「数字が物語っている」CL2戦連発の鎌田大地に「脱帽」と現地紙が評価、昨季の活躍に準え「ヨーロッパのダイチが帰ってきた」

2022.10.27 11:40 Thu
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フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が高い評価を受けている。26日、フランクフルトはチャンピオンズリーグ(CL)グループD第5節でマルセイユをホームに迎えた。

勝たなければ敗退が決まるフランクフルト。大事な一戦となった中、開始3分に鎌田が魅せる。
フランクフルトは左サイドでパスを繋いで仕掛けると、エヴァン・エンディカがグラウンダーのクロス。これをイェスパー・リンドストロームがスルーすると、ボランチの位置から飛び出した鎌田がボックス手前で受けて、そのままボックス内に持ち込み、中央からシュートを流し込んだ。

これで鎌田は前節のトッテナム戦に続いて2試合連続の先制ゴール。これは日本人として初の快挙に。また、シーズンのゴール数を「10」に伸ばし好調を維持している。

ドイツ『Frankfurter Rundschau』はこの試合で最も良かった選手に鎌田をピックアップ。ゴールを称え、攻撃を牽引したことを評価した。

「要となり、ペースを作り、テンポを決定する重要なポイントとなった。彼はゴールでも脅威となっている」

「3分に重要な1-0とするゴールを決め、今シーズンの公式戦9点目を記録した。ヨーロッパのダイチが帰ってきた」

「フランクフルトで150試合34ゴール30アシストという数字が物語っている。脱帽」

フランクフルトは現在3位。最終節では日本代表MF守田英正が所属する2位のスポルティングCPと決勝トーナメント進出を懸けて戦う。

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