PSV堂安律が再びブンデスへ? ボルシアMGの獲得候補入り
2022.03.29 19:15 Tue
PSVの日本代表MF堂安律(23)に対して、ボルシアMGの関心が取り沙汰されている。
今冬にMFデニス・ザカリアがユベントスに旅立ったボルシアMGだが、DFマティアス・ギンターも今季限りで契約切れ。その他の主力でもFWマルクス・テュラムをはじめ、複数名の去就が定かでなく、今季が終わったら、再建を迫られ得る状況だという。
ドイツ『ビルト』によると、そんなボルシアMGが視線を注ぐ数々のターゲットとしてアルミニア・ビーレフェルトFWパトリック・ヴィマーらとともに堂安の名前もあがり、500〜600万ユーロ(約6億8000万〜8億1000万円)の移籍金が見込まれるようだ。
昨季をビーレフェルトで過ごしての今季、PSVに戻った堂安。今月の代表活動こそ落選してしまったが、公式戦31試合に出場して9得点3アシストと今季限りで退任するロジャー・シュミット監督の下でしっかりと主力に割って入っている。
今冬にMFデニス・ザカリアがユベントスに旅立ったボルシアMGだが、DFマティアス・ギンターも今季限りで契約切れ。その他の主力でもFWマルクス・テュラムをはじめ、複数名の去就が定かでなく、今季が終わったら、再建を迫られ得る状況だという。
ドイツ『ビルト』によると、そんなボルシアMGが視線を注ぐ数々のターゲットとしてアルミニア・ビーレフェルトFWパトリック・ヴィマーらとともに堂安の名前もあがり、500〜600万ユーロ(約6億8000万〜8億1000万円)の移籍金が見込まれるようだ。
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