野戦病院化するローマに朗報! スモーリングら主力がモンツァ遠征に帯同

2023.05.03 08:15 Wed
Getty Images
ディフェンスラインを中心に野戦病院化するローマだが、今後の過密日程に向けて負傷者の復帰という朗報が届いたようだ。
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現在、セリエA6位のローマは、6チームが6ポイント差の中でひしめき合う熾烈なトップ4レース、ヨーロッパリーグで準決勝進出とシーズン終盤の重要な局面を迎えている。しかし、以前から選手層の薄さが問題視されていたチームではDFリック・カルスドルプ、DFマラシュ・クンブラの2選手がすでに今季中の復帰が絶望的で、さらに各ポジションの主力が筋肉系のトラブルを抱えている。
とりわけ、ディフェンスラインの離脱者が多く、ジョゼ・モウリーニョ監督はここ最近のインタビューで、クラブレジェンドである元ブラジル代表DFアウダイール氏や、女子チームで活躍するオーストリア女子代表DFカリーナ・ヴェンニンガーを自身のチームでプレーさせたいとのジョークを交えて苦境を訴えていた。

それでも、クラブ公式SNSが3日に行われるセリエA第33節モンツァ戦に向けた遠征の様子を移した短い動画では、ロマニスタをホッとさせるポジティブな知らせが届く形に。
ミラノ近郊のモンツァに向かう選手の一団には、復帰までもうしばらく時間を要すると伝えられたDFクリス・スモーリングとDFディエゴ・ジョレンテの2選手や、MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、FWアンドレア・ベロッティ、FWパウロ・ディバラの姿が確認された。

累積警告で出場できないMFネマニャ・マティッチの姿もあり、前述の選手すべてがプレー可能な状態ではない模様だが、少なくとも状況次第で試合に絡めるコンディションまで状態が上がってきたという点は間違いなく朗報だ。

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