アルナウトビッチがボローニャ退団を希望? 相次ぐケガに指揮官とも微妙な関係…ミラン関心か

2023.04.27 19:10 Thu
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ミランボローニャオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(34)に関心を寄せているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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インテルやブレーメン、ウェストハム、上海上港(現在・上海海港)といった世界各国のクラブを渡り歩いてきた孤高のストライカー、アルナウトビッチ。32歳で加入したボローニャでは加入1年目の昨シーズンにリーグ戦におけるキャリアハイである14得点を叩き出した。そして、マンチェスター・ユナイテッド行きも噂された昨夏を経て迎えた今シーズンは昨シーズンの勢いそのままにセリエA第15節までに13試合で8得点。しかし、2023年に入ってからは負傷離脱を繰り返し、出場は3試合のみとなっている。
また、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、若かりし頃に在籍したインテル時代のチームメイトであり、今シーズン途中からボローニャを指揮するチアゴ・モッタ監督とはさほど関係性が良くないという。

こうなると、去就も騒がれ出すのがサッカー界の常であるが、アルナウトビッチは契約を2025年6月まで残すなか、徐々にボローニャでの生活にフラストレーションを溜めてきており、その裏では、ミランが今夏の移籍市場に向けてリストアップしているとのことだ。
ミランは36歳のフランス代表FWオリヴィエ・ジルー以外に頼れるストライカーがおらず、ベルギー代表FWディヴォク・オリジ(28)や元クロアチア代表FWアンテ・レビッチ(29)の貢献度はほぼ皆無。両者とも今夏の売却が噂される一方、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(41)も契約満了に伴う退団が濃厚だ。

現段階ではアルナウトビッチに対するアプローチには至っていないものの、ボローニャとしては売却によって年俸300万ユーロ(約4億4000万円)を削減できるメリットがあり、少なからず獲得に漕ぎ着けられるチャンスがあると睨んでいるようだ。

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