「サポーターの皆さんには感謝しかない」野々村芳和チェアマンが福岡のルヴァン杯優勝に「励みになり、勇気になる」、敗れた浦和には「気持ちが良くわかる」と札幌時代を回想
2023.11.04 21:20 Sat
Jリーグの野々村芳和チェアマンが、2023JリーグYBCルヴァンカップ決勝後に囲み取材に応じた。
4日、ルヴァンカップ決勝が国立競技場で行われ、アビスパ福岡vs浦和レッズの試合は2-1で福岡が勝利。クラブ史上初のタイトル獲得となった。
7年ぶり3度目のルヴァンカップ優勝を目指した浦和に対し、初の決勝の舞台に立った福岡は開始5分に前寛之のゴールで先制。さらに、前半アディショナルタイムには宮大樹にもゴールが生まれ、2-0とする。
後半は浦和が盛り返す中で、福岡はPKのチャンスを失敗。浦和はその後明本考浩のゴールで1点を返すも、2-1で福岡が勝利し、初優勝を遂げた。
試合後、囲み取材に応じた野々村チェアマンは試合について「6万1683人は今までで一番多い数です。国立競技場という魅力もあるのかもしれないですが、コロナが明けて、日本のサッカーがもう1回東京で盛り上がっていることを見せることができたのは嬉しいことですし、良い雰囲気を作ってくれたサポーターの皆さんには感謝しかないです」とコメントした。
「福岡というチームが30年近く経ちながら、苦労しながらここまできて、数年前にJ1に上がって少しずつ力をつけて、着実に上がっていくと、こういうタイトルが獲れることを証明してくれました」
「これは、他のJクラブにとっても励みになるというか、勇気になると思うので、色々な思いを感じている他のクラブも多いと思うと、素晴らしい結果だったんじゃないかなと思います」
未だタイトルがない多くのJリーグクラブにとって、勇気をもらえるものとなった福岡の優勝。一方で、決勝で敗れた浦和についても言及した。
「僕は準優勝しかしたことがないので、あの瞬間の悔しさ、どこにぶつけて良いかわからない気持ちが凄くよく分かります」
「両チームのサポーターという目線とともに、第三者的にこのゲームを多くの人が見てくれたと思うので、その良い作品を作ってくれたのはレッズでありレッズのサポーターだと思うので、日本のサッカー全体を見れば、良いプレー、良いものを見せられたと思います」
札幌時代から知る奈良竜樹と前寛之が見事に優勝。チェアマンは試合前に顔を合わせたというが「奈良と前は向こう(札幌)にいた時に高校生だったので、大人になったというか、お兄さんになったなっていう風に思いながら」と語り、「長くこの現場にいるとそういう選手の成長が見られて、特別な思いというよりは、こういう選手がこの場で活躍できるようになるんだと思えたのが良かったです」と、選手の成長を実感したと共に、育成から知る選手が大きく羽ばたく姿もまた1つサッカーの魅力だと語った。
4日、ルヴァンカップ決勝が国立競技場で行われ、アビスパ福岡vs浦和レッズの試合は2-1で福岡が勝利。クラブ史上初のタイトル獲得となった。
7年ぶり3度目のルヴァンカップ優勝を目指した浦和に対し、初の決勝の舞台に立った福岡は開始5分に前寛之のゴールで先制。さらに、前半アディショナルタイムには宮大樹にもゴールが生まれ、2-0とする。
試合後、囲み取材に応じた野々村チェアマンは試合について「6万1683人は今までで一番多い数です。国立競技場という魅力もあるのかもしれないですが、コロナが明けて、日本のサッカーがもう1回東京で盛り上がっていることを見せることができたのは嬉しいことですし、良い雰囲気を作ってくれたサポーターの皆さんには感謝しかないです」とコメントした。
福岡の初優勝については「僕も(ルヴァンカップで)勝ったことがないし、いつも勝ちたいと思っていたので、羨ましいなと見ていました」とコメント。2019年のルヴァンカップでは社長を務めていた北海道コンサドーレ札幌が決勝に進むも、PK戦の末に川崎フロンターレに敗れてタイトルを逃していた。
「福岡というチームが30年近く経ちながら、苦労しながらここまできて、数年前にJ1に上がって少しずつ力をつけて、着実に上がっていくと、こういうタイトルが獲れることを証明してくれました」
「これは、他のJクラブにとっても励みになるというか、勇気になると思うので、色々な思いを感じている他のクラブも多いと思うと、素晴らしい結果だったんじゃないかなと思います」
未だタイトルがない多くのJリーグクラブにとって、勇気をもらえるものとなった福岡の優勝。一方で、決勝で敗れた浦和についても言及した。
「僕は準優勝しかしたことがないので、あの瞬間の悔しさ、どこにぶつけて良いかわからない気持ちが凄くよく分かります」
「両チームのサポーターという目線とともに、第三者的にこのゲームを多くの人が見てくれたと思うので、その良い作品を作ってくれたのはレッズでありレッズのサポーターだと思うので、日本のサッカー全体を見れば、良いプレー、良いものを見せられたと思います」
札幌時代から知る奈良竜樹と前寛之が見事に優勝。チェアマンは試合前に顔を合わせたというが「奈良と前は向こう(札幌)にいた時に高校生だったので、大人になったというか、お兄さんになったなっていう風に思いながら」と語り、「長くこの現場にいるとそういう選手の成長が見られて、特別な思いというよりは、こういう選手がこの場で活躍できるようになるんだと思えたのが良かったです」と、選手の成長を実感したと共に、育成から知る選手が大きく羽ばたく姿もまた1つサッカーの魅力だと語った。
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アビスパ福岡は14日、DF小田逸稀の負傷を報告した。 小田は3日に行われた明治安田J1リーグ第35節の柏レイソル戦で負傷。検査の結果、第2・第3腰椎横突起骨折と診断されたとのことだ。全治は6週間の見込みとなっている。 小田は2023年に鹿島アントラーズから福岡へ完全移籍で加入。今シーズンはJ1リーグで28試合2ゴール3アシスト、YBCルヴァンカップ1試合出場、天皇杯1試合出場の成績を残していた。 2024.11.14 13:50 Thu4
「立派なスピーチ」「涙腺崩壊」引退セレモニーで駒野も感極まる、本音覗く長男のメッセージに「ヤバい...もらい泣き」
今季限りでの現役引退を発表したFC今治の元日本代表DF駒野友一(41)が感極まった。 和歌山県出身の駒野はサンフレッチェ広島の育成組織から2000年にトップチームに昇格。ジュビロ磐田、FC東京、アビスパ福岡への移籍を経て、2019年には南アフリカ・ワールドカップ(W杯)での恩師、岡田武史氏に誘われるようにして今治へと加入した。 今治のJ3昇格にも貢献したサイドバックへは、今季のホーム最終戦となった13日の第33節AC長野パルセイロ戦後にセレモニーが催された。 盟友の森﨑和幸氏、林卓人(サンフレッチェ広島)、前田遼一氏がサプライズで登場したことも話題となったが、多くのファンの心を揺さぶったのは、「23年間お疲れさまでした」と始まった息子からのメッセージだったのではないだろうか。 「パパが引退すると聞いた時は涙が出ました。パパは僕の一番の憧れのサッカー選手だからです」 「何度失敗しても立ち上がって練習して、パパみたいな努力するサッカー選手になりたいです」 「誰よりもたくさん嬉しいことも、辛いことも乗り越えてきたからこそ、本当にすごいなと改めて感じました」 「だけど、本当は幼稚園生の頃からパパと離れて暮らして寂しかったです。これからはパパと一緒にたくさんサッカーしたり、2人で旅行に行ったり自転車に乗って公園に行ったりしたいです」 憧れのサッカー選手への敬意と、子供としての本音を涙ながらに伝えるメッセージに、駒野も目頭を熱くなった。Jリーグ公式SNSが公開した動画には、「立派なスピーチ」、「涙しか出なかった」、「涙腺崩壊とはこの事か」、「ヤバい…もらい泣き」、「感動」、「泣くに決まってる」などの声が寄せられている。 クラブ、代表を通じて公式戦は700試合以上に出場した鉄人駒野。セカンドキャリアで育成年代の指導者を志すとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】息子の泣かせるメッセージも…駒野友一の引退セレモニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/2022%E6%98%8E%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%94%B0%E7%94%9F%E5%91%BDJ3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#2022明治安田生命J3リーグ</a> 第33節<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/ac%E9%95%B7%E9%87%8E%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%AD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ac長野パルセイロ</a><br>ありがとうサービス.夢スタジアム®︎<br><br>駒野選手の引退セレモニーの様子をお届けします<br><br>駒野選手 お疲れ様でしたシーズンラスト1試合、勝利で締め括りましょう<a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E4%BB%8A%E6%B2%BB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FC今治</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B8%86%E3%82%92%E5%BC%B5%E3%82%8C%E5%85%A8%E9%80%9F%E5%89%8D%E9%80%B2?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#帆を張れ全速前進</a> <a href="https://t.co/EDtKtzTFGe">pic.twitter.com/EDtKtzTFGe</a></p>— FC今治 (@FCimabari) <a href="https://twitter.com/FCimabari/status/1591776168067596288?ref_src=twsrc%5Etfw">November 13, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.19 21:55 Sat5