日本屈指の大型FWは欧州で成功し、2026年北中米W杯の代表1トップを射止められるか?/小川航基(NECナイメンヘン)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.17】

2023.07.09 16:30 Sun
©︎J.LEAGUE
「プロに入ってから2〜3年で海外へ出ていくつもりだったのが、ここまで来てしまった。自分としては『遅かった海外移籍』だと思います。でも、これが今の現実で、僕自身が招いたこと。ラストチャンスとも言われる25歳の移籍だし、すごい遅咲きかもしれないけど、もう過去は変えられない。今から海外で点を取って、代表入って、どんどんステップアップしていけば問題ないと思ってます」
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7月4日にオランダ1部・NECナイメンヘンと正式契約した小川航基は、翌日のオンライン会見で偽らざる胸の内を吐露した。本人が認める通り、桐光学園高校から2016年にジュビロ磐田入りした時点で、彼が欧州挑戦に踏み切るまでにここまで長い時間を要すると想像した人は少なかっただろう。
実際、18歳時点の小川は「東京五輪世代のエースFW」と目されていた。2016年AFC・U-19選手権(バーレーン)でも堂安律(フライブルク)や冨安健洋(アーセナル)とともに日本の主軸と位置付けられ、アジア制覇の原動力となったからだ。翌2017年U-20W杯にも参戦。初戦・南アフリカ戦で値千金の同点弾をゲット。だが、続くウルグアイ戦で左ヒザの前十字じん帯断裂および半月板損傷の重傷を折ってしまう。小川に暗雲が漂い始めたのはこのあたりからだったと言える。

そこからの彼は磐田で長い停滞を強いられた。2019年にはJ2・水戸ホーリーホックへのレンタル移籍に踏み切り、同年末のEAFF E-1選手権(釜山)に挑む日本代表入り。2戦目の香港戦で初キャップを飾ると同時に、いきなりハットトリックを達成。強烈なインパクトを残すことに成功した。
これで一気に浮上するのではないかと期待されたが、コロナ禍の2020年は磐田で2ケタゴールという目標に一歩、届かなかった。その間、評価を一気に上げた上田綺世(セルクル・ブルージュ)や林大地(ニュルンベルク)、前田大然(セルティック)の後塵を拝する形になってしまう。そして2021年夏の東京五輪も落選。チームでもルキアン(福岡)にポジションを奪われ、まさかのシーズン1点にとどまり、彼自身も不完全燃焼感を色濃く覚えたことだろう。

「東京世代で一緒にやってた選手がどんどん活躍して、成長して、移籍していく中で、僕自身、もどかしい気持ちがありました。『何やってるんだ』と思うこともあった。でも、他人は他人だし、人との比較は意味がない。自分がジュビロで全然、結果を出せなくてすごい壁にぶつかったのは事実ですし、『またここから這い上がってやる』って思いは強まりました」

悔しさを募らせた小川は2022年に横浜FC移籍を決断。環境を大きく変えてゼロから再出発した。その大胆行動はプラスに働いた。若手育成に長けた四方田修平監督の下、大型FWは持ち前の得点感覚を大きく開花させ、キャリアハイのシーズン26ゴールをマーク。横浜FCのJ1昇格の原動力となると同時にJ2・MVP&得点王に輝いたのだ。

これには桐光学園の先輩・中村俊輔(現同コーチ)も「航基のことは俺、ジュビロ入った時に『この子は甘くて大丈夫かな』と(苦笑)。今年も合宿に入ってあんまり変わってないと思ったけど、ヨモさんが目をつけて、これだけ点取ったでしょ。そこは反省しなきゃいけない。嗅覚だけで決めつけちゃいけない。違う見方をしなきゃいけないって勉強になったよ」と最大級の賛辞を贈ったほどだ。

今季も前半だけで6点を奪い、長年の念願だった海外移籍をついに勝ち取ることに成功。同世代の堂安や板倉滉(ボルシアMG)が欧州のファーストステップにしたオランダで、一気に巻き返しを図っていく構えだ。

「オランダに来てまだ数日ですけど、日本では味わえない球際の強さやインテンシティの高さが練習からも感じられた。そういう環境だからこそ、自分のフィジカル的な強さ、メンタル面が大きく成長できるんじゃないかと思っています。

NECは昨季12位でしたけど、ボールを持たれるとかは順位だけでは判断できない。何試合か動画を見た印象だと、正直、持たれる感じも持つ感じもなかった。ただ、オープンな展開が多くて、ゴールチャンスは日本より多いんじゃないかなと感じます。そこで自分のよさが生きれば得点も取れる。そうなるように仕向けていかないといけない」と25歳の日本人FWは持ち前の明るさと前向きなマインドを生かして、新天地で溶け込んでいくという。

浅野拓磨(ボーフム)、古橋亨梧(セルティック)、前田、上田綺世…と目下、欧州でチャレンジしている日本人FWは少なくない。その全員が1トップで使ってもらえているわけではない。大迫勇也(神戸)もケルン時代にはボランチでやトップ下で起用されているし、上田綺世も昨季途中までは2シャドウの一角と位置付けられた。日本人FWが最前線で大成するハードルは想像以上に高い。それを小川がクリアできれば、自ずと代表復帰、2026年W杯への道は開けてくるはずだ。

「成功するために重要なのは、『自分の良さはこうなんだ』っていうのを周りに知ってもらうこと。仮にトップ下をやらされることがあったとしても、『やっぱりこいつが生きるのはゴール前なんだ』『ゴール前に置いとけば仕事をするんだな』というイメージを植え付けられれば、よりゴールに近い位置にポジションで使ってもらえるはず。自分のゴール前での仕事ぶり理解してもらうことが一番なんじゃないかなと思ってます」

本人が言うように、小川航基のスタイルを周囲にいち早く伝え、生かし生かされる関係性を構築していけるか。そこが今後のカギになってくる。まずは8月13日の開幕・エクセルシオール戦までが最初の勝負となる。


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U-18日本代表からFC東京MF永野修都が離脱、千葉DF谷田壮志朗が追加招集

日本サッカー協会(JFA)は20日、U-18日本代表のメンバー変更を発表した。 U-18日本代表からは、ケガのためFC東京 U-18のMF永野修都が離脱。ジェフユナイテッド千葉 U-18のDF谷田壮志朗が追加招集された。 U-18日本代表は21日から24日まで開催される「IBARAKI Next Generation Cup 2023」に出場。U-20関東大学選抜、U-22 ALL IBARAKI、U-18ウズベキスタン代表と対戦する。 2023.12.20 10:40 Wed
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【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》

▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu
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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu

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