「我々に注目してほしい」68年ぶり五輪出場へ、母国・韓国撃破のインドネシア代表指揮官が理由を語る「選手に与えた自信が導いてくれた」
2024.04.26 13:25 Fri
インドネシアを五輪に導けるか? シン・テヨン監督
U-23インドネシア代表のシン・テヨン監督が、U-23韓国代表戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトが伝えた。25日、AFC U23アジアカップの準々決勝で、インドネシアは韓国と対戦した。
初めて今大会に出場したインドネシアは、グループステージを2位通過。10大会連続のオリンピック出場を目指す韓国との対戦となった中、試合の主導権を握ると、15分にラファエル・ストライクが見事なミドルシュートを決めて先制する。その後オウンゴールで追いつかれるも、前半アディショナルタイムにはストライクが追加点を奪う。
リードして試合を進める中、韓国は退場者を出し数的有利に。しかし84分に失点し、2-2で90分を終了。延長戦でもゴールは奪えず、PK戦にもつれ込んだ。
5人ずつが成功すると、6人目は互いに失敗。その後はサドンデスで成功が続いた中、12人目のイ・ガンヒのシュートをGKエルナンド・アリがセーブ。すると、インドネシアはプラタマ・アルハンがしっかりと決めて勝利。1956年のメルボルン・オリンピック以来、68年ぶりの出場に王手をかけた。
「エルナンド(・アリ)、リスキ(・リド)、(プラタマ・)アルハン、これの選手全員は私と一緒に4年間働いている」
「私は彼らのことをよく知っているので、彼らに与える必要があったのはモチベーションだけだった。それができれば、良い結果が得られると信じていた」
「選手たちには、私を信じてついてくれば、決勝に行けると言った。私が選手たちに与えた自信が、我々をここまで導いてくれたのだと思う」
今年1月から行われたアジアカップでは、グループステージで日本相手に善戦するなどし、ベスト16に初進出。近年の成長ぶりは著しく、北中米ワールドカップ(W杯)予選も3次予選進出の可能性を残している。
シン・テヨン監督は、インドネシアの成長ぶりにも言及。今回戦う選手たちも含め、W杯に向けても意気込みを語った。
「インドネシアサッカーは成長しており、発展しており、今では対戦相手が誰であろうと、我々は戦えると確信している」
「オリンピック予選に向けた準備は順調に進んでおり、次のワールドカップ予選に関しては、6月に良い試合を2試合して、3次予選への出場権を獲得することが私の目標だ。我々に注目してほしい。そして、我々は良い仕事をするように努める」
初めて今大会に出場したインドネシアは、グループステージを2位通過。10大会連続のオリンピック出場を目指す韓国との対戦となった中、試合の主導権を握ると、15分にラファエル・ストライクが見事なミドルシュートを決めて先制する。その後オウンゴールで追いつかれるも、前半アディショナルタイムにはストライクが追加点を奪う。
5人ずつが成功すると、6人目は互いに失敗。その後はサドンデスで成功が続いた中、12人目のイ・ガンヒのシュートをGKエルナンド・アリがセーブ。すると、インドネシアはプラタマ・アルハンがしっかりと決めて勝利。1956年のメルボルン・オリンピック以来、68年ぶりの出場に王手をかけた。
試合後、母国を下して五輪行きに王手をかけたシン・テヨン監督は、A代表でもプレーするエルナンド・アリ、リスキ・リド、プラタマ・アルハンを称え、選手たちに自信を持たせたことが勝利につながったと分析した。
「エルナンド(・アリ)、リスキ(・リド)、(プラタマ・)アルハン、これの選手全員は私と一緒に4年間働いている」
「私は彼らのことをよく知っているので、彼らに与える必要があったのはモチベーションだけだった。それができれば、良い結果が得られると信じていた」
「選手たちには、私を信じてついてくれば、決勝に行けると言った。私が選手たちに与えた自信が、我々をここまで導いてくれたのだと思う」
今年1月から行われたアジアカップでは、グループステージで日本相手に善戦するなどし、ベスト16に初進出。近年の成長ぶりは著しく、北中米ワールドカップ(W杯)予選も3次予選進出の可能性を残している。
シン・テヨン監督は、インドネシアの成長ぶりにも言及。今回戦う選手たちも含め、W杯に向けても意気込みを語った。
「インドネシアサッカーは成長しており、発展しており、今では対戦相手が誰であろうと、我々は戦えると確信している」
「オリンピック予選に向けた準備は順調に進んでおり、次のワールドカップ予選に関しては、6月に良い試合を2試合して、3次予選への出場権を獲得することが私の目標だ。我々に注目してほしい。そして、我々は良い仕事をするように努める」
1
2
シン・テヨンの関連記事
インドネシアの関連記事
AFC U23アジアカップの関連記事
記事をさがす
|
シン・テヨンの人気記事ランキング
1
インドネシア代表に新たな帰化選手が到来へ…元オランダA代表選手&今季CL出場のリール所属24歳も候補に残る
インドネシア代表に新たな帰化選手が到来へ。連盟のエリック・トヒル会長も言及した。 インドネシア代表は6日、突如としてシン・テヨン監督を解任。チームの“オランダ化”を急進させるなか、次期指揮官にはオランダ代表の一時代を彩ったレジェンドが就任へと伝えられる。 インドネシア『BOLA』によると、同チームは「近いうちに新たな選手を迎える」といい、それはやはりインドネシア系オランダ人。 イングランド2部のオックスフォード・ユナイテッドに所属する元U-20オランダ代表FWオレ・ロメニー(24)、ベルギー1部・アントワープに所属する元オランダ代表MFジャリオ・リーデヴァルド(28)が新たな帰化選手の候補だという。 ロメニーはオランダ・ナイメヘンの出身で、NECでプロデビュー後、ユトレヒト等を経て、5日にオックスフォード・Uへ移籍。新天地はインドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長が共同オーナーを務めるクラブである。 リーデヴァルドはアヤックス育ちのインドネシア系で、2017〜24年にクリスタル・パレスでプレー。プレミアリーグ通算80試合に出場した。なお、こちらは2015年にオランダ代表(A代表)で3試合プレーした経験を持つ。 連盟のトヒル会長はシン・テヨン監督解任に伴う取材対応で、この2選手にも言及。 ロメニーの帰化プロセスが順調に進んでいると明言した一方、リーデヴァルドはオランダ代表歴3試合が全て「公式戦」だったとあってか、少なくとも3月の初招集は難しいとの旨をコメント。「様子を見るべき」と語るにとどめた。 その一方、フランス1部・リールに所属する元U-21オランダ代表DFミッチェル・バッカー(24)を引き入れる案も披露。 バッカーはパリ・サンジェルマン(PSG)、レバークーゼンに所属歴があり、現在アタランタからのレンタル移籍でリールへ。昨季アタランタでEL優勝メンバーとなり、今季はリールでCLに参戦…CL通算20試合に出場した経験を持つ。 カタールW杯でオランダ代表の予備登録メンバーに入ったバッカーは、祖父がインドネシア人。トヒル会長は「精査した結果、招集は難しいが、糸口を見つけたい」とコメントしている。 今のところ、インドネシア代表入りが濃厚なのはオレ・ロメニーのようだ。 2025.01.08 13:00 Wed2
「解任は予想外」インドネシア代表“帰化組”の中心選手が指揮官交代にモヤモヤ?
インドネシア代表の中心選手であるMFトム・ハイェが、指揮官交代に複雑な心境を語った。 ハイェは昨年急増したオランダからの国籍取得組の1人。エールディビジのアルメレ・シティで主力としてプレーする傍ら、インドネシア代表ではコアとしてチームの歯車を回す。 しかし、自身に信頼を置いたシン・テヨン監督は年明け6日、解任の憂き目に。 後任として元オランダ代表FWのパトリック・クライファート氏が招聘されているが、ハイェはインドネシアサッカー協会(PSSI)の決断に戸惑いを拭いきれていない様子。オランダのポッドキャスト番組でモヤモヤを打ち明けている。 「そうだね。シン・テヨンの解任が予想外だったことを隠すつもりはない。PSSIがそのような決断に至った理由、思惑が何だったのか…今もなお、理解しようと努めているところなんだ」 複雑な心境を明かした一方、必要以上に波を立てることはせず。 「新たなコーチ陣(全員オランダ人)に目を向ければ、PSSIが目指しているアイデア・方向性を垣間見ることは可能だ。僕もその1人だし、僕たち選手はそのプロセスを信頼するだけだよ」 「PSSIのエリック・トヒル会長は本当に献身的で、チームに携わる誰もが同じ目標を共有している。目標はもちろん『W杯出場』だ。今回の挑戦が、長期的にはインドネシアサッカー全体の発展へ寄与することを願っているよ」 2025.01.18 21:10 Satインドネシアの人気記事ランキング
1