オリンピアコス、ミチェル監督が辞任…暫定指揮官にアニゴSD

2023.04.04 23:58 Tue
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オリンピアコスは3日、ミチェル監督(60)の辞任を発表した。

ミチェル監督は、現役時代はレアル・マドリーでプレー。引退後は、ラージョ・バジェカーノで監督キャリアをスタート。その後はレアル・マドリー・カスティージャやヘタフェ、マルセイユ、マラガ、などで指揮官を歴任していた。

そして、昨年9月にはカルロス・コルベラン前監督の後任として、古巣へ7年ぶりの復帰を果たした。
昨夏の移籍市場でクラブは、マドリーを退団した元ブラジル代表DFマルセロ(現フルミネンセ)やコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、韓国代表FWファン・ウィジョ(現FCソウル)らを積極的に補強。

タイトル獲得が至上命令となっていたが、ここまではヨーロッパリーグ敗退に加え、国内リーグでは首位と5ポイント差の3位と苦戦が続いていた。
なお、クラブはミチェル監督の辞任を受け、スポーツディレクターを務めていたホセ・アニゴ氏(61)を暫定指揮官に据えた。

アニゴ氏は長年多くのクラブでリクルート部門のスペシャリストを務めてきたが、マルセイユで暫定指揮官、エスペランス・チュニス(チュニジア)やパニオニオス(ギリシャ)で監督経験がある。

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【2023-24 ラ・リーガベストイレブン】優勝マドリーから最多5名、躍進ジローナから3名選出

2023-24シーズンのラ・リーガは全日程を消化しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆ラ・リーガベストイレブン GK:ウナイ・シモン DF:カルバハル、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:バルベルデ、アレイシ・ガルシア、ベリンガム、クロース FW:ドフビク、グリーズマン GK ウナイ・シモン(26歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:36(先発:36)/失点数:33 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サモラ賞初受賞。ラ・ロハでもポジションを争うレミロとの熾烈なサモラ賞争いを制して初受賞。ルニンやバジェスといった選手の活躍も光ったが、やはり偉大なる個人賞に敬意を評して最優秀GKに選出。2022-23のUEFAネーションズカップ制覇貢献によって自信や存在感が増し、よりGKとして成熟した印象だ。 DF ダニエル・カルバハル(32歳/レアル・マドリー) 出場試合数:28(先発:25)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 世界屈指のラテラルとして存在感。飛車角抜きの状況で臨んだシーズンでフル稼働のリュディガーと共に、リーグ最少失点の堅守を見事に支えた。さらに、持ち味の攻撃面でも4ゴール3アシストにビルドアップの起点としても機能。ビッグマッチにおける安定感、勝負強さも含めて素晴らしいシーズンを過ごした。 DF ダニ・ビビアン(24歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:33(先発:31)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アスレティックの堅守支えたディフェンスリーダー。イニゴ・マルティネスのバルセロナ移籍によって今季は経験豊富なジェライのバックアップを受けながらディフェンスラインの主軸として活躍。バスク人らしい屈強なフィジカルを武器に、対人守備で無類の強さを披露。攻守両面でまだまだ粗削りな部分も見受けられるが、今季のソリッドなパフォーマンスが評価されてラ・ロハ入りも果たし、ユーロ2024での活躍も期待されるところだ。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:33(先発:30)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最少失点の立役者。守護神クルトワにミリトン、アラバの長期離脱で火の車となったエル・ブランコの守備陣をカルバハルと共に見事に統率。地対空の対人戦で無類の強さをみせ、無理の利く守備で再三のピンチの芽を積み続けた。今季は悪癖であるリスキーなプレー選択も減り、頼もしいディフェンスリーダーだった。 DF ミゲル・グティエレス(22歳/ジローナ) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ミラクル・ジローナで躍動。加入2年目で完全ブレイクを果たした左のラテラルは、ミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担った。攻撃ではインテリオールとして組み立てに参加しながらドリブラーのサヴィオを適切な立ち位置でサポートし、崩しの局面に参加。傑出した運動量とアスリート能力、戦術理解度を武器に、戦術上のキーマンの一人となった。さらに、2ゴール7アシストという数字面の貢献度も非常に高かった。 MF フェデリコ・バルベルデ(25歳/レアル・マドリー) 出場試合数:37(先発:33)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 稀代の名将が全幅の信頼置く世界屈指のダイナモ。多士済々のタレントを中盤に有するマドリーでは比較的ターンオーバーが行われているが、最多37試合出場という事実からもわかるように、アンチェロッティ監督はウルグアイ代表MFを最も替えが利かない選手と捉えている。今季は2ゴール7アシストと、7ゴール4アシストを記録した昨季に比べて数字上のインパクトは欠いたが、変則的な布陣において攻守両面で中盤、右サイドの広大なエリアをカバーしたその運動量と献身性、効果的なプレー判断はマドリーの独走優勝において非常に重要だった。 MF アレイシ・ガルシア(26歳/ジローナ) 出場試合数:37(先発:36)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進ジローナのカピタン。過去にマンチェスター・シティに青田買いされたこともあり、10代から将来を嘱望された大器は紆余曲折を経て2021年に2度目の加入となったジローナでその才能を開花。今季はチームの“心臓”として中盤に君臨し、卓越した戦術眼、パスセンスを武器にオーガナイザーとして攻撃のテンポ、リズムを司った。また、高精度の右足のキックを活かして3ゴール6アシストと決定的な仕事にも絡んだ。なお、直近の報道では同胞シャビ・アロンソ率いるレバークーゼン行きが濃厚だ。 MF ジュード・ベリンガム(20歳/レアル・マドリー) 出場試合数:28(先発:27)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シーズンMVP。1億ユーロ超えの高額な移籍金によって鳴り物入りでの加入となった中、シーズン序盤の活躍で目の肥えたマドリディスタのハートをわしづかみにした。後半戦は勤続疲労や細かいケガの影響でパフォーマンスを落としたが、前半戦から終盤手前までは文句なしでエル・ブランコの絶対的な主役だった。 MF トニ・クロース(34歳/レアル・マドリー) 出場試合数:33(先発:24)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 稀代のマエストロが最高のフィナーレ迎える。バルベルデと共に中盤の絶対的な主力としてハイパフォーマンスを披露。傑出した戦術眼とパスセンスでエル・ブランコの中盤に君臨し、複数のシステムや前線のタレントに合わせた抜群のゲームメークによって、ほぼすべての試合でチームに優位性をもたらせた。多くのフットボールファンはあと数年はそのプレーを拝みたいところだったが、以前から公言していた通り、トップレベルでの現役引退を決断した。 FW アルテム・ドフビク(26歳/ジローナ) 出場試合数:36(先発:32)/得点数:24 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初挑戦のラ・リーガでピチーチ獲得。ウクライナ代表での活躍によって一部では知られた存在ではあったものの、加入時点ではほぼ無名の存在だったが、シーズンを通してゴールを量産してジローナ躍進の立役者となった。189cmの恵まれた体躯もあり純然たるターゲットマンという印象だが、空中戦とポストワークを特長としながらもオフ・ザ・ボールの動き出しの巧さ、個での打開力、中盤的な資質も持つ万能型だ。そして、パワフル且つ精度の高い左足のフィニッシュでゴールを量産し、最終節のトリプレーテでセルロートを振り切って単独での得点王に輝いた。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:33(先発:31)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240607_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コルチョネロスのエースとして奮闘。2トップの一角での配置ながら実質前線と中盤を繋ぐフリーマンとして振る舞い、卓越したテクニックと戦術眼を武器にコルチョネロスの攻撃を牽引。前半戦から中盤戦はモラタと、終盤戦はアンヘル・コレアやデパイといった異なる相棒を巧みに活かしながら16ゴール6アシストをマーク。今季はルイス・アラゴネスを抜きクラブ歴代最多ゴール記録を181ゴールまで更新し、新シーズンは200ゴールの大台を狙う。 2024.06.06 21:01 Thu
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それでも試合は続く…/原ゆみこのマドリッド

「間が悪くて気の毒よね」そんな風に私が同情していたのは月曜日、レアル・マドリーTVの中継で見ていたCLミラン戦前日記者会見で、アンチェロッティ監督が試合の話をほとんどしなかったことに気がついた時のことでした。いやあ、スペインは先週火曜、バレンシア地方を中心に古今未曾有の集中ゲリラ豪雨に襲われて、死者200名以上の犠牲を伴う洪水が各所に大被害をもたらしたんですけどね。水は引いても、現地は市街の清掃や行方不明者の捜索などで大わらわ、メスタジャ(バレンシアのホーム)やシゥタット・デ・バレンシア(同レバンテ)などは真っ先に支援物資の収集、仕分け、配送基地として使われることに。 週末前にマドリー戦の延期が決まっていたバレンシアの選手たちもその手伝いに出ていたんですが、うーん、確かに大規模な自然災害だったとはいえ、マドリッドなど雨すら降らずと、スペイン全土が被災した訳じゃありませんからね。サッカー協会やラ・リーガもバレンシア地方で開催される、もしくは当地のクラブが関わる試合以外のミッドウィークのコパ・デル・レイ1回戦や週末のリーガ12節を予定通りにプレーすることにしたところ、ええ、時間が経つにつれ、被害規模の凄まじさが明らかになってきたこともあるんでしょう。 とりわけ先週末の試合前後にはマイクを向けられた全ての監督、選手たちが口を揃えて、「Ningún partido se debería haber jugado/ニングン・パルティードー・セ・デベリア・アベール・フガードー(1つの試合もプレーすべきではなかった)」と、12節そのものを延期にしなかったことを批判することに。当然ながら、翌月曜に会見に挑んだアンチェロッティ監督も同じ流れで、「El sentimiento es hablar lo menos posible de fútbol/エル・センティミエントー・エス・アブラル・ロ・メノス・ポシーブレ・デ・フトボル(感情的にはサッカーのことはできる限り話したくない)。ウチには重要でスペシャルなミラン戦があるが、今は副次的にすぎない」と言っていたんですが、でもお…。 だってえ、ミランと言えば、アンチェロッティ監督が現役時代5年間プレーして、CLに2度優勝。指揮官としても8年間過ごし、その時にもCL2回優勝と、マドリー時代の3回を合わせ、監督個人として最多の5回優勝記録の一部と成す、当人にとって、思い入れのあるチームなんですよ。それが、ほとんど相手についても語られることなく、ええ、月曜のマルカ(スポーツ紙)などもCL前日のマドリー情報がたったの2ページだけ、しかもアンチェロッティ監督の選手時代のミランの同僚、ルート・フリットのインタビューだけで驚かされたんですけどね。 おかげでアンチェロッティ監督が35年前、マドリーに5-0と大勝した試合で先制ゴールを挙げていたなんてこともわかったんですが、今はとにかく、「El fútbol tiene que parar/エル・フトボル・ティエネ・ケ・パラール(サッカーは止まらないといけない)。一番大事なのはサッカーではなく、人の命だからだ」(アンチェロッティ監督)と言われてしまっては、一言も返せませんって。それでも火曜の午後9時(日本時間翌午前5時)、サンティアゴ・ベルナベウでミラン戦はキックオフとなるため、一応、おさらいだけしておくと、マドリーの直近の試合は10日前のリーガクラシコ(伝統の一戦)。 いやあ、それがホームで0-4の大敗を喫し、首位バルサに勝ち点6差つけられるというショックな結果だったんですけどね。その前の試合、CL3節ドルトムント戦では2点のビハインドから、後半に5点を挙げて、5-2勝利という定番のremontada(レモンターダ/逆転劇)を披露したように、十八番の大会でのマドリーは別物。ここまで2勝1敗で12位と、決勝トーナメント16強対決に直接進出できる9位まであとちょっとあって、張り切っているのは間違いないないかと。もちろん、先週月曜には確定と言われていたバロンドール賞を逃し、失意のビニシウスもリベンジに燃えているはずですが、懸念はこの試合にはまだ、GKクルトワが戻って来られないこと。 朗報は同じくドルトムント戦で負傷したロドリゴが早くも復帰していることで、彼もCL土壇場ゴールが得意なFWですからね。相手は古巣への恩返しに燃えているモラタを筆頭に、更にアトレティコのカンテラーノ(Bチーム出身の選手)でもあったテオやビジャレアルにいたチュクワゼら、知った顔もいるチームなので、それなりに面白い試合になりそうですが、え?モラタはまた、ベルナベウのファンからpito(ピト/ブーイング)を浴びるんじゃないかって?まあ、その可能性は否定できませんが、彼もエムバペもこの試合ではオフサイドじゃないゴールを挙げられるといいですよね。 その一方で、先週末に試合をしたマドリッド勢の結果も報告しておくと、土曜はラ・セラミカでのビジャレアルvsラージョ戦も延期になってしまったため、レガネスだけがプレー。モンティリビでの一戦は誰もが予想もしなかった撃ち合いとなり、ええ、前半21分にミゲール・グティエレスがGKドミトロビッチに当たって入るシュートを決め、先制点を奪われたものの、その3分後にはタピアがエリア前から決めて同点に。ジローナは31分にもミゲール・グティエレスのクロスから、アルナウのヘッドでリードしたんですが、これも41分には絶好調ファン・クルスのゴールにより、前半は2-2で終わります。 後半も先手を取ったのはミチェル監督のチームで、いやあ、17分にはナスタシッチがミオフスキをエリア内ギリギリのところで倒してしまってねえ。殊勲のPK獲得の当人が蹴るのかと思いきや、その場でストウアーニと交代となり、ウルグアイ人のベテランFWが3点目をゲット。おまけに28分にはブリントのクロスをキャプテンのセルヒオ・ゴンサレスがオウンゴールにしてしまったため、私もほぼ諦めていたんですが、レガネスも交代出場のムニルが41分にエリア外からのgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)で3点目を挙げているって、もしや前節3-0で勝ったセルタ戦から、ボルハ・ヒメネス監督のチームはいきなりゴール豊穣期に入った? いえ、最後はあと1点が足らず、4-3で負けてしまったんですけどね。監督も「Es muy difícil puntuar cuando recibes cuatro goles, como es complicado anotar tres y no llevarte nada/エス・ムイ・ディフィシル・プントゥアル・クアンドー・レシベス・クアトロ・ゴーレス、コモ・エス・コンプリカードー・アノタル・トレス・イ・ノー・ジェバールテ・ナーダ(4失点しながら、勝ち点を得るのはとても難しい。3得点して、何も得られないのと同様にね)」と言っていましたが、基本的に地味なスコアラインが多い弟分にしては、大した健闘ぶりだったかと。しかもこの試合、ハラー、ディエゴ・ガルシアの負傷で、CFがミゲール・デ・ラ・フエンテしからいなかったにも関わらず、3点も取れたとなれば、ブタルケに戻って来る土曜のセビージャ戦ではちょっと、期待してもいいかも。 そして日曜は兄貴分アトレティコの番となり、午後2時の明るいメトロポリターノでラス・パルマス戦だったんですが、キックオフ前にはこちらでもバレンシアへの支援活動が行われ、計55トンの食料、日用品などの物資が集まったのだとか。もちろんピッチでも犠牲者への黙祷が捧げられ、バレンシア州歌が流れたりしたんですが、やはりこの日もフレンテ・アトレティコ(ウルトラのグループ)の応援ストは継続中。いやあ、本家マドリーダービーで起きたGKクルトワへの物投げ込み騒動のせいで、フォンド・スール(南側ゴール裏)1階席の閉鎖処分が課された兄弟分ダービー、レガネス戦には勝ったものの、今季最初の応援ストとなったCLリール戦では、他のスタンドのファンたちが懸命に声援。クラブ歌合唱などで励まされながらも、1-3の悲惨な逆転負けを喰らってしまいましたからね。 その上、続くアウェイのベティス戦ではチーム全員が鬼のようなボールロストマシンと化し、1-0で敗戦。「Cualquier crítica es justa porque no se jugó, no hubo actitud/ウアルキエル・クリティカ・エス・フスタ・ポルケ・ノー・セ・フゴ、ノー・ウボ・アクティトゥッド(ウチはプレーせず、やる気もなかったのだから、どんな批判も正しい)」とシメオネ監督まで認めていた醜態をさらしてきたばかりだったため、この日の場内はかなり静か。むしろ終始、ビジター区画のここ3試合、ディエゴ・マルティネス監督になってから、3連勝で希望を取り戻したラス・パルマスファンの応援の声の方が通っていたぐらいだったんですが、それでもアトレティコは何とか、踏みとどまることができたんですよ。 そのキッカケになったのはまさにシメオネ監督の三男、ジュリアーノで、ええ、前半30分過ぎぐらいまでは負傷から復帰したバリオスが3度程、シュートを撃っていたのが目についたぐらいだったんですけどね。何と37分、モリーナが自陣から放ったロングボールを追って、敵陣に切り込んだジュリアーノがゴール前右側からシュート。それが10分程前に同じような位置から、GKシレッセンに弾かれたのに学んだか、今度はファーサイドに蹴って、先制点を挙げてくれたとなれば、一気にスタンドに火が点いたのは当然だったかと。 更にロスタイムにはバリオスのラストパスから、グリーズマンのシュートがゴールバーを叩くなんてこともあったものの、そのまま1-0でハーフタイムに入ったんですが、ええ、木曜のコパ1回戦でもベストメンバー総動員で終盤に0-2として、やっとこビック(地方リーグ1部/実質6部)に勝ってきた彼らですからね。今週はCL4節のPSG戦もあるとあって、後半頭からは久々の出場だったバリオス、そしてサムエル・リノをデ・パウル、ギャラガーに代え、シメオネ監督はプレー時間の調整を図っていたんですが、逆にラス・パルマスは6分にシレッセンが突っ込んできたモリーナに頭を蹴られ、15分には脳震盪で担架退場になるというアクシデントが発生。 とはいえ、相手のGKがホルカに代わっても、なかなかアトレティコが敵エリアに近づくことはなかったため、また後半終盤に追いつかれたレアル・ソシエダ戦の二の舞にならないか、私も心配しながら見守っていたんですけどね。20分にはフリアン・アルバレスとグリーズマンもPSG戦に備えて、セルロートとコレアに交代。幸い、この日のラス・パルマスは前半に1度、シュートがあっただけで、あとはおとなしかったため、このまま1-0で終わるんだろうと思いかけていた38分…。 たまに、アトレティコではほんのたまに出るデ・パウルの絶妙なスルーパスがセンターラインからセルロートに届いたんですよ。このところ、シュートに失敗することの多かったノルウェー人FWですが、エリア内に入ってすぐに撃ったボールがネットを突き刺し、とうとう2点差になったとなれば、もうこっちのもんですって。それでもシメオネ監督は頭部打撲で選手が交代した時の特例を活用し、すぐその後にはジュリアーノに加え、ガランまでレイニウドとビッツェルに代え、守備固めで6人目枠を使いきっていましたけどね。ただ、この2-0の勝利をもって、アトレティコのミニクライシスは終了。自信を持って、水曜午後9時からのPSG戦に挑めるのかというと…。 いやあ、とてもとても。だってえ、ルイス・エンリケ監督とのチームとはスタッド・ド・プランスで対戦するんですよ。昨季から筋金入りのアウェイ弱者の彼らでもこの4節、そして5節のスパルタ・プラハ戦と続く遠征を、せめて引分けで済ますことができれば、6節のスラビア・ブラスティラバ戦にメトロポリターノで勝って、現在、敗退順位の27位を16強対決プレーオフ圏の24位以上に這い上がれる期待も抱けるかと思いますが、こればっかりはねえ。ちなみにパリでの試合ではこのラス・パルマス戦で復帰したバリオス、ラングレは当てにできるものの、まだ、ル・ノルマン、ジョレンテ、アスピリクエタ、レマスはリハビリ中。何かもう、最近は私も近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)で観戦するのが億劫で仕方ないんですよね。 そして月曜夜にはヘタフェがバライドスでセルタと対戦したんですが、残念ながら、前節はお隣さんのレガネスが快勝した相手に負けてしまうことに。いえ、前半早々の7分にイアゴ・アスパスのクロスをドゥビカスにフリーでヘッドを決められてしまったのは、どこから見ても守備ミスなんですけどね。問題はこの日、ボルダラス監督には使えるCFがアルバロ・ロドリゲスしかおらず、再びボランチのウチェをスタメン1トップに配置せざるを得なかったこと。31分にジェネが負傷交代となったのを利用して、アルバロとウチェの2トップにしたものの、とにかくゴールが遠くてねえ。 おまけに後半20分には途中出場のCBバロカルが2枚目のイエローカードをもらって退場になったため、いえ、何度もセルタの追加点のチャンスを凌ぎ、最後まで粘ってはいたんですけどね。さすがにビジャレアル戦、バレンシア戦に続く、3度目の終盤のPK獲得による同点の奇跡は起こらず、そのまま1-0で試合は終了です。まあ、それでも16位と降格圏には落ちてはいませんからね。ジローナを迎える日曜はコリセウムでお隣さんのリベンジをしてあげるのもいいかと思いますが…そうそう、来週木曜に延期されていたヘタフェのコパ1回戦、マニセス(地方リーグ)戦は今月26日(火)に再延期が決定。その頃までには少しでもバレンシア地方の復旧も進んでいてくれることを、私も祈るばかりです。 2024.11.05 21:30 Tue

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「これはかわいい」マルセロ、息子とのレアル時代のロッカー映像に再脚光!選手とのヘディング美技に「僕らを幸せにするのはシンプルなこと」

レアル・マドリーを離れ、今夏にオリンピアコスへ加入した元ブラジル代表DFマルセロ。当時の懐かしい映像に再び脚光が当たっている。 2007年1月にレアル・マドリー入りしたマルセロ。そのキャリアは通算546試合出場で38ゴール103アシストの数字にクラブ史上最多となる25個ものチームタイトルと輝かしいものだったが、昨季限りの契約をもって別れを選択した。 『ESPN』は、マルセロが2018年のマドリー時代に投稿したロッカーの様子を紹介。16日に13歳となった息子のエンツォ・ガットゥーゾ・アウヴェス・ヴィエイラくんと選手らとのやり取りを取り上げた。 "ビン・チャレンジ"と紹介された動画は、ヘディングでのリフティングでボールをつなぎ、かごへ入れるというもの。エンツォくんは父親やルカ・モドリッチらを前にも動じることなく順々にパス交換。12人の選手を経由し、見事にゴールを決めた。 懐かしい顔ぶれも相まってか、4年が経過した現在でも反響は大きいようだ。「フットボールの歴史の中で最も記憶に残る瞬間の1つ」、「僕らを幸せにするのはシンプルなこと」、「素晴らしい」、「これはかわいい」などの温かなコメントが寄せられている。 その中で、コスタリカ代表GKケイロル・ナバス(パリ・サンジェルマン)にも注目が。「ナバス…」、「どうしてナバスを飛ばしたの」、「スルーされてる」、「GKをスキップと指示されていたのかな?」、「ナバスはキャッチしちゃうからね」と、列に加わっていたはずのナバスが飛ばされたことを面白がる声も散見された。 先日はオリンピアコスへの歓迎動画が公開されたマルセロ。ギリシャのドレッシングルームからもこのような温かい光景が届けられるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】マルセロ息子とマドリー選手らの華麗なるヘディングチャレンジ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CivPKh0LFxX/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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