ラポルタ会長が今夏の移籍市場に言及! 財政問題クリア楽観視で噂される主力売却に否定的な見解
2022.05.18 07:05 Wed
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、今夏の移籍市場に向けた財政面の問題クリアを楽観的に考えているようだ。スペイン『ESPN』が伝えている。
今シーズンの開幕前に13億5000万ユーロ(約1840億円)の負債を明かしたバルセロナ。さらに、新たに2億4200万ユーロ(約330億円)の損失が発覚したことを受け、先日にラ・リーガはバルセロナの今夏移籍市場での使用限度額をマイナス1億4400万ユーロ(約196億円)に設定したことをアナウンスしていた。
また、2年連続の赤字決算を回避するため、6月末の決算期を前にして、現金の投入も必要と考えられている。
今シーズンのラ・リーガの2位以内が確定し、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権及び、スーペル・コパ・デ・エスパーニャ出場権を手にしたクラブは、スポーツサイドで獲得可能な資金調達を完遂。
ただ、今夏の獲得が噂されるバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキらの移籍金を調達するためには、クラブの未来であるスペイン代表MFペドリや同MFガビを除き、現時点で最も高額な移籍金が見込めるオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの売却が必要との報道が出ている。
レヴァンドフスキ獲得の可能性に関する質問に関しては、「(スポーツ・アドバイザーの)ジョルディ・クライフと、(スポーツ・ディレクターの)マテュー・アレマニーに任せればいい」と、明言は避けたものの、6月末までに取り組んでいる一連の金銭的合意を完了できれば、夏の大型補強を成功させるため、痛みを伴う売却は必要ないと楽観的な反応を示した。
「財政状況はあまり良くない。しかし、我々は競争力のあるチームを作るために懸命に働いている。簡単なことではない。状況を好転させるために取り組んでいる」
「クラブの財政を何とか整理できれば、そうなると思うが、我々が考えているすべての作戦を実行することができる」
「バルセロナのプレーヤーの中には、市場で求められているプレーヤー(F・デ・ヨング)がいる」
「しかし、我々が取り組んでいることが経済的にうまくいけば、経済的な理由による売却はないはずだ」
「痛みを伴う売却があるかどうかは分からない。現時点では、クラブの財政が最優先だからだ。だが、我々がやりたいことを、6月30日までにやれれば、それは壮大なものになると思う」
なお、ラポルタ会長が言及した金銭的合意に関しては、クラブ内の映像制作会社である『バルサ・ストゥディオス』と、『バルサライセンシング&マーチャンダイジング』の株式49%の売却による資金調達。さらに、過去に一度拒否した投資ファンド『CVCキャピタル・パートナーズ』からの資金調達、将来的なテレビ放映権料10%の売却といったものがあるという。
また、新戦力補強と並行して行っているフランス代表FWウスマーヌ・デンベレとの契約延長交渉に関しては、来週中にも何らかの動きがあることを示唆している。
「彼は残留を希望しているが、我々の提案より優れていると思われる他の選択肢に誘惑されている」
「彼はすでに我々のオファーを受けており、シーズンが終わる来週には、我々に返答するはずだ。我々はこの問題を今すぐ解決したいが、彼らに(決断を)迫ることはできない」
「チャビは彼を気に入っているし、私も同様だ。プレーヤー自身はドレッシングルームと良い関係を築いているし、彼の友人(オーバメヤン)も入ってきているが、彼の代理人も自分たちの利益を考えており、彼らの決断を待っているところだ」
今シーズンの開幕前に13億5000万ユーロ(約1840億円)の負債を明かしたバルセロナ。さらに、新たに2億4200万ユーロ(約330億円)の損失が発覚したことを受け、先日にラ・リーガはバルセロナの今夏移籍市場での使用限度額をマイナス1億4400万ユーロ(約196億円)に設定したことをアナウンスしていた。
また、2年連続の赤字決算を回避するため、6月末の決算期を前にして、現金の投入も必要と考えられている。
ただ、今夏の獲得が噂されるバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキらの移籍金を調達するためには、クラブの未来であるスペイン代表MFペドリや同MFガビを除き、現時点で最も高額な移籍金が見込めるオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの売却が必要との報道が出ている。
そういった中、ラポルタ会長は17日、スペイン『Catalunya Radio』で現時点でのクラブ財政、今夏の補強に関する見通しについて語った。
レヴァンドフスキ獲得の可能性に関する質問に関しては、「(スポーツ・アドバイザーの)ジョルディ・クライフと、(スポーツ・ディレクターの)マテュー・アレマニーに任せればいい」と、明言は避けたものの、6月末までに取り組んでいる一連の金銭的合意を完了できれば、夏の大型補強を成功させるため、痛みを伴う売却は必要ないと楽観的な反応を示した。
「財政状況はあまり良くない。しかし、我々は競争力のあるチームを作るために懸命に働いている。簡単なことではない。状況を好転させるために取り組んでいる」
「クラブの財政を何とか整理できれば、そうなると思うが、我々が考えているすべての作戦を実行することができる」
「バルセロナのプレーヤーの中には、市場で求められているプレーヤー(F・デ・ヨング)がいる」
「しかし、我々が取り組んでいることが経済的にうまくいけば、経済的な理由による売却はないはずだ」
「痛みを伴う売却があるかどうかは分からない。現時点では、クラブの財政が最優先だからだ。だが、我々がやりたいことを、6月30日までにやれれば、それは壮大なものになると思う」
なお、ラポルタ会長が言及した金銭的合意に関しては、クラブ内の映像制作会社である『バルサ・ストゥディオス』と、『バルサライセンシング&マーチャンダイジング』の株式49%の売却による資金調達。さらに、過去に一度拒否した投資ファンド『CVCキャピタル・パートナーズ』からの資金調達、将来的なテレビ放映権料10%の売却といったものがあるという。
また、新戦力補強と並行して行っているフランス代表FWウスマーヌ・デンベレとの契約延長交渉に関しては、来週中にも何らかの動きがあることを示唆している。
「彼は残留を希望しているが、我々の提案より優れていると思われる他の選択肢に誘惑されている」
「彼はすでに我々のオファーを受けており、シーズンが終わる来週には、我々に返答するはずだ。我々はこの問題を今すぐ解決したいが、彼らに(決断を)迫ることはできない」
「チャビは彼を気に入っているし、私も同様だ。プレーヤー自身はドレッシングルームと良い関係を築いているし、彼の友人(オーバメヤン)も入ってきているが、彼の代理人も自分たちの利益を考えており、彼らの決断を待っているところだ」
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バルセロナのスペイン代表MFガビの秘密が1つ明らかになった。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 今季17歳という若さでファーストチームデビューを果たしたカンテラの至宝ガビ。10月にはスペイン代表デビューし、85年ぶりに最年少出場記録を塗り替えた。 ここまで公式戦に17試合に出場しているが、チャビ・エルナンデス新監督就任以降の6試合でもスタメン起用されており、新体制でもその存在感を遺憾なく発揮している。 その実力もさることながら、別の注目を浴びていたのがガビのスパイクの靴紐だ。 ガビは試合中に靴紐が解けた状態でプレーすることがよくあり、一種の迷信的な行いなのではないかとも噂されていたが、スペイン人記者のマルク・マルバ・プラッツ氏によると、その理由は単純なものだった。 「ガビは幼い頃から靴紐をほどいたままプレーしている。それは、靴紐の結び方をよく知らないからだ。彼は気にしていないし、それでプレーしている」 最近では、同僚のU-19スペイン代表MFニコ・ゴンサレスが、自身のインスタグラムで「学ぶ時間…」というコメントを添えて、ガビの靴紐を結んであげている写真を掲載しており、ガビの靴紐の秘密に関しては、チームメイトにも知れ渡っているようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】スパイクのひもが解けまくるガビ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi1.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi2.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi3.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2021.12.21 21:15 Tue2
バルセロナ注目の“いとこコンビ”が偉業達成…バルサ・アトレティックの最年少ゴール&歴代3位記録を同じ試合で更新
バルセロナのカンテラに所属する注目の“いとこコンビ”が偉業を成し遂げた。 バルセロナのリザーブチームで、スペイン3部に所属するバルサ・アトレティック(前バルセロナB)。 7日にホームでプリメーラ・フェデラシオン第3節のオウレンセ戦を戦ったチームでは、U-17スペイン代表FWトニ・フェルナンデス、同MFギジェ・フェルナンデスの16歳いとこコンビが偉業を成し遂げた。 1点リードで迎えた前半41分、中央で味方とパス交換してゴール前に侵入したトニは低空の見事な左足ジャンピングボレーを右隅に叩き込む。この直後の45分にはボックス中央でトニから横パスを受けたギジェが右足を振ると、ブロックを試みた相手DFにもディフレクトしたシュートがゴール右隅に突き刺さった。 このゴールは2人にとってバルサ・アトレティックでの初ゴールとなったが、いずれも年少記録を更新するモノとなった。 ギジェが16歳2カ月21日で決めたゴールは元スペイン代表FWボージャン・クルキッチの16歳2カ月28日の記録を抜き、歴代3位の年少ゴールに。 一方、トニの16歳1カ月23日でのゴールは元ナイジェリア代表FWハルナ・ババンギダの16歳1カ月28日を抜き、歴代最年少ゴールとなった。 ちなみにバルセロナのレジェンド中のレジェンドであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは17歳2カ月13日で歴代6位だ。 なお、インテリオールを主戦場とするギジェはプレシーズンツアーでハンジ・フリック監督から定期的にプレー機会を与えられ、センターフォワードや右ウイングを主戦場とするトニもモナコとのジョアン・ガンペール杯でプレー機会を与えられており、近い将来のファーストチームデビューも期待されている。 <span class="paragraph-title">【動画】トニ・フェルナンデスが決めた最年少ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ca" dir="ltr">Toni Fernández turns heads in last night's win for Barça Atlètic <a href="https://twitter.com/hashtag/MadeInLaMasia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MadeInLaMasia</a> | <a href="https://twitter.com/FCBmasia?ref_src=twsrc%5Etfw">@FCBmasia</a> <a href="https://t.co/CbYbyDz1kb">pic.twitter.com/CbYbyDz1kb</a></p>— FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1832718549401440469?ref_src=twsrc%5Etfw">September 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.09 07:30 Mon3
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu4
