CL準決勝初戦で勝利も、リバプールOBはクロップ監督の采配に疑問「もう1点とるべきだった」
2022.04.28 15:16 Thu
かつてリバプールでプレーした経歴を持つ元イングランド代表FWのマイケル・オーウェン氏が、ユルゲン・クロップ監督の采配に疑問を投げかけた。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
27日にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のビジャレアル戦1stレグに臨んだリバプール。アンフィールドの大声援を背に、立ち上がりから相手を圧倒すると、後半にオウンゴールで先制。直後にFWサディオ・マネにも得点が生まれ2-0で先勝した。
2018-19シーズン以来のCL決勝進出に大きく近づいたリバプールだが、イギリス『BTスポーツ』に出演していたオーウェン氏はクロップ監督の采配に対して不満をあらわに。5月3日の2ndレグで逆転されるリスクもあると語り、具体的にDFトレント・アレクサンダー=アーノルドを81分に下げて、より守備的な選手であるDFジョー・ゴメスを投入した決断に疑問を呈した。
「ビジャレアルはまだ死んでいない。リバプールがもう1点とっていれば、ゲームは完全に終わっていただろうがね」
「ジョー・ゴメスはトレントと比べてずっと守備的な選手だ。チームにとっての右サイドバックは、ピッチ上で最も攻撃的な選手の一人だったのにね」
オーウェン氏のこうした意見に対しては、同じくリバプールのOBであるピーター・クラウチ氏も一部同調。一方で、現在のチームであれば問題が起きる可能性は低いだろうと楽観的な姿勢を示した。
「3点とれば試合は終わり、ビジャレアルにとっては取り返しがつかない事態になっただろうね。2点差の場合は(逆転の)可能性もあるとは思うが、今のリバプールの調子を見ればそれは限りなく低いはずだ」
27日にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のビジャレアル戦1stレグに臨んだリバプール。アンフィールドの大声援を背に、立ち上がりから相手を圧倒すると、後半にオウンゴールで先制。直後にFWサディオ・マネにも得点が生まれ2-0で先勝した。
2018-19シーズン以来のCL決勝進出に大きく近づいたリバプールだが、イギリス『BTスポーツ』に出演していたオーウェン氏はクロップ監督の采配に対して不満をあらわに。5月3日の2ndレグで逆転されるリスクもあると語り、具体的にDFトレント・アレクサンダー=アーノルドを81分に下げて、より守備的な選手であるDFジョー・ゴメスを投入した決断に疑問を呈した。
「ジョー・ゴメスはトレントと比べてずっと守備的な選手だ。チームにとっての右サイドバックは、ピッチ上で最も攻撃的な選手の一人だったのにね」
「リバプールは試合がまだ生きていることを自覚して、(2ndレグに)臨まなければならないだろう。まだ何かあるかもしれない。もし先制点を奪われたら、相手は本当に生き返るだろうね。今夜に追加点を決めていれば、この試合は終わりを迎えたはずだ」
オーウェン氏のこうした意見に対しては、同じくリバプールのOBであるピーター・クラウチ氏も一部同調。一方で、現在のチームであれば問題が起きる可能性は低いだろうと楽観的な姿勢を示した。
「3点とれば試合は終わり、ビジャレアルにとっては取り返しがつかない事態になっただろうね。2点差の場合は(逆転の)可能性もあるとは思うが、今のリバプールの調子を見ればそれは限りなく低いはずだ」
マイケル・オーウェンの関連記事
リバプールの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
記事をさがす
|
マイケル・オーウェンの人気記事ランキング
1
“裏切り者”の烙印を押されたオーウェンが、リバプール復帰を阻んだ意外な選手を明かす
元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が、自身の移籍の舞台裏を明かした。 リバプールユース出身のオーウェン氏は、1997年に弱冠17歳でトップチームデビュー。クラブ、代表レベルで10代とは思えないプレーを見せ続け、“ワンダーボーイ"の愛称でリバプールファンのみならずイギリス国民から愛されていた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJXQ3NHRUx2SiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 2004年に当時銀河系軍団と言われていたレアル・マドリーに移籍。スペインでは1シーズンのみを過ごし、2005年すぐにイングランドに復帰することになったオーウェン氏は、古巣リバプールへの復帰を希望していたものの、移籍先となったのはニューカッスルだった。 その後2009年に、リバプールの永遠のライバルであるマンチェスター・ユナイテッドへ禁断の移籍。これにより、リバプールファンからは“裏切り者"の烙印を押され、今でもリバプールファンの多くは根強い怒りを持っている。 オーウェン氏はイギリス『BBC』のポッドキャストに出演すると、自身の移籍の舞台裏について回顧。マドリーからリバプール復帰が成立しなかった理由として、オファー額が低すぎたと明かした。 「(2005年)リバプールは私を復帰させるために800万ポンド(約10億円)のオファーを提示していた。でも、ニューカッスルが1600万ポンド(約20億円)のオファーを提示したんだ」 「当時のレアル・マドリーの会長はもしプレミアに復帰したいのならばそれを許すが、ニューカッスルのオファーと同額を提示しない限りリバプールには行かせられないと言った」 「(両クラブの)提示額にはあまりにも大きな差があったから、彼らはリバプールには行かせられなかったんだ。だから私が『リバプール以外のところに行くなんてまっぴらごめんだ』といくら言っても、何もできなかった」 「私はニューカッスルに移籍したが、契約に毎シーズン夏に、一定のオファーがあればリバプールと契約できるという条項を設けていた」 しかし、ニューカッスル退団の際もオーウェン氏のリバプール復帰は成立せず。その理由は、元フランス代表FWダビド・エヌゴクにあったようだ。 「ニューカッスルの退団が決まったとき、まず最初に(ジェイミー・)キャラガーに電話して、監督に話してくれるよう言ったんだ。そしたら彼がかけ直してきて、(ラファエル・ベニテス)監督が既に別の選手の獲得に動いていると言われた。タイミング的にダビド・エヌゴクだったと思う」 この結果、オーウェン氏はユナイテッドへ移籍することに。3年間で公式戦52試合に出場し17ゴール3アシストを記録。その後、ストーク・シティへ移籍し、2013年7月に現役生活を終えている。 2020.05.13 18:35 Wed2
相手が恐れる右手…ストライカーの完成形と呼ばれた男、アラン・シアラー
サッカーの試合で最もボルテージが上がる瞬間と言っても良いのがゴールシーン。どのカテゴリーの試合でも、間違いなく観る者、そしてプレーする選手のテンションを上げる場面だ。 そのゴールシーンでは、各選手が特徴的なゴールパフォーマンスを見せ、ゴールを多く決める選手ほど、その代名詞とも言えるパフォーマンスを持っている。 現代サッカー界で最も広く知られているのは、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが見せるポーズだろうか。ゴールを決めた勢いのまま走り出すと、コーナーフラッグでジャンプし反転。「Siiiii!(イエース!)」と絶叫し、両手を広げながら着地する仁王立ちパフォーマンスは知られたものだろう。観客もパフォーマンスに合わせて「Siiiii!」というものだ。 その他にもゴールパフォーマンスを見せる選手は多く、バク宙をする選手や勢いをつけてヒザで滑るもの、ハートを手で作ったり、古くは指輪にキスをするなど様々。世のサッカー少年は、好きな選手のパフォーマンスを真似するのに必死なはずだ。 そのゴールパフォーマンスだが、右手を高く掲げるゴールパフォーマンスを見たことはあるだろうか。シンプルなパフォーマンスだが、対戦相手にとっては悪夢とも言えるこのポーズは、かつてイングランド代表のエースであったアラン・シアラーのものだ。 <span class="paragraph-title">◆商標登録されるパフォーマンス</span> 特段目立つパフォーマンスでもなく、むしろ地味でシンプルなものだが、ことシアラーの右手を掲げるパフォーマンスは誇り高きパフォーマンスとして愛されている。 このパフォーマンスは商標登録されるほど。もちろん、パフォーマンスをすることが他の選手に禁じられているわけではなく、シアラーが右手を高く掲げるこのパフォーマンスの写真等を使用した商品は、10%がチャリティに寄付されるというものだ。 それだけこのパフォーマンスの価値が高いということを示しており、イングランドにとって重要なパフォーマンスであることが知れるところ。プレミアリーグにおける最多得点記録保持者ということでも、どれほど多くの回数右手が掲げられたかがわかるだろう。 ニューカッスル出身のシアラーは、サウサンプトンの下部組織で育ち、1988年にアーセナル戦でプロデビューを果たす。 そのデビュー戦では、まさかのハットトリック達成。2点ビハインドから3点を奪い、チームに勝利をもたらせたことで一気に注目を集めることに。シアラーが17歳で成し遂げたことだった。 当時はプレミアリーグ発足前、ファーストディビジョンとして行われたリーグだが、1992-93シーズンに開幕したプレミアリーグで、一気にシアラーの得点力が花開くことに。スコアラーとしての地位を確立していくこととなる。 <span class="paragraph-title">◆大舞台で輝くストライカー</span> そのシアラーがイングランド代表としてデビューを果たしたのは1992年2月。フランス代表とのフレンドリーマッチだった。 フランスはエリック・カントナやジャン=ピエール・パパン、ディディエ・デシャンなど、往年のスター選手が出場していた中、シアラーは2トップで先発出場。43分に先制ゴールを記録し、こちらもデビュー戦ゴール。プロデビューに続いて、デビュー戦でいきなりゴールを決めるという勝負強さを見せる。 当時のエースは、後に名古屋グランパスに加入し、Jリーグでもプレーするギャリー・リネカー氏が務めていたが、新たなエース誕生という期待がシアラー氏にかけられていく。しかし、所属クラブとは裏腹に、イングランド代表ではシアラー氏は思うようにゴールを決められない。 シアラー氏がイングランド代表として最も輝いたのは、1996年に行われたユーロ。初戦のスイス代表戦でゴールを決めると、スコットランド代表戦で1ゴール、オランダ代表戦で2ゴールと3試合連続ゴールを記録。準決勝のドイツ代表戦でも1ゴールを決め、大会通算5ゴールで得点王に。チームはベスト4で終わったが、初めてイングランド代表でもその得点力を披露することとなった。 なお、ユーロ初戦でゴールを決めるまで、20試合ゴールを決めていないことも大きな話題となったが、大舞台での活躍で信頼を取り戻す。 その後も、日本代表が初めて出場した1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)に向けた欧州予選ではゴールを量産。無事に出場権を獲得すると、本大会でも2ゴールを記録した。 シアラーは2000年のユーロにも出場し、2ゴールを記録。ユーロ予選も含めてゴールを決めた一方で、フレンドリーマッチではほとんどゴールを決めないという不思議な現象もあり、代表通算63試合で30ゴールという成績に。歴代8位という意外な数字で終わっているが、決めなければいけない試合でのゴールをしっかり決める勝負強さを発揮した。 <span class="paragraph-title">◆ストライカーの完成形</span> イングランド代表としては大きな輝きを放てなかったシアラーだが、クラブレベルでの活躍は素晴しいものだった。 プレミアリーグが発足した1992-93シーズンにブラックバーンへと移籍したシアラーは、21試合で16ゴール4アシストを記録。ケガなどもあり満足いく数字を残せなかったが、1993-94シーズンは40試合で31ゴール4アシストと得点を倍増させる。 さらに1994-95シーズンは42試合で34ゴール13アシストとアシスト数も増加。元イングランド代表FWクリス・サットンとのSASコンビでプレミアリーグ得点王に輝くと、チームを優勝に導くことに。ビッグ6と呼ばれるクラブ以外では、“奇跡の優勝”と言われた2015-16シーズンのレスター・シティと共にチャンピオンとして名を残している状況だ。 なお1995-96シーズンは35試合で31ゴール、ニューカッスルへと移籍した1996-97シーズンは31試合で25ゴールを記録し3年連続得点王に輝いていた。 当然その得点力にはビッグクラブが目をつけており、マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナなどが獲得に動いたが、自身が愛する地元のクラブであるニューカッスルから離れることはなく、キャリアの終了までプレーした。 シアラーの特徴は、183cmと際立って大柄ではないものの、空中戦にめっぽう強く、ヘディングの技術は卓越したものがあり、多くのゴールにつなげた。 さらにシュートレンジも広く、様々なゴールパターンを持っていることからも、完成されたストライカーの1人として認識され、キャリアの晩年になってもゴールを決め続け、積み上げたプレミアリーグでのゴールは「260」。2位のウェイン・ルーニーが「208」と遠く及んでない。 そのシアラーの記録を抜く可能性を持っているのが、現在のイングランド代表のエースであるトッテナムのハリー・ケインと言われている。現時点で「167」ゴールを記録しており、記録までおよそ100ゴール。28歳のケインがプレミアリーグでプレーを続ければ間違いなく達成されるだろうが、イングランド人FWにとっての目指すべき姿として、今なお愛され続けている。 <div id="cws_ad"><hr>イングランド代表でも活躍し、ニューカッスルのレジェンドとしてプレミアリーグ歴代最多ゴール数を誇るシアラーが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>イングランド代表としてプレーしたDFソル・キャンベル、FWマイケル・オーウェンと共に現役時代に魅せたゴールが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD?pid=worldsoccer2110&c=worldsoccer2110&is_retargeting=true&af_inactivity_window=3d&af_dp=ryan.app%3A%2F%2F&af_web_dp=http%3A%2F%2Fsakatsuku-rtw.sega.com%2F" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20211027.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> <span class="paragraph-title">【動画】伝説のストライカー、シアラーのイングランド代表での技ありゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A huge congratulations to former <a href="https://twitter.com/hashtag/ThreeLions?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ThreeLions</a> man <a href="https://twitter.com/alanshearer?ref_src=twsrc%5Etfw">@alanshearer</a> on becoming one of the first inductees into the <a href="https://twitter.com/premierleague?ref_src=twsrc%5Etfw">@premierleague</a> Hall of Fame! <a href="https://t.co/FpxSU7B2cK">pic.twitter.com/FpxSU7B2cK</a></p>— England (@England) <a href="https://twitter.com/England/status/1386592090247860224?ref_src=twsrc%5Etfw">April 26, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJzUmR6VnJiMiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.10.27 20:00 Wed3
前線の選手が多い?リバプールとチェルシー、両方でプレーした選手たち
例年より約1ヵ月遅れで開幕を迎えたプレミアリーグ。週末に行われる第2節では、いきなりチェルシーvsリバプールというビッグマッチが控えている。 今シーズンも優勝を争うであろう両チームだが、リバプールのエースであるエジプト代表FWモハメド・サラーは2014年冬にバーゼルからチェルシーに加入。チェルシーでは出場機会が限られ、フィオレンティーナ、ローマでの活躍を経てリバプールへと移籍した経緯を持つ。 また、チェルシーに所属するナイジェリア代表MFヴィクター・モーゼスも2013-14シーズンにレンタルでリバプールでプレーした経験を持っている。 他にも、サガン鳥栖にも在籍した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス氏を筆頭に、多くの名選手たちが二つのクラブでプレーしており、イギリス『DUGOUT』がそんな経歴を持つ選手10人を動画で特集している。 また、紹介されている選手以外にも、元イングランド代表FWダニエル・スタリッジらも両クラブでのプレー経験を持ち、全体的に見ると、前線の選手の割合が高いようだ。 <div id="cws_ad">◆リバプールとチェルシーでプレーした選手を映像でチェック<br /><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI2WVJaQXNYVSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ◆リバプールとチェルシーでプレーした選手たち FWモハメド・サラー チェルシー(2014-2015)公式戦19試合2ゴール リバプール(2017-)公式戦154試合97ゴール 2012年夏に加入したバーゼルにおいて、チャンピオンズリーグでチェルシーから4試合で4得点を決めると、その後の2014年冬にチェルシーに引き抜かれた。チェルシーでは本領発揮とはいかなかったものの、イタリアでの活躍を経て、2017年にリバプールに加入すると、FWサディオ・マネ、FWロベルト・フィルミノと共に強力な3トップを形成。プレミアリーグ王者リバプールのエースとしてハイペースでゴールを量産している。 MFヴィクター・モーゼス リバプール(2013-2014)公式戦22試合2ゴール チェルシー(2012-)公式戦128試合18ゴール モーゼスは、2010年から所属したウィガンでブレイクし、2012年にチェルシーへステップアップ。しかし、選手層の厚いチェルシーでは充分な出場機会が得られずに、リバプールやストークなど多くのレンタル移籍を経験した。今季は昨季のレンタル先であるインテルからチェルシーに復帰しているが、その去就は不透明だ。 DFグレン・ジョンソン チェルシー(2003-2006)公式戦66試合4ゴール リバプール(2009-2015)公式戦200試合9ゴール ウェストハムの下部組織で育ったグレン・ジョンソンは、2003年にチェルシーへと移籍。しかし、チェルシーではパフォーマンスが安定せず、当時のジョゼ・モウリーニョ監督が連れてきた、DFパウロ・フェレイラにポジションを奪われた。2009年にリバプールへと完全移籍。DFアルバロ・アルベロアがレアル・マドリーへと移籍したために、右サイドのレギュラーポジションを確保していた。 FWフェルナンド・トーレス リバプール(2007-2011)公式戦142試合81ゴール チェルシー(2011-2014)公式戦172試合45ゴール 2007年にアトレティコ・マドリーからリバプールへ移籍。加入初シーズンから得点を量産し、一気にリバプールサポーターの心を掴み、爆発的な人気を誇った。しかし、2011年1月、ライバルクラブのチェルシーへ移籍すると、移籍後初ゴールまで実に903分を要するなど中々結果を残せなかった。それでも、2012年のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験するなど、多くのタイトルを獲得した。 FWニコラ・アネルカ リバプール(2001-2002)公式戦22試合5ゴール チェルシー(2008-2012)公式戦184試合59ゴール チェルシーでFWディディエ・ドログバと共に一時代を築いたアネルカは、パリ・サンジェルマン在籍時の2001-02シーズンにローンでリバプールに加入。FWマイケル・オーウェンやFWエミール・ヘスキーらと共にプレーした。 MFラウール・メイレレス リバプール(2010-2011)公式戦44試合5ゴール チェルシー(2011-2012)公式戦48試合6ゴール 2010年夏にポルトからリバプールに加入したメイレレスは、シーズン途中でケニー・ダルグリッシュ監督が就任して以降はチームのキーマンに。ファンが選ぶ年間最優秀選手にも選ばれたが、シーズン終了後に同胞のアンドレ・ビラス=ボアス監督が率いていたチェルシーに加入、FAカップとチャンピオンズリーグの2冠に貢献している。 MFジョー・コール チェルシー(2003-2010)公式戦274試合38ゴール リバプール(2010-2011)公式戦42試合5ゴール 2003年にロマン・アブラモヴィッチ体制1年目のチェルシーに完全移籍を果たすと、その翌年に指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョ監督の下、右ウイングの主力としてチームのプレミアリーグ2連覇に貢献。伝統的に強さや速さが重視されるイギリスでは珍しい、ファンタジスタタイプの選手として人気を博した。その後、チェルシーでの契約を満了すると、2010年にリバプールに移籍。ここでも10番を背負ったが、ロイ・ホジソン監督の戦術に馴染めず、期待されたような活躍は出来なかった。そのため、2011年夏にレンタル移籍でリール入りし、リバプールに戻ることはなく2013年夏にウェストハムに復帰している。 MFヨッシ・ベナユン リバプール(2007-2010)公式戦134試合29ゴール チェルシー(2010-2011)公式戦24試合1ゴール 攻撃的MFや左右のウイングを主戦場に卓越したテクニックとパスセンス、高いシュートセンスを武器とする、イスラエル史上最高のアタッカーは、ウェストハム、リバプール、チェルシー、アーセナル、クインズ・パーク・レンジャーズ(QPR)とプレミアリーグクラブを渡り歩いた。なお、リバプール時代にはプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップの3つのコンペティションでハットトリックを記録しており、これはマンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロ、トッテナムFWハリー・ケインの2人しか達成していない偉大な記録だ。 MFボーデヴィン・ゼンデン チェルシー(2001-2003)公式戦59試合4ゴール リバプール(2005-2007)公式戦47試合2ゴール 母国オランダのPSV出身のゼンデン氏は、バルセロナを経て2001年にチェルシーへと加入。スピードのあるサイドアタッカーとして活躍を見せた。その後はミドルズブラを経てリバプールに加入するなど、キャリアの多くをイングランドで過ごした。 MFナイジェル・スパックマン チェルシー(1983-1987、1992-96)公式戦208試合12ゴール リバプール(1987-1989)公式戦63試合0ゴール ボーンマスでプロデビューを飾ったスパックマン氏は、1983年にチェルシーへ移籍。豊富な運動量を武器に、主力として活躍した。1987年にリバプールに移籍した後、QPR、レンジャーズを経て、1992年にチェルシーに復帰。プレミアリーグでも活躍を見せた。 DFジョーイ・ジョーンズ リバプール(1975-1978)公式戦100試合3ゴール チェルシー(1982-1985)公式戦78試合2ゴール ウェールズのレクサムでデビューを飾ったジョーンズ氏は、1975年にリバプールに移籍。左サイドバックとして、1977年のチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)制覇など、クラブの黄金期を支えた。その後、レクサム復帰を経て加入したチェルシーでも活躍を見せた。 2020.09.19 17:00 Sat4
UEFAが改めてFIFAのW杯隔年開催に懸念点を挙げて反対声明「今回のプロセスに失望」
欧州サッカー連盟(UEFA)は22日、国際サッカー連盟(FIFA)が推し進める隔年のワールドカップ(W杯)開催について声明を発表した。 この件は、今年5月にサウジアラビアが提案し、FIFAも賛同。現在4年に1度開催されているW杯に関して、2年に1度の開催に変更するという計画だ。 FIFAはこれを推奨すべく、マイケル・オーウェンやヤヤ・トゥーレといった元スター選手を起用してプロモーションを開始。また、元アーセナルの指揮官であるアーセン・ヴェンゲル氏が主導して、この計画を推し進めることを発表していた。 この件は、アジアサッカー連盟(AFC)は支持する声明を発表していた一方で、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長と南米サッカー連盟(CONMEBOL)は反対の姿勢を示し、FIFAは今月末に議論するということを発表していた。 しかし、UEFAはプロモーションを行うのではなく、適切な協議をすべきだと声明を発表。この計画についてFIFAとの特別会議を要請したが、返答はなく無視されたとのことだ。 UEFAは2年に1度の開催にすることで考えられる懸念点を並べた。 ・決勝トーナメントと予選トーナメントのカレンダー、形式、アクセス ・既存のクラブ及び代表チームの大会、その商業的機会への影響 ・選手の身体的、精神的健康への影響 ・ファンへの影響 この規模の大会がより頻繁に開催されることへの要望、移動によるファンの持続可能性 ・広範なサッカーエコシステムへの影響 激変したシナリオの中で、211のFIFA加盟団体全ての代表チームが成長しなければならない機会のバランスの評価 ・より頻繁なW杯開催がイベントとブランドの価値と魅力に与える影響 ・サッカーの他の重要な部分への影響 例えば、急速に拡大している段階にある女子の大会では、可視性と独占的な空間の強化が必要になる ・商業的な意味合いはほとんどないが、若い才能の育成に欠かせないユース大会への影響 ・世界的なスポーツシステムへの影響 世界で最も支持されているスポーツであるサッカーが、他のスポーツが使用している統合された露出と利用の空間に敬意を示さなければならない このように多くの問題点と解決しなければいけない課題があると指摘したUEFA。そして、今回の決定に至るプロセスに失望しているとした。 「ユーロが注目されていることはありがたいですが、このようなデリケートな問題は、憶測ではなく包括的なアプローチで取り組みたいと思います」 「UEFAは他のステークホルダーとともに、大会に参加する機会が与えられる前に、急進的な改革プロジェクトが伝えられ、公然と推進されてきた今回のプロセスに失望しています」 FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は今年中にこの計画の是非を問いたい考えているようだが、果たしてどうなるのか。ファンの希望は現行の4年に1度の維持ということだが、決定を見守りたい。 2021.09.23 21:25 Thu5
オーウェンがレアル・マドリーで「神だと思っていた」選手とは?
元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏がレアル・マドリー時代の同僚について語った。 リバプールで得点を量産したオーウェン氏は、2004年夏にレアル・マドリーへ移籍。在籍は1年のみであったものの、“ロス・ギャラクティコス(銀河系軍団)”の一員となった。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ3RzZFdjdjRCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> マドリーでは当時世界最高の選手の1人として評価されていた元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏とも一緒にプレーしたが、その姿は「神」のようだったとイギリス『BBC』のポッドキャストで述べた。 「ジネディーヌ・ジダンは技術的に最も才能のある選手だった。彼はボールを足で持つために生まれた」 「彼がボールを走らせたときでも、常に同じ距離にあった。すべてのタッチ、左足、右足、彼がしたすべてのことはとても自然だった」 「ボールは副産物だった。彼が動けば、ボールは彼と一緒に動いた。彼は絹のようで、とても才能があった」 マドリー時代にはジダン氏以外にも、元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴ氏や元ブラジル代表FWロナウド氏ともプレーしたが、それでもジダン氏は最も際立っいたようだ。 「彼は大きく、強く、ターンも素晴らしかった。視野と決定力も。彼は素晴らしい選手だった」 「おそらく、私がレアル・マドリーに加入した時に、練習中に見るのを止められなかった選手だ。多くの点で神だと思っていた」 2020.05.13 19:40 Wedリバプールの人気記事ランキング
1
圧巻5ゴールのリバプールがアンフィールドで5季ぶり20度目のリーグ制覇! 遠藤航は右SBで歓喜の瞬間味わう【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第34節、リバプールvsトッテナムが27日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが5-1で快勝。2019-20シーズン以来、通算20度目のトップリーグ優勝を果たした。なお、リバプールのMF遠藤航は76分から途中出場した。 首位のリバプールは前節、敵地でレスター・シティに苦戦を強いられたが、1-0の勝利を収めて5シーズンぶりのリーグ制覇に王手をかけた。また、今週ミッドウィークに前倒し開催となった2位アーセナルのドローによって今節の優勝条件は引き分け以上という形に。超満員の本拠地での勝利で優勝決定を狙ったスロット監督は前節から先発2人を変更。負傷でメンバー外のブラッドリーに代わってレスター戦で決勝点のアレクサンダー=アーノルド、ツィミカスに代えてロバートソンを起用した。 一方、対戦相手となった16位スパーズは、週明けに控えるヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグのボデ/グリムト戦が最優先事項。すでに残留決定も目の前での優勝阻止、リーグ連敗ストップを期して臨んだアウェイゲームでは1-2で敗れたノッティンガム・フォレスト戦から先発8人を変更。ソランケやマディソン、ベリヴァルら一部主力を起用もグレイやベン・デイビスら控えメンバーも起用した。 優勝決定戦ということもあり、試合前からスタジアム周辺に集ったKOPが熱狂的な空気を作り出し、YNWAの大合唱の後に幕を明けた一戦。 立ち上がりからホームチームが勢いを持って積極的な仕掛けを見せたが、先手を奪ったのはアウェイチーム。12分、右CKの場面でキッカーのマディソンの右足アウトスウィングのクロスを、マークを外してフリーとなったソランケがゴール右隅へヘディングシュートを流し込んだ。 ソランケの恩返しゴールによってまさかの展開となったが、慌てない首位チームはすぐさまスコアをタイに戻す。16分、相手陣内右サイドでタメを作ったサラーがポケットを狙うソボスライにスルーパスを通す。そして、背番号8からの丁寧な折り返しを、ゴール前に走り込んだルイス・ディアスがスライディングシュートで押し込んだ。副審の旗が上がっていたが、セミオート・オフサイドシステムでゴールが認められた。 これで優勝条件のイーブンに戻したものの、あくまで勝利で優勝を決めることしか考えていないホームチームは、ここから攻撃のギアを一気に上げる。 すると24分、自陣ボックス付近で繋ごうとした相手に圧力をかけてグラフェンベルフがボックス手前右で潰すと、このこぼれを引き取ったマク・アリスターが強烈な左足ミドルシュートをゴール右上隅の完璧なコースに突き刺し、逆転に成功した。 背番号10の鮮烈な一撃の興奮冷めやらぬなか、躍動のレッズは3点目まで奪い切る。34分、右CKの流れからボックス中央でルーズボールを収めたガクポが巧みなステップワークでシュートコースを作り出し、腰の捻りを利かせた右足シュートをゴール左隅に突き刺した。 2点差を付けたことで、少しゲームコントロールを意識し始めたホームチームに対して、失うものもないスパーズも意地の反撃。前半終盤にかけてはブレナン・ジョンソン、テルの両ウイングを使った形から幾度か際どいシーンを作り出したが、要所を締める相手の守備を前に点差を縮めることはできなかった。 迎えた後半、スパーズはマディソン、グレイを下げてクルゼフスキ、サールを同時投入。立ち上がりは前から奪いに行く姿勢を示したが、時間の経過とともにリバプールに押し込まれていく。 後半も攻撃の手を緩めないリバプールは2点リードの余裕もあってか、多彩な崩しから幾度もゴールに迫っていく。なかなか仕留め切れない状況が続いたが、エースが見事な決定力を発揮する。 63分、自陣中央からスタートしたロングカウンターでソボスライが見事な中央突破。右を並走するサラーに繋げると、背番号11はカットインから鋭い左足シュートをニア下に突き刺した。 これで試合の大勢が決したなか、65分過ぎには完全にELモードに切り替えたスパーズがスコアラーのソランケ、テルを下げてリシャルリソン、オドベールを投入。これに対してリバプールもガクポ、ソボスライを下げてカーティス・ジョーンズ、ジョタをピッチに送り込む。 この交代直後の69分にはアレクサンダー=アーノルドのクロスがウドジェのオウンゴールを誘発し、ダメ押しの5点目まで奪った。 これで完全に優勝モードに切り替わったスロット監督は76分、アレクサンダー=アーノルド、ディアスを下げて遠藤、エリオットとバックアッパーとしてチームを支えた選手たちをピッチに投入。遠藤は右サイドバックのポジションで歓喜の瞬間に立ち会うことになった。 以降はスパーズも戦意喪失でリバプールが今季ここまでの戦いを嚙みしめるように時計を進めながらタイムアップの瞬間を迎えた。そして、優勝チームに相応しい圧巻のパフォーマンスで完勝のリバプールが、アンフィールドで5季ぶりのリーグ制覇を成し遂げた。 リバプール 5-1 トッテナム 【リバプール】 ルイス・ディアス(前16) アレクシス・マク・アリスター(前24) コーディ・ガクポ(前34) モハメド・サラー(後18) オウンゴール(後24) 【トッテナム】 ドミニク・ソランケ(前12) <span class="paragraph-title">【動画】マク・アリスターのスーパーミドルが優勝祝う決勝点に!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">リヴァプールが早くも逆転<br>マクアリスターが左足の強烈な一撃<br>アンフィールドが揺れる<br><br>プレミアリーグ 第34節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム・ホットスパー</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/zXLNMCdTEE">pic.twitter.com/zXLNMCdTEE</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1916522788409717078?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.28 02:29 Mon2
レアル行き噂のアレクサンダー=アーノルドがリバプール退団を発表! アカデミーから20年過ごしたクラブに別れ「人生で最も辛い決断」
リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)が、リバプールからの退団を発表した。 アーノルドは自身のSNSを更新。今シーズン限りで満了を迎える契約を延長しないことを決断し、感謝のメッセージを送った。 「リバプールで20年間を過ごした後、今シーズン終了後に退団することを発表する」 「これは間違いなく、僕の人生で最も辛い決断だ」 「多くの方が、なぜこのことをまだ話していないのかと不思議に思ったり、不満に思ったりしていることは承知しているけど、20度目の優勝を獲得するというチームの最善の利益に常に全力を尽くすつもりだった」 「このクラブは20年間、僕の人生の全てであり、僕の世界の全てだった。アカデミー時代から今まで、クラブ内外のみんなから受けたサポートと愛情は、永遠に僕の中に残る。みんなには心から感謝している」 「でも、僕はこれまでこのクラブ以外何も知らなかった。今回の決断は、新たな挑戦を経験すること、自分のコンフォートゾーンから抜け出し、仕事でもプライベートでも、自分自身を奮い立たせることだ」 「このクラブで過ごした日々、僕は全力を尽くしてきた。そして、僕がここで過ごした時間を通して、みんなに恩返しができたと感じてもらえれば幸いだ」 「この20年間、コーチや監督、チームメイト、スタッフ、そして素晴らしいサポーターのみんなに、心から感謝したい」 「ここで夢を実現できたことは幸運だった。そして、みんなと共に過ごした特別な瞬間を決して忘れない。このクラブへの愛は、決して消えることはない」 リバプールのアカデミー育ちのアレクサンダー=アーノルドは、2016年7月に正式にファーストチームに昇格。リバプールの右サイドバックとして君臨し、ここまで公式戦352試合に出場し23ゴール92アシストを記録している。 プレミアリーグは今季も含めて2度優勝を経験。チャンピオンズリーグ(CL)を1度、FAカップを1度、EFLカップを2度、クラブ・ワールドカップを1度制していた。 今夏はレアル・マドリーへの移籍が幾度となく噂されてきた中、リバプールからの退団を決断。移籍先は、噂通りマドリーになるのか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】アレクサンダー=アーノルドが退団を発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/DJRB0u7sGT6/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/DJRB0u7sGT6/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/DJRB0u7sGT6/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Trent Alexander-Arnold(@trentarnold66)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2025.05.05 20:45 Mon3
「出番少ない選手の中で最も優れた選手」今季初先発の遠藤航は中盤で持ち味出しまずまずの評価も「スロットのサッカーとは相容れない」と厳しい意見
リバプールの日本代表MF遠藤航が今シーズン初先発したなか、まずまずの評価を得た。 4日、プレミアリーグ第35節のチェルシーvsリバプールがスタンフォード・ブリッジが行われた。 すでに前節プレミアリーグ制覇を決めていたリバプールは遠藤が今季初先発。しかし、試合は開始3分にエンソ・フェルナンデスにゴールを奪われると、56分にオウンゴールで失点。85分にヴィルヒル・ファン・ダイクが1点を返すが、後半アディショナルタイムにはコール・パーマーにPKを決められ、3-1で敗れた。 69分までプレーした遠藤は、中盤で持ち前の守備力を見せた遠藤はまずまずの評価を得ている。 <h3>◆イギリス『This is Anfield』/ 6点(10点満点)</h3> 「遠藤がアルネ・スロットが熱烈に推し進めるサッカーと相容れない理由は容易に理解できる」 「彼は素晴らしい小柄な選手で見たいものは全て見せてくれる。情熱、粘り強さ、直感力…だが、指を鳴らすような瞬発力で、肩を落とすだけでスペースを空け、針の穴を通すようなボールを操る選手にはなれないだろう」 「しかしEndoは、得意とするプレーを貫き、その実力を遺憾なく発揮した。エンソ・フェルナンデスを翻弄し、ロメオ・ラヴィアのパスをブロックし、カイセドと肩を並べていた」 <h3>◆イギリス『リバプール・エコー』/ 6点(10点満点)</h3> 「試合開始直後は中盤で守備的な仕事を多く求められたが、その後はより創造的にボールを使う機会を与えられた。途中交代」 <h3>◆イギリス『Liverpool.com』/ 6点(10点満点)</h3> 「リバプールの中盤の拠点と守り、ユルゲン・クロップ監督とヨルク・シュトマケ監督が日本人を獲得する前に狙っていたモイセス・カイセドとロメオ・ラヴィアという2人の選手と対峙した中、ボールポゼッションではまずまずのプレーを見せた」 「しかし、中央に隙間ができたり、ランナーを捉えきれなかったりする場面もあった。これは全て彼のせいではなく、中盤の構成が大きく変わったことが原因であることは間違いない」 <h3>◆イギリス『デイリー・メール』/ 7点(10点満点)</h3> 「カルトヒーローにとって、今シーズン初の先発出場となった中、出場機会の少ない選手の中では、おそらく最も優れた選手だった」 「迫力のある、まさに必要とされていたチャレンジを繰り広げていた」 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤が初先発!プレミア王者リバプールがアウェイでチェルシーに敗戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="0px7I3K33xg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.05 14:30 Mon4
チェルシーが遠藤航リーグ初先発の王者リバプール撃破! 3連勝でトップ5死守【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第35節、チェルシーvsリバプールが4日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが3-1で勝利した。リバプールのMF遠藤航は69分までプレーした。 5位のチェルシーは前節、エバートン相手に大苦戦も1-0で勝利して連勝。続くカンファレンスリーグ(ECL)準決勝1stレグではユールゴーデンに4-1で先勝。敵地でのリターンレグを前に大きなアドバンテージを手にした。トップ5フィニッシュへ勝ち点3必須の王者とのホームゲームに全力を注げる環境を整えたなか、マレスカ監督はユールゴーデン戦で温存した主力を復帰させてエバートン戦と全く同じメンバーで臨んだ。 一方、前節はスパーズ相手に5-1の逆転勝利によって超満員のアンフィールドで2019-20シーズン以来のリーグ制覇を成し遂げたリバプール。王者として臨んだ初の一戦では先発6人を変更。グラフェンベルフに完全休養を与えたほか、マク・アリスター、コナテらをベンチに置いて遠藤とエリオットを今季リーグ初先発で起用した。 ガード・オブ・オナーでリーグ王者に敬意を示したチェルシーだったが、キックオフを合図にいきなり襲い掛かる。 3分、自陣でのプレス回避から相手陣内右サイドでパーマー、ペドロ・ネトとスムーズにボールが繋がると、深い位置まで侵攻したネトのグラウンダーの折り返しをボックス中央に走り込んだエンソ・フェルナンデスがワントラップから右足シュートをゴールネットへ流し込んだ。 ファーストチャンスをものの見事にゴールへ結びつけたホームチームは、直後の5分にもパーマーのスルーパスをボックス付近で受けたマドゥエケが体勢を崩しながらも左足シュートを放つが、これはわずかに枠の右へ外れる。 辛くも2失点目を回避したリバプールは徐々にボールを握って押し込んでいく。9分にガクポのシュートで最初の枠内シュートを記録すると、サラーのキープ力やアレクサンダー=アーノルドの局面を変えるパスでチェルシー守備を揺さぶっていく。 その流れでボックス付近でジョタらが足を振っていくが、エースのサラーが良い形で前向きに仕掛けるシーンはさほどなく決定機まであと一歩という場面が目立つ。 これに対して、後ろ重心で守りながらパーマーの正確なパスを起点に前線のアタッカーをスペースに走らせる縦に早い攻撃を狙うチェルシー。その形からネトのドリブルシュートや、ゴール前に抜け出したマドゥエケがゴールネットを揺らす場面も作り出したが、オフサイド判定などで追加点には至らず。 徐々にリバプールペースもチェルシーの1点リードで折り返した後半は互いに選手交代なしでスタート。後半はハイラインの背後を引っくり返す形でチェルシーが良い入りを見せると、思わぬ形から追加点が生まれる。 56分、右サイド深くに抜け出したパーマーがボックス右のゴールライン際をえぐってグラウンダーの高速クロス。これはマドゥエケの手前で身体を投げ出した遠藤の好守で凌いだが、こぼれをファン・ダイクがクリアしようと蹴ったボールが味方のクアンサーの身体に当たってゴールネットに吸い込まれた。 不運なオウンゴールで2失点目を喫したリバプールはここから反撃態勢に。58分にはアレクサンダー=アーノルド、ジョタを下げてブラッドリー、ヌニェスを同時投入。さらに、69分には遠藤とエリオットを下げてマク・アリスター、ソボスライと主力をピッチに送り出す。 これで完全に押し込んだアウェイチームはクロスを起点にチャンスを作っていくが、ヌニェスらが仕留め切れず。頼みのサラーも消化試合というメンタルも影響し、決定的な仕事には至らず。 その後、互いにメンバーを入れ替えた後半終盤の85分にはマク・アリスターの右CKをファン・ダイクが頭で合わせ、王者がようやく1点を返す。 これで一気に試合の緊迫感が増したが、ホームで勝ち点3が必要なチェルシーがより高い強度で球際を制して時計を進めていく。さらに、後半アディショナルタイムにはボックス内でアグレッシブに守備に出たカイセドがクアンサーをファウルを誘って値千金のPKを獲得。これをキッカーのパーマーが左隅に突き刺し、前節のパーマーに続いてリーグ久々のゴールを挙げた。 試合はこの直後にタイムアップを迎え、近年苦戦する王者リバプールを3-1で破ったチェルシーが会心のリーグ3連勝でトップ5死守に成功した。 チェルシー 3-1 リバプール 【チェルシー】 エンソ・フェルナンデス(前3) オウンゴール(後11) コール・パーマー(後51[PK]) 【リバプール】 ヴィルヒル・ファン・ダイク(後40) 2025.05.05 02:40 Mon5