後半ATのワンプレーで明暗!熊本が2点のビハインドから追い付き千葉とドロー【明治安田J2第11節】

2023.04.21 21:10 Fri
明治安田生命J2リーグ第11節、ロアッソ熊本vsジェフユナイテッド千葉がえがお健康スタジアムで行われ、2-2の引き分けに終わった。

2戦連続ドロー中で13位の熊本と、前節は開幕戦以来となる今季2勝目を挙げた20位の千葉。最序盤は千葉が相手陣内に攻め入る回数が多かったが、先に大きな決定機を迎えたのは熊本だった。
9分、石川大地のポストプレーから島村拓弥がスルーパスを送り、完全に抜け出した平川怜がビッグチャンスを迎えたが、右足の一振りはGK新井章太に触れられ、クロスバーを叩いた。

次第に熊本がボールを握り、千葉が粘り強く対応する膠着状態へと入った中で、試合が動いたのは40分だった。千葉は奪ってからの速攻などでこの日4つ目のCKを獲得すると、田口泰士のキックに西久保駿介。頭で合わせると、ヘディングシュートはGK田代琉我に触れられながらも、ゴールへ吸い込まれた。

リードして折り返した千葉は61分に追加点を奪取。椿直起がバイタルエリア中央まで運び、右の見木友哉を使うと、さらに外の田中和樹へと渡ってグラウンダーで折り返す。ゴール前へ顔を出した椿が右足で流し込んだ。
だが、千葉は直後に田口が接触のないところで足を痛め、追加点の3分後に負傷交代するアクシデント。これに乗じた熊本が2枚替えで状況の打開を図ると、セットプレー崩れから江崎巧朗がボックス右から右足を振り、DFに当たってコースの変わったシュートがネットを揺らして1点を返す。

押し返され始めた千葉は81分に3枚替えを行い、最終ラインも5枚に変更して逃げ切りを図ったが、アディショナルタイムも目安の7分に迫ろうかといったタイミングで小林祐介がボックス内でハンド。熊本にPKが与えられた。

これを途中出場の粟飯原尚平が冷静に左隅へ決め、土壇場でホームチームが同点に追いつくと、そのままタイムアップ。最終盤のワンプレーが結果に大きな影響を与えることとなった。

◆明治安田生命J2リーグ 第11節
▽4月21日
ロアッソ熊本 2-2 ジェフユナイテッド千葉

▽4月22日
《14:00》
大宮アルディージャ vs 清水エスパルス
ヴァンフォーレ甲府 vs FC町田ゼルビア
ファジアーノ岡山 vs レノファ山口FC
V・ファーレン長崎 vs ブラウブリッツ秋田
《15:00》
東京ヴェルディ vs モンテディオ山形

▽4月23日
《14:00》
栃木SC vs いわきFC
ザスパクサツ群馬 vs 徳島ヴォルティス
ツエーゲン金沢 vs ジュビロ磐田
藤枝MYFC vs ベガルタ仙台
大分トリニータ vs 水戸ホーリーホック

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井原正巳監督がシーズン初めから指揮、天皇杯決勝の戦いを足がかりに【J1開幕直前ガイド|柏レイソル】

2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、柏レイソルを紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:17位(6勝15分け13敗) 2022シーズン:7位(13勝8分け13敗) 2021シーズン:15位(12勝5分け21敗) 【昨季チーム得点王】 細谷真大 14ゴール 【今季ノルマ】 残留 【編集部イチオシ】 FW細谷真大 昨季J1:34試合出場/14ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆ギリギリの残留</span> 昨季は天皇杯で11年ぶりの決勝進出とタイトルにもう一歩のところまで迫ったが、リーグ戦はというと、前年の7位から大きく落としての17位に。ネルシーニョ監督の後任として井原正巳監督が指揮するようになってからも課題が少なかったわけではなかったが、最下位のみが降格というレギュレーションにも希望を見いだしつつ、犬飼智也の夏加入や守備整備で勝ち点を着実に積み上げ、残留を決めた。 <span class="paragraph-subtitle">◆補強は…</span> J1優勝の過去を持つチームであるのを考えると、到底満足できるものではなく、この冬のチーム整備から力を入れていきたいところだったが、補強はレンタルバックとJ2からのステップアップが中心に。昨年もJ1クラブでプレーした新戦力は木下康介に限られており、ほかの新顔では野田裕喜や白井永地、島村拓弥といった個人昇格者が占める。 <span class="paragraph-subtitle">◆細谷真大の残留は朗報だが</span> 一方、主力からの退団者では椎橋慧也、仙頭啓矢、山田康太がそれぞれ新たなチャレンジを選択。武者修行先の徳島ヴォルティスで昨季13ゴールとブレイクの森海渡は横浜FCによもやの完全移籍を決断した。昨季14ゴールのエース、細谷真大に冬の海外移籍がなさそうな情勢というのは朗報だが、チーム力は現時点でIN&OUTの動向からしてダウン感が強い。 <span class="paragraph-subtitle">◆若手の成長度合いでチーム力が変化も</span> ほかでは守備の立て直しにひと役を買った犬飼の完全移籍移行も良い知らせではあったが、現時点ではJ1経験の乏しい選手がどこまで戦力として独り立ちしていけるかどうかといったところ。修行でひと回り大きくなって戻った鵜木郁哉をはじめ、ポテンシャルを秘めた若手も多く、そこから何選手が台頭を遂げるかでチーム力も変わってくる。 <span class="paragraph-subtitle">◆シーズンを通じて天皇杯決勝の戦いを</span> 攻守にわたって多くの課題を持ち越しての今季だが、天皇杯決勝では川崎フロンターレを相手に前線からのプレッシングと組織としての守りで相手のパスワークに制限をかけ、PK戦にもつれる死闘。川崎Fを大いに苦しめたあのスタイルは可能性を感じさせ、今季の初めから打ち出していければ楽しみだ。井原監督も続投。17位に沈んだ昨季からの巻き返しを期す。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 DF野田裕喜(26)←モンテディオ山形/完全移籍 DF関根大輝(21)←拓殖大学/新加入 DF犬飼智也(30)←浦和レッズ/完全移籍移行 MF島村拓弥(24)←ロアッソ熊本/完全移籍 MF白井永地(28)←徳島ヴォルティス/完全移籍 MF熊坂光希(22)←東京国際大学/新加入 MF鵜木郁哉(22)←水戸ホーリーホック/期限付きより復帰 FW木下康介(29)←京都サンガF.C./完全移籍 FW升掛友護(20)←愛媛FC/期限付きより復帰 【OUT】 DFブエノ(28)→未定 DF岩下航(24)→期限付き移籍 DF田中隼人(20)→V・ファーレン長崎/期限付き移籍 DF大嶽拓馬(21)→EDO ALL UNITED/完全移籍 DFエメルソン・サントス(28)→インテルナシオナウ(ブラジル)/完全移籍 MF三原雅俊(35)→未定 MF椎橋慧也(26)→名古屋グランパス/完全移籍 MF山田康太(24)→ガンバ大阪/完全移籍 MF仙頭啓矢(29)→FC町田ゼルビア/完全移籍 MF落合陸(24)→水戸ホーリーホック/期限付き移籍 MF加藤匠人(24)→福島ユナイテッドFC/期限付き移籍 FWドウグラス(36)→未定 FWアンジェロッティ(25)→FC今治/完全移籍 FW森海渡(23)→横浜FC/完全移籍 2024.02.15 18:15 Thu
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熊本MF東郷翼が武者修行、四国サッカーリーグのFC徳島へ期限付き移籍

ロアッソ熊本は24日、MF東郷翼(23)がFC徳島に期限付き移籍と発表した。移籍期間は2025年1月31日までとなる。 東郷は鹿島アントラーズの下部組織出身で、水戸桜ノ牧高校から日本体育大学へ進学。2023年に熊本へ入団した。 しかし、プロ1年目は公式戦での出番がなく、メンバー入りは天皇杯の1試合のみ。2024シーズンはここまでベンチ入りがなかった。 明治安田J2リーグの熊本から四国サッカーリーグのFC徳島へ修行に出る東郷は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆FC徳島 「ロアッソ熊本から期限付き移籍加入することになりました東郷翼です。自分の特徴を最大限に活かしてFC徳島のJFL昇格を成し遂げたいと思います。残り半年最高のシーズンにしましょう! よろしくお願いします!!」 ◆ロアッソ熊本 「プロキャリアへと導いてくださったロアッソ熊本で何も貢献できずに去ることはとても悔しいですが、このクラブでプレーできたことをとても誇りに思います。ロアッソ熊本に関わる全ての皆様、1年半ありがとうございました! 行ってきます!」 2024.07.24 18:36 Wed
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G大阪FW唐山翔自が改めて武者修行に…熊本に育成型期限付き移籍

ロアッソ熊本は9日、ガンバ大阪からFW唐山翔自(21)の育成型期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日までで、G大阪との公式戦には出られない。背番号「48」をつける。 唐山はG大阪のジュニア、ジュニアユース、ユースときて、2020月に飛び級昇格。2021年4月から愛媛FCに育成型期限付き移籍をすると、翌年から水戸ホーリーホックに1年半にわたって期限付き移籍した。 2023年夏からG大阪に復帰した若きストライカーは今季のここまで公式戦10試合に出場。右サイドハーフでの起用にも応じながらアピールに努めるが、無得点だった。 10日から熊本のトレーニングに合流予定の唐山は新天地を通じて、挨拶の言葉とともに、意気込みを語った。 「これからお世話になります唐山翔自です。今回、このような時期に声をかけていただいて、自分としては大きなチャンスだと思っています。ここで、自分のゴールでチームの力になれるように、少しでも上の順位に上がっていけるように頑張りたいです。これからよろしくお願いします」 一方のG大阪では移籍の報告とともに、3度目の武者修行でさらなる飛躍を誓っている。 「この度、ロアッソ熊本に育成型期限付き移籍をすることになりました。僕の目標は変わっておらず、ここで活躍することです。そのために結果を出して、大きくなって、ここに帰ってきて活躍できるように頑張りたいです」 2024.07.09 15:58 Tue
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首位長崎が九州ダービー制して無敗継続! 2位横浜FCはクラブ記録の8連勝達成【明治安田J2第23節】

6日、明治安田J2リーグ第23節の9試合が各地で行われた。 第3節から無敗で首位を走るV・ファーレン長崎(勝ち点47)は、ホームで16位ロアッソ熊本(勝ち点24)との九州ダービー。長崎は16分、ボックス内でパスを受けた加藤大がタイミングをずらして流し込み、幸先良く先制する。 さらに22分、再びボックス内で繋ぐと、ラストパスを受けたマルコス・ギリェルメが押し込んで追加点。GK若原智哉の好セーブもあり、そのまま無失点で終えた長崎は、2-0で2試合ぶりの白星を手にした。 7連勝中の2位横浜FC(勝ち点46)は、10位ブラウブリッツ秋田(勝ち点28)とのホームゲーム。前半はカプリーニのハーフウェーライン手前からのロングシュートなどがありながら、惜しくも決まらずゴールレスで試合を折り返す。 それでも72分、櫻川ソロモンが均衡を打破。山根永遠が右サイドからクロスを上げると、ファーサイドでヘディング。これが決勝点となり、横浜FCは連勝をクラブ記録の「8」に伸ばした。 その他、3位清水エスパルス(勝ち点46)は前半の2得点で6位ジェフユナイテッド千葉(勝ち点36)を下し、2連勝。4位ベガルタ仙台(勝ち点38)と5位ファジアーノ岡山(勝ち点37)の上位対決は、ホームの岡山が2-0で勝利し、4位に浮上。18位鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点22)に勝利の7位レノファ山口FC(勝ち点35)も、仙台をかわして5位へ順位を上げた。 ◆明治安田J2第23節 ▽7/6(土) いわきFC 0-1 大分トリニータ 横浜FC 1-0 ブラウブリッツ秋田 藤枝MYFC 3-1 水戸ホーリーホック ヴァンフォーレ甲府 1-3 徳島ヴォルティス 清水エスパルス 2-0 ジェフユナイテッド千葉 ファジアーノ岡山 2-0 ベガルタ仙台 モンテディオ山形 1-0 栃木SC V・ファーレン長崎 2-0 ロアッソ熊本 レノファ山口FC 1-0 鹿児島ユナイテッドFC ▽7/7(日) 《19:00》 愛媛FC vs ザスパ群馬 2024.07.06 22:33 Sat

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