「転換期は明本の退場」前半で決めきれなかった浦和、神戸とのドローにリカルド監督「勝ち点1を拾えた」
2022.02.23 23:04 Wed
浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が、ヴィッセル神戸戦を振り返った。
試合は立ち上がりに神戸がPKを獲得するも、武藤嘉紀のシュートはGK西川周作がセーブ。しかし、その武藤が先制ゴールをきめるが、浦和は松崎快、柴戸海のゴールで逆転する。
浦和がリードして迎えた後半だが、明本考浩が小林友希と競り合うと、報復行為で一発退場に。数的不利となった浦和は、守備を固めて守り抜く戦いを選択。しかし、87分に途中出場のアンドレス・イニエスタのクロスを、凱旋の槙野智章がヘッド。これが決まり2-2の同点に。最終盤にはセルジ・サンペールのミドルシュートがクロスバーを叩くなどしたが、そのまま引き分けに終わった。
また、「神戸には槙野のゴールやサンペールのバーに当たったところ以外はチャンスを作らせなかった」と語り、「ヴィッセルのようなチームに負けないことも大事。勝ち点1を拾えたという感じだ」と、なんとか引き分けられたと考えているようだ。
この試合では、[4-2-3-1]のシステムを採用。中盤はボランチ2人、アタッカー2人を起用した形となった。システムについては「神戸に対してこの形がベストだと思って採用した。ボールをもう少しキープしたかったが、前半も後半もチャンスは作れていた。良いパフォーマンスだった」と一定の手応え。「失点したが逆転したのは良かったし、前半終了間際に松崎が追加点を奪いそうになっていたので良いゲームができていたと思う」と、引き分けたものの、及第点を与えても良いと考えているようだ。
ただ、前述の通り退場してからは防戦となり、守備固めの策をとった。リカルド・ロドリゲス監督は「2つのオプションがあった。今日やった形と、[4-3-2]という形にすることだ」と、2つ形を考えていたという。「前半もサイドバックの背後が狙われていたので、失点を避けるために、クローズの形としての今日の守り方にした。5バックにすることで失点を阻止する。相手もインスイングのクロスで攻めてきたり、槙野が攻撃参加して危険な場面もあったが、どっちが良かったかはその時の判断となる」とし、とった作戦が間違っていたかどうかは明確には分からないとした。
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23日、明治安田生命J1リーグ第9節の浦和vs神戸が埼玉スタジアム2002で行われた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の日程の関係で前倒して行われた試合。開幕戦で京都サンガF.C.に敗れた浦和と、名古屋グランパスに敗れた神戸の一戦となった。浦和がリードして迎えた後半だが、明本考浩が小林友希と競り合うと、報復行為で一発退場に。数的不利となった浦和は、守備を固めて守り抜く戦いを選択。しかし、87分に途中出場のアンドレス・イニエスタのクロスを、凱旋の槙野智章がヘッド。これが決まり2-2の同点に。最終盤にはセルジ・サンペールのミドルシュートがクロスバーを叩くなどしたが、そのまま引き分けに終わった。
数的不利になり終盤に追いつかれた浦和。リカルド・ロドリゲス監督は試合を振り返り「立ち上がりにPKを与えてしまい、その後の流れから失点というのがあり、難しい流れだった。そこから反撃して松崎のゴールが生まれ、チャンスから2点目もあった。松崎は3点目をとっていてもおかしくなかった」と前半最後のチャンスがあったとした。また、「左から相手に形を作られていたが、試合の転換期は明本の退場だった」と、数的不利になったところがターニングポイントだったとした
また、「神戸には槙野のゴールやサンペールのバーに当たったところ以外はチャンスを作らせなかった」と語り、「ヴィッセルのようなチームに負けないことも大事。勝ち点1を拾えたという感じだ」と、なんとか引き分けられたと考えているようだ。
この試合では、[4-2-3-1]のシステムを採用。中盤はボランチ2人、アタッカー2人を起用した形となった。システムについては「神戸に対してこの形がベストだと思って採用した。ボールをもう少しキープしたかったが、前半も後半もチャンスは作れていた。良いパフォーマンスだった」と一定の手応え。「失点したが逆転したのは良かったし、前半終了間際に松崎が追加点を奪いそうになっていたので良いゲームができていたと思う」と、引き分けたものの、及第点を与えても良いと考えているようだ。
ただ、前述の通り退場してからは防戦となり、守備固めの策をとった。リカルド・ロドリゲス監督は「2つのオプションがあった。今日やった形と、[4-3-2]という形にすることだ」と、2つ形を考えていたという。「前半もサイドバックの背後が狙われていたので、失点を避けるために、クローズの形としての今日の守り方にした。5バックにすることで失点を阻止する。相手もインスイングのクロスで攻めてきたり、槙野が攻撃参加して危険な場面もあったが、どっちが良かったかはその時の判断となる」とし、とった作戦が間違っていたかどうかは明確には分からないとした。
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9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat3
【Jリーグ出場停止情報】J1横浜FMのMFジャン・クルードが次節出場停止、J2では清水FW北川航也が暴行の判断で残り2試合欠場、甲府は3名が出場停止に
Jリーグは29日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1リーグでは横浜F・マリノスのMFジャン・クルードが追加。他の大会での出場停止処分の影響により、30日の第35節浦和レッズ戦が出場停止となった。 J2リーグでは8選手が出場停止に。清水エスパルスのFW北川航也は27日の栃木SC戦で一発退場。「ファウルを受け両選手ともに倒れている状態で、相手競技者の右肩に対して左足で過剰な力を用いて蹴った行為は、『選手等に対する暴行(肘打ち、パンチ、蹴り、噛みつき、唾を吐きかける又は殴打する等)』に相当する」と判断された。 3試合の出場停止処分と15万円の罰金が科されることに。しかし、J2の全日程が11月10日をもって終了し、出場停止処分の対象となる同レベルの大会もなく、停止処分となる対象試合が1試合で翌シーズンへ繰り越さないことから、出場停止試合は2試合となっている。 ヴァンフォーレ甲府のDFエドゥアルド・マンシャは27日のレノファ山口FC戦で一発退場。「ペナルティーエリア外で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた行為は、『相手チームの決定的得点機会の阻止』に該当する」と判断され、1試合の出場停止となった。 また、甲府のDF林田滉也も山口戦で一発退場。「スライディングをしボールにプレーした後、相手競技者が起き上がったところを足裏で顔を蹴った行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』に該当する」と判断され、こちらも1試合出場停止となった。 J3リーグでは7名が追加。Y.S.C.C.横浜のDF大嶋春樹は26日の松本山雅FC戦で一発退場。「ペナルティーエリア内で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた行為は、『相手チームの決定的得点機会の阻止』に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分を受けている。 【明治安田J1リーグ】 DFマリウス・ホイブラーテン(浦和レッズ) 第35節 vs横浜F・マリノス(10/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF安斎颯馬(FC東京) 第35節 vs湘南ベルマーレ(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF昌子源(FC町田ゼルビア) 第35節 vsサガン鳥栖(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFジャン・クルード(横浜F・マリノス) 第35節 vs浦和レッズ(10/30) 今回の停止:その他の停止 MFレオ・ゴメス(ジュビロ磐田) 第35節 vsヴィッセル神戸(11/1) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 GKク・ソンユン(京都サンガF.C.) 第35節 vsサンフレッチェ広島(11/3) 今回の停止:1試合停止 FWウェリントン(アビスパ福岡) 第35節 vs柏レイソル(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF松岡大起 (アビスパ福岡) 第35節 vs柏レイソル(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第35節 vsFC町田ゼルビア(11/3) 今回の停止:3試合停止(1/3) 第36節 vs横浜F・マリノス(11/9) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J2リーグ】 DF中塩大貴(ザスパ群馬) 第37節 vs大分トリニータ(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF品田愛斗(ジェフユナイテッド千葉) 第37節 vsV・ファーレン長崎(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW高橋利樹(横浜FC) 第37節 vs栃木SC(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド・マンシャ(ヴァンフォーレ甲府) 第37節 vsブラウブリッツ秋田(11/3) 今回の停止:1試合停止 MF佐藤和弘(ヴァンフォーレ甲府) 第37節 vsブラウブリッツ秋田(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF林田滉也(ヴァンフォーレ甲府) 第37節 vsブラウブリッツ秋田(11/3) 今回の停止:1試合停止 FW北川航也(清水エスパルス) 第37節 vsいわきFC(11/3) 今回の停止:3試合停止(1/3) 第38節 vsロアッソ熊本(11/10) 今回の停止:3試合停止(2/3) DFヘナン(レノファ山口FC) 第37節 vs愛媛FC(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 MF音泉翔眞(ヴァンラーレ八戸) 第35節 vsカマタマーレ讃岐(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF大嶋春樹(Y.S.C.C.横浜) 第35節 vsAC長野パルセイロ(11/2) 今回の停止:1試合停止 MF山中麗央(AC長野パルセイロ) 第35節 vsY.S.C.C.横浜(11/2) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF大山啓輔(ツエーゲン金沢) 第35節 vsいわてグルージャ盛岡(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF生駒稀生(奈良クラブ) 第35節 vs福島ユナイテッドFC(11/2) 今回の停止:1試合停止 MF曽我大地(ガイナーレ鳥取) 第35節 vs大宮アルディージャ(11/2) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF工藤孝太(ギラヴァンツ北九州) 第35節 vsアスルクラロ沼津(11/2) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF藤春廣輝(FC琉球) 第35節 vsFC今治(11/3) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) 2024.10.29 18:29 Tue4
浦和MF大久保智明が右ヒザ手術で全治3カ月の見込み…今季中の復帰難しく
浦和レッズは22日、MF大久保智明についてを発表した。 大久保は右ヒザ半月板損傷と診断され、21日に手術。全治3カ月の見込みで、22日に後半から再開となる明治安田J1リーグ第28節の川崎フロンターレ戦でも当初の出場メンバーで唯一の変更となり、松尾佑介が代わって出る。 東京ヴェルディのアカデミーから中央大学に進み、2021年に浦和入りの大久保。今季はここまでJ1リーグ22試合で2得点1アシストだったが、シーズン中の復帰は難しそうだ。 2024.11.22 17:59 Fri5