立て直し目論むナポリ、ボランチ&CB兼務のベルギー代表MFデンドンケルを買取OP付きレンタルで獲得

2024.01.26 21:30 Fri
デンドンケルがナポリの一員に
Getty Images
デンドンケルがナポリの一員に
ナポリは26日、アストン・ビラからベルギー代表MFレアンデル・デンドンケル(28)の買い取りオプション付きレンタル移籍での獲得を発表した。

デンドンケルはベルギー代表として通算32キャップ、2度のワールドカップ(W杯)出場を誇る守備職人。ボランチとセンターバックをそつなくこなし、これまでアンデルレヒト、ウォルバーハンプトン、そしてアストン・ビラでプレーした。
2022-23シーズン加入のアストン・ビラでは、スティーブン・ジェラード前監督率いた当初こそ主力として活躍も、昨季途中のウナイ・エメリ監督就任以降は徐々に序列を落とし、反面、チーム力はみるみる向上していった印象だ。

今季の出場はプレミアリーグ8試合、公式戦全体でも15試合と昨季以上にプレータイムが減少し、立て直しを目論むイタリア王者へ向かうことに。イタリア『カルチョメルカート』によると、買い取りオプションの額は1000万ユーロ(約16億円)とのことだ。

スティーブン・ジェラードの関連記事

クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地がファンからのQ&Aに応じた。 ラツィオでのキャリアに1年で区切りをつけ、新シーズンからプレミアリーグ挑戦の鎌田。フランクフルト時代に指導を受けたオリバー・グラスナー監督とも再会を果たすイングランド行きとなるなか、すでにトレーニングにも合流している。 そのなか、ファン 2024.07.17 12:55 Wed
リバプールとの別れが近づいているユルゲン・クロップ監督。リバプーるは指揮官への感謝と愛情を示し、監督も応えた。 リバプールの指揮を執り始めて9シーズン。プレミアリーグ初優勝やチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、7つのタイトルを獲得。リバプールを常勝軍団の1つに押し上げていた。 今シーズンもEFLカップ(カ 2024.05.19 20:50 Sun
アストン・ビラは23日、ウナイ・エメリ監督(52)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 新契約にサインしたエメリ監督は、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「私たちはビラのファン、クラブのオーナー、経営陣、そして私たちの誇りであるこの素晴らしい選手たちとともに歩む日々を楽しんで 2024.04.23 23:40 Tue
リバプールのアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターが、クラブの月間最優秀選手に選出されたことを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンから加入したマク・アリスターは瞬く間にチームの主軸に定着。ここまで公式戦39試合出場6ゴール7アシストの成績を残している。 2024.04.17 16:10 Wed
リバプールのアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターの衝撃ゴールが話題を呼んでいる。 4日、プレミアリーグ第31節でリバプールはホームにシェフィールド・ユナイテッドを迎えた。 敗れれば首位陥落となってしまう一戦。試合は17分にダルウィン・ヌニェスのゴールで先制するも、後半にオウンゴールで失点する。 2024.04.05 08:20 Fri

スティーブン・ジェラードの人気記事ランキング

1

「みなさんの印象に残るような選手に」 鎌田大地が新天地パレスのQ&A企画に登場! 質問の1つに行く先々が“鳥縛り”の謎も

クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地がファンからのQ&Aに応じた。 ラツィオでのキャリアに1年で区切りをつけ、新シーズンからプレミアリーグ挑戦の鎌田。フランクフルト時代に指導を受けたオリバー・グラスナー監督とも再会を果たすイングランド行きとなるなか、すでにトレーニングにも合流している。 そのなか、ファンの質問に応えていくクラブ企画のインタビューに登場。まずは「パレスに加入して1番楽しみなこと」を明かした。 「4大リーグのビッグクラブといわれるチームでまだ試合をしたことがないのがマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、リバプールだけなので、そういう大きなクラブと対戦するのはすごく楽しみですね」 続いて、ホームスタジアムのセルハースト・パークにも「規模的にはすごく大きいわけじゃないけど…」としつつ、印象を語っている。 「ファンのみなさんが常に満員で入っていて、すごい良い雰囲気でできるし、ピッチにも近くて、“ザ・プレミアリーグ”というようなスタジアムだと思います」 ファンからの期待にも「そうですね。期待されているのは理解しているし、それに見合った活躍をして、みなさんの印象に残るような選手になれたらと思います」と返した。 また、このインタビューでは過去にプレミアリーグでプレーしたなかで憧れた選手も問われ、こう話している。 「小さい頃はスティーブン・ジェラード選手が自分のなかでイメージがあって、ここ最近で言うと、(ズラタン・)イブラヒモビッチ選手や、ポール・ポグバ選手とかは好きでした」 日本人選手の括りでは「ここ最近で言うと、トミ、冨安(健洋)だったり、遠藤航くんだったり、三笘(薫)くんだったり、印象的な活躍をしている日本人が多いなっていうイメージです」と語った。 そして、これまで鳥をモチーフにしたエンブレムのクラブを渡り歩くキャリアに「何とも思っていないですね(笑) 鳥が入っているチームに良いチームが多いんじゃないですかね(笑)」と述べた。 そうした質問の数々に応じていくなかで、最後はファンにメッセージを送っている。 「みなさんからの期待は自分自身、十分に理解しているつもりなので、それに見合った活躍をできたら良いなと思いますし、チームの助けに少しでもなれるように全力を尽くしたいと思うので、応援よろしくお願いします」 <span class="paragraph-title">【動画】パレスが鎌田大地のQ&Aインタビューを公開</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="G9r0S8hF8is";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.17 12:55 Wed
2

元祖“ワンダーボーイ”でリバプール唯一のバロンドーラー、マイケル・オーウェン

近年のサッカー界では、過去には考えられなかったほど若手の選手が活躍を見せ、それは世界各国のリーグで見て取れる。 例を挙げればキリがないが、ドルトムントで活躍するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは20歳。同僚には、17歳のイングランド代表MFジュード・ベリンガムや16歳のFWユスファ・ムココも居る。 スペインに目を移せば、バルセロナには18歳のU-21スペイン代表MFぺドリや18歳のスペイン代表FWアンス・ファティがおり、イングランドではマンチェスター・シティには20歳のイングランド代表MFフィル・フォーデンがいる。 若手が多く活躍できる状況も整っている現代サッカーだが、以前はやはり珍しい存在。まして10代にしてトップレベルで活躍できる選手などは数える程であり、一瞬の輝きで終わることも少なくなかった。 その中でも『元祖ワンダーボーイ』とも言われ、17歳でトップデビューを果たした逸材が、マイケル・オーウェンだ。 <span class="paragraph-title">◆鮮烈なデビューで世界の注目を集める</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210227owen_3_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 父親もサッカー選手だったオーウェンは、少年時代からリバプールの下部組織でプレー。1997年5月に17歳でファーストチームでデビューを果たした。 1997-98シーズンは本格的にファーストチームでプレーすると、18歳でなんと18ゴールを記録。プレミアリーグの得点王に輝き、勢いそのままにシーズン終了後に行われた1998年のフランス・ワールドカップにイングランド代表の一員として出場を果たした。 ワールドカップ前の1998年2月にイングランド代表としてデビューを果たしたオーウェンは、18歳と59日。当時のイングランド代表最年少デビューとなり、モロッコ代表との親善試合では初ゴールを記録。これはウェイン・ルーニーが2003年に更新するまで、イングランド代表の最年少ゴール記録だった。 当時のオーウェンは国民的な人気を誇り、特に持ち味であるスピード溢れるプレーは見るものを魅了した。そして迎えた1998年のフランスW杯。グレン・ホドル監督によって招集されると、第2戦でのルーマニア代表戦ではW杯初ゴールを記録する。 グループステージを勝ち抜いたイングランドは、決勝トーナメント1回戦でアルゼンチン代表と対戦。同僚であったデイビッド・ベッカムの報復行為による退場が多くの方の記憶にある試合だが、この試合でオーウェンは歴戦の名DFだったロベルト・アジャラとホセ・チャモを一気にかわしゴールを決めるなど活躍していた。ちなみにパスを出したのは、その後退場するベッカムだった。 <span class="paragraph-title">◆リバプールの選手として初の栄誉</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210227owen_2_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 鮮烈なデビューを見せたオーウェンには『ワンダーボーイ』と名がつけられ、W杯後の1998-99シーズンは23ゴールを記録。しかし、この頃にハムストリングを負傷すると、その後のキャリアでも長く付きまとうケガとなってしまった。 2000-01シーズンにはリバプールがFAカップ、リーグカップ、UEFAカップの“カップ・トレブル(三冠)”を達成。さらに、オーウェンはリバプールの選手として初めてバロンドールを受賞することとなった。なお、後にも先にも、オーウェン以外にはリバプールの選手としてバロンドールを受賞した者はいない。 爆発的なスピードを武器とし、シュートの技術も高かったオーウェンは、国際舞台でもくすぶり続けていたイングランド代表の救世主という期待もあったが、キャリアの転機が訪れてしまった。それがレアル・マドリーへの移籍だ。 リバプール時代は、デビューした1998-99シーズンから毎シーズン、クラブの最多得点者だったオーウェン。マドリーへ移籍すると13ゴールを記録したが、たった1シーズンでプレミアリーグへ舞い戻る事となった。 当時のマドリーは“銀河系軍団”と呼ばれており、イングランド代表の同僚であるベッカムも在籍。もちろん移籍の全てが失敗だったとは言えず、バルセロナ戦ではそのベッカムからの絶妙なアシストからオーウェンがゴールを決める、1998年のフランスW杯のアルゼンチン戦の再現にも見えた。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJOdnF3WXNhcSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 1年でマドリーを退団することとなったオーウェンには古巣のリバプールも復帰を願ったが、高額な移籍金に難色を示し、ニューカッスルに加入する。 すると、そこからはケガとの戦いが続く日々となり、4シーズン在籍したニューカッスルでは通算26ゴール、その後に加入したマンチェスター・ユナイテッドでは3シーズンで3ゴール。『ワンダーボーイ』はストーク・シティでのプレーを最後に、2013年に現役を引退した。 <span class="paragraph-title">◆キャリアの選択は重要</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210227owen_4_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 人生は一度きり、その時の選択でその先の人生が変わることはプロサッカー選手に限らず、誰にでもあることだ。そして、その決断が正しかったかどうかは、その時にはなかなか分かるものではない。 オーウェンもその1人。リバプールで放っていた存在感は異次元のものであり、チームの好不調は当然ありながらも、後に象徴となるスティーブン・ジェラードとの共演はもっと見たかったと言われている。 たらればではあるが、2019-20シーズンに30年ぶりにリーグタイトルを獲得したリバプールだが、オーウェンがそのままリバプールにいれば、もっと早くその瞬間は訪れたかもしれない。もちろん、どっちが良かったかなどは言及できないが。 ただ、少なくともキャリアを振り返ればオーウェンにとって最も幸せだったのはリバプール在籍時代。レアル・マドリーへの移籍が失敗とは言えないが、そのシーズンにリバプールがチャンピオンズリーグを制していることだけを取り上げても、やはりリバプールというクラブへの想いは強いだろう。 ケガなどの不運も続き、リバプールを去った後は活躍ができなくなったオーウェン。現代サッカーでは若き才能が溢れている中で、いずれキャリアを選択する時期がそれぞれの選手に来るだろう。そこで選んだ道が正しかったかどうかは誰にもわからない。ただ、正しいと言われるだけの結果を残せるかどうか。才能ある選手には、プレー面に集中してもらいたいものだ。 <div id="cws_ad"><hr>『ワンダーボーイ』として世界中で注目を集めたマイケル・オーウェンが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>イングランドで、そしてリバプールでもチームメイトだったスティーブン・ジェラードも同時に登場している。『サカつくRTW』でワンダーボーイのゴールを観たい方は是非一度チェックしよう。</div> 2021.02.27 21:45 Sat
3

史上最高“究極”のオールラウンダー、フランク・ランパード

サッカーにおいての花形ポジションとされるのは、やはりストライカー。チームを勝利に導くその姿に憧れる子供は少なくなく、幼少期には誰もがゴールを奪いたい気持ちでプレーしたはずだ。 プロの世界になれば、それぞれのポジションにスペシャリストがおり、子供たちの憧れの的になる選手は様々。それでも、やはり目に見える結果が残せるFWの人気は高いだろう。 どの時代においても、わかりやすくスターになれるストライカーたち。しかし、FWでプレーしない選手でも数多くのゴールを決められることを証明した究極の選手がいる。それが、元イングランド代表のフランク・ランパードだ。 <span class="paragraph-title">◆IQ150以上の天才MF</span> ランパードのイメージは、やはりチェルシーだろう。2001年から2014年まで在籍し、中盤に君臨。ほとんどの試合でプレーする姿は、“鉄人”と呼ばれていた。 また、“ランプス”と呼ばれて愛されたランパードは、ロマン・アブラモビッチ氏がクラブを買収し、ジョゼ・モウリーニョ監督を迎えて急激に力をつけたチームにおいて、軸となって支えた1人として記憶に残っていることだろう。ランパード無くして、チェルシーの飛躍はなかったと言っても過言ではない。 しかし、ランパードのルーツは同じロンドンでもウェストハムにある。父は元イングランド代表DFのフランク・ランパード・シニア、伯父には監督として多くのクラブを率いたハリー・レドナップ氏を持ち、サッカー一家で育つ。 家庭は裕福であり、ランパードは運動能力に長けるだけでなく、学力も優れており、IQは150を超える天才。育ちもよく、恵まれた環境で能力も高いという、正にエリート街道を歩む選手だった。 そのランパードがプロ生活を始めたのがウェストハム。頭角を現し、イングランド代表としてもプレーする一方で、伯父が監督、父がコーチを務めていたことで、結果が出なければ非難を浴びることも多々あった。 また、イングランド代表にも早くに選ばれながら、なかなかブレイクせず。その流れもあり、環境変化を求めて移籍したチェルシーで、チームに欠かせない選手に一気に成長。クラブ、そしてイングランド代表にとっての柱となった。 <span class="paragraph-title">◆チェルシーと共に花開く</span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI2T0tmR0VNTiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> キャリアを始めたウェストハムでも高い能力が認められていたランパード。世代別のイングランド代表に選ばれると、1999年10月10日にイングランド代表デビューを果たす。 しかし、ランパードの代表でのキャリアは順調にはいかない。デビュー後は、出番どころか招集もされず。2001年に入り再び代表に招集されるようになり、日韓ワールドカップ(W杯)の前にはコンスタントに招集を受けるが、最終的にはW杯出場を逃すことに。その後も、しばらく代表からは外れていった。 ランパードがイングランド代表に定着したのは2003年5月以降。チェルシーに移籍して2シーズン目の終わり頃。チームとしても変革を遂げる少し前にポジションを掴んでいく。 そのランパードは定着を果たすと、ユーロ2004ではレギュラーとしてプレー。大会3ゴールを挙げて、ベスト11に選ばれることに。その後のドイツW杯予選では5ゴールを挙げるなど、イングランド代表のW杯出場に大きく貢献する。 その頃、チェルシーはモウリーニョ監督の下でプレミアリーグ制覇を達成し、ランパードとしても乗っている時期と重なっている。 イングランド代表としては2010年の南アフリカW杯、2014年のブラジルW杯にも出場。その後に引退を表明しているが、106試合で29ゴールを記録。歴代10位のゴール記録であり、攻撃的なポジションではない選手では最もゴールを決めている選手となっている。 <span class="paragraph-title">◆類稀なる得点力を備えたオールラウンダー</span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJvM2hRUGZHcyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> そのランパードは、チェルシーでも当然輝きを放つ。2005年にはバロンドール、FIFA最優秀選手ともに全体の2位という栄誉を得る。なお、どちらも元ブラジル代表MFロナウジーニョが1位だった。 またクオリティの高いプレーもさることながら、愛称の“鉄人”が示す通り、プレミアリーグでは164試合連続出場記録を樹立。それまでは元イングランド代表GKデイビッド・ジェームズが保持していた記録であり、フィールドプレーヤーが達成するのは異例だった。 その後もチェルシーの中心選手として君臨し続けたランパード。プレミアリーグで3回、FAカップで4回、EFLカップで2回と国内で9つのタイトルを獲得。さらに、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグを1度ずつ制しており、クラブの黄金期を支えた。 それはタイトルのみならず、個人の成績でも大きく貢献。公式戦通算648試合に出場し211ゴール150アシストという大記録を樹立。出場数は同時期にプレーした生え抜きのDFジョン・テリーに次ぐ2位、ゴール数は名だたる名FWを差し置いてダントツの1位となっており、まさにクラブのレジェンドそのものとなっている。 しかし、成績とは裏腹に、あまり目立たないのがランパードの真骨頂と言えるだろう。同時期に同ポジションを争ったリバプールのMFスティーブン・ジェラードはスター選手として早くから扱われており、リバプールというクラブに出てきた期待の若手というのが大きな要因といえる。 一方で、選手としての能力だけで見れば、ランパードの方が優れているという声も多く、なんでもこなせるハイスペックなオールラウンダーとして評価。得点力、アシスト、さらには中盤でのタイトな守備や泥臭いプレーなど、全てにおいて高い能力を誇り、さらにはケガをほとんどしないことで愛されていた。 <div id="cws_ad"><hr>イングランド代表でも活躍し、チェルシーのレジェンドとして歴代最多ゴール数を誇るランパードが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>盟友のDFジョン・テリーやMFスティーブン・ジェラードと共に現役時代に魅せたゴールが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD?pid=worldsoccer2110&c=worldsoccer2110&is_retargeting=true&af_inactivity_window=3d&af_dp=ryan.app%3A%2F%2F&af_web_dp=http%3A%2F%2Fsakatsuku-rtw.sega.com%2F" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20211013.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.10.13 20:00 Wed
4

誰もを魅了した唯一無二の“ミドルシュート”、レッズの“象徴”スティーブン・ジェラード

2019-20シーズンのプレミアリーグを圧倒的な強さで制し、30年ぶりのトップリーグ優勝を果たしたリバプール。ユルゲン・クロップ監督の下で悲願を達成し、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝と共に、ファン・サポーターは喜びに明け暮れた。 ディフェンディングチャンピオンとして臨んでいる2020-21シーズンのプレミアリーグでは、24試合を消化し勝ち点40の6位に位置。昨シーズン見せた圧倒的な強さはそこにはなく、らしさが見て取れない。 もちろん、そこには様々な要因があるのは広く知られたこと。1つは、守備の要であったオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクを含めたセンターバックが相次いで負傷したこと。2つ目は、チーム全体として精彩を欠いていることだ。これは、昨シーズンから続く連戦による蓄積された疲労に加え、代わりの選手がなかなか見つからないというところが影響していると考えられる。 クロップ監督によって作られた現在のリバプールは、個々の能力の高さもありながら、やはりチームとして、1つの集団として機能した時に絶大な強さを発揮する。一方で、その中核を担う選手が力を発揮できなければ、必然的にチーム力は落ちてしまうのも仕方のないことだろう。 しかし、敢えて言うならば、強烈な“タレント”が不足しているとも言える。例を挙げるなら、クラブのレジェンドであるスティーブン・ジェラードのような存在だ。 <span class="paragraph-title">◆若き頃から見せていた勝負強さ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/20210224gerrard_tw2.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 幼少の頃からリバプールのアカデミーで育ったジェラードは、1998-99シーズンの11月にファーストチームでデビュー。18歳でデビューした当時は、右サイドバックとしてプレーしていた。 その後は、セントラルミッドフィルダーとしてプレーすると、3年目の2000-01シーズンからレギュラーに定着。ジェラール・ウリエ監督の下でFAカップ、リーグカップ、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)のカップ戦三冠を達成していた。 このシーズンは、リーグカップ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦、そしてUEFAカップのアラベス戦でゴールを決めており、この頃から大舞台での勝負強さを発揮していた。 2003-04シーズン途中からチームのキャプテンを務めると、一気に中心選手としての才能が開花。2004-05シーズンは、チャンピオンズリーグのグループステージで敗退の危機にあった中、最終節のオリンピアコス戦で試合終了間際に衝撃のミドルシュートを決めて突破を決めると、このシーズンは決勝にまでチームは勝ち上がり、“イスタンブールの奇跡”と呼ばれるミランとの激闘を制して優勝を達成。この決勝でも逆転につながるゴールを決めていた。 チームの精神的支柱でもあったジェラードが持つ勝負強さは、何度となく救うことになった。 <span class="paragraph-title">◆誰もを魅了するミドルシュート</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/20210224gerrard_tw3.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> クラブキャリアではリバプールとロサンゼルス・ギャラクシーで191ゴールを記録、イングランド代表としても21ゴールを記録しているジェラード。そのジェラードの代名詞といえば、やはり“ミドルシュート”だろう。 右足から放たれる強烈な一撃は、打った瞬間に入る予感すらさせるもの。その軌道の美しさもさることながら、シュートスピードは驚くべきものがある。 スピードあるミドルシュートは“弾丸ミドル”という表現がピッタリであり、地を這うような軌道は圧巻そのものだった。 前述した通り勝負強さにも繋がるところだが、ジェラードのゴールはチームの窮地を救うものが多く、試合の終盤で劣勢な状況でも何か起こるのではという予感さえあった。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJqMXBzNXlFaCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 例えば2004-05シーズンのミドルスブラ戦では、ハーフウェイライン付近からのフィードを受けたジェラードがトラップ。コースが空いているのを見ると、中央やや右寄りの距離のあるポジションから右足一閃。ゴール左上に強烈なミドルシュートが突き刺さっていった。 ミドルシュートというよりはロングシュートに近いが、あのポジションから右足を振り抜くという判断も、ミドルシュートが得意なジェラードならではかもしれない。 その他、前述の2004-05シーズンのチャンピオンズリーグのオリンピアコス戦。あと1点が必要な状況で、ボックス手前でルーズボールに反応したジェラードが右足を振り抜くと、高速シュートが右隅に決まった。 このように最大の武器であったミドルシュートで多くのピンチを救ったことで、ファン・サポーターからも一層愛される存在となっていったジェラード。似たようなミドルシュートを打てる現役選手はほとんどおらず、唯一無二の存在だったとも言える。まさに、サッカー史に残るレジェンドと言って良いだろう。 <div id="cws_ad"><hr>弾丸ミドルでおなじみのスティーブン・ジェラードが、大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>イングランドで、そしてリバプールでもチームメイトだったマイケル・オーウェンも同時に登場している。『サカつくRTW』でワンダーボーイのゴールを観たい方は是非一度チェックしよう。</div> 2021.02.25 19:40 Thu
5

ユナイテッドが大金投じた2人のウインガーから少しでも回収へ…2人を188億円で売りに出す計画か

マンチェスター・ユナイテッドは、2人のウインガーに投じた大金の回収を目論んでいるという。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。 今シーズンは苦戦しているユナイテッド。近年はピッチ外での問題も多く、大金を投じて獲得した選手がその価値を示せていないことも問題視されている。 その中でも問題視されているのが2人のウインガー。元イングランド代表MFジェイドン・サンチョ(23)と、ブラジル代表FWアントニー(23)だ。 2021年7月に7300万ポンド(約137億6000万円)でドルトムントから獲得したサンチョは、プレミアリーグではその輝きを放てず。今シーズンはエリク・テン・ハグ監督への批判が物議を醸してチームを追放されると、プレミアリーグでわずか3試合の出番に終わり、古巣のドルトムントへとレンタル移籍で出された。 また、アントニーはエリク・テン・ハグ監督の後を追いかけ2022年夏にアヤックスから8600万ポンド(約162億2000万円)で加入。しかし、ピッチ外での女性への暴行疑惑が浮上するなどすると、チームに復帰もテン・ハグ監督から物足りないと指摘を受けていた。 大金を投じたものの、それに見合う活躍はできていない両者。『イブニング・スタンダード』によれば、サウジ・プロ・リーグからのオファーが2人にあり、ユナイテッドはそれぞれ5000万ポンド(約94億3000万円)を要求する意向があるという。 サンチョに関しては、スティーブン・ジェラード監督率いるアル・イテファクがレンタル移籍を希望。しかし、5000万ポンドの買い取り義務の条項を嫌い、破談となっていた。 冬に移籍する可能性はあまり高くなく、夏の移籍には再び名前が浮上する可能性も。その他、ブラジル代表MFカゼミロ、元フランス代表DFラファエル・ヴァランもサウジアラビアに行く可能性。ヴァランはフリーだが、カゼミロは適正な価格で売却する意向があるという。 2024.01.23 11:45 Tue

ナポリの人気記事ランキング

1

ルカクがナポリ行きを最優先に…オシムヘンの移籍待ちか

ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の希望はナポリ入りのようだ。 2021年夏のチェルシー復帰がうまくいかず、2022年夏からレンタル移籍が続くルカク。一昨季のインテル復帰に続いて、昨季もローマに舞台を移してイタリアでのプレーを続けたが、完全移籍とはならず。 この夏はひとまずチェルシーに復帰したが、依然として戦力外。ユーロ2024に参戦中から、ストライカーを探すミランの関心が取り沙汰されたが、先日にスペイン代表FWアルバロ・モラタの加入で埋まった。 そんなルカクだが、もう1つの行き先候補として紐づくのがナポリ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ルカクもナポリ行きを最優先とし、恩師のアントニオ・コンテ監督を含め、双方が相思相愛という。 ただ、ナポリはナイジェリア代表ビクトル・オシムヘン(25)の退団が決まった場合に限り、ルカクを巡ってチェルシーとの交渉に臨む模様。したがって、ルカクもオシムヘンの去就決定を待っている状況のようだ。 なお、ルカクの将来をも左右するとされるオシムヘンを巡ってはフランス代表FWキリアン・ムバッペの穴埋めが急務となるパリ・サンジェルマン(PSG)の関心が噂される。 2024.07.20 10:40 Sat
2

PSGのオシムヘン獲得交渉は破談へ? クラブはイ・ガンインを交渉に含めることを望まず

パリ・サンジェルマン(PSG)のナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)獲得に向けたナポリとの交渉は、破談となる可能性が高まっているようだ。 PSGはチームの大エースだったフランス代表FWキリアン・ムバッペが、契約満了によって昨季限りで退団。今夏の移籍市場では新たな得点源を探すと報じられており、ナポリのエースとして昨季も公式戦32試合17ゴール4アシストを記録したオシムヘンは格好のターゲットとなっていた。 ただし、PSGはオシムヘンに設定された1億3000万ユーロ(約226億円)の違約金支払いには消極的。違約金減額のため、韓国代表FWイ・ガンイン(23)が交渉に含まれる可能性も報じられていた。 しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、PSGはイ・ガンインを手放すことを望まず。加えて、現時点で違約金の満額支払いも行うつもりはないとのことだ。 当然、ナポリが純粋な違約金減額に応じる予定はなし。これによって、オシムヘンのPSG移籍は破談に終わる可能性が高まっているようだ。 PSGはFWランダル・コロ・ムアニとFWゴンサロ・ラモスに満足しており、新シーズンの活躍を期待している模様。一方、オシムヘンにはチェルシーからの関心も囁かれており、依然として移籍市場で注目の存在となっている。 2024.07.23 13:10 Tue
3

ナポリで鳴かず飛ばずだったリンドストローム、エバートン移籍で合意へ

ナポリのデンマーク代表MFイェスパー・リンドストローム(24)がエバートンに買い取りオプション付きのレンタルで移籍するようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が報じている。 昨夏、フランクフルトからナポリに3000万ユーロの移籍金で加入したリンドストロームだったが、セリエA22試合、チャンピオンズリーグ4試合の出場でノーゴールノーアシストと鳴かず飛ばずに終わっていた。 それでもフランクフルト時代、公式戦80試合出場14ゴール14アシストと結果を出していたリンドストロームをエバートンは高く評価。レンタル料300万ユーロ(約5億円)、買い取る際の移籍金2200万ユーロ(約37億1000万円)で合意を取り付けたようだ。 2024.07.24 07:45 Wed
4

来日したブライトンにナポリから関心、スコットランド代表MFにオファーも拒否

来日したブライトン&ホーヴ・アルビオンだが、ナポリからのオファーに関しては拒否したという。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 20日に来日したブライトン。この後、鹿島アントラーズ、東京ヴェルディと2試合を戦う。 そのブライトンの来日メンバーでもあるスコットランド代表MFビリー・ギルモア(23)に関してオファーが届いたとのこと。セリエAのナポリが獲得を目指しているという。 ギルモアは大きな期待が寄せられてチェルシーに加入。しかし、チェルシーでは輝きを放てず、2022年9月にブライトンへと完全移籍で加入した。 4年契約を結んだギルモアだったが、チェルシーは買い戻しオプションを契約に盛り込んでいたとのこと。ただ、チェルシーがそのオプションを行使する気はないという。 2023-24シーズンは公式戦41試合に出場し、チームの中心となったギルモアに対し、ナポリは800万ポンド(約16億3000万円)のオファーを出したとのことだが、ブライトンはすぐに拒否したという。 『スカイ・スポーツ』によれば、1200万ポンド(約24億4000万円)の高額オファーが届いた場合は検討を始める可能性があるとのこと。交渉は続いているとのことだが、金額が満たなければ応じる気はないようだ。 2024.07.20 23:45 Sat
5

新たなエースとしてオシムヘン獲得望むPSG、ナポリにイ・ガンインら選手を含めたオファーか

パリ・サンジェルマン(PSG)はナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)獲得に向け、選手を差し出す構えを見せているようだ。 昨シーズン限りで、チームのエースだったフランス代表FWキリアン・ムバッペが契約満了により退団となったPSG。今夏の移籍市場では、後釜となるストライカー確保が急務となっている。 そんなPSGが獲得を望んでいるのがオシムヘンだ。ナポリの得点源として2022-23シーズンにはスクデットの獲得に貢献し、昨シーズンも公式戦32試合17ゴール4アシストを記録するなど、トップクラスの活躍を続けている。 2026年夏までナポリと契約を残すオシムヘンだが、1億3000万ユーロ(約226億円)の違約金が存在している模様。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、PSGは違約金減額を望み、選手を含めた交渉を模索しているようだ。 その候補となる選手は、韓国代表FWイ・ガンイン(23)、元フランス代表DFノルディ・ムキエレ(26)、スペイン代表MFカルロス・ソレール(27)の3名とのこと。15日の交渉で、その旨をナポリに伝えたという。 しかし、アントニオ・コンテ監督が新シーズンから指揮を執るナポリは、現段階でイ・ガンイン以外に関心を示さず。イ・ガンインに対しての関心も高いものではなく、難しい交渉になることが予想されている。 2024.07.16 10:05 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly