日本代表がピンチに? 「ここで1週間休養する」頭部強打の古橋亨梧は不参加に…セルティック指揮官が明言
2023.11.13 09:05 Mon
激しチャージで頭部を強打した古橋亨梧
日本代表が厳しい状況に追い込まれてしまっている。
16日から2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本。26名の選手を森保一監督は招集し、再びW杯を目指す。
2次予選は、ミャンマー代表、シリア代表、北朝鮮代表と対戦することとなり、初戦はホームでミャンマーと、21日には中立地のサウジアラビアでシリアと対戦する。
しかし、その日本代表に新たな負傷者が。セルティックのFW古橋亨梧が12日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第13節のアバディーン戦で負傷した。
この試合は6-0で快勝し、古橋もゴールを決めていたが、中盤でボールを収めようとした際に後方から勢いを持って潰しに来た相手DFに後頭部へ頭突きを浴びる。そのまま前のめりの形でピッチに叩きつけられる格好となった。
「メディカルチームはキョウゴはここにとどまり、日本には行かないと言っていた。彼はここで1週間休養する予定だ」
脳震とうの疑いがあり、その場合はプロトコルに乗っ取りプレーは不可能。日本サッカー協会(JFA)からの正式な発表はないが、不参加になるものと考えられる。
すでにFW前田大然(セルティック)、MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)の不参加が発表され、古橋を入れれば3人目。また、12日のJリーグで浦和レッズのMF伊藤敦樹が負傷交代。さらに、DF板倉滉(ボルシアMG)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)、MF旗手怜央(セルティック)もケガで招集外となっており、MF守田英正(スポルティングCP)もケガで試合に出ていない状況となっており、W杯予選スタートに向けて厳しい台所事情になりそうだ。
16日から2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本。26名の選手を森保一監督は招集し、再びW杯を目指す。
2次予選は、ミャンマー代表、シリア代表、北朝鮮代表と対戦することとなり、初戦はホームでミャンマーと、21日には中立地のサウジアラビアでシリアと対戦する。
この試合は6-0で快勝し、古橋もゴールを決めていたが、中盤でボールを収めようとした際に後方から勢いを持って潰しに来た相手DFに後頭部へ頭突きを浴びる。そのまま前のめりの形でピッチに叩きつけられる格好となった。
無事に自力でピッチを後にしたが、そのまま交代。試合後ブレンダン・ロジャーズ監督は古橋について言及し、日本へは行かないと明言した。
「メディカルチームはキョウゴはここにとどまり、日本には行かないと言っていた。彼はここで1週間休養する予定だ」
脳震とうの疑いがあり、その場合はプロトコルに乗っ取りプレーは不可能。日本サッカー協会(JFA)からの正式な発表はないが、不参加になるものと考えられる。
すでにFW前田大然(セルティック)、MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)の不参加が発表され、古橋を入れれば3人目。また、12日のJリーグで浦和レッズのMF伊藤敦樹が負傷交代。さらに、DF板倉滉(ボルシアMG)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)、MF旗手怜央(セルティック)もケガで招集外となっており、MF守田英正(スポルティングCP)もケガで試合に出ていない状況となっており、W杯予選スタートに向けて厳しい台所事情になりそうだ。
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日本代表FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介の日本人4選手が所属するセルティック。昨シーズンのスコティッシュ・プレミアシップで見事優勝を果たし、今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)本戦の戦いにも臨んでいる。 1992年にチャンピオンズカップから再編されたCLだが、その舞台で初めてゴールを決めた日本人選手が当時セルティックに所属していた元日本代表MF中村俊輔(現横浜FC)だ。 2006-07シーズンのCL本戦に進んだセルティックは、今から16年前の2006年9月13日にグループステージ初戦でいきなりマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。 1-2とビハインドで迎えた43分、ゴール正面やや右の好位置でFKを獲得するとキッカーは中村。振り抜いた左足から放たれたシュートは壁を越えてゴール右隅へ一直線。名手であるGKエドウィン・ファン・デル・サールが一歩も動けないままゴールネットを揺らした。 記録にも記憶にも残る一発をCLの公式SNSが16年経った今年も改めて紹介。「16年前の今日...中村俊輔の伝説的フリーキック!」とすると、ファンからも「これはマジで伝説ですわ」、「GK一歩も動けず」、「生涯語り継がれるFK」、「もうひとつの方も衝撃的でした」と当時を振り返る声が多く寄せられている。 この初戦は後半に勝ち越しを許して敗れたセルティック。それでも、迎えた第5節では再び決めた中村の直接FK弾で劇的勝利。世界に衝撃を与えるとともに、セルティックはCL史上初の決勝トーナメント進出を果たし、中村も日本人として初めてCL決勝トーナメントの舞台を踏むことになった。 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔の伝説のFKをもう一度…!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr"> Nakamura free-kick, <a href="https://twitter.com/hashtag/OTD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OTD</a> in 2006 <a href="https://twitter.com/CelticFC?ref_src=twsrc%5Etfw">@CelticFC</a> || <a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/G1QFpcEeP5">pic.twitter.com/G1QFpcEeP5</a></p>— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1569622592176128000?ref_src=twsrc%5Etfw">September 13, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】セルティックをCL決勝Tに導く衝撃の2発目</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> Nakamura<br> <a href="https://twitter.com/ArturBoruc?ref_src=twsrc%5Etfw">@ArturBoruc</a><br><br>An unforgettable European night at Paradise 15 years ago today! <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/CelticFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#CelticFC</a> <a href="https://t.co/GtTXTUz11G">pic.twitter.com/GtTXTUz11G</a></p>— Celtic Football Club (@CelticFC) <a href="https://twitter.com/CelticFC/status/1462357784939405313?ref_src=twsrc%5Etfw">November 21, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.09.14 18:15 Wed4
中村俊輔に憧れたティアニー、古巣セルティックの日本人について冨安健洋から情報収集「トミと話をして、一緒に試合を観るけど…」
アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、自身の古巣であるセルティックの日本人選手について言及した。スコットランド『サン』が伝えた。 スコットランド生まれのティアニーはセルティックのアカデミー出身。2016年1月に18歳でファーストチームに昇格すると、左サイドバックのレギュラーとしてプレー。公式戦170試合で8ゴール37アシストを記録した。 2019年8月にアーセナルに加入すると、ケガなどに悩まされながらも公式戦110試合で5ゴール13アシストを記録。今シーズンは途中出場なども多いが公式戦23試合で1ゴール1アシストを記録している。 ティアニーは今でもセルティックのファンとして知られるが、そのセルティックは昨シーズンから一気に日本人選手が増加。FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介、DF小林友希、DF岩田智輝と6名が所属。また、アンジェ・ポステコグルー監督もJリーグからやってきたこともあり、日本に縁が強くなっている一方で、チームもリーグ制覇を成し遂げるなど大きく結果を残している。 アーセナルでは日本代表DF冨安健洋とチームメイトであるティアニーは、古巣の日本人選手についてコメント。冨安にそれぞれの選手について教えてもらっていると明かした。 「トミとはよく話をする。僕は日本から来た選手のことはよく知らなかったし、先月サインした2人も同じだ。僕はJリーグを観ていないから、トミに情報と選手としての考えを聞いたんだ」 「前田大然はカタールで開催されたワールドカップの日本代表でトミと一緒にいたね。トミは契約した全ての選手についてポジティブなことを言っていたし、それを聞いてとても嬉しいよ」 また、冨安についてもコメント。両サイドバックでプレーする冨安はライバルにもなるが、良い関係を築いているようだ。 「彼も本当に素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。とても良い仲間だ」 「僕はいつもトミと話をして、トレーニング場ではセルティックの試合があれば一緒によく観ている。僕は、彼をセルティックのファンにしようとしているんだ(笑)」 ティアニーと言えば、幼少期に当時セルティックでスター選手だった元日本代表MF中村俊輔からスパイクをもらったエピソードが有名。同じ左利きのキックの名手に憧れていたことは有名だが、中村が多くの日本人の憧れでもあると語った。 「おかしな話だけど、僕がセルティックで子供の頃に中村俊輔からスパイクをもらった古い映像をトミが見たらしい。彼はずっと前から気がついていたんだ」 「中村は子供の頃のトミのヒーローの1人だったけど、それは世界中の多くの日本人選手と同じだと思うよ」 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔からスパイクを手渡され驚いて固まる幼い頃のティアニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A young Kieran Tierney beams after being handed boots by Celtic legend Shunsuke Nakamura <br><br>The look on his face ☺☺☺ <a href="https://t.co/HcB8hqFVE9">pic.twitter.com/HcB8hqFVE9</a></p>— Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1160512006736220160?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.26 19:35 Thu5