「ユナイテッド史上最悪のGKの1人」ELで古巣対戦となるマティッチ、リスペクトないユナイテッド守護神・オナナを批判「何らかの裏付けが必要」
2025.04.09 23:50 Wed
マティッチは古巣の守護神の発言に不満
古巣対決を控えるリヨンの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチが、古巣の守護神を批判した。イギリス『BBC』が伝えた。
フル稼働とはいかないものの、堅実なプレーを見せているマティッチ。自身が公式戦189試合に出場し、キャリアでもっとプレーしたクラブとの対戦を前に、舌戦が始まっている。
ユナイテッドの守護神を務めるカメルーン代表GKアンドレ・オナナは、週末のマンチェスター・シティどのダービー後に自身のXを更新。「簡単ではないだろうが、我々のほうが彼らよりはるかに優れていると思う」とリヨンについてコメントしていた。
「みんなをリスペクトしている」
「ただ、マンチェスター・ユナイテッド史上最悪のゴールキーパーの1人であるなら、自分の発言には注意する必要がある」
「もし(エドウィン・)ファン・デル・サール、(ピーター・)シュマイケル、(ダビド・)デ・ヘアがそう言っていたら、僕は自分自身に疑問を抱くだろう。しかし、そのような発言をするには、何らかの裏付けが必要だ」
今シーズンのユナイテッドはシーズン開幕から全く良いとこrがなく、現在プレミアリーグで13位と低迷。来シーズンのヨーロッパの大会に出場する可能性も薄く、ELが最後の望みとなっている状況だ。
一方で、リヨンはリーグ・アンで5位。すでにパリ・サンジェルマン(PSG)の優勝が決定しているが、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている状況であり、リーグレベルの差はあれど、ユナイテッドよりは遥かに優れたシーズンとなっている。
オナナの発言は確実に相手をしてに見ての発言であり、マティッチが批判するのも理解できる状況。ピッチ上でどちらが正しいのかはっきりさせたいところだろう。
PR
10日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでリヨンはマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。かつてユナイテッドの中盤を支えたマティッチは、退団後にローマ、スタッド・レンヌと渡り歩き、2024年1月からリヨンでプレー。今シーズンはリーグ・アンで24試合1アシスト、ELでも8試合に出場していた。ユナイテッドの守護神を務めるカメルーン代表GKアンドレ・オナナは、週末のマンチェスター・シティどのダービー後に自身のXを更新。「簡単ではないだろうが、我々のほうが彼らよりはるかに優れていると思う」とリヨンについてコメントしていた。
オナナは、リヨンに対して失礼な態度を取るつもりがあったわけではないと弁明していたが、対戦を前にした投稿にマティッチが反応。過去の名守護神たちと比較して批判した。
「みんなをリスペクトしている」
「ただ、マンチェスター・ユナイテッド史上最悪のゴールキーパーの1人であるなら、自分の発言には注意する必要がある」
「もし(エドウィン・)ファン・デル・サール、(ピーター・)シュマイケル、(ダビド・)デ・ヘアがそう言っていたら、僕は自分自身に疑問を抱くだろう。しかし、そのような発言をするには、何らかの裏付けが必要だ」
今シーズンのユナイテッドはシーズン開幕から全く良いとこrがなく、現在プレミアリーグで13位と低迷。来シーズンのヨーロッパの大会に出場する可能性も薄く、ELが最後の望みとなっている状況だ。
一方で、リヨンはリーグ・アンで5位。すでにパリ・サンジェルマン(PSG)の優勝が決定しているが、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている状況であり、リーグレベルの差はあれど、ユナイテッドよりは遥かに優れたシーズンとなっている。
オナナの発言は確実に相手をしてに見ての発言であり、マティッチが批判するのも理解できる状況。ピッチ上でどちらが正しいのかはっきりさせたいところだろう。
PR
ネマニャ・マティッチの関連記事
リヨンの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
記事をさがす
|
ネマニャ・マティッチの人気記事ランキング
1
「ユナイテッド史上最悪のGKの1人」ELで古巣対戦となるマティッチ、リスペクトないユナイテッド守護神・オナナを批判「何らかの裏付けが必要」
古巣対決を控えるリヨンの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチが、古巣の守護神を批判した。イギリス『BBC』が伝えた。 10日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでリヨンはマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。 かつてユナイテッドの中盤を支えたマティッチは、退団後にローマ、スタッド・レンヌと渡り歩き、2024年1月からリヨンでプレー。今シーズンはリーグ・アンで24試合1アシスト、ELでも8試合に出場していた。 フル稼働とはいかないものの、堅実なプレーを見せているマティッチ。自身が公式戦189試合に出場し、キャリアでもっとプレーしたクラブとの対戦を前に、舌戦が始まっている。 ユナイテッドの守護神を務めるカメルーン代表GKアンドレ・オナナは、週末のマンチェスター・シティどのダービー後に自身のXを更新。「簡単ではないだろうが、我々のほうが彼らよりはるかに優れていると思う」とリヨンについてコメントしていた。 オナナは、リヨンに対して失礼な態度を取るつもりがあったわけではないと弁明していたが、対戦を前にした投稿にマティッチが反応。過去の名守護神たちと比較して批判した。 「みんなをリスペクトしている」 「ただ、マンチェスター・ユナイテッド史上最悪のゴールキーパーの1人であるなら、自分の発言には注意する必要がある」 「もし(エドウィン・)ファン・デル・サール、(ピーター・)シュマイケル、(ダビド・)デ・ヘアがそう言っていたら、僕は自分自身に疑問を抱くだろう。しかし、そのような発言をするには、何らかの裏付けが必要だ」 今シーズンのユナイテッドはシーズン開幕から全く良いとこrがなく、現在プレミアリーグで13位と低迷。来シーズンのヨーロッパの大会に出場する可能性も薄く、ELが最後の望みとなっている状況だ。 一方で、リヨンはリーグ・アンで5位。すでにパリ・サンジェルマン(PSG)の優勝が決定しているが、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている状況であり、リーグレベルの差はあれど、ユナイテッドよりは遥かに優れたシーズンとなっている。 オナナの発言は確実に相手をしてに見ての発言であり、マティッチが批判するのも理解できる状況。ピッチ上でどちらが正しいのかはっきりさせたいところだろう。 2025.04.09 23:50 Wed2
ユナイテッドの生え抜きMF売却に元所属のマティッチが意見…「売ったのは間違い」「コンテは賢い男」
マンチェスター・ユナイテッドが決行したスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの売却を巡り、元所属選手が「間違い」と断した。 この夏にジム・ラトクリフ共同オーナーからなる『INEOS』グループにより、新たなチーム作りに動いたユナイテッド。噂に挙がったターゲットをほぼ手中に収めつつ、プレミアリーグのルール遵守も意識して人員整理に努めた。 そのスカッド整理の一環でナポリに売られていったのがマクトミネイ。ユナイテッドにとって、3000万ユーロ(約48億4000万円)程度の移籍金を回収した取引だったといわれる。 ユナイテッドは後にウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテの獲得で中盤のカバーに成功したが、2017年夏から2022年夏まで所属したリヨンの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチは自身のSNSでこう意見している。 「僕の意見だと、マンチェスター・ユナイテッドがスコット・マクトミネイを売ったのは間違いだ。今日において、彼のような選手の代わりをするのは難しい。(ナポリ新監督のアントニオ・)コンテは賢い男だ」 マクトミネイは5歳でアカデミーの門を叩いてから、ユナイテッドひと筋のキャリアを紡いだボックス・トゥ・ボックスの選手。昨季はケガ人続きのチーム事情もあり、公式戦10得点3アシストと奮闘したが、絶対的レギュラーとまでは言い難い立ち位置だった。 2024.09.01 18:25 Sun3
「我々にとって良いニュース」、マティッチは母国がユーロで対戦するイングランドの選手選考に疑問
リヨンの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチは、ユーロ2024の対戦相手であるイングランド代表の選手選考に疑問を呈した。 今月6日、ユーロに臨むイングランド代表の登録メンバー26名が発表された。 ガレス・サウスゲイト監督は33名の予備メンバーからDFハリー・マグワイア、MFジャック・グリーリッシュ、MFジェームズ・マディソンといったカタール・ワールドカップ招集メンバーを外した。 その中で物議を醸したのが、アタッキングサードで違いを生み出すことに長け、とりわけ引いた相手を崩す上での局面打開能力が高いマンチェスター・シティMFの落選だった。 その後、同監督は「攻撃のエリアでは多くの選択肢に恵まれていて、それぞれが少しずつ異なる。マディソンも、ジャックも違ったものをもたらしてくれるはずだし、難しい決断だった」と苦渋の決断であることを強調したが、一部報道ではグリーリッシュ落選に衝撃を受けた一部選手が指揮官にその理由の説明を求めたとの話も出ていた。 この決断はイングランド国内で大きな話題を集めているが、グループステージで対戦するセルビアの元重鎮にとっても予想外の出来事だったようだ。 マンチェスター・ユナイテッド時代にグリーリッシュと対戦経験があるマティッチは、自身のX(旧ツイッター)を通じて、元同僚で予備メンバー選考の段階で落選したFWマーカス・ラッシュフォードと共に同選手の落選が母国にとって「良いニュース」だと持論を展開した。 「個人的にはラッシュフォードやグリーリッシュのようなプレーヤー、つまり一手で試合を決定づけられるプレーヤーをチームに常に迎えたいものだ」 「彼らは選ばれなかったが、我々(セルビア)にとっては良いニュースだ」 今シーズンのパフォーマンスだけを鑑みれば、エベレチ・エゼ、アンソニー・ゴードンの2選手はより優れたパフォーマンスを披露し、ハリー・ケインのコンディションに不安を抱えていた中でのイヴァン・トニー、オリー・ワトキンスの両CFの招集も理解できる。ただ、“一発”や明確な武器を持つ両選手の能力を評価する元セルビア代表MFにとって、今回のライバルの選手選考は一言意見を言いたくなるものだったようだ。 2024.06.08 14:45 Sat4
スタッド・レンヌと関係悪化のマティッチがリヨン移籍濃厚に!
元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(35)のリヨン行きが差し迫っているようだ。 プレミアリーグで長くキャリアを紡ぐなか、ローマに渡り、今季からスタッド・レンヌに加わったマティッチ。だが、クラブとの関係悪化により、退団するのではとされる。 最近ではリヨン行きが報じられたが、イタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、マティッチは2026年夏までの契約で口頭合意し、書類と署名待ちとだいう。 そんなマティッチは2年契約でのスタッド・レンヌ入りだが、フランス『レキップ』によれば、クラブ間では300万ユーロ(約4億8000万円)ほどの移籍金で合意したそうだ。 大型守備的MFはこの先もフランスでプレーする模様だ。 2024.01.26 09:40 Fri5
リヨンがレンヌからMFマティッチを移籍金4.2億円で獲得、2年半契約を締結
リヨンは27日、スタッド・レンヌの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(35)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2026年夏までの2年半。移籍金は260万ユーロ(約4億2000万円)とのことだ。 マティッチは、セルビアのコルバラ、スロベニアのコシツェでプレー。2009年8月にチェルシーに加入も、フィテッセへのレンタル移籍を経験。活躍できずにベンフィカに完全移籍した。 しかし、そのベンフィカで大きく羽ばたくと、チェルシーが連れ戻すことに。ジョゼ・モウリーニョ監督の下でチームの中心選手となりプレミアリーグ優勝などのタイトル獲得に貢献した。 その後、モウリーニョ監督を追いかける形で、マンチェスター・ユナイテッド、ローマへと移籍。今シーズンからレンヌへ完全移籍すると、リーグ・アンで13試合、ヨーロッパリーグ(EL)で6試合3アシストを記録していた。 出場機会を得ていたマティッチだが、クラブとの関係は悪化。理由は子供の通学とされているが、ピッチ外の問題で移籍が取り沙汰されていた。 <span class="paragraph-title">【動画】リヨンへと到着したマティッチの契約締結までの舞台裏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/Mati%C4%872026?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Matić2026</a> <a href="https://t.co/7tap3cc9wf">pic.twitter.com/7tap3cc9wf</a></p>— Olympique Lyonnais (@OL) <a href="https://twitter.com/OL/status/1751194487299125531?ref_src=twsrc%5Etfw">January 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.27 20:10 Satリヨンの人気記事ランキング
1
「ユナイテッド史上最悪のGKの1人」ELで古巣対戦となるマティッチ、リスペクトないユナイテッド守護神・オナナを批判「何らかの裏付けが必要」
古巣対決を控えるリヨンの元セルビア代表MFネマニャ・マティッチが、古巣の守護神を批判した。イギリス『BBC』が伝えた。 10日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでリヨンはマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。 かつてユナイテッドの中盤を支えたマティッチは、退団後にローマ、スタッド・レンヌと渡り歩き、2024年1月からリヨンでプレー。今シーズンはリーグ・アンで24試合1アシスト、ELでも8試合に出場していた。 フル稼働とはいかないものの、堅実なプレーを見せているマティッチ。自身が公式戦189試合に出場し、キャリアでもっとプレーしたクラブとの対戦を前に、舌戦が始まっている。 ユナイテッドの守護神を務めるカメルーン代表GKアンドレ・オナナは、週末のマンチェスター・シティどのダービー後に自身のXを更新。「簡単ではないだろうが、我々のほうが彼らよりはるかに優れていると思う」とリヨンについてコメントしていた。 オナナは、リヨンに対して失礼な態度を取るつもりがあったわけではないと弁明していたが、対戦を前にした投稿にマティッチが反応。過去の名守護神たちと比較して批判した。 「みんなをリスペクトしている」 「ただ、マンチェスター・ユナイテッド史上最悪のゴールキーパーの1人であるなら、自分の発言には注意する必要がある」 「もし(エドウィン・)ファン・デル・サール、(ピーター・)シュマイケル、(ダビド・)デ・ヘアがそう言っていたら、僕は自分自身に疑問を抱くだろう。しかし、そのような発言をするには、何らかの裏付けが必要だ」 今シーズンのユナイテッドはシーズン開幕から全く良いとこrがなく、現在プレミアリーグで13位と低迷。来シーズンのヨーロッパの大会に出場する可能性も薄く、ELが最後の望みとなっている状況だ。 一方で、リヨンはリーグ・アンで5位。すでにパリ・サンジェルマン(PSG)の優勝が決定しているが、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている状況であり、リーグレベルの差はあれど、ユナイテッドよりは遥かに優れたシーズンとなっている。 オナナの発言は確実に相手をしてに見ての発言であり、マティッチが批判するのも理解できる状況。ピッチ上でどちらが正しいのかはっきりさせたいところだろう。 2025.04.09 23:50 Wed2
リヨンvsユナイテッドは劇的ドロー…88分ザークツィー逆転弾もシェルキのラストプレー弾で追いつく【EL】
ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝1stレグ、リヨンvsマンチェスター・ユナイテッドが10日にパルク・オリンピック・リヨンで行われ、2-2のドローに終わった。 ユナイテッドはラウンド16でレアル・ソシエダと対戦し2戦合計5-2で勝利。リーグ戦では13位と低迷が続くなか、ELではまずまず順調な歩みを見せている。今ラウンドでは後半戦での巻き返しによってリーグ・アン5位に浮上した難敵リヨンと対戦した。 直近のリーグ戦でマンチェスター・シティとのダービーをゴールレスドローで終えたアモリムのチームは、その試合と全く同じスタメンで臨んだ。 主導権争いに注目が集まったなか、立ち上がりからホームのリヨンがボールを保持して押し込む展開に。守備時はローブロックで構えるユナイテッドの守備を崩し切るまでには至らずも、幾度かセットプレーを得てチャンスを窺う。 一方、相手の攻撃を受け止めながらカウンター主体の攻撃を狙うユナイテッド。20分過ぎにはガルナチョのボックス右からの折り返しに反応したブルーノ・フェルナンデスの右足シュート。直後にはCKの流れからカゼミロのバイシクルシュートと続けてフィニッシュのシーンを作り出した。 拮抗した展開が続くなか、思わぬ形からホームチームに先制ゴールが生まれる。25分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのアルマダが右足インスウィングのボールをゴール前のスペースに落とすと、ニアで競りに行ったニアカテは触れずもGKオナナの手前で大きく弾んだボールがそのままゴール右隅に決まった。 結果的にアルマダの直接FKによるゴールでスコアが動くと、ここから試合はよりオープンな展開に。先制したリヨンがカウンターの形からアルマダやシェルキが仕掛ければ、ユナイテッドも回数は少ないものの前線の選手がボックス付近で足を振っていく。 このままリヨンの1点リードでハーフタイム突入かに思われたが、ユナイテッドが前半ラストプレーで同点に追いつく。前半アディショナルタイム5分、相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのブルーノがブレ球のボールをゴール前に供給。GKペッリがパンチングではじいたボールをペナルティアーク付近のウガルテが右足ダイレクトボレーで合わせると、ゴール前のヨロがヘディングでコースを変えてゴール左隅に流し込み、ユナイテッドでの初ゴールを記録した。 ともにセットプレーから1ゴールずつを奪い合ったなか、試合は1-1のイーブンで後半に突入。立ち上がりの51分に負傷したアコクを下げてラカゼットを投入し、より攻撃的な布陣に変化したリヨン。この交代直後には左からの折り返しに反応した元アーセナルFWがいきなりゴールに迫ったが、シュートを枠に飛ばせない。 一方、後半に入ってボールを握る時間は長いものの攻め手がないユナイテッド。63分にはホイルンドを諦めてザークツィー、72分にはウガルテを下げてマウントを投入。より攻撃的な布陣でゴールを目指す。 後半半ばから終盤にかけては試合は一進一退の攻防に。互いに最後のところで攻め切れない状況が続いたが、ユナイテッドが終盤に逆転に成功する。88分、ロングボールのセカンドを回収した流れでボックス手前右のブルーノが絶妙な浮き球パスを供給すると、ゴール左に走り込んだザークツィーが頭で合わせた。 これでユナイテッド勝利かに思われたが、ホームの大歓声を後押しにリヨンが意地を見せる。後半ラストプレーとなった95分、波状攻撃からボックス内で細かく繋いでミカウタゼが右足シュート。これはGKオナナにセーブされたが、こぼれ球に詰めたシェルキが冷静に左足で流し込んだ。 そして、シェルキの劇的ゴールによってベスト4進出を懸けた第1ラウンドは2-2のドロー。土壇場で勝利を逃したユナイテッドだったが、敵地でのドローと最低限の結果を持ち帰ってホーム開催の2ndレグを戦うことになった。 リヨン 2-2 マンチェスター・ユナイテッド 【リヨン】 ティアゴ・アルマダ(前25) ラヤン・シェルキ(後50) 【マンチェスター・ユナイテッド】 レニー・ヨロ(前50) ジョシュア・ザークツィー(後43) 2025.04.11 06:16 Fri3
【EL準々決勝 1stレグプレビュー】戦前からバチバチのリヨンvsユナイテッドに、崖っぷちスパーズはフランクフルトと激突
ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝1stレグが10日に開催される。ベスト4進出を懸けた初戦の展望を紹介していく。 ◆準々決勝 1stレグ ▽4/10(木) 《25:45》 ボデ/グリムト vs ラツィオ 《28:00》 トッテナム vs フランクフルト レンジャーズ vs アスレティック・ビルバオ リヨン vs マンチェスター・ユナイテッド ◆舌戦きっかけにバチバチムード これまでの実績で頭一つ抜ける優勝候補筆頭のマンチェスター・ユナイテッドは、リヨンと準決勝進出を懸けて激突する。 ユナイテッドはラウンド16でレアル・ソシエダと対戦し2戦合計5-2で勝利。リーグ戦では13位と低迷が続くなか、ELではまずまず順調な歩みを見せている。直近のリーグ戦ではマンチェスター・シティとのダービーで現状のベストメンバーを起用し0-0のドロー。守備面ではここにきて改善が見受けられる一方、攻撃はノッティンガム・フォレスト戦に続いて2試合連続無得点。前線のアタッカー陣含めて最後の精度・判断の改善は急務だ。DFデ・リフトやMFコリアーが引き続き不在も長期離脱者以外に多くの選手がプレー可能な状態にあり、アモリム監督としては最適解を見いだしたい。 対するリヨンは前ラウンドでルーマニアの強豪FCSBを2戦合計7-1で一蹴。リーグ・アンではパリ・サンジェルマン、マルセイユ、ストラスブールといった上位陣相手に力負けも、格下や中堅相手にきっちり勝ち点3を重ねて5位に浮上。直近の公式戦11試合ではすべて複数得点を記録するなど攻撃陣の充実ぶりが光る。FWフォファナ、FWヌアマの不在は痛手も、FWラカゼット、FWミカウタゼ、FWシェルキに加え、トップ下に入るMFトリソが好調を維持しており、ソールドアウトのホームで好勝負が期待できる。 なお、この試合に向けてはユナイテッド守護神オナナの「彼らよりもはるかに優れている」との発言を受け、古巣対戦のリヨンMFマティッチが「ユナイテッドの歴史の中で最悪なGK1人なら、自分の発言に注意する必要がある」とコメント。戦前から舌戦が繰り広げられており、バチバチの戦いが見込まれる。 ◆崖っぷちスパーズがブンデス上位と激突 ユナイテッドと同様に優勝候補のトッテナムは、2021-22シーズンのEL優勝クラブであるフランクフルトと対戦する。 AZとの対戦となったラウンド16は1stレグを0-1で落とすも、2ndレグを3-1で勝利し2戦合計3-2で8強入りを決めたスパーズ。プレミアリーグではユナイテッド以下の14位に低迷しているが、直近はサウサンプトン相手に3-1の勝利。リーグ4戦ぶりの白星を挙げた。MFクルゼフスキを除き主力はほぼ全選手が起用可能な状況にあり、セインツ戦勝利のいい流れを継続してホームで先勝といきたい。過去にブンデスリーガでプレーしており、ドルトムント戦などドイツ勢に相性の良さを見せるFWソン・フンミンの躍動に期待だ。 フランクフルトは難敵アヤックスと対峙したラウンド16を2戦合計6-2で勝利。さらに、ブンデスリーガではドルトムントやRBライプツィヒ、シュツットガルトといった昨季上位クラブの苦戦はありながらも、ここまで3位と躍進。直近のブレーメン戦では0-2で敗れたが、エースのFWマーモウシュの移籍後の一時不調は脱した印象だ。スパーズ戦では4バックと3バックのいずれを採用するかゲームプランに注目しつつ、MFラーションやFWエキティケ、FWバオヤといった注目株の活躍に期待したいところだ。 ◆ラツィオ優位もデルビー控える影響は リーグフェーズ首位で優勝候補の一角に挙がるラツィオは、ノルウェーの強豪ボデ/グリムトと対戦する。 前ラウンドではビクトリア・プルゼニと対戦。敵地での1stレグでは後半終盤に2人の数的不利を背負ったなか、ラストプレーで勝ち越して劇的な2-1の勝利。2ndレグではホームで苦しい戦いを強いられたものの、1-1のドローに持ち込んで2戦合計3-2で競り勝った。6位に位置するセリエAでは後半戦に入って勝ち切れない試合が続いたが、直近のアタランタ戦では1-0の勝利。4試合ぶりの白星を挙げた。地力の差を鑑みれば、今回の一戦で優位な立場にいることは間違いないが、今週末には2ポイント差で7位に位置する宿敵ローマとのデルビー・デッラ・カピターレを控えており、中2日の大一番へターンオーバー敢行や気持ちが先に向いてしまうと、アウェイで思わぬ結果を招く可能性もある。 一方、昨季カンファレンスリーグ王者のオリンピアコスを2戦合計4-2で撃破したダークホースのボデ/グリムト。地力やスカッドの質では間違いなく相手に分があるが、リーグ開幕が3月末ということもあり、休養十分で戦える点はプラスだ。試合勘に関してもELとリーグ戦を2試合こなしリーグ戦では連勝スタート。相手が慣れない人工芝というホームアドバンテージも活かしながら番狂わせを起こしたい。 ◆アスレティック優位もホームアドバンテージ活かせるか 今大会に相性がいいスペイン勢であり、決勝の開催地サン・マメスを本拠地とするアスレティック・ビルバオは、今ラウンドでスコットランドの強豪レンジャーズと対戦する。 ラウンド16では優勝候補ローマとの激闘を2戦合計4-3の逆転で制し、ノックアウトフェーズでの第一関門を見事に突破した。並行して戦うリーグ戦ではバルセロナ、マドリードの2強に次ぐ4位に位置。直近4試合は1勝3分けと勝ち切れないものの、持ち味の堅守を武器に3試合連続クリーンシート中だ。今回の一戦ではその堅守をベースに、ニコとイニャキのウィリアムズ兄弟、負傷明けから徐々に状態を上げるMFサンセトら攻撃陣の奮起に期待したい。 一方、ラウンド16ではトルコの強豪フェネルバフチェとのPK戦までもつれ込む激闘を、守護神バトランドの活躍などで制したレンジャーズ。国内リーグでは宿敵セルティックに大きく水をあけられているが、先月のオールドファームでは敵地で宿敵を撃破するなど地力は十分。ホーム開催の初戦ではボールを握る展開が想定されるなか、相手のコンパクトな守備と鋭いカウンターを警戒しつつ勝ち切りたい。個人ではFWイガマネやFWチェルニーといった個で違いを生み出せるアタッカー陣の活躍が必須だ。 2025.04.10 19:00 Thu4
2025年の仏リーグ最高給取りはデンベレに! PSGが上位12位まで独占
2025年のリーグ・アン(フランス1部)のサラリーランキングが、フランス『レキップ』によって発表された。 2024年はパリ・サンジェルマン(PSG)のFWキリアン・ムバッペが月給600万ユーロ(約9億7000万円)と破格の金額でランキングトップに君臨していたが、その最高給取りがレアル・マドリーに移籍したことで、今年のランキングはより拮抗したものに。 ただ、今シーズンのリーグテーブルで首位を独走するPSGが発表されたトップ30のうち、上位12位まで独占する金満ぶりを改めて証明。そのなかで1位に輝いたのは、新エースFWのウスマーヌ・デンベレの月給150万ユーロ(約2億4000万円)となった。 そして、2位にはキャプテンのDFマルキーニョス、3位は同額でDFリュカ・エルナンデスとDFアクラフ・ハキミが並んだ。 PSG勢以外ではマルセイユのMFアドリアン・ラビオとMFピエール=エミール・ホイビュア、リヨンのFWアレクサンドル・ラカゼットが月給50万ユーロ(約8億1000万円)で並んでいる。 今回発表されたリーグ・アンのサラリーランキングの上位30名は以下の通り。 1. ウスマーヌ・デンベレ(PSG) 150万ユーロ 2. マルキーニョス(PSG) 112万ユーロ 3. リュカ・エルナンデス(PSG) 110万ユーロ 3. アクラフ・ハキミ(PSG) 110万ユーロ 5. ワレン・ザイール=エメリ(PSG) 95万ユーロ 6. ヴィティーニャ(PSG) 90万ユーロ 6. クヴィチャ・クワラツヘリア(PSG) 90万ユーロ 8. ジャンルイジ・ドンナルンマ(PSG) 84万9500ユーロ 9. ヌーノ・メンデス(PSG) 80万ユーロ 10. プレスネル・キンペンベ(PSG) 64万ユーロ 11. ブラッドリー・バルコラ(PSG) 55万ユーロ 12. デジレ・ドゥエ(PSG) 50万ユーロ 12. アドリアン・ラビオ(マルセイユ) 50万ユーロ 12. ピエール=エミール・ホイビュア(マルセイユ) 50万ユーロ 12. アレクサンドル・ラカゼット(リヨン) 50万ユーロ 16. メイソン・グリーンウッド(マルセイユ) 45万ユーロ 16. ジェフリー・コンドグビア(マルセイユ) 45万ユーロ 16. イスマエル・ベナセル(マルセイユ) 45万ユーロ 16. コランタン・トリソ(リヨン) 45万ユーロ 20. ゴンサロ・ラモス(PSG) 44万3500ユーロ 21. ファビアン・ルイス(PSG) 43万4300ユーロ 22. ネマニャ・マティッチ(リヨン) 40万ユーロ 22. セコ・フォファナ(レンヌ) 40万ユーロ 22. ブライス・サンバ(レンヌ) 40万ユーロ 22. ジョアン・ネヴェス(PSG) 40万ユーロ 26. レオナルド・バレルディ(マルセイユ) 35万ユーロ 27. ラヤン・シェルキ(リヨン) 33万ユーロ 27. ヴァランタン・ロンジエ(マルセイユ) 33万ユーロ 29. ガエタン・ラボルド(ニース) 32万ユーロ 29. アレクサンドル・ゴロビン(モナコ) 32万ユーロ 29. デニス・ザカリア(モナコ) 32万ユーロ ※金額はいずれも月給(推定) 2025.03.26 17:00 Wed5