マドリード・ダービー敗戦も…シメオネ監督はチームを誇る「すべてを出し切ってくれた」

2022.09.19 11:24 Mon
Getty Images
アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督は、レアル・マドリー戦後にポジティブな反応を示した。スペイン『マルカ』が伝えている。
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18日に行われたラ・リーガ第6節でマドリーをホームに迎えたアトレティコ。18分に相手FWロドリゴに先制ゴールを決められると、36分には相手MFフェデリコ・バルベルデに追加点を許し、2点ビハインドで前半を終えた。試合を折り返して攻勢に出ると、83分にGKティボー・クルトワのミスからスペイン代表DFマルク・エルモソが1点を返したが、反撃はここまで。後半アディショナルタイムには相手選手と不必要な小競り合いを起こしたエルモソが続けて2枚のカードをもらって退場となった中、1-2で敗戦した。
マドリッド・ダービーを制することができずに今季2敗目を喫したアトレティコ。しかし、シメオネ監督は試合後の会見で選手たちの戦いぶりを称えた。

「選手たちはこの試合ですべてを出し切ってくれた。彼らは試合に対して非常に直接的な強さを発揮した。守備から攻撃への切り替えも早く、力強さや、組織的なディフェンスといった面でも良いプレーできた。チャンスを生かすことができたのも素晴らしい」
「マドリーの監督の手腕は素晴らしい。揃っているタレント以上に驚異的なスピードでカウンターを仕掛けてくる。しかし、我々も常にこの試合を諦めることなく、後半はインテンシティを向上させたと思う。(マテウス・)クーニャと(アルバロ・)モラタが入ったことで、我々は少し息を吹き返した。でも、マドリーに対しては、より激しさがないといけなかったのかもしれない」

一方で、「いつものように毎試合、自分たちのベストを尽くし、少しでも多く得点できるように戦っている。だが、ホームで連敗したというのは事実だ」ともコメント。インターナショナル・ブレイク明けの次節に向けては「改善すべき点、うまくいっている点を把握した上で、セビージャ戦に臨んでいきたい」と意気込んだ。

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ラージョに3発完勝のアトレティコが上位追走で優勝争いに望みを繋ぐ【ラ・リーガ】

アトレティコ・マドリーは24日、ラ・リーガ第33節でラージョ・バジェカーノと対戦し3-0で勝利した。 前節のラス・パルマス戦でリーグ戦3試合ぶりの黒星を喫した3位アトレティコ・マドリー(勝ち点63)は、その試合のスタメンからコケとヒメネスをデ・パウルとラングレに変更した以外は同じスタメンを採用。セルロートとアルバレスを2トップに据えた[4-4-2]で試合に臨んだ。 リーグ戦3試合勝利のない10位ラージョバジェカーノ(勝ち点41)に対し、アトレティコは開始早々に先制する。3分、右サイドを持ち上がったM・ジョレンテのスルーパスから右サイド深くまで駆け上がったG・シメオネがダイレクトクロスを供給すると、これをセルロートがヘディングでゴールに叩き込んだ。 先制したアトレティコは、6分にもハビ・ガランの左クロスからセルロートがチャンスを迎えたが、ヘディングシュートはゴール右上に外れる。さらに8分には、中盤からのロングスルーパスに反応したセルロートがボックス左からシュートを放ったが、これはGKバタージャのセーブに阻まれた。 その後は一進一退の展開が続いたが、アトレティコは28分にピンチ。右サイドでパスを受けたラティウが巧みなトラップでDFハビ・ガランをかわすと、そのままボックス右まで侵攻。折り返しからイシが決定機を迎えたが、シュートはGkオブラクの好セーブに防がれた。 ハーフタイムにかけてはラージョがボールを保持する時間を増やしたが、アトレティコは前半終了間際に追加点を奪う。45分、右サイドから斜めのドリブルで切り込んだM・ジョレンテのバックパスをバイタルエリア右手前で受けたデ・パウルがゴール前へクロスを送ると、これを走りこんだギャラガーがヘディングで流し込んだ。 2-0で前半を終えたアトレティコは、後半開始早々にピンチを迎える。51分、左サイドを突破したアルバロ・ガルシアのクロスをファーサイドのイシが頭で合わせたが、これは好反応を見せたGKオブラクが弾き出した。 膠着状態が続く中、アトレティコは61分にセルロートを下げてグリーズマンを投入。すると77分、自陣でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、中盤でボールを受けたグリーズマンが中央を持ち上がり、ラストパス。これに反応したアルバレスがボックスライン付近からダイレクトシュートをゴール右隅に流し込んだ。 直後の81分にコケ、アスピリクエタ、リーノを投入し試合をクローズしたアトレティコが、そのまま3-0で完勝。2試合ぶりの白星で優勝争いに望みを繋いでいる。 アトレティコ・マドリー 3-0 ラージョ・バジェカーノ 【アトレティコ】 アレクサンダー・セルロート(前3) コナー・ギャラガー(前45) フリアン・アルバレス(後32) 2025.04.25 06:40 Fri
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ラ・リーガで躍動のルーマニア代表SBを巡ってリバプール、シティが争奪戦か?

ラージョ・バジェカーノで躍動するルーマニア代表DFアンドレイ・ラティウ(26)を巡り、プレミアのビッククラブが争奪戦を繰り広げているようだ。。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 ルーマニア生まれもアンドラ、ビジャレアルとスペインのクラブでユース年代を過ごしたラティウ。183cmの右サイドバックはビジャレアルのCチーム、Bチームを主戦場にファーストチームでも1試合プレーしたが、ADOデンハーグへの武者修行後にセグンダのウエスカへ完全移籍した。 その後、セグンダ屈指のラテラルとの評価を確立した後、2023年夏にプリメーラのラージョへステップアップ。昨シーズンはバックアッパーにとどまったが、今シーズンは開幕からレギュラーに定着。傑出したスピードと攻守両面での安定したパフォーマンスによって高い評価を得ている。 今回の報道によれば、ルーマニア代表でも主軸を担うラティウに関して、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの退団が予想されるリバプールと、イングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)の後釜を探すマンチェスター・シティが獲得に動いているという。 また、バルセロナ、アトレティコ・マドリーの国内2強に加え、トッテナム、ローマといった右サイドバックの補強を狙うビッグクラブも動向を注視しているとのことだ。 なお、ラージョと2028年まで契約を残すルーマニア代表DFに関しては2500万ユーロ(約41億1000万ユーロ)の契約解除条項が設定されているが、クラブはその金額を軸により高い金額での売却を考えているようだ。 2025.04.04 18:30 Fri
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後半AT被弾のアトレティコ、残留争うラス・パルマスにウノセロ敗戦【ラ・リーガ】

アトレティコ・マドリーは19日、ラ・リーガ第32節でラス・パルマスとのアウェイ戦に臨み、0-1で敗れた。 前節バジャドリーに4-2で打ち勝って連勝とした3位アトレティコは、アルバレスとセルロートの2トップで臨んだ、 18位ラス・パルマス(勝ち点29)に対し、フラットな[4-4-2]で臨んだアトレティコはラストパスにボールを持たせる入りとしたが、22分にピンチ。 ショートコーナーの流れからスアレスにGKオブラクを強襲するシュートを浴びせられた。さらに29分、ショートカウンターからエスーゴに際どいミドルを打たれてヒヤリとしたアトレティコは、37分に絶好機。 シメオネの右クロスをファーサイドのアルバレスがプッシュもGKホルカシュの好守に阻まれシュートはポストに直撃した。さらに41分、セルロートがヘディングシュートでゴールに迫ったが、ここもホルカシュのビッグセーブに阻まれた。 ゴールレスで迎えた後半、押し込むアトレティコだったが、好機を作れないことを受けて65分にグリーズマンを投入。 終盤の83分にはシメオネがボックス右から際どい左足ミドルを放つも、追加タイム3分に痛恨の失点。GKホルカシュのロングフィードの流れからボックス内での混戦の中、ハビ・ムニョスに蹴り込まれた。 このままウノセロ敗戦となったアトレティコの3連勝はならなかった。 ラス・パルマス 1-0 アトレティコ 【ラス・パルマス】 ハビ・ムニョス(後48) 2025.04.20 06:05 Sun

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