オリンピアコス、ミチェル監督が辞任…暫定指揮官にアニゴSD

2023.04.04 23:58 Tue
Getty Images
オリンピアコスは3日、ミチェル監督(60)の辞任を発表した。

ミチェル監督は、現役時代はレアル・マドリーでプレー。引退後は、ラージョ・バジェカーノで監督キャリアをスタート。その後はレアル・マドリー・カスティージャやヘタフェ、マルセイユ、マラガ、などで指揮官を歴任していた。

そして、昨年9月にはカルロス・コルベラン前監督の後任として、古巣へ7年ぶりの復帰を果たした。
昨夏の移籍市場でクラブは、マドリーを退団した元ブラジル代表DFマルセロ(現フルミネンセ)やコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス、韓国代表FWファン・ウィジョ(現FCソウル)らを積極的に補強。

タイトル獲得が至上命令となっていたが、ここまではヨーロッパリーグ敗退に加え、国内リーグでは首位と5ポイント差の3位と苦戦が続いていた。
なお、クラブはミチェル監督の辞任を受け、スポーツディレクターを務めていたホセ・アニゴ氏(61)を暫定指揮官に据えた。

アニゴ氏は長年多くのクラブでリクルート部門のスペシャリストを務めてきたが、マルセイユで暫定指揮官、エスペランス・チュニス(チュニジア)やパニオニオス(ギリシャ)で監督経験がある。

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