大不振で最下位のアヤックス、元ギリシャ代表監督のファント・シップ氏が暫定指揮官に就任
2023.10.30 21:20 Mon
かつてはアヤックスでアシスタントコーチも務めたファント・シップ氏
アヤックスは30日、暫定監督としてヨン・ファント・シップ氏(59)を招へいしたことを発表した。
2023年10月30日から2025年6月30日までの契約となる。なお、2024年7月1日からはテクニカル・ディレクター(TD)のポジションに就くという。
ファント・シップ氏は、現役時代はアヤックスとジェノアでプレー。引退後はアヤックスのアカデミーで監督を務めると、トゥベンテでファーストチームで初めて監督に就任した。
マルコ・ファン・バステン監督の下では、アヤックスU-21、オランダ代表、アヤックスとアシスタントコーチを歴任。解任後には暫定監督を1試合務めると、そのままマルティン・ヨル監督のアシスタントコーチを務めた。
その後は、メルボルン・ハート、チーバスとオランダを離れて指揮。2017年7月からはズヴォレで監督に就任すると、2019年7月からはギリシャ代表の監督に就任していた。
今シーズンのアヤックスは名門の名に相応しくない衝撃の低迷ぶり。23日にマウリス・ステイン監督を解任しているが、5試合しか消化していないものの最下位に位置している。
2023年10月30日から2025年6月30日までの契約となる。なお、2024年7月1日からはテクニカル・ディレクター(TD)のポジションに就くという。
ファント・シップ氏は、現役時代はアヤックスとジェノアでプレー。引退後はアヤックスのアカデミーで監督を務めると、トゥベンテでファーストチームで初めて監督に就任した。
その後は、メルボルン・ハート、チーバスとオランダを離れて指揮。2017年7月からはズヴォレで監督に就任すると、2019年7月からはギリシャ代表の監督に就任していた。
2021年12月に退任しその後はフリーとなっていたが、慣れ親しんだ古巣の窮地を救うべく、暫定指揮官に就任した。
今シーズンのアヤックスは名門の名に相応しくない衝撃の低迷ぶり。23日にマウリス・ステイン監督を解任しているが、5試合しか消化していないものの最下位に位置している。
ヨン・ファント・シップの関連記事
アヤックスの関連記事
エールディビジの関連記事
記事をさがす
|
ヨン・ファント・シップの人気記事ランキング
1
ヘンダーソンがアヤックス加入2試合目でゲーム主将担当へ…そのまま正式なキャプテン就任か
イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが早くもアヤックスでキャプテンマークを巻く。イギリス『ミラー』が伝えている。 今冬サウジアラビアをわずか半年で抜け出したリバプールの前主将・ヘンダーソン。オランダの名門アヤックスと2年半契約を結び、3日に行われたエールディビジ第20節・PSVとの伝統の一戦でフル出場デビューを飾っている。 次節は11日に行われるヘーレンフェーン戦。この一戦ではハムストリング負傷で主将のオランダ代表FWステーフェン・ベルフワインが欠場する見通しで、代わりに加入まもないヘンダーソンがゲーム主将を担うという。 また、アヤックスを率いるヨン・ファント・シップ監督は、今後ヘンダーソンを正式なキャプテンに据えることも検討している模様。加入から1カ月と経っていないが、若手への気配りや順応力からすでにチームリーダーとなっているようだ。 2024.02.11 14:52 Sun2
アヤックスがニースをEL出場に導いた35歳イタリア人指揮官ファリオーリを招へい
アヤックスは23日、ニースのイタリア人指揮官フランチェスコ・ファリオーリ監督(35)を招へいしたことを発表した。契約期間は2027年6月までの3年間となっている。 2025年6月までニースとの契約があったため、アヤックスは違約金100万ユーロを支払ったとのこと。ファリオーリ監督はアヤックス指揮官就任を受けて「ポジティブな考え方で新たなエネルギーをもたらしたい。やるべきことがたくさんあるのは理解しているが、準備している。アヤックスを本来の位置に戻すために時間を無駄にしたくない」と意気込みを語った。 アヤックスでは今季、マウリス・ステイン前監督の下でシーズンに臨むも一時は最下位にまで転落するなど低迷。昨年10月にステイン前監督を解任し、クラブの下部組織で監督経験のあったヨン・ファント・シップ氏を暫定指揮官に据え、5位でエールディビジを終えたが、今季をもって退任していた。 ファリオーリ監督は2009年からマルジネ・コペルタのGKコーチとして指導者キャリアをスタート。カタールのアスパイア・アカデミーでの指導後、親交があったロベルト・デ・ゼルビ氏の誘いを受け、ベネヴェントとサッスオーロでGKコーチを歴任した。 その後は2020年8月からアランヤスポルのアシスタントマネージャー、2021年3月からは同じくトルコのファティ・カラギュムリュクで自身初のファーストチームの監督に就任。同年12月末には古巣アランヤスポルの監督を務めていた。 そして昨夏就任したニースではリーグ・アン5位と躍進させ、ヨーロッパリーグ出場に導いていた。 2024.05.24 06:00 Friアヤックスの人気記事ランキング
1
欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…やはり際立つポルトガル勢
欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…。 15日、スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)サッカー観測所が、欧州5大リーグ以外でプレーする選手の中から、市場価値が最も高い10選手を発表した。 10人中6人を占めたのがプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)勢。またトップ3はいずれもポルトガル代表選手。若手の登竜門として名高いベンフィカ、スポルティングCP、ポルトは、市場価値が高い選手を生み出し続けているようだ。 一方で、欧州外から唯一ランクインしたのは、今夏のレアル・マドリー移籍が決定しているパウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキ(17)。ポスト・ネイマールは4位に食い込んでいる。 1位 DFアントニオ・シウバ(20) 所属:ベンフィカ 市場価値:1億1400万ユーロ(約187億円) 代表チーム:ポルトガル代表 2位 MFジョアン・ネヴェス(19) 所属:ベンフィカ 市場価値:9500万ユーロ(約156億円) 代表チーム:ポルトガル代表 3位 DFゴンサロ・イナシオ(22) 所属:スポルティングCP 市場価値:8700万ユーロ(約143億円) 代表チーム:ポルトガル代表 4位 FWエンドリッキ(17) 所属:パウメイラス 市場価値:8000万ユーロ(約131億円) 代表チーム:ブラジル代表 5位 DFウスマーヌ・ディオマンデ(20) 所属:スポルティングCP 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:コートジボワール代表 6位 ヨレル・ハト(18) 所属:アヤックス 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 7位 アナトリー・トルビン 所属:ベンフィカ 市場価値:7200万ユーロ(約118億円) 代表チーム:ウクライナ代表 8位 GKジオゴ・コスタ(24) 所属:ポルト 市場価値:7100万ユーロ(約116億円) 代表チーム:ポルトガル代表 9位 FWブライアン・ブロビー(22) 所属:アヤックス 市場価値:6900万ユーロ(約113億円) 代表チーム:オランダ代表 10位 MFケネス・テイラー(21) 所属:アヤックス 市場価値:6600万ユーロ(約108億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 2024.03.22 14:35 Fri2
トリノがアヤックスDFスフールスを完全移籍で獲得! ブレーメルの後釜候補に
トリノは18日、アヤックスからオランダ代表DFペル・スフールス(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。 アヤックスの発表によると、移籍金は900万ユーロ(約12億3000万円)となり、アドオンを含めると最大1130万ユーロ(約15億5000万円)となる。契約期間は1年の延長オプションが付随する2026年までの4年契約となる模様だ。 フォルトゥナ・シッタートでプロキャリアをスタートしたスフールスは、2018年1月にアヤックスへ完全移籍で加入。フォルトゥナ・シッタートへのレンタルバック、ヨング・アヤックスでのプレーを経て、2019–20シーズンから本格的にトップチームに定着。ここまで公式戦93試合に出場していた。 191cmの恵まれた体格を生かした強さと巧さを兼ね備えた安定した守備、中盤でもプレー可能なほどの足元の技術、そのパスセンスから、バイエルンDFマタイス・デ・リフトらとも比較される万能型のセンターバックだが、やや伸び悩んでいる印象もあり、守備者として学ぶものが多いイタリアへの移籍を決断した。 ユベントスに旅立ったブラジル人DFグレイソン・ブレーメルの後釜と目される若きオランダ人DFは、その穴を埋めることができるか。 2022.08.19 07:00 Fri3
ドルトムントがアヤックスの控えGKラマイを獲得、今季終了までコペンハーゲンへレンタル
ドルトムントは3日、アヤックスのドイツ人GKディアント・ラマイ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの4年半となっている。また今季終了までコペンハーゲンへレンタル移籍することも併せて発表されている。 コソボ系ドイツ人でU-20ドイツ代表歴のあるラマイは、2023年夏にフランクフルトからアヤックスに加入。昨季はエールディビジ22試合に出場していたが、今季は41歳GKレムコ・パスフェールにポジションを奪われ、エールディビジ1試合の出場に留まっていた。 ドルトムントではグレゴール・コベルが正GKを務めるがミスも散見され、来季はラマイがコベルのライバルとして切磋琢磨していくことになりそうだ。 2025.02.04 13:30 Tue4
ユーティリティ性抜群の20歳オランダ代表DF、アヤックス支えるレンシュにリバプールとアーセナルが興味
今季はエールディビジで大低迷中の名門・アヤックス。オランダ代表DFデヴィン・レンシュ(20)にプレミアリーグからの関心があるという。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えた。 レンシュはスリナムにもルーツを持つオランダ代表選手。アンダー世代での代表歴も多く、U-21オランダ代表ではキャプテンも務めていた。 アヤックスのアカデミーで育ち、2020年11月にファーストチーム昇格。これまで公式戦101試合に出場し7ゴールを記録している。 センターバックや左サイドバックなど最終ラインはどこでもプレーが可能なユーティリティ性が特徴。現在は右サイドバックが主戦場となっており、今シーズンもここまで公式戦9試合に出場している。 そのレンシュに関して、『フットボール・インサイダー』によればリバプールが関心を寄せているとのこと。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが君臨するポジションだが、バックアッパーがいない状況であり、補強を求めているという。 一方で、このレンシュにはアーセナルも関心を寄せているとのこと。現在右サイドバックの一番手はイングランド代表DFベン・ホワイトであるが、2番手は不在。日本代表DF冨安健洋が務めることが多いが、冨安は左サイドバックでのプレー時間を昨季から伸ばしている状況だ。 ミケル・アルテタ監督が作り上げるチームでは、ホワイトも右サイドバックとセンターバックでプレーが可能。冨安は左右のサイドバックとセンターバック、今夏アヤックスから加入するも開幕戦で重傷を負ってしまったオランダ代表DFユリエン・ティンバーも左サイドバックを軸にセンターバックや右サイドバックでもプレー可能という状況。フランス代表DFウィリアム・サリバ、ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルとそれぞれサイドバックでもプレーが可能であり、ユーティリティ性の高い選手が揃っている。 両クラブとも注意深くレンシュを追いかけているとのこと。アヤックスとの契約は2025年夏までとなっているが、今季の低迷を受けてステップアップを果たす可能性はありそうだ。 2023.11.01 12:47 Wed5