エウベル弾で粘り勝ちの横浜FMが5連勝で首位キープ!4バック広島は好機量産も1歩及ばず…【明治安田J1第18節】
2023.06.24 21:00 Sat
明治安田生命J1リーグ第18節、サンフレッチェ広島vs横浜F・マリノスが24日にエディオンスタジアム広島で行われ、0-1でアウェイの横浜FMが勝利を収めた。
故障者を抱えながらも連敗は避けたい5位・広島は、従来の[3-4-2-1]ではなく[4-1-4-1]でスタート。J1初先発となる大卒ルーキー・山﨑大地がアンカーを務め、今季初先発となる柴﨑晃誠が右サイドハーフに入った。
一方、首位の横浜FMは[4-2-1-3]とシステムは変わらずも、出場停止の永戸勝也に代わって第4節以来のスタメンとなる小池裕太が左サイドバックに。センターバックもエドゥアルドと上島拓巳のコンビでスタートした。
序盤は横浜FMがボールを握り、6分には小池裕太がカットインから右足のシュート。8分には波状攻撃から西村拓真の一振りがクロスバーを叩く。
中盤中央の3枚は互いがにらみ合う恰好となる中、サイドバックが絞って数的優位を作る横浜FMに対し、広島は外から打開。徐々に相手ゴールに迫っていく。
構える広島の前に横浜FMが攻めあぐね、チャンスはあるが決定機に届かない中盤戦を経て、試合が動いたのは40分。中盤で西村が広島のパスをカットすると、拾ったエウベルが縦へと加速する。独力でボックスまで持ち運び、切れ込んで腰をひねった右足のシュートを左隅へと流し込んだ。
ハーフタイム明けにはビハインドの広島が先に動き、ベン・カリファ、柴﨑に代えてドウグラス・ヴィエイラ、エゼキエウを投入。後半開始から押し込む時間を作り、56分にはショートカウンターからドウグラス・ヴィエイラのスルーパスにフリーの山﨑というシーンを作るが、コントロールが大きくなり、GK一森純に対応される。
広島の攻勢をしのいだ横浜FMは、ボールロストが散見され始めたアンデルソン・ロペスに代えて18日のYBCルヴァンカップで2ゴールを挙げた植中朝日を送り出す。J1デビューとなった植中は早速突破力を生かし、ヤン・マテウスの好機をお膳立てした。
さらに両翼も交代させた横浜FMだが、中盤の圧を高めた広島が引っ掛かるシーンを増やす。69分には速攻からエゼキエウ、川村拓夢と立て続けのシュートを見舞い、4分後には混戦からドウグラス・ヴィエイラが狙い、フィニッシュのこぼれ球に川村が反応。だが、持ち出しが大きくなってゴールラインを割ってしまう。
眈々と次のゴールを狙う横浜FMも75分、水沼宏太のグラウンダーの折り返しに植中が合わせてネットを揺らすも、わずかにオフサイド。3分後には宮市亮の突破から再び植中が決定機を迎え、西村のフィニッシュを挟んで80分にも三度植中。だが、シュートはクロスバーに嫌われた。
オープンな展開となった最終盤は、広島がエゼキエウ、横浜FMは西村や藤田譲瑠チマに絶好機が到来するも、両守護神の奮闘もあって次の1点は生まれず。タフな一戦は横浜FMが逃げ切り勝ちを収め、リーグ戦5連勝を飾っている。
サンフレッチェ広島 0-1 横浜F・マリノス
【横浜FM】
エウベル(前40)
故障者を抱えながらも連敗は避けたい5位・広島は、従来の[3-4-2-1]ではなく[4-1-4-1]でスタート。J1初先発となる大卒ルーキー・山﨑大地がアンカーを務め、今季初先発となる柴﨑晃誠が右サイドハーフに入った。
一方、首位の横浜FMは[4-2-1-3]とシステムは変わらずも、出場停止の永戸勝也に代わって第4節以来のスタメンとなる小池裕太が左サイドバックに。センターバックもエドゥアルドと上島拓巳のコンビでスタートした。
中盤中央の3枚は互いがにらみ合う恰好となる中、サイドバックが絞って数的優位を作る横浜FMに対し、広島は外から打開。徐々に相手ゴールに迫っていく。
14分、右へ流れたナッシム・ベン・カリファがエドゥアルド、小池裕太を抜いてのクロス。これは合わないが、4分後には左から強引なフィニッシュを見せる。23分には右ポケットを取った森島司の折り返しに東俊希が合わせ、これで得たCKから荒木隼人がヘディングシュートを放つも、枠を捉えられない。
構える広島の前に横浜FMが攻めあぐね、チャンスはあるが決定機に届かない中盤戦を経て、試合が動いたのは40分。中盤で西村が広島のパスをカットすると、拾ったエウベルが縦へと加速する。独力でボックスまで持ち運び、切れ込んで腰をひねった右足のシュートを左隅へと流し込んだ。
ハーフタイム明けにはビハインドの広島が先に動き、ベン・カリファ、柴﨑に代えてドウグラス・ヴィエイラ、エゼキエウを投入。後半開始から押し込む時間を作り、56分にはショートカウンターからドウグラス・ヴィエイラのスルーパスにフリーの山﨑というシーンを作るが、コントロールが大きくなり、GK一森純に対応される。
広島の攻勢をしのいだ横浜FMは、ボールロストが散見され始めたアンデルソン・ロペスに代えて18日のYBCルヴァンカップで2ゴールを挙げた植中朝日を送り出す。J1デビューとなった植中は早速突破力を生かし、ヤン・マテウスの好機をお膳立てした。
さらに両翼も交代させた横浜FMだが、中盤の圧を高めた広島が引っ掛かるシーンを増やす。69分には速攻からエゼキエウ、川村拓夢と立て続けのシュートを見舞い、4分後には混戦からドウグラス・ヴィエイラが狙い、フィニッシュのこぼれ球に川村が反応。だが、持ち出しが大きくなってゴールラインを割ってしまう。
眈々と次のゴールを狙う横浜FMも75分、水沼宏太のグラウンダーの折り返しに植中が合わせてネットを揺らすも、わずかにオフサイド。3分後には宮市亮の突破から再び植中が決定機を迎え、西村のフィニッシュを挟んで80分にも三度植中。だが、シュートはクロスバーに嫌われた。
オープンな展開となった最終盤は、広島がエゼキエウ、横浜FMは西村や藤田譲瑠チマに絶好機が到来するも、両守護神の奮闘もあって次の1点は生まれず。タフな一戦は横浜FMが逃げ切り勝ちを収め、リーグ戦5連勝を飾っている。
サンフレッチェ広島 0-1 横浜F・マリノス
【横浜FM】
エウベル(前40)
永戸勝也
小池裕太
エドゥアルド
上島拓巳
西村拓真
ナッシム・ベン・カリファ
森島司
東俊希
荒木隼人
ドウグラス・ヴィエイラ
エゼキエウ
一森純
植中朝日
ヤン・マテウス
藤田譲瑠チマ
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サンフレッチェ広島のFW中村草太が、ファジアーノ岡山との“中国ダービー”のラストプレーで決勝点を決めた。ゴール後に歓喜を爆発させながら見せたのは、自身が背負う39番をアピールするゴールパフォーマンスだった。 <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><br><br>最後の最後にドラマが待っていた。<br>「持ってる漢」中村草太の劇的決勝ゴール<br><br>ゴール動画<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E8%8D%89%E5%A4%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#中村草太</a><a href="https://twitter.com/hashtag/sanfrecce?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#sanfrecce</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%B6%85%E3%81%B6%E3%81%A1%E3%81%82%E3%81%A4?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#超ぶちあつ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#岡山広島</a> <a href="https://t.co/lc9jM5mez0">pic.twitter.com/lc9jM5mez0</a></p>— サンフレッチェ広島【公式】 (@sanfrecce_SFC) <a href="https://twitter.com/sanfrecce_SFC/status/1941467800033472636?ref_src=twsrc%5Etfw">July 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 情熱が爆発したのは、広島がJ1リーグ第23節で岡山と対戦した90+7分のことだ。提示されたアディショナルタイム6分に突入し、広島が右サイドからのCKを獲得した。 FW前田直輝が左足で蹴り込んだボールは、ファーサイドでDF荒木隼人が頭に当てる。岡山のDF立田悠悟がタイトにマークしてきたため、力強いヘディングではなかったが、なんとか折り返した。両チームの選手が入り乱れるゴール前で唯一と言っていいほどぽっかりと空いたスペースにボールが落ちる。そこにいたのが、日本代表に初選出された中村だ。斜め後ろから転がってきたボールを左足で押し込み、ネットを揺らした。 値千金の決勝弾を決めると、一目散にコーナーフラッグのもとへ駆け出す。力強くガッツポーズし、味方からの祝福を受けた後、サポーターに向かって背番号39を何度もアピールした。 ゴールパフォーマンスについて、試合後のヒーローインタビューで問われると、「この39番にはけっこう愛着が湧いてきていますし、この39番という番号をずっと広島で着ることができたらいいなと思います」と、その理由を明かした。 自身の背番号に誇りを持っていることを感じさせるコメントに、ファンはSNS上で反応。「永久保存版」「痺れた」「泣きそう、いや泣いてる」「この言葉を聞けて涙、中村草太ほんとに惚れさせてくれる」「本当に本当に本当に広島に来てくれてありがとう。代表行ってらっしゃい」「もうプロポーズじゃん」「中村草太は広島サポの心を鷲掴みしてくる」「最高かよ」「胸張って代表行ってこい!39番はヒーローの系譜だ」「ずっといてくれていいよ」「号泣」と感極まっているようだ。 8日から開幕するE-1選手権に向けて、中村は「チームを背負って、日の丸を背負ってという責任感はありますけど、(プロ)1年目だったり初選手というところで、チャレンジ精神や前向きなプレー、ミスを恐れないプレーを心がけて頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。 2025.07.07 06:00 Mon3
「立派なスピーチ」「涙腺崩壊」引退セレモニーで駒野も感極まる、本音覗く長男のメッセージに「ヤバい...もらい泣き」
今季限りでの現役引退を発表したFC今治の元日本代表DF駒野友一(41)が感極まった。 和歌山県出身の駒野はサンフレッチェ広島の育成組織から2000年にトップチームに昇格。ジュビロ磐田、FC東京、アビスパ福岡への移籍を経て、2019年には南アフリカ・ワールドカップ(W杯)での恩師、岡田武史氏に誘われるようにして今治へと加入した。 今治のJ3昇格にも貢献したサイドバックへは、今季のホーム最終戦となった13日の第33節AC長野パルセイロ戦後にセレモニーが催された。 盟友の森﨑和幸氏、林卓人(サンフレッチェ広島)、前田遼一氏がサプライズで登場したことも話題となったが、多くのファンの心を揺さぶったのは、「23年間お疲れさまでした」と始まった息子からのメッセージだったのではないだろうか。 「パパが引退すると聞いた時は涙が出ました。パパは僕の一番の憧れのサッカー選手だからです」 「何度失敗しても立ち上がって練習して、パパみたいな努力するサッカー選手になりたいです」 「誰よりもたくさん嬉しいことも、辛いことも乗り越えてきたからこそ、本当にすごいなと改めて感じました」 「だけど、本当は幼稚園生の頃からパパと離れて暮らして寂しかったです。これからはパパと一緒にたくさんサッカーしたり、2人で旅行に行ったり自転車に乗って公園に行ったりしたいです」 憧れのサッカー選手への敬意と、子供としての本音を涙ながらに伝えるメッセージに、駒野も目頭を熱くなった。Jリーグ公式SNSが公開した動画には、「立派なスピーチ」、「涙しか出なかった」、「涙腺崩壊とはこの事か」、「ヤバい…もらい泣き」、「感動」、「泣くに決まってる」などの声が寄せられている。 クラブ、代表を通じて公式戦は700試合以上に出場した鉄人駒野。セカンドキャリアで育成年代の指導者を志すとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】息子の泣かせるメッセージも…駒野友一の引退セレモニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/2022%E6%98%8E%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%94%B0%E7%94%9F%E5%91%BDJ3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#2022明治安田生命J3リーグ</a> 第33節<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/ac%E9%95%B7%E9%87%8E%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%AD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ac長野パルセイロ</a><br>ありがとうサービス.夢スタジアム®︎<br><br>駒野選手の引退セレモニーの様子をお届けします<br><br>駒野選手 お疲れ様でしたシーズンラスト1試合、勝利で締め括りましょう<a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E4%BB%8A%E6%B2%BB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FC今治</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B8%86%E3%82%92%E5%BC%B5%E3%82%8C%E5%85%A8%E9%80%9F%E5%89%8D%E9%80%B2?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#帆を張れ全速前進</a> <a href="https://t.co/EDtKtzTFGe">pic.twitter.com/EDtKtzTFGe</a></p>— FC今治 (@FCimabari) <a href="https://twitter.com/FCimabari/status/1591776168067596288?ref_src=twsrc%5Etfw">November 13, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.19 21:55 Sat4
練習場問題に揺れた広島、市長がクラブからの謝罪を受けサポート継続も複雑な心境を『魔女の宅急便』で例える「ニシンのパイしか作れないと『辛い』」
サンフレッチェ広島の練習場を巡る発言を受け、広島県安芸高田市の石丸伸二市長が見解を綴った。 ことの発端は、4月11日に配信された『やべっちスタジアム』でのMF東俊希の発言。広島生え抜きの東は、9日に行われた明治安田生命J1リーグ第7節のサガン鳥栖戦で決勝ゴールをアシストしていた。 そのシーンを振り替えた中、チームの裏話として練習場の話題を出し、「みんな言っているのは、練習場を変えてほしいってこと」とコメントしたが、これが話題となった。 広島の練習場は安芸高田市にあり、広島市からは離れた位置にある。東は「だいたい広島市内に住んでいる人が多くて、練習場まで1時間くらいかかるので、往復2時間を無駄にしている感じがちょっと嫌やなって言う」と、練習場までの移動距離の不便さを選手たちが言っていると明かした。 しかし、この発言に当事者でもある石丸市長が自身のツイッターで発言。「す、すごく複雑な思いです…どうしたものでしょうか」と困惑。その後、自身の複雑な思いを整理したとし、「個人的には東選手の見解に完全に同意します」と綴った中、施設を持つ自治体の長として「辛い」気持ちがあるとしていた。 ーーーーー 「練習場までの往復2時間が無駄」 ↑わかる。県庁である会合はすごく嫌です。 「練習場の近くには住みたくない」 ↑よくわかる。地元出身の自分も田舎が嫌で市外へ出ました。 もっとも、練習場(サッカー公園)を提供している自治体の長としては「辛い」という思いです。 市は公共施設であるサッカー公園に毎年22百万円を投じています。人口減少で財政規模が縮小する中、様々な事業を縮小・廃止し捻出しているお金です。 予算の配分は正しかったのだろうかと責任を感じます… ーーーーー その中で、選手たちが練習場を不便に感じているのであれば、身を引くことも考えたと綴った石丸市長。しかし、14日になり、クラブから謝罪があったとし、今後もサポートするとした。 ーーーーー 本日、サンフレの仙田社長から謝罪があり、「当人には注意をした」「ここの練習場が必要で、変える方針はない」と確認しました。 広島の、日本のサッカー振興に欠かせない施設と判断し、「サッカー公園を維持していく」とお答えしています。 市としても投資が回収できるよう努めます ーーーーー 地域密着を掲げるJリーグにおいては、各地方自治体、ホームタウンの協力は不可欠。「移動時間が無駄」というのは、紛れもない本音ではあるが、少し軽率な発言となってしまった。 そんな中、石丸市長は『魔女の宅急便』の話を例えに出し、期待に応えられなくとも、力になれればという思いであるとした。 ーーーーー 魔女の宅急便を思い出しました。 祖母が作ったニシンのパイに対して、孫が「このパイ嫌いなのよね」と言うシーンです。「他のを作ってあげてよ」と思っていました。 ただ、ニシンのパイしか作れないと「辛い」ですね。好物じゃないかも知れないけど、せめてお腹が空かないように、という気持ちです。 ーーーーー 広島は今シーズン限りでエディオンスタジアム広島から本拠地が変更に。変革のシーズンとなる中で、思わぬ問題が浮上することとなった。 <span class="paragraph-title">【SNS】渦中の市長が『魔女の宅急便』を例えに心境を綴る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">魔女の宅急便を思い出しました。<br><br>祖母が作ったニシンのパイに対して、孫が「このパイ嫌いなのよね」と言うシーンです。「他のを作ってあげてよ」と思っていました。<br><br>ただ、ニシンのパイしか作れないと「辛い」ですね。好物じゃないかも知れないけど、せめてお腹が空かないように、という気持ちです。</p>— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) <a href="https://twitter.com/shinji_ishimaru/status/1646858340788477952?ref_src=twsrc%5Etfw">April 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.14 23:25 Fri5