モンテネグロ代表FWヨベティッチがオリンピアコスへ完全移籍、昨季はヘルタでプレーもチームは降格
2023.09.05 10:55 Tue
オリンピアコスは5日、ヘルタ・ベルリンのモンテネグロ代表FWステファン・ヨベティッチ(33)を完全移籍で獲得したことを発表した。
ヨベティッチはパルチザン・ベオグラードの下部組織出身で、2006年7月にファーストチームに昇格。その後、フィオレンティーナ、マンチェスター・シティ、インテル、セビージャ、モナコでプレーしていた。
2021年7月にヘルタ・ベルリンにフリーで加入していた。
ヘルタ・ベルリンでは公式戦40試合で11ゴール4アシストを記録。しかし、チームは2022-23シーズンを終えて2.ブンデスリーガに降格していた。
モンテネグロ代表としても68試合で31ゴールを記録。ヨーロッパ各国でゴールを量産してきたヨベティッチが、ギリシャで新たなスタートを切ることとなる。
ヨベティッチはパルチザン・ベオグラードの下部組織出身で、2006年7月にファーストチームに昇格。その後、フィオレンティーナ、マンチェスター・シティ、インテル、セビージャ、モナコでプレーしていた。
2021年7月にヘルタ・ベルリンにフリーで加入していた。
モンテネグロ代表としても68試合で31ゴールを記録。ヨーロッパ各国でゴールを量産してきたヨベティッチが、ギリシャで新たなスタートを切ることとなる。
ステファン・ヨベティッチの関連記事
オリンピアコスの関連記事
|
ステファン・ヨベティッチの人気記事ランキング
1
「ギネス世界記録に載りたい」偉大なるFWを父に持つクライファート、父の幻影により輝きを手に「プレッシャーによってダイヤモンドが作られた」
ボーンマスのオランダ代表FWジャスティン・クライファートが、ギネス世界記録を夢見ていると明かした。イギリス『BBC』が伝えた。 オランダ代表としても活躍したパトリック・クライファート氏を父に持つジャスティン。アヤックスの下部組織で育ち、17歳でデビューを果たした。 ファーストチーム昇格から1年でローマへと完全移籍。すると、RBライプツィヒ、ニース、バレンシアへとレンタル移籍を繰り返し、2023年7月にボーンマスへ完全移籍した。 ボーンマスではここまで71試合に出場し22ゴール10アシストを記録。レギュラーとしてプレーし、自身の居場所を見つけた格好だ。 今シーズンはヨーロッパの大会に出場できる可能性があるボーンマスだが、クライファートは「ギネス世界記録に載りたい」とコメント。ある記録を持っているのだ。 クライファートは、前述の所属クラブで全てゴールを記録。オランダ、イタリア、ドイツ、フランス、スペインでゴールを記録し、イングランドでもゴールを記録している。 クライファートは「オランダが6位だとすれば、僕はトップ6の大会で得点を挙げた最初の選手だと思う」とコメント。これまで、欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)全てでゴールを記録しているのは、元ルーマニア代表FWフロリン・ラドチョウと元セルビア代表FWステファン・ヨベティッチの2人のみ。6つのリーグでゴールを決めた選手はいない状況。その記録を誇っているようだ。 一方で、偉大なる父の幻影に悩まされていた過去もあったと告白。ただ、そのプレッシャーが輝けるきっかけとなったとした。 「シャツにクライファートの名前が書いてあるからというだけではなく、なぜ自分が優れているのかを見せたいという欲求が僕に生まれたんだ」 「みんないつも『彼は本当に優秀なのか、それとも父親の影響でそこにいるだけなのか』と疑問に思っていた」 「プレッシャーによってダイヤモンドが作られ、それが輝きを生み出すんだ」 2025.05.02 22:25 Fri2
東欧モンテネグロの17歳獲得にシティ&ユベントスが本腰…建国と同じ2006年生まれのアジッチ
マンチェスター・シティとユベントスが、東欧モンテネグロの17歳獲得に本腰を入れているという。 人口61万人(2021年)のモンテネグロ共和国。日本で最も人口の少ない鳥取県(約55万人)、2番目に少ない島根県(66万人)とほぼ同規模の東欧の小国は、ユーゴスラビア連邦の一角を成した時代、またセルビア・モンテネグロ時代には、数多くの優秀なフットボーラーを西欧のサッカーシーンへと送り込んだ。 ただ、2006年にモンテネグロとして念願の分離・独立を果たして以降、ワールドカップ(W杯)は2010年大会から4大会連続で欧州予選敗退、ユーロ(欧州選手権)本大会出場も果たせていない。 代表チームではアトレティコ・マドリー所属のDFステファン・サビッチ(32)が10年以上も不動の主軸に君臨し、かつてシティやインテルにも所属したFWステファン・ヨベティッチ(34)が“建国以来”17年間エースに君臨する。そう、彼らに取って代わる新たな世代を育てられていないのだ。 そんなモンテネグロのサッカー界に希望を灯すのが、同国1部の絶対王者ブドゥチノスト・ポドゴリツァに所属するU-21モンテネグロ代表MFヴァシリエ・アジッチ(17)。建国と同じ2006年に生まれた17歳の攻撃的MFだ。 バルカン半島と地理的に近い隣国イタリアの『カルチョメルカート』によると、ユベントスはスポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏らがアジッチに惚れ込んで自ら接触、交渉を開始。現段階では17歳から「イエス」を聞けていないという。 一方で、西欧イギリスはイングランド、欧州王者シティもアジッチの獲得にどうやら本腰。クラブ間交渉に臨む準備もしているとみられ、財政難ユベントスよりも好条件を提示できることは想像に難くない。ポドゴリツァは“クラブ史上最高額の売却”を睨み、ユーベ&シティ以外も巻き込んだ“大規模オークション”の開催を目論んでいるとのことだ。 なお、アジッチは身長185cmの右利きアタッカー。下部組織時代から過ごすポドゴリツァではトップ下やセントラルハーフを定位置とし、今季は公式戦19試合で5ゴール2アシストを記録。17歳にして通算42試合に出場している。 2023.12.08 14:00 Fri3
無所属のヨベティッチ、新天地はキプロス! 昨季はオリンピアコスでECLを制覇
キプロスのオモニア・ニコシアは9月30日、モンテネグロ代表FWステファン・ヨベティッチ(34)の加入を発表した。 契約期間は2年間となり、背番号は「8」に決定した。 ヨベティッチはパルチザン・ベオグラードの下部組織出身で、2006年7月にファーストチームに昇格。2008年7月にフィオレンティーナへと完全移籍すると、2013年7月にはマンチェスター・シティに完全移籍。その後は、インテル、セビージャ、モナコ、ヘルタ・ベルリン、オリンピアコスでプレーしていた。 2023-24シーズン限りでオリンピアコスを退団。UEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグで優勝を果たしていた。 モンテネグロ代表でキャプテンを務め、80試合に出場し36ゴールを記録している。 2024.10.01 13:03 Tue4
ジャスティン・クライファートが偉業達成! 史上3人目となる欧州5大リーグ得点者に
ボーンマスの元オランダ代表FWジャスティン・クライファートが偉業を達成した。イギリス『Sport bible』が伝えている。 かつてアヤックスやバルセロナなどで活躍したパトリック・クライファートを実の父親に持つクライファート。 かつて父もプレーしたアヤックスでプロキャリアをスタートした後、2018年にローマ(イタリア)へ完全移籍。ただ、セリエAの名門では定位置奪取とはいかず、RBライプツィヒ(ドイツ)、ニース(フランス)、バレンシア(スペイン)へのレンタル移籍を繰り返した。 そして、今夏の移籍市場でローマからボーンマス(イングランド)に完全移籍していた。 24歳にしてヨーロッパ5大リーグをコンプリートする形となった同選手は、さらに25日に行われたプレミアリーグ第13節のシェフィールド・ユナイテッド戦(3-1で勝利)で偉業を達成。 前半終了間際にエリア外へ飛び出してクリアを試みたGKフォダリンガムからボールを奪い切ったクライファートは角度がないところから無人のゴールへミドルシュートを突き刺し、プレミアリーグデビューから10戦目にして初ゴールを記録。すでにセリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アン、ラ・リーガでゴールを決めていたため、今回のプレミアリーグ初ゴールによってヨーロッパ5大リーグすべてでゴールを挙げる偉業達成となった。 なお、これまでヨーロッパ5大リーグすべてでゴールを挙げた選手は、クライファート以前に2人のみ。1人目は元ルーマニア代表FWフロリン・ラドチョウ氏で、同氏は現役時代にミラン、エスパニョール、シュツットガルト、ウェストハム、モナコなどでプレー。 2人目はモンテネグロ代表FWステファン・ヨベティッチ(現オリンピアコス)で、同選手はフィオレンティーナ、マンチェスター・シティ、セビージャ、モナコ、ヘルタ・ベルリンといったクラブでプレーしていた。 2023.11.26 08:30 Sunオリンピアコスの人気記事ランキング
1
CL優勝チームがリーグ戦で出場権を得たらどうなる? 本戦出場で最も可能性が高いのはオリンピアコス
チャンピオンズリーグ(CL)も準々決勝の戦いがスタート。ベスト4入りを目指した8チームが対戦する。 8日に行われた2試合では、アーセナルがレアル・マドリーに3-0で、インテルがバイエルンに1-2で勝利を収めている中、アーセナルの勝利により、プレミアリーグは今シーズンの5位までが来シーズンのCL権を得られることになったと伝えられている。 今シーズンからフォーマットが大きく変更され、36チーム参加となったCL。そのため、各国リーグからの出場枠に変化が生まれ、複雑化している状況だ。 また、ベスト8に残っているクラブを見れば、バイエルン、インテル、アーセナル、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)、バルセロナはリーグ戦の結果で来季のCL出場権獲得が濃厚。アストン・ビラ、ドルトムントは難しい可能性があるが、大半のチームは優勝した場合に出場権が重複することに。そのため、1枠が別のクラブに与えられることとなる。 その割り当てに大きく作用するのが欧州サッカー連盟(UEFA)のクラブ係数。過去5年間の欧州のクラブ大会における結果で決まるものだが、1位から10位までのチャンピオンは自動的に本戦出場となっており、予選から参加する国内リーグチャンピオン(UEFAランキングの11位〜55位にランクされる各国協会)の中で、最も良い係数を持つクラブに割り当てられることとなる。 <h3>◆現時点のランキング</h3> 11位:オリンピアコス (ギリシャ) – 56.500 12位:ボデ/グリムト(ノルウェー) – 46.000 (優勝)※ 13位:コペンハーゲン (デンマーク) – 44.975 14位:ツルヴェナ・ズヴェズダ (セルビア) – 44.000 (優勝) 15位:セルティック (スコットランド) – 38.000 16位:マッカビ・テルアビブ (イスラエル) – 37.500 17位:スロバン・ブラチスラヴァ (スロバキア) – 33.500 18位:バーゼル (スイス) – 33.000 19位:カラバフ (アゼルバイジャン) – 32.000 20位:ルドゴレツ (ブルガリア) – 24.000 このままでいけば、ギリシャ・スーパーリーグで首位に立っているオリンピアコスが本大会の出場権を獲得できる可能性があるが、ボデ/グリムトがヨーロッパリーグ(EL)で勝ち残っており、係数を上げる可能性があるため、確定はしない状況だ。 2025.04.09 17:45 Wed2
不甲斐ない! 会長激怒、オリンピアコス選手に罰金&休暇命令
▽オリンピアコスの選手たちは、罰金を科されるとともに休暇をとるように命じられたようだ。イギリス『BBC』が報じた。 ▽事の発端は、不甲斐ない成績だという。オリンピアコスは2016-17シーズンのギリシャ・スーパーリーグを制覇。これにより、2010-11シーズンからリーグ7連覇を達成していた。 ▽しかし、今シーズンは26試合を終えて勝ち点51。首位のAEKアテネ(勝ち点57)、2位のPAOKテッサロニキ(勝ち点52)から遅れを取り3位に。さらに消化試合が1試合多い状況となっている。 ▽『BBC』によると、ノッティンガム・フォレストのオーナーでもあるエバンゲロス・マリナキス会長が命じたとのこと。メディアを通じ「私とファンは、君たちをこれまで寛容に見ていた。君たちは今日をもって去り、休暇に入るだろう」とコメント。主力選手たちの追放ともとれる発言を残していた。 ▽ギリシャ・スーパーリーグはPAOK会長が銃をピッチに持ち込んだとして3月途中からリーグ戦が延期に。3月末から再開されていた。オリンピアコスは、1日にレバディアコスと対戦し1-1のドロー。この結果に会長が不満を持ったようだ。 ▽なお、今シーズンの残り試合は主力選手がチームから去ることになるため、U-20チームから選手を招集することになるようだ。マリナキス会長は3月に麻薬取引罪で起訴されるなど、ギリシャサッカー界はピッチ外で様々な問題が起きている。 2018.04.03 12:50 Tue3
元フランス代表DFカランブー氏の家族が故郷・ニューカレドニアで殺害…暴動に巻き込まれたと告白「家族2人が頭を銃で撃ち殺された」
1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)でフランス代表の一員として優勝を経験したクリスティアン・カランブー氏(53)の家族が、騒動に巻き込まれて他界していたという。フランス『Europe1』が伝えた。 カランブー氏の家族が事件に巻き込まれたのはニューカレドニア。自身の故郷でもあるフランス領での事故に巻き込まれた。 ニューカレドニアでは、投票制度の改革が物議を醸しており、デモが発生。その力が強まり、襲撃を受けた警察官が射殺するなど事件が起きている。 そんな中、7人の命が奪われた暴動の中でカランブー氏の姪と甥が巻き込まれたとのこと。2人が命を落としたという。カランブー氏が自ら明かした。 「私は家族を亡くした。だから黙っていた。喪に服しているからだ。家族の2人が頭を銃で撃ち殺された。言葉は強いが、これは暗殺であり、捜査が行われることを願っている」 カランブー氏は、ニューカレドニアで生まれ、すぐにフランスへと移住。ナントの下部組織に加入すると、そのままファーストチームに昇格。サンプドリアやレアル・マドリー、ミドルズブラ、オリンピアコス、セルヴェット、バスティアでプレーし。2006年に現役を引退した。 1992年からフランス代表としてもプレー。53試合に出場し、1996年のユーロで存在感を示すと、1998年のフランスW杯で優勝。2000年のユーロでも優勝に貢献していた。現在はオリンピアコスでスポーツ・ディレクターを務めている。 2024.05.28 22:35 Tue4
メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」
オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、スペイン『Relevo』で今季序盤までのセビージャ指揮官時代を振り返った。 昨季途中就任のセビージャでヨーロッパリーグ(EL)優勝、今季途中就任のオリンピアコスでヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝を成し遂げたメンディリバル監督。 「私の言葉、選手に対するアプローチは簡潔で明確。自分にできない指導はしないし、不得手な戦術を取り入れたりはしない」とさっぱり語るスペイン人指揮官だ。 2季連続で低空飛行のチームにシーズン途中就任からやってきて、欧州タイトルをもたらす…よくよく考えると前人未到の偉業なわけで、昨季のセビージャを振り返ってこう語る。 「セビージャを率いた最大の誇りは『選手たちの変化』だ。就任当初、選手たちの目が明らかによどんでいてね…メンタル的に死んでいたと言っても過言ではないレベルだった」 「それまでの複雑なサッカー、戦術に疲弊していた、と言うべき状況だった。選手に自信を取り戻させ、できるだけ噛み砕いてシンプルにし、チームを変えることができた」 一方で、今季序盤でセビージャを解任されているメンディリバル監督。 解任後はオリンピアコス行きまでセビージャの全試合をリアルタイムで観たほど選手たちを心配していたようだが、1人のベテランに限っては、扱いと関係性に苦心したようだ。 「シーズンの頭からチャンピオンズリーグ(CL)もあるだろう? そんななか、コンディションに問題のないセンターバックが3枚だけ…グデリ、バデ、そしてセルヒオ・ラモスだ」 「状況的にローテーションを敷かざるを得なかったが、ラモスは日曜も水曜も試合に出たがり、私の選択を嫌った。客観的にみて、ラモスの序列は高かったと思う。しかし、それだけでは満足できなかったようだ」 「思ったのは『私では駄目なのだ。私より優れた指揮官でなければ、ラモスほどの選手を満足させられない…』ということ。同時に私の職務も終わりに近づいている気がした。己の基準に従うか否か…コーチは日常的に選択を迫られているんだ」 2024.06.14 11:45 Fri5