マティッチのレンヌ移籍が決定的に… ローマはPSGからMFを2人確保か
2023.08.13 14:59 Sun
ローマは元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(35)を放出する一方、複数新戦力の獲得に迫っているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。
チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドでジョゼ・モウリーニョ監督と苦楽を共にしてきたマティッチ。ユナイテッドを契約満了で退団した昨夏はローマに加入し、モウリーニョ監督とも再会。公式戦50試合に出場するなど中盤の主力の一人としてチームを支えた。
ところが、セリエA開幕まであと少しというこのタイミングでマティッチのスタッド・レンヌ移籍の可能性が浮上。マティッチ本人が移籍を望んでおり、ボーナス込みの300万ユーロ(約4億8000万円)での移籍が決定的になったという。
当初はマティッチをとどめようとしたローマだが、移籍を強行しようとする本人の姿勢を見て、退団を認めることにしたとのこと。マティッチはレンヌとの2年契約で、今とほぼ変わらない額の収入を得ることになるようだが、移籍を望む背景には個人的な理由があるようだ。
また、ローマはすでにマティッチの後釜を手中に収めている模様。アルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(29)の移籍に関してパリ・サンジェルマン(PSG)と合意に達したようで、移籍金300万〜400万ユーロ(約4億8000万〜約6億4000万円)+ボーナスで7シーズンぶりにローマに戻ってくることになるようだ。
他のポジションでは、アタランタのコロンビア代表FWドゥバン・サパタ(32)のレンタル移籍成立が近く、個人間ではすでに合意済み。クラブ間交渉はまだ続いているようで、アタランタが300万ユーロのレンタル料を望んでいるのに対し、ローマはその額をもう少し下げて、700万ユーロ(約11億1000万円)の買取オプションを加えたいと考えているようだ。
チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドでジョゼ・モウリーニョ監督と苦楽を共にしてきたマティッチ。ユナイテッドを契約満了で退団した昨夏はローマに加入し、モウリーニョ監督とも再会。公式戦50試合に出場するなど中盤の主力の一人としてチームを支えた。
ところが、セリエA開幕まであと少しというこのタイミングでマティッチのスタッド・レンヌ移籍の可能性が浮上。マティッチ本人が移籍を望んでおり、ボーナス込みの300万ユーロ(約4億8000万円)での移籍が決定的になったという。
また、ローマはすでにマティッチの後釜を手中に収めている模様。アルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(29)の移籍に関してパリ・サンジェルマン(PSG)と合意に達したようで、移籍金300万〜400万ユーロ(約4億8000万〜約6億4000万円)+ボーナスで7シーズンぶりにローマに戻ってくることになるようだ。
さらに、かねてから獲得に動いていたポルトガル代表MFレナト・サンチェス(25)のローマ加入も間近とのこと。PSGとレンタル移籍で合意に達したという。
他のポジションでは、アタランタのコロンビア代表FWドゥバン・サパタ(32)のレンタル移籍成立が近く、個人間ではすでに合意済み。クラブ間交渉はまだ続いているようで、アタランタが300万ユーロのレンタル料を望んでいるのに対し、ローマはその額をもう少し下げて、700万ユーロ(約11億1000万円)の買取オプションを加えたいと考えているようだ。
ネマニャ・マティッチの関連記事
ローマの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
ネマニャ・マティッチの人気記事ランキング
1
「ローマは一連の行動を問題視」 モウリーニョとマティッチの関係破綻、10年来の師弟コンビに何が起きた?
元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(34)のローマ退団およびスタッド・レンヌ移籍には、やはりジョゼ・モウリーニョ監督との関係破綻があったようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 サッカー界を代表する師弟コンビは?と問われて名前を浮かべるファンも多いであろうモウリーニョ監督とマティッチ。チェルシーで始まったこの関係性はマンチェスター・ユナイテッドにローマと今夏まで約10年間続いた。 ところが、8月に入ってマティッチのスタッド・レンヌ行きが急浮上すると、トントン拍子で話が進み、14日に移籍が発表された。また、マティッチはモウリーニョ監督との関係性に亀裂が生じており、ローマも放出を躊躇しないと報じられていた。 強い信頼関係で結ばれたこの両者に一体何が起きたのか。ローマの地元紙『イル・テンポ』のフィリッポ・ビアフォーラ記者によると、マティッチは「チーム練習を投げ出し、モウリーニョだけでなくチームメイトとも問題を抱えた。ローマも一連の行動を問題視し、彼は損得勘定抜きで除外された」という。 酸いも甘いも経験してきたはずのベテランが身勝手な行動をとったなどとは信じたくないが、モウリーニョ監督は19日、セリエA第1節・サレルニターナ戦の前日会見でマティッチ退団の影響を問われ、長年の関係性を考えれば悲しくなるほどにあっさりとコメントした。 「レンヌと1カ月ほど協議していたのだろう。私が付け加えることは何もない」 一方で、ローマが後釜として獲得したレアンドロ・パレデス、レナト・サンチェスについては「パレデスが来てくれて嬉しいよ。彼のことがとっても好きだ。偉大な選手はもういないが、パレデスにサンチェスまで契約できた。街を歩いていて、そうそうお目にかかれる選手ではない」と期待を寄せる。 モウリーニョ監督とマティッチ。何が発端となったかは地元の記者ですら把握できていないようだが、決別したことは間違いない模様。それでも、これからも両者のサッカーキャリアは続いていく。 2023.08.20 15:00 Sun2
元ユナイテッドMFマティッチが当時の遅刻常習犯2人を暴露、罰金だけで約1400万円集まるシーズンも
スタッド・レンヌの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチがマンチェスター・ユナイテッド時代を振り返った。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 長らくチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドといったプレミアリーグのクラブでプレーしていたマティッチ。2022年夏にフリーでローマへ移ると、今夏はレンヌへと移籍しリーグ・アンで活躍を続けている。 そんなマティッチはYouTubeチャンネル『YU Planet』に出演し、ユナイテッド時代を回想。遅刻の多かった選手として、ドーピング違反疑惑により暫定的に出場停止となっている現ユベントスMFポール・ポグバや、規律違反によりチームから外されているMFジェイドン・サンチョの名前を挙げた。 「チェルシーでは選手たちがプロとして振る舞い、時間を守り、練習に遅刻することはなかったが、ユナイテッドではほぼ毎日遅刻があった」 「いつも遅刻する選手の中には、ポール・ポグバやジェイドン・サンチョ、他の数人の選手もいた」 また、マティッチは遅刻する選手への対応策として、罰金制度を設けたとも明かしている。 「時間を守っている他の選手たちは怒っていたから、僕が委員長を務める内部規律委員会のようなものを作ることにした」 「壁に紙を貼り、遅刻した人の名前を記録した。あるシーズンでは、約75000ポンド(約1390万円)の罰金を徴収した」 「そのお金を使ってロンドンでパーティーを開く予定だったけど、新型コロナウイルスの感染拡大により中止したんだ」 2023.12.05 18:19 Tueローマの人気記事ランキング
1
ローマ、守護神との契約延長交渉が大詰めに! 複数強豪が関心も合意へ前向き
ローマとセルビア代表GKミレ・スヴィラル(25)の契約延長交渉が大詰めを迎えているようだ。イタリア『Il Messaggero』が報じている。 2022年夏のローマ加入以降は当時の守護神であるポルトガル代表GKルイ・パトリシオ(現アタランタ)のバックアッパーに甘んじてきたスヴィラル。 しかし、ダニエレ・デ・ロッシ前監督の下で正GKに昇格すると、現指揮官であるクラウディオ・ラニエリ監督の下では絶対的な存在となり、セリエA屈指の守護神としての評価を確立している。 現行契約は2027年まで残っているが、今シーズンの鮮烈な活躍を受けてバイエルンやマンチェスター・シティといった国外のビッグクラブの関心も集めており、クラブは条件面を大幅に改善した新契約締結に動いている。 報道によれば、ローマでスポーツディレクターを務めるフローラン・ギゾルフィ氏はスヴィラルの代理人と数日以内に会談を行う予定だという。そして、クラブはすでに300万ユーロ(約4億9000万円)+ボーナスという好条件のオファーを掲示しているという。 なお、スヴィラルサイドは新契約に契約解除条項を盛り込むことを求めているようで、ローマサイドはそれに前向きではないものの慎重に検討している段階にある模様。 それもあって最終合意に至っていないものの、明るい見通しは示されているようだ。 2025.05.04 18:00 Sun2
守護神スヴィラル躍動のローマが3戦連続ウノゼロ勝ち! 19戦無敗で暫定4位に浮上【セリエA】
セリエA第35節、ローマvsフィオレンティーナが4日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが1-0で勝利した。 前節、アウェイで行われたインテルとの強豪対決を1-0で制し、リーグ連勝とともにリーグ18戦無敗とした6位のローマ。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内と2ポイント差に迫るなか、今回のホームゲームでは1ポイント差で8位に位置するフィオレンティーナと対戦した。 レアル・ベティスとのカンファレンスリーグ(ECL)準決勝1stレグに1-2で敗れたアウェイチームに対して、ラニエリ監督はインテルと全く同じスタメンで臨んだ。 ホームアドバンテージとコンディション面の優位性を活かしたローマが、立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。ただ、序盤はアタッキングサードでの判断や連携のミスが目立ってフィニッシュまで持ち込めない。 すると、時間の経過とともにエンジンがかかってきたフィオレンティーナも相手陣内でのプレータイムを増やすと、好調を継続するエースがチャンスに絡む。まずは27分、ボックス手前でDFを振り切ったケアンが鋭いシュートを放つが、ここは絶妙に間合いを潰したGKスヴィラルのビッグセーブに遭う。続く30分にはDFマンチーニを引きずりながらボックス右に持ち込んで右足を振るが、ややパワー不足のシュートはスヴィラルに再び阻まれた。 守護神の連続セーブで失点を回避したローマも30分過ぎにようやく最初の決定機。押し込んだ流れからボックス右でスーレのスルーパスに反応したチェリクが右足対角シュートを枠に飛ばしたが、ここはGKデ・ヘアのビッグセーブに阻まれた。 その後も一進一退の攻防が続くまま前半終盤に入ると、好調のローマが押し切った。前半アディショナルタイム50分、直前にショムロドフの左足ボレーシュートで2度目の決定機を作ると、このプレーで得た右CKの二次攻撃からアンヘリーニョの丁寧なクロスをボックス右のショムロドフが頭で折り返すと、ファーでフリーのドフビクがダイビングヘッドで押し込んだ。 前半ラストプレーの先制点によってホームチームの1点リードで折り返した後半。ローマはペッレグリーニに代えてピジッリを、フィオレンティーナはゴセンスに代えてファジョーリをハーフタイム明けに投入した。 ローマが前半に引き続き良い入りを見せたが、フィオレンティーナも徐々に押し返して試合は膠着状態に陥る。65分にはアウェイチームが波状攻撃からマンドラゴラが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、GKスヴィラルの見事な反応にはじき出された。 後半半ばを過ぎても睨み合いの構図が続くなか、ローマはグルナ=ドゥアトやバルダンツィを起点に幾度か鋭いカウンターを仕掛けていく。しかし、最後の局面での判断・精度を欠いてトドメを刺すことができない。 それでも、83分にマンドラゴラのワンタッチスルーパスに抜け出したケアンの決定機をGKスヴィラルのビッグセーブで凌いだジャッロロッシは、最後まで集中した守備でヴィオラの反撃を凌ぎ切った。 そして、ドフビクが奪った虎の子の1点を圧巻のセルビア人守護神の再三の好守で守り抜いたローマが3試合連続のウノゼロ勝利で、リーグ無敗を「19」に更新。暫定ながらCL出場圏内の4位に浮上した。 ローマ 1-0 フィオレンティーナ 【ローマ】 アルテム・ドフビク(前50) 2025.05.05 03:05 Mon3
直近3試合出番なしのローマMFパレデス、序列低下の理由はパフォーマンスにあらず?
直近3試合で出場機会がないアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(30)だが、ここにきての序列低下の理由はパフォーマンスの問題ではないという。 ジョゼ・モウリーニョ体制だった2023年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)から6年ぶりに古巣復帰を果たしたパレデス。以降はイバン・ユリッチ体制で一時序列が低下したものの、クラウディオ・ラニエリ監督の就任後は主力に返り咲くとともに、リーダーグループの一人として厚い信頼を獲得。今年3月には1年の契約延長にサインしている。 ただ、直近のエラス・ヴェローナ、インテル、フィオレンティーナの3試合ではいずれもベンチに入ったものの、出番なしに終わっていた。 一部では契約延長時に復帰を熱望するボカ・ジュニアーズ移籍への契約解除条項を盛り込んだ影響によって、将来的な退団を見込んで若手の起用に切り替えたとの見方もあった。だが、実際にはクラブサイドの金銭的な事情が影響しているという。 イタリア『カルチョメルカート』によれば、パレデスがPSGからローマに加入した際に80試合出場達成時のアドオン200万ユーロ(約3億2500万円)という条項が盛り込まれていたという。 そして、パレデスはここまで通算79試合に出場しており、ローマは同条項が有効となる2025年6月30日までの起用を見送ることで、200万ユーロの支払いを回避する意向だという。 現在、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位ユベントスと同勝ち点の5位に位置するローマは、残り3試合でアタランタ、ミラン、トリノとタフな相手との試合を残している。だが、中盤の主力が相次いで離脱することがない限り、パレデスを残り試合で起用する可能性は低いようだ。 2025.05.07 16:32 Wed4
難敵フィオレンティーナに辛勝で4位ユーベに並んだローマ、ラニエリ監督は「苦難に満ちた素晴らしい試合」とウノゼロ勝利を誇る
ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が4日にホームで行われ、1-0で勝利したセリエA第35節フィオレンティーナ戦後にコメントした。 前節インテルを撃破したローマが、1ポイント差のフィオレンティーナをホームに迎えたチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う直接対決。守護神ミレ・スヴィラルが好守を見せる中、前半追加タイムのFWアルテム・ドフビクのゴールを守り抜いたローマがウノゼロ勝利とし、4位ユベントスに勝ち点で並んだ。 フィオレンティーナ戦を振り返ったラニエリ監督は「我々は非常に強いチームと対戦した。彼らは技術的に優れていた。高い位置からプレッシャーをかけたかったが、ボールをうまく動かされてできなかった。苦難に満ちた素晴らしい試合だった。それが私にとって一番の誇りだ。私が期待するパフォーマンスをローマはいつもしてくれる」と辛勝ながらも勝ち切った試合を誇った。 また、ラニエリ監督就任後、V字復調のローマはこれで第16節以降負けなしと快進撃が続き、自身就任時には程遠かったCL出場権獲得が手に届く位置にある。 「ここからどこへ向かえばいいのかわからない」と言葉を濁しつつ、「私は常に選手たちには最大限の努力を払うよう求めている。この夏、ビーチで過ごしている時に後悔や自責の念を抱くべきではないと伝えている。達成できたことに満足しなければならない」と常にベストを尽くすことを求めた。 ローマは次節アタランタと対戦する。 2025.05.05 10:30 Mon5