鳥栖の川井健太監督も最悪なピッチコンディションに言及、手応えは「指示待ちにならなかった」
2022.03.18 23:04 Fri
サガン鳥栖の川井健太監督が、横浜F・マリノス戦を振り返った。
18日、明治安田生命J1リーグ第5節で横浜FMと鳥栖がニッパツ三ツ沢球技場で対戦した。
気温は5.8℃、激しい雨が降り頻る中での試合は、立ち上がりこそ両チームが特徴を出して戦おうとする。しかし、雨足が強まり、ピッチコンディションが悪化。互いにポゼッションとビルドアップができない状態となる。
ハーフタイムを挟むと、さらに雨は激しくなり、ピッチ上では水溜りが所々にできる状況。よりパスを繋げなくなった両者のスペクタクルさは失われ、背後を狙ったロングボール対決に。特徴をどちらも出せないまま、低調な試合はゴールレスドローに終わった。
開幕から5戦負けなしとなった鳥栖。川井監督は「横浜まで来ていただいた鳥栖のファンサポーターの皆さんに感謝しています。コンディションが良くなく、なかなか良いものを提供できなかったですが、選手たちがファイトしてくれたのは良かったと思います」と、満足できない状況も選手たちのパフォーマンスを称えた。
また「1つ大きな手応えは、選手がグラウンドコンディションに伴って指示待ちにならず、自分たちで判断してアジャストさせたことは凄く良かったです」と、本来の戦いができない中、選手たちがしっかりと判断してプレーしたことは収穫だったとした。
この試合では本来は3バックの左でプレーする中野伸哉が右に入った。その狙いについては「彼はインテリジェンスの高い選手で、左右真ん中関係なくこなしてくれます。ビルドアップで変化をもたらせたかったですが、グラウンドコンディションの影響で難しかったです」と、狙いはあったものの、それを実現できる状態ではなかったとした。
初のJ1での指揮で、5戦無敗。成績については「手応えはあります」と語る川井監督。「我々も良いコンディションでやりたかったですが叶わなかったです」と、この試合で良い状態でプレーできなかったことを悔やんだが、「シーズンを通してイレギュラーもあるので、そこはうまく対応できるようになったのと、負けなしで来ていますが、もっと勝ちを重ねて、その言葉に甘んじることなくシーズンを過ごしていきたいです」とし、負けないではなく勝てるようになりたいと上を見ていきたいとした。
メンバー選考についても、FW宮代大聖を先発させ、後半からFW垣田裕暉を投入した狙いについては「まずグラウンドコンディションが良いという前提で話をすると、マリノスはハイラインなので、宮代が裏をつけるので、そこが狙いでした」と裏を狙う作戦だったとコメント。「ダメージを与えながら垣田を入れて、高さ、難しくなったところでの起点作り、彼ら2人をグラウンドに残したのはその2つがリンクさせられるかなと思いました。順番のところだと、そういう時系列のイメージがありました」と、横浜FMの攻略に向けた狙いはあったとした。ただ、「ちょっとグラウンドコンディションの問題でその想定が少し早くなったかなと思います」と、垣田の投入タイミングはコンディションに合わせて変えたとした。
また、小野裕二を後半から起用した理由についても「彼のアイデア」を期待したとコメント。「グラウンドコンディションが悪い、様々な部分で1発で仕留めるという点では小野裕二が武器を持っているので、賭けました」と語り、「非常に良くやってくれたと思いますが、グラウンドコンディションがそれ以上に難しくさせたと思います」と、パフォーマンスは悪くなかったが、ピッチコンディションに影響を受けていたと振り返った。
18日、明治安田生命J1リーグ第5節で横浜FMと鳥栖がニッパツ三ツ沢球技場で対戦した。
気温は5.8℃、激しい雨が降り頻る中での試合は、立ち上がりこそ両チームが特徴を出して戦おうとする。しかし、雨足が強まり、ピッチコンディションが悪化。互いにポゼッションとビルドアップができない状態となる。
開幕から5戦負けなしとなった鳥栖。川井監督は「横浜まで来ていただいた鳥栖のファンサポーターの皆さんに感謝しています。コンディションが良くなく、なかなか良いものを提供できなかったですが、選手たちがファイトしてくれたのは良かったと思います」と、満足できない状況も選手たちのパフォーマンスを称えた。
試合の難しさについては「できることが限られてしまった試合かなと思います」とピッチコンディションの悪さが問題だったとコメント。「その中で、勝ち点0で終わるのと、1で終わることには大きな差があります」と、勝ち点1を掴めたことを評価した。
また「1つ大きな手応えは、選手がグラウンドコンディションに伴って指示待ちにならず、自分たちで判断してアジャストさせたことは凄く良かったです」と、本来の戦いができない中、選手たちがしっかりと判断してプレーしたことは収穫だったとした。
この試合では本来は3バックの左でプレーする中野伸哉が右に入った。その狙いについては「彼はインテリジェンスの高い選手で、左右真ん中関係なくこなしてくれます。ビルドアップで変化をもたらせたかったですが、グラウンドコンディションの影響で難しかったです」と、狙いはあったものの、それを実現できる状態ではなかったとした。
初のJ1での指揮で、5戦無敗。成績については「手応えはあります」と語る川井監督。「我々も良いコンディションでやりたかったですが叶わなかったです」と、この試合で良い状態でプレーできなかったことを悔やんだが、「シーズンを通してイレギュラーもあるので、そこはうまく対応できるようになったのと、負けなしで来ていますが、もっと勝ちを重ねて、その言葉に甘んじることなくシーズンを過ごしていきたいです」とし、負けないではなく勝てるようになりたいと上を見ていきたいとした。
メンバー選考についても、FW宮代大聖を先発させ、後半からFW垣田裕暉を投入した狙いについては「まずグラウンドコンディションが良いという前提で話をすると、マリノスはハイラインなので、宮代が裏をつけるので、そこが狙いでした」と裏を狙う作戦だったとコメント。「ダメージを与えながら垣田を入れて、高さ、難しくなったところでの起点作り、彼ら2人をグラウンドに残したのはその2つがリンクさせられるかなと思いました。順番のところだと、そういう時系列のイメージがありました」と、横浜FMの攻略に向けた狙いはあったとした。ただ、「ちょっとグラウンドコンディションの問題でその想定が少し早くなったかなと思います」と、垣田の投入タイミングはコンディションに合わせて変えたとした。
また、小野裕二を後半から起用した理由についても「彼のアイデア」を期待したとコメント。「グラウンドコンディションが悪い、様々な部分で1発で仕留めるという点では小野裕二が武器を持っているので、賭けました」と語り、「非常に良くやってくれたと思いますが、グラウンドコンディションがそれ以上に難しくさせたと思います」と、パフォーマンスは悪くなかったが、ピッチコンディションに影響を受けていたと振り返った。
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サガン鳥栖は6日、立正大学のDF孫大河(21)の来季加入内定を発表した。 孫は埼玉県出身で、正智深谷高校から立正大学へと進学。今シーズンの関東大学サッカーリーグ1部ではここまで5試合に出場し1得点を記録している。 鳥栖は孫のプレースタイルについて「左足から繰り出すロングフィードとショートパスの精度が高いプレイヤー。空中戦の強さと粘り強い守備も持ち味」と紹介している。 孫はクラブを通じてコメントしている。 「この度サガン鳥栖に加入することになりました立正大学の孫大河です。幼い頃からの夢であったプロサッカー選手のキャリアをサガン鳥栖という素晴らしいクラブでスタートさせる事ができて心より嬉しく思います」 「まず、ここまで支えてきてくれて家族には本当に感謝をしたいです。大好きなサッカーをここまで続けさせてもらったりどんな時でも誰よりも応援してくれて支えてもらいました。これからは私が家族を支えて恩返しできるよう励んでいきたいです」 「そして今まで私に関わってくれた全ての人に感謝をして感動を与えられるようプレーしていきたいです。1日でも早くサガン鳥栖の勝利に貢献して、ファン、サポーターの方々に応援していただけるよう頑張ります。応援よろしくお願い致します」 2021.05.06 21:35 Thu3
「会話終わるまで気づかれなかった」鳥栖新加入のGK岡本昌弘が仰天エピソード、GK朴一圭との激似具合にJリーグ、クラブもクイズにして話題に
Jリーグがとんでもないクイズを出題。これにはクラブや本人たちも乗っかっている。 Jリーグは公式ツイッターで「#クイズだJ」として様々なクイズを投稿。14日に投稿されたのは、サガン鳥栖のGKを巡る問題だった。 ツイッターには2枚のプロフィール写真が投稿。「見た目がそっくりで話題のサガン鳥栖のゴールキーパー朴一圭選手と岡本昌弘選手」とし、2人の写真を並べ「どちらが朴選手で、どちらが岡本選手かわかりますか?」とした。 選手のファンであれば見間違うことなどあり得ないだろう。確かに似ているがどちらか判別できないということはない。 ただ、これにはサガン鳥栖も乗っかり「横顔もそっくりなんです…」と2人の斜め左後ろから撮影した写真を投稿。背番号などはモザイクがかけられている。 さらに、岡本が自身のツイッターで反応し「キャンプの移動中に空港で他のチームのトレーナーさんに間違えられて話しかけられて会話終わるまで気づかれなかったのはここだけの話です」と仰天エピソードを告白。サッカー関係者でも見分けがつかずに話し続けていたというから驚きだ。なお、岡本が投稿した写真は互いにマスクをした状態のもの。髪型で若手tしまうが、目元だけを見れば確かに間違えるのも無理はなさそうだ。 この投稿には「こちらがもっと難易度高め」、「そうきましたか」、「それはすごい」と2人の激似具合に驚きの声が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】どっちが岡本?どっちが朴一圭? あなたはわかるか</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">キャンプの移動中に空港で他のチームのトレーナーさんに間違えられて話しかけられて会話終わるまで気づかれなかったのはここだけの話です。<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%91%E3%82%AE%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#パギちゃん</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%A9%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%93%E3%81%A6%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%84%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#どっちかわからんてよくいわれます</a><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%B6%E3%81%A1%E8%BE%BC%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグさんぶち込んできたな</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%94%E3%81%96%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ありがとうございます</a> <a href="https://t.co/wrxxk0x6l6">https://t.co/wrxxk0x6l6</a> <a href="https://t.co/dBem21ZDJQ">pic.twitter.com/dBem21ZDJQ</a></p>— 岡本昌弘 (@Okamotoguppy) <a href="https://twitter.com/Okamotoguppy/status/1493084670363271171?ref_src=twsrc%5Etfw">February 14, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">横顔もそっくりなんです…<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%B4%E4%B8%80%E5%9C%AD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#朴一圭</a> <a href="https://twitter.com/pagi1222?ref_src=twsrc%5Etfw">@pagi1222</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E6%98%8C%E5%BC%98?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#岡本昌弘</a><a href="https://twitter.com/Okamotoguppy?ref_src=twsrc%5Etfw">@Okamotoguppy</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%82%AC%E3%83%B3%E9%B3%A5%E6%A0%96?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#サガン鳥栖</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%A0J?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クイズだJ</a> <a href="https://t.co/n38XtV9Ku6">https://t.co/n38XtV9Ku6</a> <a href="https://t.co/6BwwAGovyG">pic.twitter.com/6BwwAGovyG</a></p>— サガン鳥栖公式 (@saganofficial17) <a href="https://twitter.com/saganofficial17/status/1493101521755865088?ref_src=twsrc%5Etfw">February 14, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%A0%EF%BC%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クイズだJ</a> <br>\<br><br>見た目がそっくりで話題の<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%82%AC%E3%83%B3%E9%B3%A5%E6%A0%96?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#サガン鳥栖</a> のゴールキーパー<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9C%B4%E4%B8%80%E5%9C%AD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#朴一圭</a> 選手と <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E6%98%8C%E5%BC%98?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#岡本昌弘</a> 選手<br><br>どちらが朴選手で、どちらが岡本選手かわかりますか<a href="https://twitter.com/saganofficial17?ref_src=twsrc%5Etfw">@saganofficial17</a> <a href="https://twitter.com/pagi1222?ref_src=twsrc%5Etfw">@pagi1222</a> <a href="https://twitter.com/Okamotoguppy?ref_src=twsrc%5Etfw">@Okamotoguppy</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/tKuSlD42Nn">pic.twitter.com/tKuSlD42Nn</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1493072508295290880?ref_src=twsrc%5Etfw">February 14, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.02.14 19:10 Mon4
J昇格請負人だったウーゴ・マラドーナの訃報/六川亨の日本サッカー見聞録
昨年末のこと、残念なニュースが飛び込んできた。一昨年末に亡くなったディエゴ・マラドーナの末弟であるウーゴ・マラドーナ(52歳)が急逝したとの報道だ。死因はナポリにある自宅で心臓発作を起こしたらしい。 ディエゴ自身もこれまで放映された映画やアマゾンTVが放送しているドラマなどで、ナポリ時代に薬物に手を出したことを告白している。もしかしたらウーゴも同じ道を辿ったとしたら、兄ディエゴは“英雄"だったかもしれないが、ファミリーにとってナポリ時代は悔やまれてならない。 ウーゴの存在を身近に知ったのは、92年に浜松市をホームにするPJMフューチャーズに加入した時だった。 PJMは、アメリカ人のポール・J・マイヤーが開発した人材育成のための能力開発システムで、当時、本田技研の研修を担当していた桑原勝義氏が興味を持ったことから“おとぎ話"はスタートした。桑原は藤枝東高時代に高校選手権で優勝し、その後は日本代表にも選ばれた好選手で、本田サッカー部の監督も歴任した(現JFL理事長)。 桑原氏の夢は、一貫した育成システムで育てた選手を2002年のW杯で日本代表に送り込むことだった。そのために本田を辞め、87年にクワバラスポーツクラブと、本田サッカー部の選手を中心にしたPJMフューチャーズを立ち上げた。 当初の予定は7年後の94年にJSL(日本サッカーリーグ)1部入りを果たすことだったが、時代はJリーグ創設へと動き出した。 Jリーグ入りへ、静岡からはJSL1部のヤマハと本田に加え、県リーグ所属の清水クラブ(後の清水エスパルス)の4チームが名乗りを上げた(その後は中央防犯、現アビスパ福岡もJリーグ入りを表明)。後発であり劣勢が否めないPJMにとって、Jリーグ入りへ起死回生の策だったのが当時29歳のディエゴ・マラドーナの獲得だった。 90年7月、PJMフューチャーズのオーナーでありPJMジャパンの社長の有田平は「移籍金は20億円以上、年俸も希望次第」と発表した。しかしナポリとの契約が93年5月まで残っていたため、マラドーナの獲得は夢のまま終わった。 そんなPJMフューチャーズに転機が訪れたのは東海リーグに昇格した91年、マラドーナ3兄弟の末弟であるウーゴを獲得したことだった。兄に似てずんぐりむっくりの体型のウーゴは、「背番号10は兄ディエゴのためにとっておく」と話していた。ディエゴの夢である「兄弟3人(ラウルとウーゴ)でプレーする」ための布石ではないかと報道されることもあった。 残念ながら兄ディエゴは90年イタリアW杯後の91年にコカイン服用の疑いでイタリア警察から告発され、FIFAからは15ヶ月の出場停止処分を受け、兄弟が揃って日本でプレーする夢はかなわなかった。 それでもウーゴはPJM(後の鳥栖フューチャーズ)でプレーした92年から94年の3年間(東海リーグとJFL)で49試合出場31ゴール、95年は福岡ブルックスに移籍し、JFLでは27試合出場で27ゴールを奪ってJリーグ昇格に貢献、97年には札幌でもチームをJリーグ昇格へと導いた。 偉大すぎる兄と比較されながらも、そのひたむきなプレーは鳥栖や福岡、札幌のファン・サポーターの脳裏に焼き付いているのではないだろうか。遅ればせながら、哀悼の意を表します。 2022.01.10 12:30 Mon5