インドネシア代表の“帰化組新守護神”パエスが負傷…10月は五輪予選で活躍した22歳GKに挽回のチャンス到来?
2024.10.04 22:10 Fri
インドネシア代表GKマールテン・パエス、9月に好守連発の同代表新守護神
インドネシア代表のGKマールテン・パエスは10月も招集メンバーに名を連ねるが、負傷で試合出場が怪しい状況だ。インドネシア『kompas.com』などが伝える。
パエスはインドネシア系オランダ人で、今春の国籍取得からインドネシア代表入り。2026年北中米W杯アジア最終予選のC組第1節・サウジアラビア代表戦(A)が初キャップとなり、好守連発で勝ち点1獲得の“最大の”立役者となった。
続くオーストラリア代表戦もパエスの好セーブが光り、こちらもドロー。格上との2試合で失点を「1」に抑えたインドネシアとしては、白星ならずも上々の滑り出しである。
しかし、パエスは所属するMLS・ダラスFCにて手首を負傷。パエスも選出された代表メンバー発表翌日の3日、リーグ戦でベンチから外れ、ケガの程度こそ不明も、ダラスの幹部も同選手が負傷したことを認めている。
したがって、10月の最終予選第3〜4節でゴールマウスを託される可能性を指摘されているのが、“前・正GK”であり、パリ五輪予選で活躍したGKエルナンド・アリ(22)。韓国の五輪出場を阻んだ、あのPKストッパーだ。
なお、今回のインドネシア代表は、前セレッソ大阪のDFジャスティン・ハブナー(ウォルバーハンプトン)が負傷により選出されていない。
パエスはインドネシア系オランダ人で、今春の国籍取得からインドネシア代表入り。2026年北中米W杯アジア最終予選のC組第1節・サウジアラビア代表戦(A)が初キャップとなり、好守連発で勝ち点1獲得の“最大の”立役者となった。
続くオーストラリア代表戦もパエスの好セーブが光り、こちらもドロー。格上との2試合で失点を「1」に抑えたインドネシアとしては、白星ならずも上々の滑り出しである。
したがって、10月の最終予選第3〜4節でゴールマウスを託される可能性を指摘されているのが、“前・正GK”であり、パリ五輪予選で活躍したGKエルナンド・アリ(22)。韓国の五輪出場を阻んだ、あのPKストッパーだ。
アリは『kompas.com』に「パエスの早期回復を願う。彼との競争で僕は多くを学んでいる最中だ」と語った一方、「準備できている」と短く試合出場、定位置奪還へ意欲。今回も「GK」が鍵を握りそうなインドネシアだ。
なお、今回のインドネシア代表は、前セレッソ大阪のDFジャスティン・ハブナー(ウォルバーハンプトン)が負傷により選出されていない。
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インドネシアがクライファート新体制2戦目で初勝利! プレーオフ圏内の4位を死守【2026W杯アジア最終予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第8節のインドネシア代表vsバーレーン代表が25日に行われ、ホームのインドネシアが1-0で勝利した。 20日に行われた前節ではともに敵地でオーストラリア代表と日本代表の上位2チームに敗れた4位のインドネシア(勝ち点6)と、5位のバーレーン(勝ち点6)。逆転での2位通過、プレーオフ進出へともに勝ち点3必須の状況で重要なシックスポインターに臨んだ。 試合は立ち上がりから一進一退の攻防が続いたなか、効果的に背後を取る形が目立ったホームチームが先にスコアを動かす。 24分、自陣でのボール奪取からカウンターに転じると、右サイドのスペースへ抜け出したマルセリーノが左を並走するロメニーを感じて完璧なラストパスを供給。背番号10はGKに間合いを詰められるが、冷静に肩口を抜くチップキックでゴールネットへ流し込んだ。 ホームチームの先制後はバーレーンがボールを保持して押し返す場面もあったが、インドネシアの集中した守備を前に決定機まで持ち込めず。ともにシュート数がなかなか増えないクローズな展開のなか、試合は1-0で後半へと折り返した。 後半もビハインドを追うバーレーンがボールを握って攻め手を窺う展開が続くが、インドネシアもカウンターで応戦。立ち上がりにはマルセリーノがボックス内への抜け出しからゴールに迫る。 後半も徐々に試合が膠着するなか、68分にはホームチームにビッグチャンス。オラトマンゴエンの絶妙なスルーパスにマルセリーノが抜け出すと、中央でロメニーがドフリーの状況で自らシュートを選択。だが、これを大きくふかしてしまい、痛恨の決定機逸となった。 70分を過ぎて両ベンチが積極的に交代カードを切ると、インドネシアはラインデルス、カンブアヤに横浜FMのサンディ・ウォルシュがピッチに送り込まれる。この交代直後にはそのカンブアヤの左クロスをゴール前に飛び出したラインデルスがワンタッチで合わせたが、シュートを枠に飛ばせず。再び追加点のチャンスを逃した。 それでも、数名の選手が足を攣る消耗戦となりながらもバーレーンの反撃を最後まで凌ぎ切ったインドネシアが、シックスポインターを1-0で制した。この結果、クライファート新体制2戦目で初勝利を挙げたインドネシアがプレーオフ圏内の4位キープに成功した。 インドネシア代表 1-0 バーレーン代表 【インドネシア】 オレ・ロメニー(前24) 2025.03.26 00:44 Wed2
日本は「引き分け以上」で本大会切符に 豪州がインドネシアを5発粉砕【2026W杯アジア最終予選】
20日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第7節のオーストラリア代表vsインドネシア代表が行われ、豪州が5-1で勝利。これにより、日本代表はバーレーン代表戦「引き分け以上」で本大会出場権を獲得する。 日本代表が首位に立つC組。森保ジャパンのキックオフに先立ち、日本時間18:00スタートで豪州vsインドネシアが開催された。 そのなかで2位豪州が15分に先制点。 右CKを入れると、ボックス内でDFルイス・ミラーがインドネシアのMFトム・ハイェに倒される。当初、主審は笛を鳴らさずも、VAR介入の末にPKを宣告。18分、豪州はMFマーティン・ボイルがPKを成功して先制点とする。 立て続けに20分、今度は最終ラインからタテへタテへの素速い展開でMFニシャン・ヴェルピレイが抜け出し、GKマールテン・パエスと一対一に。冷静にループシュートを流し込んだ。 さらに34分、インドネシアを押し込んだ状態から3点目。MFジャクソン・アーバインが右からのラストパスに放ったシュートは一度阻まれるも、こぼれを自ら押し込んで3点目とした。 61分には勝利をほぼ決定づける4点目。右CKに先制PK誘発のミラーがマーカーを剥がしてダイビングヘッドで飛び込んだ。 敗色濃厚のインドネシアは78分、新たにオランダから帰化したA代表デビューのFWオレ・ロメニーがネットを揺らして意地の1点。 それでも豪州は90分、FKにフリーで飛び込んだジャクソンが打点の高い強烈なヘディングシュートを叩きこみ、再び4点差に。豪州がホームでインドネシアに5-1と大勝した。 この結果、日本はバーレーン戦「引き分け以上」で2026年本大会の出場権を獲得する。 豪州 5-1 インドネシア 【豪州】 マーティン・ボイル(前18) ニシャン・ヴェルピレイ(前20) ジャクソン・アーバイン(前34、後45) ルイス・ミラー(後16) 【インドネシア】 オレ・ロメニー(後33) 2025.03.20 20:10 Thu3
アジア王者・カタールが5-0で惨敗、韓国は連勝ストップも首位キープ、日本は首位独走も2位以下大混戦【2026W杯アジア最終予選】
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が各地で行われた。 <h3>【グループA】イランが首位快走中、アジア王者カタールは苦戦</h3> グループAは首位のイラン代表が5位のキルギス代表と対戦し、2-3で勝利。アウェイでの戦いとなった中、12分に左CKからのこぼれ球をメフディ・タレミが押し込み先制すると、33分にはカウンターから上手く相手をかわしたサレー・ハルダニが決めて追加点を奪う。 しかし、キルギスも黙ってはいない。51分にジョエル・コジョがCKの流れから1点を返すと、59分にはPKを獲得。VARチェックの中で認められ、これをコジョがしっかりと決めて同点に追いつく。しかし、イランは76分に右サイドを崩すと、クロスをサルダール・アズムンが打点の高いヘッドで合わせて勝ち越しに成功。2-3で勝利を収めた。 2位のウズベキスタン代表は、最下位の北朝鮮代表と対戦。しっかりとイランを追いかけたいなか、ラオスで行われた試合は44分にボックス内の混戦からこぼれたボールを、後方から走り込んだアボスベク・ファイズラエフがボックス手前から右足一閃。これがネットを揺らしてウズベキスタンが0-1で勝利した。 また、4位と苦戦するアジア王者のカタール代表は、勝ち点で並ぶ3位のUAE代表と対戦。ここまで苦戦していることがこの日も出てしまい、開始4分にファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマにゴールを奪われると、45分、45分+5と前半だけでハットトリックを決められる事態に。さらに56分には4点目を奪われると、73分にはヤハヤ・アル・ガッサニにもゴールを許し、まさかの5-0で惨敗に終わってしまった。 北朝鮮代表 0-1 ウズベキスタン代表 【ウズベキスタン】 アボスベク・ファイズラエフ(前44) キルギス代表 2-3 イラン代表 【キルギス】 ジョエル・コジョ(後5、後19) 【イラン】 メフディ・タレミ(前12、前33) サルダール・アズムン(後31) UAE代表 5-0 カタール代表 【UAE】 ファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマ(前4、前45、前50、後11) ヤハヤ・アル・ガッサニ(後28) ◆順位表 1位:イラン/勝ち点16 2位:ウズベキスタン/勝ち点13 3位:UAE/勝ち点10 4位:カタール/勝ち点7 5位:キルギス/勝ち点3 6位:北朝鮮/勝ち点2 <h3>【グループB】韓国は連勝ストップも無敗キープ</h3> グループBは首位に立つ韓国代表が最下位のパレスチナ代表と対戦。試合は12分にバックパスのミスを突いたパレスチナが、ゼイド・クンバルがボールを奪い切りネットを揺らして先制する。 それでも韓国は16分、左サイドを崩しダイレクトパス交換に抜け出したソン・フンミンがボックス左から決め切り、同点に追いつくことに成功。その後は韓国が何度もゴールに迫るが、最後まで追加点を奪えずに1-1のドローに終わった。 2位のヨルダン代表は5位のクウェート代表とアウェイで対戦。21分にボックス手前で粘りを見せたヤザン・アル・ナイマトがミドルシュートを華麗に沈めてヨルダンが先制。しかし、68分にクウェートはモハマド・ダアムがかなり離れた位置から右足一閃。鋭い低空ミドルがゴール左隅に決まり、1-1のドローに終わった。 3位のイラク代表は、アウェイで4位のオマーン代表と対戦。ピンチを凌いだイラクは、ボックス付近でパスを繋ぐと、アハメド・ヤシンのグラウンダーのクロスをユセフ・ワリ・アミンがボックス中央でダイレクトシュート。これが決勝点となり、0-1で勝利。2位に浮上した。 パレスチナ代表 1-1 韓国代表 【パレスチナ】 ゼイド・クンバル(前12) 【韓国】 ソン・フンミン(前16) オマーン代表 0-1 イラク代表 【イラク】 ユセフ・ワリ・アミン(前36) クウェート代表 1-1 ヨルダン代表 【クウェート】 モハマド・ダアム(後23) 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前21) ◆順位表 1位:韓国/勝ち点14 2位:イラク/勝ち点11 3位:ヨルダン/勝ち点9 4位:オマーン/勝ち点6 5位:クウェート/勝ち点4 6位:パレスチナ/勝ち点3 <h3>【グループC】日本が圧倒的な強さ、2位以下は勝ち点差「1」の大混戦</h3> グループCの日本代表は、アウェイで中国代表と対戦。今予選オウンゴール以外で初の失点を喫したものの、1-3で勝利を収め、首位を独走中。一方で、2位のオーストラリア代表は5位のバーレーン代表とドロー、3位のサウジアラビア代表は、最下位のインドネシア代表相手に2-0で敗れることとなった。 この結果、6試合を終えて日本は勝ち点16で首位独走中となり、来年3月の2試合で8大会連続8度目のW杯出場が決まる可能性が出てきた。一方で、2位のオーストラリアは勝ち点7、3位にインドネシアが浮上するも、4位のサウジアラビア、5位のバーレーン、最下位の中国といずれも勝ち点6で並ぶ大混戦となっている。 中国代表 1-3 日本代表 【中国】 リン・リャンミン(後3) 【日本】 小川航基(前39、後9) 板倉滉(前45+6) インドネシア代表 2-0 サウジアラビア代表 【インドネシア】 マルセリーノ・フェルディナン(前32、後12) バーレーン代表 2-2 オーストラリア代表 【バーレーン】 マフディ・アブドゥルジャバル(後30、後32) 【オーストラリア】 クシニ・イェンギ(前1、後51) ◆順位表 1位:日本/勝ち点16 2位:オーストラリア/勝ち点7 3位:インドネシア/勝ち点6 4位:サウジアラビア/勝ち点6 5位:バーレーン/勝ち点6 6位:中国/勝ち点6 2024.11.20 14:35 Wed4
やっぱりあの監督交代はマズかった? インドネシアが新指揮官初陣で5失点惨敗、次戦への解決策はスタメンのテコ入れか
インドネシア代表が次戦へテコ入れか。 年始に監督交代を敢行したインドネシア代表。 それまで韓国人ボス、シン・テヨン前監督のもと、W杯アジア最終予選C組をかき乱す存在として一定の競争力を感じたが、それが一転、20日のオーストラリア代表戦で1-5と惨敗に。 0-0の開始7分にPKを失敗し、18〜20分の3分間で2失点。ハーフウェイライン付近で最終ラインの背後を突かれた2失点目を見ると、堅守をベースとしたシン・テヨン時代なら、このシチュエーションでそんなハイライン敷かなかっただろう…とは個人的な感想に過ぎない。 ともかく、初陣でさっそく盛大にやらかしてしまったパトリック・クライファート監督。 インドネシア『BOLA』いわく、指揮官は25日のバーレーン代表戦に向けてスタメンを何人か入れ替える考えだといい、「大量5失点」が理由なのか、GKもそのひとつである可能性が。 最終予選のスタートからゴールマウスを守ってきたGKマールテン・パエス(FCダラス)ではなく、今回新たな国籍取得組として初招集したGKエミール・アウデーロ(パレルモ)がA代表デビューする可能性があるとみられている。 早くもインドネシア国民から槍玉に挙げられるクライファート監督の解決策やいかに。 2025.03.22 21:39 Sat5