目指すはJFL昇格!前回王者ブリオベッカ浦安に続け! “全社”2023が21日開幕【Road to JFL】

2023.10.17 16:55 Tue
全社で勢いをつければ、JFL昇格も夢じゃない。昨年の浦安が証明した。
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全社で勢いをつければ、JFL昇格も夢じゃない。昨年の浦安が証明した。
日本フットボールリーグ(JFL)昇格を目指すチームが集う過酷な5連戦、第59回全国社会人サッカー選手権大会(以下:全社)が10月21日〜25日にかけて佐賀県で開催される。

◆全社とは?
日本全国の地域リーグ(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州、各県リーグなど)に所属するチームの中からそれぞれ地域予選を勝ち抜いた32チームが集まる全社。1〜2回戦、準々決勝、準決勝、決勝と5日間で5連勝したチームが頂点に輝くというこの上なくハードな大会だ。

◆全社から地域CLへ、そしてJFLへ
昨年王者は都並敏史監督率いるブリオベッカ浦安。浦安は昨年の関東サッカーリーグ1部で10チーム中6位と残留争いを強いられたが、全社で優勝したことにより、全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)の出場権を獲得し、その地域CLでも優勝。関東1部で5勝6分け7敗だったチームがまさかのJFL昇格を果たし、今季のJFLでも現在4位につける。
本来、地域CL出場権は各地域の最上位リーグ(関東1部や関西1部など)で優勝した9チームに与えられるものであり、浦安は全社に臨む段階でこれを持たず。「全社から地域CLへ」の要件は「①全社で4位以内 ②各地域の最上位リーグに所属 ③JFL入会を希望」が挙げられ、この3つを満たした成績上位3チームが地域CLへと進む。

また、地域CLは「各地域優勝9チーム+全社枠3チーム」の12チームで1次ラウンドが開催されるため、全社枠の要件を満たすチームが3つ揃わなければ、「各地域最上位リーグで2位かつJリーグ百年構想クラブ」が繰り上がることに。今大会で該当するのは栃木シティフットボールクラブ(関東1部2位)となり、それでも12チーム揃わなければ①東北1部2位、②四国2位の優先順位(輪番)で地域CL出場権が与えられる。
◆今大会の注目チーム
▽栃木シティフットボールクラブ(関東1部2位)

2018〜22年の5年間で関東1部を3度制覇した地域リーグ屈指の強豪であり、豊富な資金力を背景にMF工藤浩平(39)やMFへニキ(34)、FW田中パウロ淳一(29)といった元Jリーガーが多数所属。だが、2017年以来となるJFL復帰が遠い。

昨年は関東1部優勝で地域CLにストレートインも、昇格した浦安との対戦を苦手としており、リーグ後半戦(1●4)と全社準々決勝(1●2)に続き、引き分け以上でJFL昇格が決まる状況の地域CL決勝ラウンド最終戦(1●3)も浦安に敗戦。年間で公式戦6敗のうち3敗が浦安戦という悲劇の1年となった。

今年は関東1部の優勝をVONDS市原FCに譲って2位に。まずは「全社4位以内」の確保に全力を注ぐ必要があり、今大会の1回戦では、同じく「全社から地域CLへ」を目指すジェイリースフットボールクラブ(九州3位)と対戦する。

▽東京23FC(関東1部9位)

東京23FCほどクラブの命運を懸けて今大会に臨むチームはないかもしれない。東京都江戸川区をホームタウンとする23FCは、FC東京のレジェンドであるアマラオ氏が率いていた東京都1部リーグ時代の2011年に全社を制した経験があり、今回6年ぶりに予選突破を果たしている。

しかし、今年の関東1部では9位に終わり、条件次第で関東2部降格の可能性も。全社と地域CLを勝ち抜けば文句なしのJFL昇格だが、自力でJFLを掴めなかった場合、関東1部の他クラブからJFL昇格がなければ、23FCは関東2部降格となってしまう形だ。

関東1部残留の可能性も残されているとはいえ、自力と他力があまりに複雑に絡み合う状況。昨年まで江戸川クラシコと称してしのぎを削った、江戸川を挟んだ対岸のライバル浦安に追いつくべく、まずはなんとしてでも全社4位以内を確保したい。1回戦は阪南大クラブ(関西2部2位)と対戦する。

▽wyvern(ワイヴァン/東海1部1位)

2015年創設の新興クラブwyvern。愛知県刈谷市などをホームタウンとする彼らは昨年の東海社会人サッカーリーグ2部を制し、1部初昇格の今年、ホームタウンを共有するFC刈谷を抑えて昇格即初優勝を果たしている。

したがって地域CLの出場権は確保済み。ただ、昨年の地域CL決勝ラウンドまで進んだFC刈谷を勝ち点「1」差で上回ったwyvernが、クラブ初となる全国の舞台である今回の全社でどんな戦いを披露するのか。他クラブとしては警戒感を抱かざるを得ない。

1回戦は守山侍2000(関西1部4位)と対戦。勝てば2回戦は昨年の全社4位・ヴェロスクロノス都農(九州1位)との激突も考えられ、このカードが実現すれば、地域CLの出場権を確保した者同士、前哨戦となることだろう。

◆地域CL出場権を確保済みのチーム(各地域最上位リーグ優勝)
▽北海道
BTOP北海道
▽東北
ブランデュー弘前FC(全社出場せず)
▽関東
VONDS市原FC
▽北信越
福井ユナイテッドFC(全社出場せず)
▽東海
wyvern
▽関西
アルテリーヴォ和歌山
▽中国
福山シティFC
▽四国
FC徳島
▽九州
ヴェロスクロノス都農

◆全社1回戦
▽10月21日/11:00
[1]BTOP北海道(北海道1位) vs FC BASARA HYOGO(関西1部6位)

[2]ジェイリースフットボールクラブ vs 栃木シティフットボールクラブ

[3]ジョイフル本田つくばFC(関東1部5位) vs トヨタ蹴球団(東海2部8位)

[4]KUFC南国(四国3位) vs コバルトーレ女川(東北1部2位)

[5]ベルガロッソいわみ(中国4位) vs FC刈谷(東海1部2位)

[6]東京23FC vs 阪南大クラブ

[7]福山シティFC(中国1位) vs 東邦チタニウム(関東1部4位)

[8]KMGホールディングスFC(九州4位) vs NUHW FC(新潟医療福祉大学/新潟県1部1位)

▽10月21日/13:30
[9]ヴェロスクロノス都農 vs 厚木はやぶさFC(関東2部3位)

[10]守山侍2000 vs wyvern

[11]アルテリーヴォ和歌山(関西1部1位) vs 東京ユナイテッドFC(関東1部3位)

[12]岳南Fモスペリオ(東海2部1位) vs アルティスタ浅間(北信越5位)

[13]北海道十勝スカイアース(北海道2位) vs Brew KASHIMA(佐賀県・開催地代表/九州7位)

[14]FC徳島(四国1位) vs FC LA U. de Sendai(仙台大学/東北1部7位)

[15]FCバレイン下関(中国3位) vs 飛鳥フットボールクラブ(関西1部5位)

[16]VONDS市原FC(関東1部1位) vs FC延岡AGATA(九州2位)

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東京23FCから“隣町のライバル”JFL浦安へ移籍…一度は諦めかけた夢を追って走る24歳FW東駿「快く送り出してもらえた…結果を残したい」

ブリオベッカ浦安のFW東駿(24)。都並敏史監督のもとで揉まれるストライカーは、大学卒業時に一度は諦めかけた夢を追い、走り続ける。 27日、日本フットボールリーグ(JFL)第26節のブリオベッカ浦安vs高知ユナイテッドSCが行われ、1-1のドロー決着に。浦安は13分にFW峯勇斗が先制点も、先発組の負傷交代が相次いだのち、85分の被弾で勝ち点1にとどまった。 表題の東は、[3-4-2-1]の最前線で先発フル出場。ハードワークを苦にせぬセンターフォワードとして都並敏史の信頼を得た24歳は、この日も献身性溢れるスプリント、プレッシングを披露したが、チームは勝ちきれなかった。 「立ち上がりからボールを握って、勢いよく先制点までいけました。前半は良い形で終えれましたね。けど後半はケガ人もあってバタバタした部分があったかなと。落ち着きを失った結果が、(高知の)同点ゴールだったと思います」 「チームとして足りない部分がみえた試合。相手は4連敗中というなか、死に物狂いで来ることはわかっていたし、その勢いに呑まれず追加点をとる、ということが出来ませんでした」 自身のプレーについては「ほとんどの試合で90分間使ってもらえるなか、僕は技術的なタイプではないので、とにかく『走る・闘う・球際』。常に最終ラインの背後を狙うし、“闘える”のは僕の長所。この部分をもっと出していかないと…と感じました」とした。 そんな東の歩みを振り返ると、生まれは静岡県。清水エスパルスのジュニアユース、ユースを経て同志社大学へ。2023年に関東1部の「東京23FC」へ入団し、わずか1年で今季からJFLの浦安へとステップアップしてきた。 「浦安はめちゃくちゃアットホームな空間で、サッカーを楽しめています。去年まで東京23FCにいたので隣町(※)なんですけど、また違った雰囲気を楽しんでいる感じですね」 (※)浦安は東京23FCと江戸川を挟んでホームタウンが隣接。両者の対戦はダービーマッチとなり、関東1部での通算対戦戦績は浦安の6勝3分け4敗(2014〜15年、2018〜22年) 「自分は大学を卒業するときにプロ(Jリーグ)から声がかからなくて。『もう就職だな』って覚悟したなか、最後の最後で東京23FCから声をかけてもらい、小松祐己監督も京都(大学)まで自ら来てくれて…拾っていただきました」 「そこで『サッカーの道を選ぶんだったら、上を目指すべき』だなと決意しましたね。このことを最初から伝えてあって、浦安へ行くっていうときも、快く送り出してもらいました」 「ブリオベッカからも『ステップアップを目指して頑張れ』と言ってもらっています。だからこそ、結果を残したい。日本代表まで行きたいし、W杯に出たい…とても大きな夢だけど、カラダが動く限りは追い続けるつもりです」 都並敏史が選手を鍛え上げる浦安は、過去2年以内に「5人」がJリーグへ個人昇格。 大卒ルーキーでの加入から1年後にSC相模原へ羽ばたいたDF加藤大育、昨季途中にヴァンラーレ八戸へ移籍したGK谷口裕介、昨オフはDF西袋裕太がFC今治、MF伊川拓にDF小泉隆斗がガイナーレ鳥取と、一気に3人をJへ送り込んだ。 小泉に関しては、東京23FCから浦安へ加入し、3年間主軸を張ってから鳥取へ。東が目指す“次の一歩”の先駆者である。 東は今季のラスト4試合へ抱負。 「4試合でフル稼働できれば、それも自分のステータスになる。ただ、まだ『5得点(22試合)』なんで、なんとか2ケタに乗せられれば完璧ですね(笑) 残り4試合で5得点...まずは1点目を取って、浦安の勝利に貢献したいです」 ◆JFL第27節 2024年11月3日(日) 13:00キックオフ アトレチコ鈴鹿 vs ブリオベッカ浦安 AGF鈴鹿陸上競技場 <span class="paragraph-title">【11月10日】宿命の対決...ブリオベッカ浦安vs栃木シティ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">\\ JFL 第28節 //<br>supported by <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%98%8E%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%94%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#明治安田</a><br><br>11月10日(日)13:00キックオフ<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A0%83%E6%9C%A8%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3FC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#栃木シティFC</a><br> 千葉県立柏の葉公園総合競技場<br><br>11/10のホームゲームは明治安田様の特別協賛で開催してまいります。<br><br>試合情報はこちらから<a href="https://t.co/NJZ2GkIiv7">https://t.co/NJZ2GkIiv7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AB%E6%B5%A6%E5%AE%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブリオベッカ浦安</a><a href="https://twitter.com/hashtag/briobecca?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#briobecca</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%80%E4%BD%93%E6%84%9F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#一体感</a> <a href="https://t.co/GdbxrYushL">pic.twitter.com/GdbxrYushL</a></p>&mdash; ブリオベッカ浦安【公式】 (@briobecca) <a href="https://twitter.com/briobecca/status/1850812085950947834?ref_src=twsrc%5Etfw">October 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.30 16:30 Wed

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