スパーズがセットプレーのスペシャリスト獲得へ! 4830種類を操る敏腕

2022.06.29 18:38 Wed
Getty Images
トッテナムがセットプレーの専門家の招へいに迫っているようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が報じている。

アントニオ・コンテ監督の下、今シーズンのプレミアリーグを4位でフィニッシュしたトッテナム。新シーズンに向けては久々のチャンピオンズリーグ(CL)での戦いを楽しみつつ、リーグ戦ではマンチェスター・シティ、リバプールの2強が主役を演じる優勝争いへ挑戦する。

ここまですでに3選手を獲得するなど、積極的な移籍市場を過ごす一方、近年攻守両面でウィークポイントとなっているセットプレー改善に向け、スペシャリストの招へいに動いているようだ。
『フットボール・ロンドン』によると、トッテナムはイタリア代表や、ミラン、リーズ、ブレントフォード、フィオレンティーナなどで、セットプレーの専門コーチとして確かな手腕を発揮してきたジャンニ・ヴィオ氏(69)の招へいに近づいているという。

元銀行員で、過去にセットプレーに関する論文や著書を発表したことでも知られるヴィオ氏は、4830種類のセットプレーを操るスペシャリスト。
『That Extra 30 Per Cent』というセットプレーに関する著書が元イタリア代表GKのワルテル・ゼンガ氏の目に留まり、2008年にカターニャに招へいされた際にはチームの総得点44点の内、セットプレーから17得点を記録し、残留に導いた実績は広く知られるところだ。

また、過去のイギリス『ガーディアン』のインタビューでは、「自分のチームが抱えているプレーヤーを分析し、彼らのスキルセットに合わせた解決策を見つける必要がある」と、自身のコーチングスタイルに関しても言及していた。

トッテナムではデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの退団以降、韓国代表FWソン・フンミンらがメインのプレースキッカーを務めてきたが、セットプレーでの得点が課題となっている。

ヴィオ氏の招へいによって、ゴールの可能性が著しく低く、サポーターの不興を買うイングランド代表FWハリー・ケインの直接FKを含め、セットプレーの改善が期待されるところだ。

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アストン・ビラがEL決勝控えるスパーズに勝利、3連勝で2季連続のCL出場に望み【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第37節、アストン・ビラvsトッテナムが16日に行われ、2-0でアストン・ビラが勝利した。 前節ボーンマス戦を1-0で逃げ切り、連勝でチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の5位チェルシーに勝ち点で並んだ6位アストン・ビラ(勝ち点63)は、前節退場のラムジーに代わって2列目にマッギンが入った。 一方、5日後にヨーロッパリーグ決勝を控える17位トッテナム(勝ち点38)は、前節クリスタル・パレス戦でクルゼフスキが負傷。バックラインを中心に主力を温存した中、前節負傷から復帰したソン・フンミンが先発に戻った。 フラットな[4-4-2]で構えるトッテナムに対し、アストン・ビラがボールを握る中、6分にワトキンスが枠内シュートを浴びせると、1分後にもスペンスからボールを奪ったマッギンがボックス左から際どいシュートを浴びせた。 守勢のトッテナムは15分、左サイドのソン・フンミンがカットインシュートで牽制すると、1分後には決定機。左サイドに流れたテルのクロスにオドベールがヒールで合わせたが、シュートはGKマルティネスのセーブに阻まれた。 立て続けにピンチを迎えたアストン・ビラは19分に応戦。左クロスにロジャーズがダイレクトで合わせたシュートが枠を捉えるも、GKキンスキーのファインセーブに阻止された。 その後も押し込むアストン・ビラは36分、アセンシオが際どいカットインミドルでゴールに迫った中、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半も同様の構図で試合が立ち上がると59分にアストン・ビラが先制する。左CKをファーサイドのワトキンスがヘッドで落とし、コンサがボレーで合わせた。 先制後も攻勢のアストン・ビラは69分にマッギンがカットインから際どいミドルを浴びせると、73分に追加点。ボックス手前右でパスを受けたカマラが左足コントロールシュートでネットを揺らした。 2点を追う展開となったトッテナムはソランケとベンタンクールを投入するもゴールを割れず。プレミアリーグ連敗でEL決勝に向かうことになった。 一方、3連勝としたアストン・ビラは2季連続のCL出場を懸けて最終節マンチェスター・ユナイテッド戦に臨むことになった。 アストン・ビラ 2-0 トッテナム 【アストン・ビラ】 エズリ・コンサ(後14) ブバカル・カマラ(後28) 2025.05.17 05:31 Sat

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