「就任して以来、一番良い時期」浦和・リカルド監督が古巣相手の勝利も、決勝まで残り1勝「まだ何も達成していない」

2022.08.23 12:35 Tue
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©︎CWS Brains, LTD.
浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が、BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)との試合を振り返った。浦和は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16でマレーシアのジョホール・ダルル・タクジム(JDT)と対戦。0-5で圧勝し、準々決勝に駒を進めた。

相手は手倉森誠監督率いるBGパトゥム・ユナイテッッド。かつてはバンコク・グラスと呼ばれていたチームで、リカルド監督が指揮したこともあるチームとの対戦となった。
その浦和はJDT戦からスタメンを1名だけ変更。大久保智明に代えて、関根貴大を起用した。

立ち上がりから積極的な入りを見せた浦和は、開始1分で裏への一本のパスを松尾佑介が決め、早々に先制と思われたが、コントロール時にハンドがあったとしてVARチェクの結果、取り消しに。さらに25分には、関根がボックス手前からのシュートを叩き込むも、今度は松尾がオフサイドでブラインドがあったとし、こちらもVARチェックの末に取り消しとなった。

前半で2度ネットを揺らしながらもゴールが認められなかった浦和だったが、32分にダヴィド・モーベルグがネットを揺らしてついに先制。モーベルグは2試合で3ゴールとチームを助けている。

さらに42分には左CKから岩波拓也がヘディングでゴール。2点リードで折り返すと、後半には小泉佳穂明本考浩が追加点。4-0で快勝をおさめ、ベスト4入りを果たした。

リカルド監督は試合後の記者会見で勝利を喜び、決勝へ意気込みを新たにした。

「再び、良い試合ができたと思っている。2つのゴールが取り消され、ゴールを取るまでは苦労をしたが、全体的には非常に良い試合ができたと思う。ただ、前回の試合と比べると、疲労はあった様に思う」

「疲労がある中でも、前半のプレーはもちろん良かったが、後半は相手がディフェンスのやり方を変えてきたことに対してしっかりとソリューションを見つけながらプレーできていたと思う」

「今は良い流れだが、この前も言った通り、まだ1試合残っており、まだ何も達成していない。しっかりと闘って勝って、決勝に行きたいと思う」

選手たちが相手の変化に対応できたことを称えたリカルド監督。ゴールが取り消されたものの、立ち上がりの強度の高さについても言及した。

「今は私が浦和レッズの監督に就任して以来、一番良い時期を迎えていると思う。メンタルのところでも非常に良い準備ができている。今は短い時間の中で点を取りながら、リードした状態でハーフタイムを迎えることができている」

「この日程で考えると、3試合ではなく1試合1試合という考え方だが、その中で選手にも休みを与えながらやれていると思っている」

「リーグももちろん大事で、その中で我々は凄く良い流れでできているので、このまま成長を続けていきながら、この大会を含めた3大会をしっかり戦っていくことが大事だと思う」

浦和はACLの他、YBCルヴァンカップもベスト4に残っている状況。リーグ戦の優勝は厳しい位置にいるが、来季のACL出場権争いは残っている状況だ。

後半に入り、相手のやり方に対して押し込まれる瞬間もあった浦和。「ディフェンスについては[4-4-2]のまま変えることなく継続してやっていった。相手は後半、左サイドバックが立ち位置を変え、22番(ウォラチット・カニスリバムフン)とジオゴ(・ルイス・サント)がシャドーの位置に入ってプレーしていたと思う」

「あまりディテールのことは話したくないが、ボールを持っているときにいかに相手のバランスを崩すかというところで、過去に取り組んだことのある方法を選択していった。その中で、ボールを持ちながら相手を押し込むことができたと思う」

「途中から代わって入った選手たちもチームにとってプラスになる働きをしてくれた。江坂(任)、キャスパー(・ユンカー)、明本(考浩)などがチームに大きなサポートをしてくれたおかげで、遂行しようとしていたプランがうまく継続できたと思う」

2試合続けて後半にしっかりと選手を代えながらも、パフォーマンスが落ちずに追加点を奪えた浦和。あと1勝で決勝への道が開く。

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