テン・ハグ、フルアムの大崩れを招いたウィリアンのレッドカードに「ハンドによる明らかなPK」

2023.03.20 12:00 Mon
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Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が振り返った。イギリス『メトロ』が報じている。19日のFAカップ準々決勝でフルアムをホームに迎え撃ったユナイテッドは後半の序盤に先制を許したが、相手に退席のマルコ・シウバウィリアンアレクサンダル・ミトロビッチの計3名にレッドカードが出ると、流れがガラリ。相手が9人での戦いを余儀なくされた状況を突いての3発逆転でベスト4入りを決めた。

フルアムの大崩れっぷりも助けとなるなか、試合途中からのブルーノ・フェルナンデスのアンカー起用もヒットさせ、2冠目にまた一歩前進したテン・ハグ監督は「突破したわけだし、この勝利に満足している」と喜び、VARの末にウィリアンがゴール前での腕を使った決定機阻止で受けたレッドカードにも言及している。
「あれは明らかだし、明白だった。ボックス内でのハンドによる明らかなPKだ。だが、あのシーンにコメントするのは私の役目ではない。マンチェスター・ユナイテッドについての話をするだけだ」

オランダ人指揮官はまた、今冬加入後初ゴールとなる逆転弾のマルセル・ザビッツァーにも「素晴らしいパフォーマンスぶりだった。ケガからの復帰を嬉しく思う。これからも3日おきに試合をやるわけだし、できるだけ健康な選手が必要」と満足感を示すと、準決勝のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦にも触れた。

「次の試合はまだまだ先。我々は直近の期間を分析しないといけないし、選手たちもインターナショナルブレイクで離れていく。それから、ニューカッスル戦、ブレントフォード戦、エバートン戦とやってくる」

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