ユーベとの契約満了迫るも「僕は落ち着いている」、ラビオは残留の可能性示唆「トリノでは良い気分」

2023.03.23 10:57 Thu
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ユベントスのフランス代表MFアドリアン・ラビオ(27)が自身の去就に言及した。
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2019年7月にパリ・サンジェルマン(PSG)から加入すると、当初はフィットに手間取るも現在はチームの主軸に定着したラビオ。今シーズンも公式戦33試合に出場しており、チームを支えている。一方で、ラビオとユベントスの契約は今夏までとなりながら、延長に向けた交渉は停滞。マンチェスター・ユナイテッドをはじめ、多くのビッグクラブが関心を寄せていることから、今シーズン限りでトリノを去る可能性もある。
こうした状況の中、ラビオはイタリア『トゥットスポルト』のインタビューに応じ、自身の去就に言及。契約交渉に進展はないとしつつ、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の存在はキャリアの決断を下すのに大きな存在だと語った。

「今のところ、何かニュースがあるわけじゃない。2カ月後にはシーズンが終わるから、そうしたらすぐに話をしたいと思っている。ただ、僕は落ち着いているよ。退団の可能性もあるけど、ユーベと再契約する可能性もある」
「トリノで良い気分で過ごせているし、クラブでは良い仕事ができている。それに、監督やチームメート、コーチとも良い関係だ。特に監督は2年間僕を助けてくれたし、多くの自信を与えてくれた。これはコンディションを整えるだけでなく、自分の将来について正しい選択をするためにも重要だ」

「アッレグリは高いクオリティを持った人だと思う。彼はグループを管理する方法を熟知しており、時には父親のように選手に話しかける。選手たちの心理的な特徴を理解していて、チームのメンバー全員と話す方法を知っているんだ」

「グループ全体をどのように励ますか知っているという意味でも、彼は素晴らしいね。最大限の困難やプレッシャーがあっても、彼はいつも正しい言葉を正しいトーンで伝える方法を知っているんだ。諦めるなと僕たちを鼓舞し、自分の緊張については常に隠している」

また、インタビューではラビオの私的な部分にも触れており、母親で代理人のヴェロニカ氏との関係や、少年時代の憧れの選手についても明かしている。

「誰もが自分の母親を代理人にできるわけではない。僕たちはとても仲が良いんだ。過去に家族の問題があって、それが僕たちをさらに結束させた。僕にとっては本当に支えとなっているよ。母とは、個人的な関係、プロフェッショナルな関係、スポーツ的な関係をどう分けるべきか、しっかり理解している。それは誰にでもできることではないだろうね」

スティーブン・ジェラードのファンだった。彼は僕に夢を与えてくれた選手だったし、だから当時はリバプールを応援していたよ。もう一人のアイドルは、ジネディーヌ・ジダンだった」

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