I神戸がEL埼玉に3発快勝で首位ターン!北川ひかるが2試合連続ヘディング弾に三宅史織がWE初ゴール【WEリーグ】
2024.03.20 16:55 Wed
INAC神戸レオネッサのなでしこジャパンDF北川ひかる
20日、2023-24 WEリーグ第11節のちふれASエルフェン埼玉vsINAC神戸レオネッサが熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われ、アウェイのI神戸が3-0で勝利を収めた。6位・EL埼玉(勝ち点13)は前節、アルビレックス新潟レディースに0-1と惜敗し、連勝が「3」でストップした。対して、無敗で首位を走るI神戸(勝ち点24)。皇后杯準決勝で激戦を演じた両チームの一戦は、ピカチュウによるがキックインセレモニーで幕を開けた。
EL埼玉は今節、橋沼真帆を5試合ぶりにスタメン起用し、田中美南を密着マーク。これまでの5バックとは異なり、4バックでスタートした。
ただ、田中はそのマークを振り切って先制点をお膳立てする。11分、ロングフィードに抜け出し、岸みのりに対応されながらもボックス左で粘ってマイナスへ戻すと、開幕戦以来の先発起用となった愛川陽菜が蹴り込み、I神戸が試合を動かした。
ここまでリーグ最少の4失点と、堅守を誇るI神戸の前に攻撃の糸口を掴めないEL埼玉。シュートゼロに抑えられた前半から、ハーフタイムには2枚替えを行い、瀬戸口梢、園田悠奈に代えて栃谷美羽、髙橋雛を送り出したが、後半立ち上がりにはI神戸が再びスコアを動かす。
I神戸はさらに54分、山本の左CKを田中がニアでそらし、三宅史織がボレーシュート。一度はGK浅野菜摘に阻まれたが、弾かれたボールを自ら蹴り込み、WEリーグ通算50試合出場の節目を自身のWEリーグ初ゴールで祝った。
リードを広げたI神戸は、守ってもEL埼玉のシュートを90分通じて1本に抑え、貫録の完封勝利。3連勝で首位ターンを決めている。
一方、敗れたEL埼玉は第2節以来の複数失点を喫し、2連敗でリーグ戦を折り返すこととなった。
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 INAC神戸レオネッサ
【I神戸】
愛川陽菜(11分)
北川ひかる(46分)
三宅史織(54分)
EL埼玉は今節、橋沼真帆を5試合ぶりにスタメン起用し、田中美南を密着マーク。これまでの5バックとは異なり、4バックでスタートした。
ここまでリーグ最少の4失点と、堅守を誇るI神戸の前に攻撃の糸口を掴めないEL埼玉。シュートゼロに抑えられた前半から、ハーフタイムには2枚替えを行い、瀬戸口梢、園田悠奈に代えて栃谷美羽、髙橋雛を送り出したが、後半立ち上がりにはI神戸が再びスコアを動かす。
46分、山本摩也、愛川とつないで大きく右に開いた守都弥屋が高い軌道の高いクロスを送ると、大外から中央へ顔を出した北川ひかるが合わせ、2試合連続ヘディングでのゴールをマークした。
I神戸はさらに54分、山本の左CKを田中がニアでそらし、三宅史織がボレーシュート。一度はGK浅野菜摘に阻まれたが、弾かれたボールを自ら蹴り込み、WEリーグ通算50試合出場の節目を自身のWEリーグ初ゴールで祝った。
リードを広げたI神戸は、守ってもEL埼玉のシュートを90分通じて1本に抑え、貫録の完封勝利。3連勝で首位ターンを決めている。
一方、敗れたEL埼玉は第2節以来の複数失点を喫し、2連敗でリーグ戦を折り返すこととなった。
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 INAC神戸レオネッサ
【I神戸】
愛川陽菜(11分)
北川ひかる(46分)
三宅史織(54分)
1
2
田中美南の関連記事
J1の関連記事
記事をさがす
|
田中美南の人気記事ランキング
1
終始攻め続けたなでしこジャパン、決定力を欠くも土壇場のPK弾でシュート1本のコロンビアとなんとかドロー【国際親善試合】
6日、ヨドコウ桜スタジアムで、なでしこジャパンvsコロンビア女子代表の国際親善試合が行われ、1-1のドローに終わった。 2月に行われたSheBelieves Cupで初陣を飾ったニルス・ニールセン体制のなでしこジャパン。3連勝をおさめて大会初優勝を成し遂げた中、国内初陣となった。 ケガなどにより数名が招集されていない中、GKに平尾知佳、最終ラインは右から古賀塔子、熊谷紗希、南萌華、北川ひかる、中盤はボランチに長谷川唯と長野風花、2列目に清家貴子、宮澤ひなた、籾木結花が並び、1トップに田中美南が入った。 対するコロンビア代表は、若きスターのFWリンダ・カイセド、エースのFWマイラ・ラミレスが不在となった。 SheBelieves Cupでも対戦した両者。試合は、4-1で日本が勝利を収めていた中、序盤から互いに攻撃時はボールを保持してビルドアップを仕掛け、守備時はハイプレスを前線からかけていく戦いとなる。 10分には日本がチャンス。左サイドで長谷川がボールを受けると、ニアゾーンの籾木へパス。籾木はそのままクロスを上げると、走り込んだ清家がダイレクトで合わせるが、枠を外れていく。 13分にもビッグチャンス。左サイドから仕掛けると、宮澤がボックス内からシュート。右隅を狙ったが、これはポストに嫌われる。20分には長谷川のパスを長野がスルーすると、田中がダイレクトで落とし、これを長野がダイレクトミドル。枠をわずかに越えていくが、良い形で攻めていく。 コロンビアにはシュートを打たせず、しっかりと攻め込んでいく日本。25分には左CKからボックス内で混戦になるも、最後はシュートに行けずに終わる。 すると29分、再び左サイドから崩した日本は、長谷川のパスをニアゾーンで受けた籾木がファウルを受けてPKを獲得。これを籾木が自ら蹴るが、GKキャサリン・タピアが完全に読んでしっかりセーブ。日本は先制のチャンスを逃してしまう。 押し込み続けていた日本だったが、35分に1つのチャンスでゴールを奪われてしまう。スローインの流れから右サイドで時間を作られると、ロレナ・ベドジャのクロスをカルラ・トーレスがヘッド。これが決まり、コロンビアが先制する。 PK失敗から先に点を奪われることとなってしまった日本。すると42分に田中が倒れ込み担架で運び出されることに。ニールセン監督はすぐに交代に踏み切り、松窪真心がピッチに立ち、そのまま1トップに入った。 前半はコロンビアがリードして折り返した中、ニールセン監督はハーフタイムで2名を変更。北川、清家を下げて、佐々木里緒、植木理子を投入。初招集の佐々木はなでしこジャパンデビューとなった。 すると51分、植木のスルーパスに抜けた籾木はボックス内でGKと一対一となるとループシュート。これがネットを揺らすが、わずかにオフサイドでゴールは認められない。56分にも背後を取る日本はビッグチャンスを迎えるが、GKタピアがボックス外に出てクリアしていく。 日本は後半も攻め続けていく展開に。61分には松窪がボックス内で浮き球のパスをコントロール。そのままシュートを放ち枠を捉えるが、GKタピアが左足でわずかに触れて防いでいく。66分にも日本がビッグチャンス。ボックス左からの籾木のクロスは相手にクリアされるも、こぼれ球を松窪がダイレクトシュート。しかし、今度は左ポストに嫌われる。 流れを変えに行きたい日本は、69分に長谷川と籾木を下げて、杉田妃和と上野真実を投入。よりゴールに向かう戦い方を目指していく。 日本は攻勢を続けるものの、コロンビアの粘りの前にゴールが遠い状況。それでも84分、長野の縦パスを受けようとした植木が見事に入れ替わろうとしたところで倒され、ボックス手前でFKを獲得。杉田が直接狙っていくが、壁に直撃する。 ゴールが遠すぎる日本だったが、後半アディショナルタイムも攻め込むと2分にMFカタリナ・ウスメのハンドを誘発しPKを獲得。この試合2度目のPKとなる中、途中出場の高橋はなが豪快に蹴り込み土壇場で同点に追いつく。 土壇場で追いついたなでしこジャパン。最後まで責め続けたが、1-1のドロー。コロンビアには失点のシーン以外シュートを打たせなかったものの、決定力に泣いたゲームとなった。 なでしこジャパン 1-1 コロンビア女子代表 【日本】 高橋はな(後45+3) 【コロンビア】 ロレナ・ベドジャ(前35) <h3>◆スタメン</h3> GK:平尾知佳 DF:古賀塔子(→85分 高橋はな)、熊谷紗希、南萌華、北川ひかる(→46分 佐々木里緒) MF:長谷川唯(→69分 杉田妃和)、長野風花 MF:清家貴子(→46分 植木理子)、籾木結花(→69分 上野真実)、宮澤ひなた FW:田中美南(→43分 松窪真心) 2025.04.06 16:05 Sun2
「彼女たちは明らかに反省する必要がある」後半ATに2失点…なでしこに敗れたブラジル指揮官、PK判定に不満も選手たちへ厳しい言葉「誰が傷つこうが真実を伝える」
後半アディショナルタイムに2ゴールを奪い、見事に逆転勝利を収めたなでしこジャパン。まさかの敗戦を喫したブラジル女子代表のアルトゥール・エリアス監督が、厳しい言葉を並べた。 28日、パリ・オリンピックの女子サッカー競技、グループC第2節が行われた。 初戦でナイジェリア女子代表に勝利していたブラジルと、スペイン女子代表に敗れた日本の戦い。日本は負ければ、グループステージ突破が非常に厳しい状況に陥る試合だった。 前半は日本がブラジルの守備の隙を突いて何度もゴールに迫るが決定力を欠いてしまいゴールならず。前半アディショナルタイムには相手のハンドでPKを獲得も、田中美南が失敗していた。 すると後半、ブラジルは隙を突いたジェニファーが決めきり先制。その後は日本の攻撃を凌いでいたが、レジェンドFWマルタを下げた後の後半アディショナルタイムに落とし穴が待っていた。 アディショナルタイム2分には、再びハンドでPKを取られると、熊谷紗希に決められ同点に。勝ち点1に終わるかと思われたが、アディショナルタイム6分には谷川萌々子が隙を突いたロングシュートを叩き込み、日本が逆転。ブラジルはまさかの敗戦となった。 勝利目前でのまさかの敗戦。ブラジル『グローボ』は、エリアス監督の選手に対する厳しい言葉を伝えた。 「試合終了前の姿勢が非常に悪かった。女子選手たちは努力のせいでも、頑張りすぎたせいでも、ポジショニングのせいでもない。意思決定のせいだ」 「勝利するチームになりたいのであれば、試合がもたらす変化を踏まえながら、100分間一貫して試合をする必要がある」 日本を勝利に導いた谷川は80分から登場。アディショナルタイムを除けば10分程度のプレー時間だったが、PKを獲得し決勝ゴールまで決めてみせた。 エリアス監督は「誰が傷つくかに関係なく、選手たちには真実を伝える」と、厳しい言葉をかけるとした。 「これは代表チームで繰り返されていることであり、私はそんなことを期待していない。私はそれを正す必要があり、誰かを傷つけたとしても、選手たちに真実を伝える必要がある」 「そして、彼女たちは明らかに反省する必要がある。しかし、彼女たち1人1人の努力は本当に認識している」 また、最後のPK判定には不服。選手が支えるための手だったとしたが、その部分以外は良かったとした。 「私にとって、試合はPKの際の審判のミスに関連して影響を受けた。ヤスミムは、支える手であり、明らかに足を滑らせていた。これは明らかにゲームに影響を与えたが、試合の要求に従ってプレーを続ける必要がある」 「今日の試合は違うスコアになっていたかもしれない。私の意見では、プレーの方法が分からなかった最後の部分を除けば、それ以外は良かったと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ブラジルを沈めた衝撃の一発!19歳谷川萌々子が後半ATに圧巻ミドルシュート!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mR5bRPbdKlc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.29 12:20 Mon3
ブラジル遠征のなでしこジャパンメンバーが発表! アジア競技大会で活躍の18歳MF谷川萌々子、17歳DF古賀塔子が初招集 【国際親善試合】
日本サッカー協会(JFA)は24日、ブラジル女子代表との国際親善試合に臨むなでしこジャパンのメンバーを発表した。 なでしこジャパンは10月26日から11月1日にかけて行われたパリ・オリンピックアジア2次予選を突破し、来年2月に最終予選となる北朝鮮女子代表とのホーム&アウェイ戦を控える。 重要な一戦へ向けた強化の場として、今回は現地時間11月30日、12月3日と、アウェイでブラジルとの2連戦を行うこととなった。 今回のメンバーには2次予選を戦ったメンバーが選ばれており、DF守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)、FW千葉玲海菜(ジェフユナイテッド千葉レディース)、DF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)が外れることに。一方でトレーニングパートナーとしてこれまで参加していた、谷川萌々子(JFAアカデミー福島)、古賀塔子(JFAアカデミー福島)が正式に初招集された。 ブラジルはFIFAランキング9位に位置し、すでにパリ・オリンピックの出場権を獲得している(なお、なでしこジャパンは同ランキング8位)。地力のある相手との対戦、また、数少ない南米への長距離遠征という場を、池田太監督がどのように活用するかにも注目が集まる。 ◆なでしこジャパンメンバー22名(※初招集) GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) FP 熊谷紗希(ローマ/イタリア) 猶本光(三菱重工浦和レッズレディース) 田中美南(INAC神戸レオネッサ) 三宅史織(INAC神戸レオネッサ) 清水梨紗(ウェストハム/イングランド) 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド) 杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ) 林穂之香(ウェストハム/イングランド) 南萌華(ローマ/イタリア) 長野風花(リバプール/イングランド) 中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) 植木理子(ウェストハム/イングランド) 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 遠藤純(エンジェル・シティFC/アメリカ) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 谷川萌々子(JFAアカデミー福島)※ 古賀塔子(JFAアカデミー福島)※ 2023.11.24 14:05 Fri4
「信じられない」「GKノーチャンス」なでしこ谷川萌々子が開始18秒で衝撃の左足ミドル! 海外のファンも驚愕「日本はいつだって脅威」
なでしこジャパンのMF谷川萌々子がキックオフからスーパーゴールを記録した。 ニルス・ニールセン監督が就任し、初の活動を行っているなでしこジャパン。アメリカで開催されているSheBelieves CUPに参加している。 初戦はオーストラリア女子代表を相手に4-0で快勝していた中、23日にコロンビア女子代表と対戦。先発した谷川はキックオフの流れから衝撃のゴールを記録した。 なでしこジャパンのキックオフで始まった中、GK山下杏也加まで戻したボールを前線へロングフィード。これは競り負けるも、こぼれ球に素早くプレス。これを拾った谷川がドリブルで運ぶと、ボックス手前の離れた位置から左足一閃。糸を引くミドルシュートがゴール右に突き刺さった。 衝撃的なゴールをたった18秒で記録した谷川には、海外のファンも驚愕。「信じられないゴールだ」、「このゴールがなければ観ることはなかった」、「素晴らしい」、「GKはノーチャンス」、「まるでスローモーション」、「これは生で観たかった」、「とんでもない選手」、「日本はいつだって脅威だ」と絶賛のコメントが寄せられている。 谷川は代表活動前には所属のバイエルンでも圧巻のアシストとゴールを記録して話題に。19歳のニューヒロインが遂に覚醒し始めたようだ。 なお、日本はその後に田中美南の2ゴール、浜野まいかにもゴールが生まれ、4-1で勝利。ニールセン新体制では2試合連続4ゴールで連勝と、良いスタートを切っている。 <span class="paragraph-title">【動画】キックオフから18秒、谷川萌々子が衝撃の左足ミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ItM0_MTH0l8";var video_start = 3;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.24 12:15 Mon5