◆フランクフルト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム最大の武器となったマーモウシュを存分に生かす堅守速攻スタイルで躍進。父のクラウス・トップメラー同様、ディノも名将への道を歩むことになりそうだ。 ★選手 FWヨナタン・ブルカルト(マインツ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケイン、マーモウシュに次ぐ12ゴールと覚醒。昨季8ゴール、2021-22シーズンに記録した11ゴールを既に更新し、佐野と共に躍進マインツを象徴する存在だ。 【期待外れ】 ★チーム ◆ドルトムント <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 唯一FWバイノー=ギテンスが一人気を吐いていたが、バイエルン、レバークーゼンと共に優勝争いを繰り広げなければならない立ち位置の中、10位と低迷した。クラブのレジェンドであるシャヒン監督は今季終了まで持つか。 ★選手 ◆DF伊藤洋輝(バイエルン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2025/get20250114_10_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ケガのため仕方ないところだが、期待が大きかったことも含めて苦渋の選出。全休となってしまった前半戦の鬱憤を晴らすべく後半戦は挽回としたい。 2025.01.16 18:00 Thu3
ゴレツカがドッペルパック! バイエルンが後半戦白星発進でリーグ4連勝【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第17節、バイエルンvsヴォルフスブルクが18日にアリアンツ・アレーナで行われ、ホームのバイエルンが3-2で勝利した。なお、バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場となった。 前半戦を2位以下に4ポイント差の首位で終えたバイエルンは、リーグ4連勝を懸けた後半戦初戦で7位ヴォルフスブルクをホームで迎え撃った。週明けにフェイエノールトとのチャンピオンズリーグ(CL)を控えるなか、コンパニ監督は5-0で圧勝したホッフェンハイム戦から先発4人を変更。ラファエル・ゲレイロとダイアー、パブロビッチ、ミュラーに代えてライマー、キム・ミンジェ、ゴレツカ、オリーズを起用した。 試合はキックオフ直後からバイエルンペース。開始3分にサネがクロスバー直撃のシュートを放つと、直後にもケインとコマンがボックス内で決定的なシュートを放っていくが、いずれも相手GKグラバラのビッグセーブに阻まれた。 開始早々の先制点は逃したが、以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開するホームチーム。すると20分、ハーフウェイライン付近でのキム・ミンジェの潰しからキミッヒを経由したボールがゴレツカに繋がってボックス手前右から右足を一閃。鋭い低弾道のシュートがゴール左隅に突き刺さった。 一方、守勢を耐え切れずにビハインドを背負ったヴォルフスブルクだったが、ワンチャンスを活かしてすぐさまスコアをタイに戻す。24分、相手陣内で得たFKの流れから足元で繋いでボックス左のアムーラにボールが渡ると、右足のコントロールシュートをゴール右隅に突き刺した。 一瞬の隙を突かれて追いつかれたバイエルンはすぐさま攻勢を強めていく。再び押し込む展開でフィニッシュの数を増やしていくと、前半のうちに勝ち越しゴールを奪う。39分、右サイドからの繋ぎでサネのパスをボックス手前右で受けたオリーズが左足を振ると、DFの股間を抜けたボールはGKグラバラの守備範囲も一瞬の反応の遅れではじき出せず、ゴール右隅に決まった。 さらに、前半終了間際には畳みかける攻めでケインのヘディングシュートでゴールに迫ると、ラストプレーでは左CKからキミッヒが肩付近でクロスに合わせてゴールネットを揺らしたが、ここはVARの末にハンドとの判定でゴールは認められず。 1点リードで試合を折り返したバイエルンは、後半も主導権を掌握。立ち上がりの50分にはコマンの正確な左サイドからのクロスをゴール前でフリーのサネが頭で合わせたが、これは枠を捉え切れず。 押し込みながらもなかなか追加点を奪えずにいたホームチームだったが、セットプレーからゴールをこじ開けた。62分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのオリーズが左足で正確なボールをゴール前に入れると、タイミング良くフリーで走り込んだゴレツカがコースを狙ったヘディングシュートで流し込み、ドッペルパックを達成した。 これで余裕の出てきたコンパニ監督はサネを下げてニャブリを投入。70分にはコマンが完璧にディフェンスラインと入れ替わってGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、右を狙ったシュートはわずかに枠を外れてトドメの4点目とはならず。 そのコマンを下げてムシアラを投入したバイエルンは終盤にかけても決定機を作り出すが、最後のところで仕留め切れない。すると、後半終盤にはトマスの中央突破からボックス左に抜け出したアムーラにドッペルパックを許し、点差を縮められた。 それでも、このまま1点差で試合をクローズしたバイエルンが3-2の勝利。リーグ4連勝とともに後半戦を白星でスタートした。 バイエルン 3-2 ヴォルフスブルク 【バイエルン】 レオン・ゴレツカ(前20、後17) マイケル・オリーズ 【ヴォルフスブルク】 モハメド・アムーラ(前24、後43) 2025.01.19 01:46 Sun4
アタランタにリベンジのナポリ、コンテ監督はチームの成長を実感「困難に対処できるようになった」
ナポリのアントニオ・コンテ監督が18日に行われ、3-2で競り勝ったセリエA第21節アタランタ戦を振り返った。 11月3日に行われたアタランタとの1stマッチではホームで0-3と完敗していたナポリ。しかし今日の試合では2-2で迎えた後半、78分にFWロメル・ルカクの決勝弾で競り勝った。アタランタにリベンジする格好となった中、コンテ監督はチームの成長を実感している。 「2カ月ほど前にアタランタが我々のホームで3ゴールを決めていたことを忘れないで欲しい。今日の試合ではあらゆる点で違っていた。この2カ月で大きく成長していたとは思っていたが、チームは困難に対処できるようになった。再戦が思ったより早く、もっと間隔があってチームの熟成を図れたらもっと良い結果が出ていたと思う」 「負傷者や移籍する選手が居ても我々は崩れていない。文句を言わず努力を続けている。懸命に働く意欲ある選手が揃っているんだ。各選手の成長によってチームが成長できている。一昨シーズンと比べるとキム・ミンジェ、マリオ・ルイ、オシムヘン、ジエリンスキ、クワラツヘリアが去った。それでも残っている選手たちは文句を言わずハングリー精神がある。選手層は厚くないが、彼らが決して私を失望させないことを知っている」 アタランタを下して6連勝とした首位ナポリは2試合消化の少ない2位インテルに暫定6ポイント差とした。 2025.01.19 12:00 Sun5
【2024-25セリエA前半戦ベストイレブン】アタランタとインテルから3選手を選出
2024-25シーズンのセリエAの折り返しとなる第19節が5日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKダビド・デ・ヘア(34歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:15(先発回数:15)/失点数:15/出場時間:1350分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1年のブランクを経て元スペイン代表GKがイタリアの地で真価を発揮。衰えを感じさせないセービング能力で幾度もビッグセーブを連発し、好調フィオレンティーナを最後尾で支えた。 DFアンドレア・カンビアーゾ(24歳/ユベントス) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1240分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 決して派手さはないものの、ユベントスらしい実に気の利いた好選手。両サイドバックをこなせ、モッタ監督が求める偽サイドバックの動きもそつなくこなす。堅実なユベントスに相応しいここまでの活躍から選出。 DFアミル・ラフマニ(30歳/ナポリ) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コンテ監督が掲げる堅守を体現する存在。一昨季、DFキム・ミンジェと共にナポリをスクデットに導いたセンターバックは、今季輝きを取り戻し抜群の安定感を誇った。フルタイム出場。 DFイサク・ヒエン(25歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:0/出場時間:1080 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨冬にアタランタに加入して以降、3バックの中央で頼もしいディフェンスリーダーとなった。対人の強さ、統率力と申し分なく今やリーグ屈指のセンターバックの評価を獲得。来夏のインテル行きが噂されている。 DFフェデリコ・ディマルコ(27歳/インテル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:3/出場時間:1267分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セリエA屈指の左サイドプレーヤーから世界でも指折りのクロッサーとなった。正確無比な鋭いキックでチャンスを創出。後方のバストーニと形成する左サイドは攻守に隙がない。 MFニコロ・バレッラ(27歳/インテル) 出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:3/出場時間:1101分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ムヒタリアン、チャルハノールと共にセリエA最強の中盤を形成。右サイドに流れての正確なアーリークロスはバレッラのトレードマークとなった。ここまで3ゴール4アシストと攻撃にもよく絡んでいる。 MFエデルソン(25歳/アタランタ) 出場試合数:18(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1514 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アタランタのタイトなマンツーマンを実現させているダイナモ。広範囲をカバーできる正にボックス・トゥ・ボックスの体現者は、攻守に質の高いプレーでアタランタのクオリティを担保する存在。何をやらせてもハイレベルなエデルソン抜きに現在のアタランタは語れない。 MFタイアニ・ラインデルス(26歳/ミラン) 出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:5/出場時間:1273分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チームとしてまとまりのないミランにおいて一貫してハイレベルなプレーを続けていたラインデルスを選出。今季加入のMFフォファナと良好な縦関係を築き、攻撃面でとりわけ大きなインパクトを残した。 FWマルクス・テュラム(27歳/インテル) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:12/出場時間:1367分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季セリエAに活躍の場を移して以降、飛躍を続けるフランス代表FW。厳しいと噂される父リリアンに見守られ、生まれ故郷イタリアでの進化が続く。ここまで12ゴール6アシスト。 FWモイゼ・ケアン(24歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1398分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントスで燻っていたストライカーがフィオレンティーナで花開いた。前半戦を終えて11ゴール。元ストライカーのパッラディーノ監督の下、フィオレンティーナで決定力が開花。古巣相手に恩返し弾も決めるなど、華々しい活躍が続いている。 FWアデモラ・ルックマン(27歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:13)/得点数:9/出場時間:1036分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デ・ケテラエル、レテギと共に魅惑のアタッキングメロディーを奏でた。とりわけ個での打開が光るルックマンは局面をこじ開ける際のキーマンとなっており、欠かせないピースとなっている。 2025.01.09 18:01 Thuキム・ミンジェの移籍履歴
移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
2023年7月18日 | ナポリ | バイエルン | 完全移籍 |
2022年7月27日 | フェネルバフチェ | ナポリ | 完全移籍 |
2021年8月16日 | 北京国安 | フェネルバフチェ | 完全移籍 |
2019年1月29日 | 全北現代 | 北京国安 | 完全移籍 |
2017年1月1日 | 慶州韓国水力原子力 | 全北現代 | 完全移籍 |
2016年7月1日 | 延世大学校 | 慶州韓国水力原子力 | 完全移籍 |
2015年1月1日 | Suwon THS | 延世大学校 | 完全移籍 |
2012年1月1日 | Yeoncho MS | Suwon THS | 完全移籍 |
2010年7月1日 | Nam. Haesung MS | Yeoncho MS | 完全移籍 |
2009年1月1日 | Gimhae Gaya ES | Nam. Haesung MS | 完全移籍 |
2007年1月1日 | Gimhae Gaya ES | 完全移籍 |
キム・ミンジェの今季成績
ブンデスリーガ | 16 | 1381’ | 1 | 2 | 0 |
UEFAチャンピオンズリーグ | 7 | 574’ | 1 | 0 | 0 |
合計 | 23 | 1955’ | 2 | 2 | 0 |
キム・ミンジェの出場試合
ブンデスリーガ |
第1節 | 2024年8月25日 | vs | ヴォルフスブルク | 81′ | 0 | ||||
A 2 - 3 |
第2節 | 2024年9月1日 | vs | フライブルク | 90′ | 0 | ||||
H 2 - 0 |
第3節 | 2024年9月14日 | vs | ホルシュタイン・キール | 90′ | 0 | ||||
A 1 - 6 |
第4節 | 2024年9月21日 | vs | ブレーメン | 90′ | 0 | ||||
A 0 - 5 |
第5節 | 2024年9月28日 | vs | レバークーゼン | 90′ | 0 | ||||
H 1 - 1 |
第6節 | 2024年10月6日 | vs | フランクフルト | 90′ | 1 | ||||
A 3 - 3 |
第7節 | 2024年10月19日 | vs | シュツットガルト | 90′ | 0 | ||||
H 4 - 0 |
第8節 | 2024年10月27日 | vs | ボーフム | 78′ | 0 | ||||
A 0 - 5 |
第9節 | 2024年11月2日 | vs | ウニオン・ベルリン | 69′ | 0 | ||||
H 3 - 0 |
第10節 | 2024年11月9日 | vs | ザンクト・パウリ | 90′ | 0 | 66′ | |||
A 0 - 1 |
第12節 | 2024年11月30日 | vs | ドルトムント | 80′ | 0 | ||||
A 1 - 1 |
第13節 | 2024年12月7日 | vs | ハイデンハイム | 90′ | 0 | ||||
H 4 - 2 |
第14節 | 2024年12月14日 | vs | マインツ | 90′ | 0 | ||||
A 2 - 1 |
第15節 | 2024年12月20日 | vs | RBライプツィヒ | 83′ | 0 | ||||
H 5 - 1 |
第16節 | 2025年1月11日 | vs | ボルシアMG | 90′ | 0 | 81′ | |||
A 0 - 1 |
第17節 | 2025年1月15日 | vs | ホッフェンハイム | ベンチ入り | ||
H 5 - 0 |
第18節 | 2025年1月18日 | vs | ヴォルフスブルク | 90′ | 0 | ||||
H 3 - 2 |
UEFAチャンピオンズリーグ |
リーグフェーズ第1節 | 2024年9月17日 | vs | ディナモ・ザグレブ | 68′ | 0 | ||||
H 9 - 2 |
リーグフェーズ第2節 | 2024年10月2日 | vs | アストン・ビラ | 86′ | 0 | ||||
A 1 - 0 |
リーグフェーズ第3節 | 2024年10月23日 | vs | バルセロナ | 90′ | 0 | ||||
A 4 - 1 |
リーグフェーズ第4節 | 2024年11月6日 | vs | ベンフィカ | 90′ | 0 | ||||
H 1 - 0 |
リーグフェーズ第5節 | 2024年11月26日 | vs | パリ・サンジェルマン | 90′ | 1 | ||||
H 1 - 0 |
リーグフェーズ第6節 | 2024年12月10日 | vs | シャフタール | 88′ | 0 | ||||
A 1 - 5 |
リーグフェーズ第7節 | 2025年1月22日 | vs | フェイエノールト | 62′ | 0 | ||||
A 3 - 0 |