再会した父親の眼前で2得点のルイス・ディアス、試合後にはアリソンとも熱い抱擁

2023.11.17 22:20 Fri
Getty Images
コロンビア代表FWルイス・ディアスブラジル代表GKアリソンの抱擁が注目を集めている。現地時間16日、北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の5試合が各地で行われ、5位のコロンビアは3位のブラジルとホームで対戦した。

試合はブラジルが開始早々の4分に先制。左サイドでボールを持ったガブリエウ・マルティネッリヴィニシウス・ジュニオールとのコンビネーションからネットを揺らす。
ところが、70分を過ぎるとコロンビアが反撃に出る。75分、ルイス・ディアスがクリスティアン・ボルハのクロスを頭で押し込んで同点とすると、その4分後にも再びルイス・ディアス。今度はハメス・ロドリゲスからの折り返しを再び頭で合わせ、瞬く間に逆転に成功した。

鮮やかな逆転劇で勝利したコロンビアは3位に浮上。一方、2連敗となったブラジルは5位へ転落した。
2ゴールを許したブラジル代表GKアリソンだったが、試合後にはルイス・ディアスの下へ歩み寄り、熱い抱擁をかわした。

リバプールのチームメイトである2人。イギリス『デイリー・メール』によれば、ルイス・ディアスの両親が誘拐された際、アリソンはルイス・ディアスへ多大なサポートを行っていたという。

ディアスの両親は10月にコロンビアの反政府組織によって誘拐され、母は早々に解放されたが、父が人質となり所在不明に。12日間の拘束の末、9日に解放されたばかりだった。

「アリソンは僕たち家族に起きたことを知っていたから、(試合後に両親が帰ってきて、父親の見守る前で点を取れて)『良かったね』と言ってくれた。彼は素晴らしい人だ。僕が困難な状況に陥った時も冷静になれるよう、できる限りのサポートをしてくれた。本当に尊敬している」と、ルイス・ディアスは語った。

一方のアリソンも「彼は友人だ。最近とても苦しい時間を過ごしていたのはわかっていたから、(支えるのは)サッカーの枠にとどまる話じゃないね。けど、今日の試合結果だけはちょっと残念かな」と、親友を支えるのは当然だったと話す。

同紙では、アリソンは2021年に父親を亡くした際、当時は新型コロナウイルス(COVID2021)の影響で、現地での葬儀に立ち会えなかったことを引き合いに出している。そういった背景を持つアリソンだからこそ、両親のことで憂うルイス・ディアスに一層寄り添うことができたのかもしれない。

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リバプールのポルトガル代表FWジオゴ・ジョタが、モナコへと移籍した日本代表MF南野拓実について言及した。 2020年9月にウォルバーハンプトンから完全移籍で加入したジョタ。リバプールのアタッカー陣において、激しいポジション争いが待っていると思われたが、開幕戦でいきなりゴールを決めるなど、プレミアリーグで35試合に出場し15ゴール6アシストを記録していた。 チームにとって欠かせない選手に一気に上り詰めた一方で、冬にはFWルイス・ディアスが加入。ポジション争いのライバルが増える中で、最後まで出番を得続けていた。 しかし、今夏は控えに甘んじていた南野がモナコへ完全移籍。また、ベルギー代表FWディヴォク・オリジはミラン、セネガル代表FWサディオ・マネはバイエルンと3人がチームを去ることに。一方で、ベンフィカからウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが加入した。 今シーズンもメンバーは変わりながらもポジション争いが待っているジョタだったが、負傷の影響で今シーズンはまだプレーできず。ただ、復帰も近づいているという。 そのジョタはイギリス『スカイ・スポーツ』の独占インタビューで昨シーズンのことやプレーについてコメント。その中で、昨季のポジション争いにも言及し、南野やオリジの存在は大きかったと語った。 「ディボクとタキがプレーしていた時、どれだけ重要な存在であったかはわかっているよ。今シーズンも、それと同じようにしたいね」 「特に、去年と同じように、もう一度全てを賭けるつもりだ。全員が必要なことは分かっている。全員が重要な存在になる」 「その時のために、準備しなければいけない」 ポジション争いがある中で、それぞれがしっかりと準備をし続ける必要があるとしたジョタ。開幕3試合勝利がないチームを救う活躍を見せられるかに注目だ。 2022.08.25 05:50 Thu

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“虎の目にも涙”、少年サポーターとの交流でもらい泣きしたファルカオ

▽モナコに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、少年サポーターとの交流で思わず涙を流した。<br /><br />▽今年1月に左ヒザ前十字じん帯を断裂する重傷を負ったコロンビア代表のエースは、現在ブラジルワールドカップ出場に向けて懸命なリハビリを続けている。その国民的英雄を激励するためコロンビアのとある少年グループが、先日スペインでリハビリ中のファルカオの元を訪れた。その際に一人の少年サポーターと交流したファルカオが、思わず涙を流す感動的な場面があったようだ。<br /><br />▽スペインメディアによると、ファルカオを思わず涙させた少年は、同選手の大ファンであるミカエル・スティーブン君。憧れのファルカオと対面したスティーブン君は、感激のあまり涙を見せながらファルカオの手を握り続けた。ファルカオ自身は興奮するスティーブン君にやや困った顔を見せながらも、優しくハグして落ち着かせようとしていた。<br /><br />▽だが、その後にスティーブン君がとったひとつの行動を受けて、ファルカオは思わず涙を流すこととなった。<br /><br />▽スティーブン君は「この足を神様が今までより必ず強くしてくれるように」と、祈りの言葉をつぶやきながらファルカオの痛々しい手術痕が残る左ヒザに何度も手を置いた。スティーブン君の純粋な行動に心を打たれた“ティグレ(虎の意、ファルカオの愛称)”は、目頭を押さえながら思わず涙を流した。<br /><br />▽様々な人たちの想いを背負うファルカオにとっては、是が非でもワールドカップに出場しなければならない理由がまたひとつできたはずだ。 2014.04.12 21:24 Sat
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今日は何の日!9月6日は、コロンビアの伝説的GKイギータが、ウェンブリーで“あの”スコーピオンキックを披露/1995年

世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日9月6日の出来事を振り返ってみよう。 今回ピックアップするのは、1995年9月6日。元コロンビア代表GKレネ・イギータ氏が伝説となるプレーを見せた日だ。 <div id="cws_ad">◆コロンビアの伝説的GKイギータのスコーピオンセーブ誕生秘話<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI5TVY1REtZMCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ◆コロンビアの“狂人” コロンビアの強豪アトレティコ・ナシオナルの守護神としてキャリアの多くを過ごしたイギータは、GKながらフリーキックやPKキッカーを務め、しばしばゴールを挙げるなど、奇抜なプレースタイルで“エル・ロコ(狂人)”のあだ名で呼ばれる選手として知られていた。 身長175cmとGKとしては小柄ながら、抜群の身体能力を活かした好セーブを連発し、コロンビア代表でも正GKを務めるなど、実力は折り紙付きだった。 ◆世界に衝撃を与えたスコーピオンキック そんな中迎えた1995年9月6日。イングランド代表との親善試合でウェンブリーに赴いたコロンビア代表の正GKとしてイギータは先発出場を果たす。 すると、MFジェイミー・レドナップが放ったループシュートに対し、イギータは両足を揃えてジャンプすると、空中で海老反りになり、頭の上でボールをキックしてこれをクリア。前代未聞のスコーピオンセーブを決めてみせた。 実はこのプレーは、この試合の5年前、イギータがコロンビアのテレビCM撮影の際に思い付いたプレーであったと後に明かされている。そのCMは、少年がバイシクルキックで放ったシュートを、イギータがさらにアクロバティックなセーブでそれを止めるという内容のものであったが、撮影中にイギータがこのスコーピオンセーブを思い付いたようだ。 また、この試合では、イギータはレドナップがシュートを放つ前にオフサイドの判定があったと勘違いしており、そのためこの大胆なプレーに出たと言われている。 どのような経緯にせよ、世界中を驚かせたこのプレーは、サッカーファンの間で今でも語り継がれる名シーンとなっている。 2020.09.06 17:00 Sun
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メッシを怒らせ「踊れよ、さぁ!」と煽られたミナが心境語る「あの時は2人とも国を代表して戦っていた」

エバートンに所属するコロンビア代表DFジェリー・ミナが、コパ・アメリカ2021でのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの関係について明かした。スペイン『マルカ』が伝えている。 6日行われたコパ・アメリカ2021準決勝、アルゼンチン代表vsコロンビア代表の一戦は、1-1で90分を終え、勝負はPK戦に突入。GKエミリアーノ・マルティネスが3本のPKをストップする大活躍で、アルゼンチンが2大会ぶりの決勝進出を決めていた。 ミナは3人目のキッカーを務めたものの、PKをストップされていたが、ハーフウェイラインに戻っていく最中、元チームメイトのメッシから「今すぐ踊れ!踊れよ、さぁ!」と物凄い剣幕で煽られていた。 その理由の1つとして、コロンビアが準々決勝でメッシの友人、FWルイス・スアレスを有するウルグアイ代表と対戦した際、PK戦の最中にミナらはダンスを披露。これがメッシの逆鱗に触れたものと考えられている。 普段は比較的冷静なメッシがこのように感情をあらわにすることは珍しいが、ミナがこの件について言及。サッカーの一部だと理解を示した。 「レオとの間に起こったことはいつでも起こり得ることであり、サッカーの一部だ。人生には転機があり、あの時のリベンジを果たす機会が訪れるだろう。でも僕は、彼が素晴らしい人間だと知っているから落ち着いているよ」 「彼とはバルセロナで出会い、その時の彼のサポートには感謝している。僕は彼を常にリスペクトしている。ただ、あの時は2人とも国を代表して戦っていたんだ。代表チームには命を懸けているし、ピッチで起こったことはそこに置いておくべきだ、だからこれ以上は何もないよ」 なお、試合後にはメッシがインスタグラムでミナのフォローを外したことも明らかになっており、想像以上に激怒していることがうかがえる。 <span class="paragraph-title">【動画】メッシがPK失敗の元同僚に怒声を浴びせる!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Copa América | <a href="https://twitter.com/hashtag/Radioestadio?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Radioestadio</a><br><br>El detalle de los penaltis del Argentina - Colombia!! <br><br>Falla Yerry Mina el penalti y Messi le grita.. “Bailar, bailar ahora”<br><br> <a href="https://t.co/tjGcR8TP7c">pic.twitter.com/tjGcR8TP7c</a></p>&mdash; Radioestadio (@Radioestadio) <a href="https://twitter.com/Radioestadio/status/1412659173024800768?ref_src=twsrc%5Etfw">July 7, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.07.21 07:35 Wed
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U-23コロンビア代表MFアンドレス・バランタが練習中に倒れて急逝…

アルゼンチンのアトレティコ・トゥクマンに所属するU-23コロンビア代表MFアンドレス・バランタ(享年22)が、トレーニング中に倒れて急逝した。 アトレティコ・トゥクマンは11月30日、同選手の訃報を伝えた。 アルゼンチン『ラ・ガセタ』が報じるところによると、バランタはチームのトレーニング中に突如意識を失って心停止状態になっていたという。その後、蘇生処置と40分以上にわたるAED(自動体外式除細動器)の使用によって蘇生を試みたが、緊急搬送されたサン・ミゲル・デ・トゥクマンの病院で息を引き取ったという。 現時点でバランタの死因に関する詳細は明かされていないが、同選手は前所属先のデポルティボ・カリ時代にもプレー中に意識を失った経験があった模様。ただ、その際に実施された精密検査では大きな異常は確認されていなかったとのことだ。 デポルティボ・カリでキャリアをスタートしたバランタは、2022年夏にアトレティコ・トゥクマンに加入したばかりだった。これまでフル代表デビューは果たしてないものの、U-17からU-23まで同国のアンダー世代の代表チームで主力を担ってきた。 2022.12.02 22:24 Fri
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レーティング:コロンビア 3-0 ギリシャ《ブラジル・ワールドカップ》

▽ブラジル・ワールドカップのグループC第1節が14日に行われ、日本代表と同グループに属するコロンビア代表とギリシャ代表が、ベロオリゾンテのエスタディオ・ミネイロンで激突した一戦は、3-0でコロンビア代表が快勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。<br><br>▽コロンビア採点<br />GK<br />1 オスピナ 6.0<br />前半終了間際のP・コネの難しいミドルシュートをしっかり止める<br /><br />DF<br />18 スニーガ 5.5<br />無理に攻め上がらず、守備に重点<br /><br />2 サパタ 6.0<br />対人の強さを見せ、隙がなかった<br /><br />3 ジェペス 6.5<br />ポジショニングの良さ、ハイボールの強さを生かして安定した守備を披露<br /><br />7 アルメロ 6.0<br />守備にはやや難も貴重な先制ゴールを挙げる<br /><br />(→S・アリアス 5.5)<br />攻守にそつなし<br /><br />MF<br />8 アギラール 6.0<br />守備を献身的にこなし、2点目をアシスト<br /><br />(→メヒア 5.5)<br />無難に試合に入った<br /><br />10 ハメス・ロドリゲス 6.5<br />3点に絡んだ。精度の高い左足でチャンスを生む<br /><br />6 カルロス・サンチェス 6.0<br />ハードワークを欠かさなかった<br /><br />FW<br />11 クアドラード 6.5<br />キレのある動きで揺さぶり続け、先制ゴールと3点目をアシスト<br /><br />9 グティエレス 6.0<br />ファルカオ不在の中、試合を決定付ける2点目を奪って仕事を果たす<br /><br />(→J・マルティネス -)<br /><br />14 イバルボ 6.0<br />スピードを生かしてカウンターの起点となった<br /><br />監督<br />ペケルマン 6.5<br />試合巧者ぶりを発揮。先制後は引いてギリシャに何もさせなかった<br><br>▽ギリシャ採点<br />GK<br />1 カルネジス 5.0<br />失点に責任はないが、好守もなかった<br /><br />DF<br />15 トロシディス 5.0<br />対面のイバルボのスピードにやや翻弄された印象<br /><br />4 マノラス 5.5<br />先制点を与えてしまった場面は何とか止めたかったところだが、粘り強い守備を見せた<br /><br />19 パパスタトプーロス 5.5<br />無難な守備を見せつつ、持ち上がって攻撃参加するなど打開を試みた<br /><br />20 ホレバス 5.0<br />クアドラードのキレのある動きに対応できず<br /><br />MF<br />2 マニアティス 5.0<br />攻撃面での貢献度が乏しい<br /><br />21 カツラニス 5.0<br />ボールをうまく配球できず<br /><br />8 P・コネ 5.0<br />際どいミドルシュートを1本放ったが、消えていることが多かった<br /><br />(→カラグーニス -)<br /><br />FW<br />14 サルピンギディス 5.0<br />持ち味のドリブル突破は見られなかった<br /><br />(→フェトファツィディス 5.0)<br />ドリブルで流れを変えることはできず<br /><br />17 ゲカス 5.0<br />バー直撃のヘディングシュートを放ったが、前線で起点となれず<br /><br />(→ミトログル 5.0)<br />コンディション不良か、身体が重い<br /><br />7 サマラス 5.5<br />彼の突破力のみが、ギリシャ唯一の打開策だった<br /><br />監督<br />サントス 5.0<br />攻撃のアイデアがない<br><br>★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!<br />ハメス・ロドリゲス(コロンビア)<br />▽バイタルエリアでボールを受けてはサイドにパスを散らした。また、シュート意識も高く、3点に絡んでチームを快勝に導いた。<br /><br />コロンビア 3-0 ギリシャ<br />【コロンビア】<br />アルメロ(前6)<br />グティエレス(後13)<br />ハメス・ロドリゲス(後48) 2014.06.15 03:00 Sun

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