アストン・ビラ元指揮官がジェラード監督を心配「正直すぎる」…ここまで17位と低迷
2022.09.09 21:30 Fri
かつてアストン・ビラで指揮を執ったティム・シャーウッド氏が、スティーブン・ジェラード監督を心配しているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。
今夏はブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの完全移籍移行やフランス代表MFブバカル・カマラの獲得など、実力者の補強に成功したアストン・ビラ。しかし、プレミアリーグでは現在17位と、大型補強の効果を発揮できていない。
当然、ジェラード監督の去就が注目されるように。そんななか、2015年2月にアストン・ビラの監督に就任も、わずか8カ月で解任されたという経歴を持つシャーウッド氏が言及。正直さが仇となってクラブを追われる可能性があると心配している。
「ジェラードがクラブにやってきたとき、私は彼に心から惹かれた。誠実で、常に真実を語り、就任当初の成績には驚かされた。だが、TVカメラの前で正直だ。正直過ぎるときもある。メディアに対してそれは報われない」
「それこそが彼のスタンスなのだろう。私も同じようにいつも胸を張っていたよ。だが、最終的にはそれが仇となり、仕事を失うことになる。彼は選手たちのプレッシャーを取り払おうとしているが、そうすると彼自身のプレッシャーも大きくなる」
なお、プレミアリーグは9日、今週末に予定されていた第7節の全試合中止を決定。エリザベス2世女王陛下の死去を受けた対応で、各クラブが女王への敬意を表することで合意したとのことだ。
今夏はブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの完全移籍移行やフランス代表MFブバカル・カマラの獲得など、実力者の補強に成功したアストン・ビラ。しかし、プレミアリーグでは現在17位と、大型補強の効果を発揮できていない。
当然、ジェラード監督の去就が注目されるように。そんななか、2015年2月にアストン・ビラの監督に就任も、わずか8カ月で解任されたという経歴を持つシャーウッド氏が言及。正直さが仇となってクラブを追われる可能性があると心配している。
「それこそが彼のスタンスなのだろう。私も同じようにいつも胸を張っていたよ。だが、最終的にはそれが仇となり、仕事を失うことになる。彼は選手たちのプレッシャーを取り払おうとしているが、そうすると彼自身のプレッシャーも大きくなる」
3日に行われたマンチェスター・シティ戦で勝ち点1を積み上げ、少なからず浮上への機運も高まっているアストン・ビラ。現役時代に持ち前のリーダーシップを発揮してリバプールを支えたジェラード監督の手腕に大きな注目が集まっている。
なお、プレミアリーグは9日、今週末に予定されていた第7節の全試合中止を決定。エリザベス2世女王陛下の死去を受けた対応で、各クラブが女王への敬意を表することで合意したとのことだ。
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