【2022年カタールへ期待の選手vol.111】ルヴァン8強敗退で残るはJ1タイトルのみ。パリ世代の主軸ボランチの最終アピールの行方はいかに?/藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス/MF)

2022.08.13 18:15 Sat
©︎J.LEAGUE
「カタール・ワールドカップ(W杯)に行けたらいいですけど、そんなに簡単な壁ではない。この大会がよかったから呼ばれるというのはないと思うので。今回をきっかけに自信がついたので、Jリーグでもしっかり活躍していって、そういった日常が評価されていくことが大事だと思います」

先月27日のEAFA E-1選手権のラストマッチ韓国戦(豊田)。宿敵を撃破し、タイトルをつかむと同時に評価を大きく上げたパリ五輪世代の主軸ボランチ・藤田譲瑠チマ(横浜FM)は、いち早く先を見据えていた。
E-1では香港(鹿島)・韓国の2試合に出場。A代表初招集とは思えない堂々たるパフォーマンスを披露した。視野の広さやワイドな展開力、緩急をつけたパス回し、鋭い戦術眼はかつての小野伸二(札幌)を彷彿させるものがあった。フランス代表のエンゴロ・カンテ(チェルシー)や元フランス代表のクロード・マケレレになぞらえるメディアもあったほど、弱冠20歳の若武者はポジティブな印象を残した。だからこそ、その先が重要だったのだ。

本人も言うように、現段階でのA代表定着は藤田にとって険しい道だ。ご存じの通り、森保ジャパンのボランチ陣には、遠藤航(シュツットガルト)、守田英正(スポルティングCP)、田中碧(デュッセルドルフ)ら欧州組がひしめいており、鎌田大地(フランクフルト)や原口元気(ウニオン・ベルリン)もインサイドハーフの一角を占めつつある。そこに割って入ろうと思うなら、相当なインパクトが必要。Jリーグレベルを超越した一挙手一投足を示さない限り、3カ月後のカタール行きは叶わない。

そういう意味で、E-1後の横浜F・マリノスでの一挙手一投足が注目されていたが、残念ながら、チーム自体が芳しくない。7月30日の鹿島アントラーズとの上位対決に2-0で勝利し、J1制覇へ大きなアドバンテージを得たと思われたが、8月に入ってから停滞。YBCルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦(ホーム&アウェー)とJ1・川崎フロンターレ戦で公式戦3連敗という予期せぬ苦境に直面しているのだ。
藤田自身も鹿島戦は後半途中から出場。白星に貢献することができたが、その後の3試合はスタメンに名を連ねながら、悪循環を断ち切ることができていない。もちろん直近の8月10日の広島戦は角田涼太朗の退場、畠中槙之輔のミスなどが重なり、広島にいいようにやられてしまったが、そういう時に流れをガラリと変えられるような存在にならなければいけないのも確かだ。

E-1の時にも「自分自身の改善点はボールを奪いきるところ。奪うべきところで奪いきれなかったり、攻撃で前を向ける時にバックパスしてしまうところは直さないといけない。森保(一)監督から何か言われたわけではないですけど、遠藤航さんとかと比較した時に自分はそういうところが足りないと思っています」と課題を口にしていた藤田。そこに積極的に取り組もうという姿勢は色濃く感じられる。が、現状では物足りなさも拭えない。もっともっと高い領域に到達すべく、努力を続けていくしかないのだ。

ただ、若い選手というのは、小さなきっかけで劇的に変化する可能性がある。ここ数試合は苦しんでいるかもしれないが、13日には湘南ベルマーレ戦(※台風の影響で当日中止)があるし、その直後にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の大舞台が控えている。

今回のACLの決勝トーナメントは日本開催。横浜は18日にヴィッセル神戸との一発勝負に挑み、勝ち上がれば、22日の準々決勝、25日の準決勝と進んでいくことになる。1週間で重要なゲームが3つ続くという点はE-1とほぼ同じ流れ。7月につかんだ飛躍のきっかけを再度、得られるのは朗報と言っていい。

「年上の人にも気負いなくやるっていうのが自分のいいところ。今までやってきたことを今まで通りにやれればいい」とも彼は語っていたが、どんな大舞台でも平常心で戦える強心臓は魅力。試合の重みが大きければ大きいほど力を発揮できる強みを今こそ、存分に示すべき時なのだ。

それをACLで実証できれば、9月の欧州遠征帯同への道も開けてくる。11〜12月の本大会前に直前合宿がないカタールW杯は、9月のインターナショナル・マッチデー(IMD)が最終調整の場と位置づけられている。そこでメンバー絞り込みも行われるだけに、本気でカタールに行きたいと願うなら、何としても遠征に滑り込まなければならない。

パリ世代のメインターゲットは2026年アメリカ・カナダ・メキシコ共催W杯になるが、早いうちに大舞台を経験できれば、それに越したことはない。藤田には目の前に転がっているチャンスを貪欲につかみにいってもらいたいのだ。

8月の公式戦は自身のキャリアの分岐点になるかもしれない。そのくらいの覚悟と決意を持ってピッチに立ってほしい。藤田の持てる全ての力を見せつけることで、新たな未来が開けるはずだ。


【文・元川悦子】
長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。

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【U-23日本代表プレビュー】金メダルを目指す第一歩、半田陸の無念の離脱もフランス戦をベースか/vsU-23パラグアイ代表【パリ五輪】

24日、パリ・オリンピックの男子サッカー競技が開幕。本大会の開会を前に行われる先陣を切る競技となる。 アジア王者として今大会に臨むU-23日本代表。最後のテストマッチでは開催国であり金メダル候補でもあるU-23フランス代表相手にドローを演じた。 金メダルを目指すと公言している中、まずは56年ぶりのメダル獲得を目指すための第一歩をスタートする。 <span class="paragraph-subtitle">◆目指すは頂点のみ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240724_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 大岩剛監督率いるチームは、「A代表経由パリ行き」を発足当時から掲げ、チーム全体の成長を目指して活動してきた。 実際にFW細谷真大やMF藤田譲瑠チマなどA代表を経験した選手もいるが、それ以上に進化を見せたのがヨーロッパの舞台でプレーする選手が大幅に増えたということだ。 18名の本大会登録メンバー(当初の予定)に加え、4名のバックアップメンバーを選考する上でも、海外クラブとの交渉は難航を極め、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF鈴木唯人(ブレンビー)、GK鈴木彩艶(パルマ)などは招集が不可能に。そしてオーバーエイジの選手も結果的には招集できず、2008年の北京オリンピック以来となるU-23世代のみのチーム編成となった。 長らくチームとして戦っていたこともあり、選手たちの連係面は全く問題がないと言って良いだろう。アジアを制した苦しみも共に分かち合ったメンバーがほとんど。ただ、その中で開幕目前にアクシデントが。DF半田陸(ガンバ大阪)がケガによりまさかの離脱。初戦の直前で、メンバーの入れ替えが行われることとなった。 アクシデントもあった中、それでも戦い切らなければいけないこの戦い。初戦の相手であるパラグアイは、A代表も含めて伝統的に堅い守備が特徴。しっかりとブロックを引いて、カウンターを狙ってくる可能性が高い。 日本としては平河悠(ブリストル・シティ)や斉藤光毅(ロンメル)など個で打開できるサイドアタッカーに加え、中盤がいかにゲームコントロールをするのかがポイントとなりそうだ。初戦でしっかりと勝ち点3を獲得し、大きな一歩を踏み出したい。 <span class="paragraph-subtitle">◆5大会ぶり3度目の出場</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240724_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するパラグアイは、5大会ぶり3度目の出場となる。2枠という厳しい南米予選をアルゼンチンと共に勝ち抜いたパラグアイ。グループステージではそのアルゼンチンと同居しながら2位で通過を果たした。 そして迎えたファイナルステージでは、アルゼンチンの他、ブラジル、ベネズエラと同居。リオ・デ・ジャネイロ、東京と2大会連続で金メダルを獲得し、A代表経験もあるFWエンドリッキ(レアル・マドリー)らを擁するブラジルが出場すると誰もが思っていた中、そのブラジルにも勝利し、首位での南米予選を決めた強豪だ。 守備の要はキャプテンも務めるオーバーエイジのDFファビアン・バルブエナ(ディナモ・モスクワ)。A代表でも40キャップを記録しているベテランを中心に、どういった守備を見せるのか、注目が集まる。 ただ、日本が善戦したフランス相手には4-1で惨敗。U-23ウクライナ代表との最後のテストマッチは2-2のドローとなっており、直近6試合は勝利がない状況。初戦をどう戦ってくるのか注目だ。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-3-3]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240724_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> GK:小久保玲央ブライアン DF:関根大輝、高井幸大、木村誠二、大畑歩夢 MF:山本理仁、藤田譲瑠チマ、三戸舜介 FW:平河悠、藤尾翔太、斉藤光毅 フランスとの激闘から1週間。ここからは中2日での過酷な連戦が続いていくこととなる。 初戦でまずは勝利を収めておきたい中、メンバーはフランス戦がベースになると予想する。 GKはこのチームの正守護神である小久保玲央ブライアン(シント=トロイデン)だろう。フランス戦でもビッグセーブを見せ、アジア王者になったAFC U23アジアカップでも出色の出来を見せた。パフォーマンスにも自信がみなぎり、日本のメダルのカギを握る1人と言っても良い。 最終ラインは、残念なことに前述の通り半田陸(ガンバ大阪)がケガにより離脱となってしまった。サイドバックが元々手薄だった中で、両サイドバックでプレーできる半田を失ったことは非常に手痛いと言える。その中で、初戦は右から関根大輝(柏レイソル)、高井幸大(川崎フロンターレ)、木村誠二(サガン鳥栖)、そして大畑歩夢(浦和レッズ)が並ぶことになるだろう。 フランス戦では大畑のところに半田が入っていたが、後半途中で出場した大畠は決定的なチャンスを防ぐなど、力強いプレーも見せていた。左サイドでの攻撃参加にも注目が集まる。 中盤はチームの心臓でもある藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)をアンカーに、インサイドには山本理仁(シント=トロイデン)と三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)が入ると予想。フランス戦でも三戸が良いアクセントとなり、攻守で持ち味を出していただけに、良い状態を継続したい。 そして3トップは、右に平河悠(ブリストル・シティ)、左に斉藤光毅(ロンメル)、そしてトップに藤尾翔太(FC町田ゼルビア)と予想する。平河は少ないながらもフランス戦では個の突破を見せていただけに、オリンピックの舞台でも期待したいところ。一方の斉藤はフランス戦はパッとせず、消える時間が多かったが、久々にこのチームで戦ったことも影響しただろう。この1週間でしっかりと取り戻していることに期待したい。 そして1トップに入る藤尾は、裏抜けやポストプレーなど、多くのパターンでプレーが可能。自身が活きるのか、周りを活かすのか、プレー判断に注目したい。 日本の初戦、パラグアイ戦は、24日の26時キックオフ。NHKで生中継される。 2024.07.24 17:30 Wed
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「やるべきことを変えない」10人相手に5得点快勝、藤田譲瑠チマがチームを称える「アグレッシブにできた」

U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)が、パリ・オリンピックの初戦となったU-23パラグアイ代表戦を振り返った。 パリ・オリンピックの開幕を前に、男子サッカー競技が24日にスタート。U-23日本代表は、U-23パラグアイ代表と初戦で対戦した。 南米予選1位のパラグアイに対し、アジア王者として臨んだ日本。前半にMF三戸舜介のゴールで先制すると、相手が危険なタックルで一発退場。しかし、これによりFW平河悠が負傷交代するアクシデントも起こってしまった。 パラグアイは10人となり、日本は数的有利となった中、後半はパラグアイに押し込まれる展開に。それでも凌ぎ切ると、そこからゴールラッシュ。三戸の2点目に加え、MF山本理仁、途中出場のFW藤尾翔太の2ゴールなど、大量5ゴールで初戦白星スタートを切った。 キャプテンとしてチームを牽引した藤田は、初戦の快勝について「凄く大きいです。チームとして流れに乗れますし、良いスタートを切れました」とコメント。初戦での勝利を喜んだ。 相手が早い時間で10人となったが、ブレることはなかったという。「自分たちがやるべきことは変えないと話していました。このまま点を取って行って、得点差をつけようとしていました」と、緩めることなく、しっかりと得点を重ねていこうとしたと語った。 終わってみれば5ゴール。大きなアドバンテージになったが、「得点の取り方もセットプレーやカウンターなど色々とバリエーションもあって、内容も良かったです」と藤田は振り返る。 勝負を分けたポイントは「先制点が取れたことは大きかったですし、チームとしてもアグレッシブにサッカーできたので、相手を上回れたと思います」と、良い時間で効果的にゴールを重ねたこともプラスだったとした。 まだパリ五輪そのものはスタートしていない中、先陣を切って始まった男子サッカー。深夜帯でも多くの人が日本を応援した中、藤田は「深夜の中、応援してくれた方に感謝していますし、現地に来てくれた方にも感謝しているので、感謝の気持ちは自分たちはピッチ上で頑張るので、また応援してもらえたらと思います」と感謝のメッセージ。「しっかりと準備して勝ち切りたいです」と次節のU-23マリ代表戦へ意気込んだ。 2024.07.25 04:35 Thu

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「えっ…」日本勝利を知らされたフランス代表デンベレのリアクションが話題に!「そりゃそうなる」

フランス代表FWウスマーヌ・デンベレが日本代表の勝利に驚いた。 日本は23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第1節でドイツと対戦。下馬評ではW杯通算4度優勝のドイツが優勢とされるなか、後半の見事な逆転劇で2-1と勝利した。 大金星とも言える勝利だったが、その衝撃は他国の選手にも知れ渡った。 22日に日本と同じアジアのオーストラリア代表を4-1と粉砕したフランスのデンベレは記者会見中にその事実を知らされることに。記者から日本勝利を聞かされると、思わず「えっ」と聞き返し、「そうなんだ…」と唖然とした様子だった。 このリアクションはSNS上でも大きな話題になり、「そりゃそうなる」、「かわいい」、「びっくりだよね」、「めっちゃ驚いてる」と反響を呼んだ。 日本の勝利は海外のメディアでも「奇跡」や「サプライズ」などと伝えられており、日本以外の国や選手にとっても大きな衝撃だったようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】日本勝利を知らされたフランス代表デンベレ(0:10~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"> Quand Dembélé apprend en direct que l&#39;Allemagne a perdu contre le Japon : &quot;HEIN ???&quot; <a href="https://t.co/yCJ2nbCtNf">pic.twitter.com/yCJ2nbCtNf</a></p>&mdash; RMC Sport (@RMCsport) <a href="https://twitter.com/RMCsport/status/1595448208657891330?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.24 12:35 Thu
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アジア王者の日本、パリ五輪ではグループDに入りパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦!

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