
鳥栖が長沼ヘッドで今季初&本拠地7カ月ぶり勝利!名古屋は今季初失点&初黒星で連勝ストップ【明治安田J1第3節】
2023.03.04 17:05 Sat
4日、明治安田生命J1リーグ第3節のサガン鳥栖vs名古屋グランパスが駅前不動産スタジアムで行われ、1-0でホームの鳥栖が勝利を収めた。樺山諒乃介のセンセーショナルな一撃でガンバ大阪戦を引き分けた鳥栖。今季初勝利を目指す今節は、前節に続いて福田晃斗を最終ラインへ組み込み、頂点には加入後初先発となる富樫敬真を据えた。
一方でJ1唯一の無失点、2試合連続1-0勝ちと堅守の名古屋は、森下龍矢に代わって野上結貴が右ウイングバックで加入後初先発を果たした。
[3-4-2-1]のミラーゲームはまず鳥栖が仕掛け、長沼洋一がカットインからの右足を見せれば、これで獲得したCKからこぼれに反応した西川潤もミドルを放つ。37分には長沼がボックス内で勝負して右足を強振するも、GKの正面を突き、43分の藤田直之の右足弾丸ライナーもGKラングラックにわずかに触れられてクロスバーを叩いた。
対して、マテウス・カストロやキャスパー・ユンカーが積極的にシュートを放った名古屋は、過去2戦と異なり、ボールを保持しての前進にもトライ。野上が絡む右サイドを中心につなぐ時間も多く見られ、新加入の右ウイングバックは31分に叩きつけるボレーでフィニッシュにも顔を出す。もちろん速攻も健在で、40分には快足を飛ばした永井謙佑がユンカーのスルーパスに抜け出してビッグチャンス。だが、GK朴一圭の好セーブに遭い、互いにゴールを奪えぬまま45分を終えた。
ベンチワークでは両者ともウイングバックにテコ入れを図り、名古屋が森下を左に置けば、鳥栖も樺山を左へ投入。さらに名古屋が途中出場の内田宅哉を左に、森下を右へ回せば、鳥栖も長沼を左、樺山を右へとポジションチェンジを繰り返す。
互いが手を打つ中で試合を動かしたのは83分のセットプレー。鳥栖は左ポケットを取った菊地泰智のシュートから左CKを獲得すと、河原創は福田へのショートコーナーからリターンを受けてクロス。長沼がニアで合わせて待望の先制点を挙げると、これが決勝点に。
鳥栖が今季初勝利を飾ると同時に、昨年8月7日第24節ジュビロ磐田戦以来となる、およそ7カ月ぶりとなるホームでの白星を手にした。対して名古屋は今季初黒星を喫することとなった。
サガン鳥栖 1-0 名古屋グランパス
【鳥栖】
長沼洋一(後38)
一方でJ1唯一の無失点、2試合連続1-0勝ちと堅守の名古屋は、森下龍矢に代わって野上結貴が右ウイングバックで加入後初先発を果たした。
対して、マテウス・カストロやキャスパー・ユンカーが積極的にシュートを放った名古屋は、過去2戦と異なり、ボールを保持しての前進にもトライ。野上が絡む右サイドを中心につなぐ時間も多く見られ、新加入の右ウイングバックは31分に叩きつけるボレーでフィニッシュにも顔を出す。もちろん速攻も健在で、40分には快足を飛ばした永井謙佑がユンカーのスルーパスに抜け出してビッグチャンス。だが、GK朴一圭の好セーブに遭い、互いにゴールを奪えぬまま45分を終えた。
両守護神の仕事量が目立った前半とは異なり、後半は両チームともに最終局面での精度が落ち、シュート数が伸び悩む。その中で65分、名古屋はCK崩れから中谷進之介のシュート性の折り返しにユンカーが触れるも、大きく浮いてしまう。5分後にも右サイドの崩しからストライカーに再びフィニッシュシーンが訪れるが、力なくGK朴一圭の手中に収まった。
ベンチワークでは両者ともウイングバックにテコ入れを図り、名古屋が森下を左に置けば、鳥栖も樺山を左へ投入。さらに名古屋が途中出場の内田宅哉を左に、森下を右へ回せば、鳥栖も長沼を左、樺山を右へとポジションチェンジを繰り返す。
互いが手を打つ中で試合を動かしたのは83分のセットプレー。鳥栖は左ポケットを取った菊地泰智のシュートから左CKを獲得すと、河原創は福田へのショートコーナーからリターンを受けてクロス。長沼がニアで合わせて待望の先制点を挙げると、これが決勝点に。
鳥栖が今季初勝利を飾ると同時に、昨年8月7日第24節ジュビロ磐田戦以来となる、およそ7カ月ぶりとなるホームでの白星を手にした。対して名古屋は今季初黒星を喫することとなった。
サガン鳥栖 1-0 名古屋グランパス
【鳥栖】
長沼洋一(後38)
1
2
樺山諒乃介
福田晃斗
富樫敬真
野上結貴
長沼洋一
西川潤
森下龍矢
藤田直之
マテウス・カストロ
キャスパー・ユンカー
永井謙佑
朴一圭
中谷進之介
菊地泰智
河原創
サガン鳥栖
名古屋グランパス
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15日、明治安田J2リーグ開幕節の7試合が各地で行われた。 2024シーズンは清水エスパルスが優勝したJ2。2025シーズンはジュビロ磐田、北海道コンサドーレ札幌、サガン鳥栖がJ1からの降格組、RB大宮アルディージャ、FC今治、カターレ富山がJ3からの昇格組となった。 ジョン・ハッチンソン新監督を招へいした磐田は、水戸ホーリーホックをホームに迎えた一戦。前半はチャンスを活かせずゴールレスで終えるも、後半はスコアが大きく動く。 後半序盤のピンチを凌いだ磐田は53分、ジョルディ・クルークスが右サイドからクラウンダーのクロスを送り込み、新加入の倍井謙が合わせて先制。68分にはマテウス・ペイショットが自ら獲得したPKを沈め、追加点を奪う。 さらに中村駿のFKからゴール前に飛び込んだ渡邉りょうが3点目を奪うが、2分後に安藤瑞季が押し込んで水戸も反撃。後半アディショナルタイムにはセットプレーから沖田空にもゴールを許した磐田だが、3-2で逃げ切り開幕戦白星とした。 鳥栖も指揮官が小菊昭雄監督に代わってのJ2。昨シーズンのJ1昇格プレーオフ決勝で惜しくも敗れたベガルタ仙台とホームで対戦した。 前半は互いにチャンスを作ったが、鳥栖はヴィキンタス・スリヴカがGK林彰洋との一対一を仕留めきれず。仙台も荒木駿太のボレーがクロスバーに阻まれる。 試合が動いたのは71分。仙台が右サイドの真瀬拓海へ展開すると、クロスでファーで合わせたのは郷家友太。ヘディングで叩き込んだシュートが決勝点となり、J1昇格候補同士の対決を仙台が制している。 昨シーズン3位のV・ファーレン長崎は、新戦力の元日本代表MF山口蛍も先発したなか、ロアッソ熊本との九州ダービー。古長谷千博に先制ゴールを奪われる展開となるも、62分にマテウス・ジェズスが左クロスを胸で押し込んで追いつく。 そこから5分間でエジガル・ジュニオのシュート、マテウス・ジェズスのPKが立て続けに決まり一気に逆転。熊本も塩浜遼のゴールで1点差に詰め寄るが、逃げ切った長崎がPEACE STADIUM Connected by SoftBankで初の開幕戦を3-2で制した。 昇格組ではJ3優勝のRB大宮が、2年連続でJ1昇格プレーオフに進んだモンテディオ山形に2-1で勝利。一度は追いつかれたものの、試合終了直前のCKから藤井一志が押し込む劇的な決着となった。 ◆明治安田J2リーグ第1節 ▽2月15日(土) 藤枝MYFC 0-2 徳島ヴォルティス サガン鳥栖 0-1 ベガルタ仙台 ジュビロ磐田 3-2 水戸ホーリーホック ヴァンフォーレ甲府 1-0 レノファ山口FC RB大宮アルディージャ 2-1 モンテディオ山形 いわきFC 0-2 ジェフユナイテッド千葉 V・ファーレン長崎 3-2 ロアッソ熊本 ▽2月16日(日) 《12:50》 愛媛FC vs カターレ富山 《13:10》 FC今治 vs ブラウブリッツ秋田 《14:00》 大分トリニータ vs 北海道コンサドーレ札幌 <span class="paragraph-title">【動画】磐田の今季1発目は倍井謙! ジョルディ・クルークスから絶妙なクロス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">2025 First Goal<br><br>後半8分<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%87%8C%E6%88%91?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#佐藤凌我</a> 選手、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ジョルディクルークス</a> 選手と繋いで、最後は <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%80%8D%E4%BA%95%E8%AC%99?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#倍井謙</a> 選手が押し込む<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A3%90%E7%94%B0%E6%B0%B4%E6%88%B8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#磐田水戸</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%93%E3%83%AD%E7%A3%90%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ジュビロ磐田</a> <a href="https://t.co/92kWA57MxS">pic.twitter.com/92kWA57MxS</a></p>— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) <a href="https://twitter.com/Jubiloiwata_YFC/status/1890658865894523327?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.15 21:10 Sat4
まだJ1からの降格をしたことがないチームってどこまで粘ってきたの?!の巻/倉井史也のJリーグ
J1から降格したことのない3チームってどこ? 鹿島と横浜FMと……実は鳥栖。その鳥栖が最下位ですからね。嘆きのメール、たくさんいただいております。まぁそういう嘆き方って正しいんですけどね。サッカークラブが売ってるのは、夢じゃなくてストレスなんだから。 ともあれ、先週の札幌の回でも書いたんだけど、やっぱり1試合あたり2失点以上というのはかなりヤバいんですよ。でもね、鳥栖って落ちてないけどかなり危ないときが過去何度もあったんじゃないかと思うんです。クラブが危ないときも多かったけど、残留もヤバイって時が。 ということで、ここでは鳥栖が昇格した2012年以降、最低順位と最高順位をピックアップしてみました。 2012年:最低順位13位/最高順位 3位 2013年:最低順位15位/最高順位 5位 2014年:最低順位 9位/最高順位 1位 2015年:最低順位14位/最高順位 3位 2016年:最低順位17位/最高順位 2位 2017年:最低順位17位/最高順位 8位 2018年:最低順位17位/最高順位 6位 2019年:最低順位18位/最高順位14位 2020年:最低順位17位/最高順位11位 2021年:最低順位 7位/最高順位 2位 2022年:最低順位12位/最高順位 5位 2023年:最低順位18位/最高順位 8位 ちなみに最終順位は 2012年: 5位 2013年:12位 2014年: 5位 2015年:11位 2016年:11位 2017年: 8位 2018年:14位 2019年:15位 2020年:13位 2021年: 7位 2022年:11位 2023年:14位 おお、確かにサポーターが騒ぐ気持ちもよく分かる。 2023年に18位だったのは第1節のみ。2019年は第1節から第3節、第7節から第11節、第15節から第16節、第19節から第20節って12節も最下位だったけど、ルイス・カレーラス監督を第9節のあとに解任。そこまで1勝1分7敗だったチームを金明輝監督が10勝6分18敗までもちこんで最終節に残留を果たしたって年でした。 鳥栖って今年も波瀾万丈ありそうね。これまでの奇跡の力に期待ってとこでしょうか。 2024.04.20 10:30 Sat5