ダニ・アウベスがカンプ・ノウで再入団会見 「僕ら全員でバルサを本来の場所へ…」

2021.11.18 00:42 Thu
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ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(38)が17日に古巣バルセロナでの再入団会見を実施した。バルセロナは12日、サンパウロを退団後フリーの状況が続いていたダニエウ・アウベスと今シーズン終了までの契約で合意に至ったことを発表。2008年から8年間在籍し、ラ・リーガ6回、コパ・デル・レイ4回、チャンピオンズリーグ3回など多くのタイトル獲得に貢献した百戦錬磨のDFは5年半ぶりにカンプ・ノウに帰還することになった。

10378人のクレが集まったカンプ・ノウで再び入団会見に臨んだ38歳は、背番号こそ盟友アンドレス・イニエスタが背負っていた「8」に変わったものの、トレードマークの笑顔と共に2008年の初加入時と同様にビーチサンダルを履いてカンプ・ノウのピッチへ現れた。
そして、クレに向けた注目の第一声では、「僕らは、自分たちのやり方を変えることはできない。この場所が自分を作ってくれたのだから、他の方法で再びピッチに立つことはできない」と、かつての同僚チャビ・エルナンデス監督の下での原点回帰を意識したコメントを残した。

また、ジョアン・ラポルタ会長と共に契約書にサインした後には、「僕はもう一度ここに戻ってきた。前回、マイクを握ったときには、この夢がいつまで続くかわからない、あるいは終わってしまったと言ったけど、今はノーと言える」、「皆さんはこれまでずっと自分がこのクラブの一員であり続けているように感じさせてくれた。だからこそ、僕はそのの一員であるがゆえにここに戻ってきたんだ」と、古巣帰還の素直な思いを口にした。
さらに、「僕ら全員で、バルサを本来の場所に戻さなければならない」と、ここ数シーズン苦境が続くブラウグラナの復活に向けた決意を語った。

最後に、目新しい背番号8のユニフォームに袖を通した際には、「この番号を選んだのは、人生に敬意を払わなければならないからだ。フリスト・ストイチコフや偉大なアンドレス・イニエスタにも敬意を表したい」と、新たな背番号への思いも口にしている。

なお、9月のサンパウロ退団後、約2カ月実戦から遠ざかっていることもあり、ダニエウ・アウベスの再デビューにはしばらく時間を要するかもしれない。

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