シュミット・ダニエルがクラブ・ブルージュに? 本間至恩と同僚か…控えGK重傷で関心強まる

2023.07.18 13:01 Tue
©STVV
シント=トロイデンの日本代表GKシュミット・ダニエル(31)が国内の強豪クラブへ移籍する可能性があるようだ。ベルギー『Voetbal Primeur(VP)』が伝えた。

2019年7月にベガルタ仙台からシント=トロイデンへと完全移籍で加入したシュミット・ダニエル。ここまで4シーズンを過ごし、公式戦110試合に出場。正守護神の座を掴み取り、日本代表にも定着している。

契約が残り1年となった中で、今夏はステップアップを目指すという話も浮上。移籍の可能性もあった中、現在はシント=トロイデンでプレシーズンを過ごしている。
そのシュミット・ダニエルだが、ベルギー国内の強豪クラブから関心が。クラブ・ブルージュが獲得に興味を持っているという。

クラブ・ブルージュはイングランド人GKジョセフ・ブルシクが重傷。正守護神としては元ベルギー代表GKシモン・ミニョレがいるが、バックアッパーが不在の状況だ。
その中でクラブ・ブルージュが目をつけたのがシュミット・ダニエルとのこと。ここまで、スュペル・リグ(トルコ1部)のアンカラグジュへの移籍が噂されていたが、国内での移籍も浮上している。

あくまでもミニョレの控えというポジションでの移籍になるが、新天地でポジションを奪える可能性もゼロではない。また、クラブ・ブルージュにはMF本間至恩も所属。今シーズンからファーストチームのメンバー入りを果たすこととなっている。

クラブ・ブルージュはカンファレンスリーグの予選2回戦に臨むこととなっており、28日にその初戦のオーフス戦迎える。また、30日にはジュピラー・プロ・リーグが開幕。メヘレンとの初戦を控えている状況。果たして移籍は実現するだろうか。

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ケガで辞退した中島に代わって追加招集された乾だったが、先発が1試合と寂しい結果に終わった。攻撃にアクセントをつける役割が期待されたが、途中投入された場面でも流れを変えることに苦労。ゲームビジョンとボールコントロールは高いものを持っているだけに、移籍先のアラベスでコンディションを上げ、今後の活躍に期待したい。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw18.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>14.伊東純也/柏レイソル 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場5試合/先発1) 途中出場がメインとなった今大会。途中出場した試合では、持ち味であるスピードでの突破を見せ、相手守備陣の脅威となるシーンが多く見られた。欲を言えば、縦へのドリブル突破を目指すだけでなく、カットインからのシュートという柏レイソルで見せるプレーが見たかったところ。大会終了後にベルギー・ヘンクへの移籍が決定し、更なる成長に期待が懸かる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw19.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>17.青山敏弘/サンフレッチェ広島 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">なし</span>(出場1試合/先発1) ケガで途中離脱をしてしまった青山。大会前からコンディション面には不安を抱えていた中で、出場したウズベキスタン戦では悪くないパフォーマンスを見せていた。パス出しの部分では違いを出せており、森保監督のサッカーを熟知しているものの、年齢を考えてもより高いパフォーマンスが求められるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw20.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>18.塩谷司/アル・アイン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場5試合/先発3) ケガで辞退したMF守田英正(川崎フロンターレ)の代役として招集。自身がプレーするUAEでの開催ということもあり、多くの面での貢献が期待された。初出場となったウズベキスタン戦では、豪快なミドルシュートを決めて勝利に貢献。その後は、守備固めとして終盤の投入を3試合連続で経験。決勝では、ケガの遠藤の代わりにボランチで出場。ボランチという新境地を開拓し、代表への活路を見出す可能性は高い。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw21.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>21.堂安律/フローニンヘン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場6試合/先発6) チーム最多タイの6試合で先発出場を果たした堂安。初戦のトルクメニスタン戦で決めたゴールは鮮やかであり、ベトナム戦でPKを獲得した仕掛けも良さが出ていたが、試合の大半では期待以上のプレーは出なかった。特に、サウジアラビア、イラン、カタールと強豪国との対戦では、左足を警戒されて切られた結果、持ち味である積極的な仕掛けやシュートが減少。課題を突きつけられる格好となった。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FW</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw22.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>11.北川航也/清水エスパルス 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場4試合/先発2) A代表としての経験も浅い中、初の公式大会は苦い思い出となっただろう。周囲との連携に苦しんだ序盤戦では、黒子としての役割を果たし、前線からの守備などで見えざる貢献。しかし、ウズベキスタン戦などで見られた決定機逸は、今後の大きな課題だろう。決めるべきところで決められないと、代表への声も掛からなくなる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw23.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>13.武藤嘉紀/ニューカッスル 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場4試合/先発3) ニューカッスルでの出場機会も限られている中で、期待されて召集を受けた武藤。ウズベキスタン戦では、3年3カ月ぶりの代表ゴールも記録したが、全体的に噛み合わなかった印象だ。裏への抜け出しが生きる場面もあったが、チームとしての狙いにアジャストする必要もあるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw24.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>15.大迫勇也/ブレーメン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.5</span>(出場4試合/先発3) 日本代表の攻撃の軸であることが証明された今大会。ケガによる離脱で、その存在の大きさを痛感させられた。出場した試合では、攻撃がスムーズに回ることが多く、乗じて守備も安定感を増していた。自身も4ゴールを記録し、エースである事を証明。代役探しが加速する中、自身もパフォーマンスを保ってもらいたい。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">監督</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw25.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>森保一 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span> 優勝という目標を果たせなかったという点で評価は下げざるを得ないが、大会を通じてチームを前進させたこと、そして決勝まで全勝で勝ち上がってきたことは評価すべきだろう。ここからの課題はチームの成熟度を上げるとともに、相手に合わせて、試合状況に合わせて切るためのカードを用意すること。3月と6月の親善試合、そしてコパ・アメリカに向け、Jリーガーを含め、戦力の発掘とチームの成熟の両軸で歩み続けることが求められる。 2019.02.03 19:00 Sun
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2000人に調査! 最も上司にしたい日本代表監督、森保一監督は4位、1位は? 社長に向いているのはあのベテラン

超ワールドサッカーでは2022年11月、カタール・ワールドカップ(W杯)の開催にあわせて、「Yahoo!ニュース」を通じて、2000人の「Yahoo!クラウドソーシングユーザー」を対象にアンケートを実施した。 7大会連続7度目の出場となった日本代表は、史上初のベスト8進出を目指す中、初戦のドイツ代表戦では世界を驚かせる逆転勝利を収め、目標に向かって大きな一歩を歩み出した中、第2戦のコスタリカ代表戦では、試合を支配しながらもミスから失点して敗戦を喫し、急転してグループステージ突破が厳しい状況となっている。 今大会は解説や自身の発信などで、多くの日本代表OBや監督らが情報を発信。そこで、様々な角度から日本代表のイメージ調査を実施した。 まず、「上司にしたい日本代表監督経験者」について調査。W杯に初めて出場した1998年のフランス大会以降で指揮を執った監督に限定して聞いたところ、現在日本代表を指揮してカタールW杯を戦っている森保一監督は11.8%の票を集め、4位となった。 最も上司になって欲しい人物は、1998年のフランス大会と2010年の南アフリカ大会と2度のW杯を経験し、解説者としても鋭い意見と厳しい指摘が話題の岡田武史氏で33.7%の支持を得た。 意見には「裏表がなさそう」、「厳しいけどオフは親しみやすそう」、「的確なアドバイスがもらえそう」というものがあった。 また2位には、岡田氏の前に監督を務めながら、病に倒れて退任していたイビチャ・オシム氏で、17.7%の支持。3位はサッカーの神様として世界中で知られながら、2006年のドイツ大会では結果を残せなかったジーコ氏で15.1%だった。 その他、同僚にいたら頼もしそうな選手については、長友佑都(FC東京)が32.2%で1位に輝き、2位には27.9%でGK川島永嗣(ストラスブール)が、3位には12%で現在のキャプテンであるDF吉田麻也(シャルケ)が入った。若手ではMF久保建英(レアル・ソシエダ)が4.2%を獲得し、4位に入っている。 社長が似合いそうな選手では、1位が28.4%で川島、2位が21.9%で長友、3位が16%で吉田と頼りになる選手と同じ3人が上位を占めた中、4位には4.8%の支持を得たGKシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)が入ることとなった。 <span class="paragraph-title">【写真】上司にしたい日本代表監督ランキング</span> <span data-other-div="movie"></span> <span class="paragraph-subtitle">1位:岡田武史</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/japan20221130_enquete_okada.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">2位:イヴィチャ・オシム</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/japan20221130_enquete_osim.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">3位:ジーコ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/japan20221130_enquete_zico.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">4位:森保一</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/japan20221130_enquete_moriyasu.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">5位:西野朗</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/japan20221130_enquete_nishino.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">6位:フィリップ・トルシエ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/japan20221130_enquete_troussier.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">7位:アルベルト・ザッケローニ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/japan20221130_enquete_zac.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">8位:ヴァイッド・ハリルホジッチ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/japan20221130_enquete_halil.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 2022.11.30 13:15 Wed
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三笘薫が電光石火のヘディング先制弾も…日本はコロンビアに1-2で逆転負け【キリンチャレンジカップ】

28日、キリンチャレンジカップ2023の日本代表vsコロンビア代表がヨドコウ桜スタジアムで行われ、日本は1-2で敗戦を喫した。 日本は24日に行われたウルグアイ代表との森保一監督2期目初陣で1-1のドロー。2戦目となるコロンビア戦はスタメン4人が変更となり、DFバングーナガンデ佳史扶が代表デビューとなったほか、MF伊東純也、FW町野修斗、FW西村拓真が起用された。 その日本は、3分にいきなり先制。町野が前線で粘ると、落しを守田英正が右サイドからクロス。ファーサイドに走り込んだ三笘薫が相手DFと競り合いながらヘディングで合わせ、ネット左に吸い込まれた。 幸先良く先手を取ったなか、最終ラインに目を向けると、A代表で初めてゲームキャプテンを務める板倉滉が統率。また、ボランチ起用の鎌田大地が最終ラインまで降りてきてビルドアップに参加するシーンが見られる。 三笘のゴールが決まってからは両チームともなかなか決定的なチャンスが訪れなかったが、お互いに高い位置からのプレッシャーと素早い攻撃を強く意識しており、迫力のある一進一退の攻防が続く。 そんななかでコロンビアに同点弾が生まれる。33分、マチャドが左サイドを板倉と競り合いながらドリブルで持ち運ぶと、ボックス内に入って中央へマイナスの折り返し。最後は19歳FWデュランが左足ダイレクトで蹴り込んだ。 追いつかれた日本は40分にビッグチャンス。右サイドで前を向いた伊東が中央へグラウンダーの強いパスを入れると、ボールを受けた西村はワントラップから左足を一閃。ボックス手前から放たれたシュートは惜しくもゴール右に外れた。 前半は1-1で終了。先制点の三笘や再三にわたってドリブル突破を仕掛けた伊東がさすがの存在感を見せつけたが、自陣ではコロンビア攻撃陣の脅威に直面。ファウルで止めてセットプレーを与えるシーンが目立った。 森保監督はハーフタイムに2枚替え。鎌田と町野を下げ、遠藤航と上田綺世を送り込む。早い時間帯に勝ち越し点が欲しい日本だが、後半頭からコロンビアに攻め込まれる展開が続く。53分には先制点の三笘を下げて堂安律を、69分には負傷したバングーナガンデ、西村を下げて瀬古歩夢と久保健英を投入した。 しかし、日本が2度目の2枚替えをした直後にコロンビアの逆転ゴールが生まれる。61分、裏へのボールに対し入ったばかりの瀬古が対応ミス。ゴール前での混戦からアリアスのシュートをGKシュミット・ダニエルがセーブするも、鎌田の同僚であるボレがオーバーヘッドを叩き込み、コロンビアが逆転に成功する。 追いかける展開となった日本は67分に決定機。左サイドから守田が柔らかいクロスを上げると、ゴール前で待ち構えた上田が高い打点のヘディングシュート。ゴールかと思われたが、GKバルガスのファインセーブに阻まれた。 上田は続く69分にも惜しいシーン。伊東の左CKに再びヘディングで合わせたが、こちらはGKにキャッチされた。 対するコロンビアは73分、37歳となった世界的ストライカーのファルカオを投入し追加点を狙う。日本は78分に守田を下げて浅野拓磨を投入すると、直後にはシステムも[4-2-3-1]から中盤ダイヤモンドの[4-4-2]へと変更。中盤の底に遠藤、左右のインサイドハーフに伊東と堂安、トップ下に久保を置く超攻撃点布陣を敷いた。 なんとか同点に追いつきたい日本だが、コロンビアはピッチ全体で集中力が高く、攻撃の手を緩める気配もない。後半アディショナルタイム4分間を含めて必死にゴールを目指したが、結局、2点目を奪うことはできず、1-2で試合終了。森保体制2期目の初勝利はお預けとなった。 日本代表 1-2 コロンビア代表 【日本】 三笘薫(前3) 【コロンビア】 ジョン・デュラン(前33) ラファエル・サントス・ボレ(後16) 2023.03.28 21:23 Tue
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「常に最高峰に挑戦し続けたい」飽くなき探究心で最高のパフォーマンスを求めるGK川島永嗣「チームのためにプラスになるように」

日本代表は30日、6月の国際親善試合とカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に向けたトレーニングキャンプを行った。 28日のミャンマー代表戦で最終予選の切符を手にした日本代表。明日からはU-24日本代表の活動に半数以上のメンバーが移り、週末のJリーグを終えた国内組が合流することとなる。 トレーニングを前にGK川島永嗣(ストラスブール)がオンラインのメディア取材に応じ、改めてこの先のことについて語った。 ミャンマー戦では90分間ゴールマウスを守った川島。久々の試合出場を果たした。自身4度目のW杯に向かっていく川島。改めて、この先への思いを語った。 「過去3回出させてもらって、色々な経験をさせてもらった中で、正直2018年のW杯のあとは次のW杯を目指そうと思っていなかったです。ただ、漠然と自分の中で感じたW杯の経験の中で、個人的にやり残したことがあると感じていました」 「意識としては考えていなかったですけど、やはり自分はそう感じている中で、日本代表に関われていることは嬉しいことですし、こうやってカタールに向かうチームの一員として代表に居られるってことは光栄なことなので、このチームにいる以上はそれが目標だと思いますし、出るということが目標になることはないです」 「W杯を目指して行く中で2018年も含め過去3回ともに何ができるかが一番の目標なので、その高いレベルのW杯の中で、GKとして何ができるのか。出場するところよりは一番興味があるところです」 W杯出場が目的ではなく、そこで何ができるかを考えている川島。何ができるかについては「その部分は探し続けなければいけない部分でもありますし、簡単に答えが出るものではないというのは、ここまでやってきて非常に考えさせられる部分です」とコメント。「どうやったらベスト8以上に行けるのか。差は小さいと思いますし、その小さいさが大きな差に変わると思います。プレーとしてもチームとしても個人としても小さな差を埋めていけるのか。そこは自分のチームでも、代表でも強く感じています」とコメント。わずかながらも大きな差についてどう埋めていくかを考えなければいけないと語った。 これまで見てきた日本代表に比べ、森保ジャパンのポテンシャルについては「選手の経験値は確実に上がっていると思いますし、それは過去に比べてもヨーロッパで活躍する選手も増えていますし、Jリーグでも高い基準で活躍する選手は増えていると思います」とコメント。「選手個々の能力を見ればまだまだ伸び代もあるし、伸びて行くチームだと思います」と語り、レベルアップは果たせているし、まだまだ伸びると感じているようだ。 一方で「2次予選の中で残している結果については、自分たちとしては全く満足する必要はないですし、より高いレベルや難しい状況に置かれた時に何ができるのかが自分たちの一番のポイントとなるので、残された時間でどれだけ突き詰めていけるかが大事になると思います」とコメント。この先の戦いでしっかりとこれまでのような強者のサッカーができるかが重要になってくると気を引き締めた。 ベテランとして、そして経験者としての立場が考えられる川島。しかし、周りへ影響力を与えることなどはあまり考えたことがないという意外な答えが返ってきた。「年上だからこういう振る舞いをしなければいけないとか、経験しているから背中で見せなければいけないとかは考えたことないです」とコメント。「選手なので年齢関係なくピッチに立ちたいですし、所属チームでも代表でも全く変わらないです。それが常に良い方向に、チームのためにプラスになるようにと考えていますし、チームの中でネガティブな存在になることは意図していないです」と、プレーヤーとしてしっかりとやっていくだけだと語った。 また「選手として、自分がやるべきことをやるべきだと思っていますし、それがチームのプラスになると良いなという感じです」と語り、「こうしなきゃいけないとか、引っ張らないといけないとか、経験を伝えなきゃいけないとかは考えていないです」と、あくまでも自分のプレー、パフォーマンスに集中するとのことだ。 6月の活動では、シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、中村航輔(ポルティモネンセ)に加え、権田修一(清水エスパルス)が加わり、4人体制で活動していく。日本代表のGK陣については「それぞれのGKが特徴を持っていて、野心を持っているので、1人1人がGKのレベルを上げるという意識はみんな持っていますし、GKグループの中でその枠を広げていけるかが大事だと思います」と語り、ここが高みを目指すことで全体のレベルを上げていきたいと語った。 今シーズンの川島はリーグ・アンで24試合に出場。シーズン途中に2度ポジションを失うことがあったが、多くの試合でプレーした。 リーグ・アンで守護神としてプレーすることについては「試合に出るという意味で言うと、メスの時に1シーズン出ていた時間があるので、やれるという自信はありました」とコメント。「実際にこういう形で試合に出て行く中で、自分が挑戦している意味ではないですが、高いレベルの中でGKとしてどういうパフォーマンス、どういう質を求めていけるかを意識していました」と語り、高みを目指して日々プレーしていたとした。 「出ていたから自分の中で得られたというよりは、どういう形でより自分がまだまだ上を目指せる、成長できるというのが見えたシーズンでした」とし、先を目指す上では重要なシーズンになったとした。 川島とストラスブールの契約は今シーズン限りで満了を迎えるが、契約を延長するという話もある。「あとはクラブとの話し合いにもよりますが、自分の中で目標はブレていないですし、変わっていないので、オフにクラブと話をして決まって行く話だと思います」とコメント。残留か移籍かはこの先に決まるとした。 それでも「自分としては常に最高峰に挑戦し続けたいという気持ちでやっていますし、その中で自分の年齢は関係ないと思っています」とコメント。「最高峰を目指さなくなったらやる意味はないと思っています」と語り、高いレベルでのプレーを希望。「過去試合に出られなかったり、今後もどうなるかわからないですが、挑戦し続けなければ、本当の意味で自分の中でそのレベルのプレー、そこで見える景色は感じられないと思うので、そういった意味で自分としてはこれまでも、これからも変えずにやっていこうと思います」とし、まだまだ高いレベルを求めていくと意気込みを語った。 2021.05.30 13:35 Sun

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