ナイジェリア、エジプト、カメルーンらが2次予選を突破!最終予選に進む10カ国が決定《カタールW杯アフリカ予選》

2021.11.17 16:41 Wed
Getty Images
カタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ2次予選の全日程が終了し、最終予選に進む10カ国が決定した。

2次予選では、4チーム10グループに分かれてホーム&アウェイのリーグ戦を行い、各グループの首位10チームが最終予選に進出する。

グループAの最終節では、首位のアルジェリア代表と2位のブルキナファソ代表が対戦。ホームのアルジェリアは負けてしまうと予選敗退というプレッシャーを抱えていたなか、マンチェスター・シティFWのリヤド・マフレズのゴールなどもあり、2-2で試合終了。最終予選に駒を進めた。
グループCでも最終節にて天王山が実現。ナイジェリア代表とカーボベルデ代表が相まみえた。こちらも敗北すれば予選敗退という状況のナイジェリアだったが、1-1のドローに持ち込んで最終予選に進出している。

一方、グループDでは逆転劇が発生。2位カメルーン代表がリヨンFWのカール・トコ・エカンビの先制点を守り切り、首位コートジボワール代表を撃破。コートジボワールは2大会連続で予選敗退となった。
また、リバプールFWモハメド・サラー擁するエジプト代表は、4勝2分けと無敗で2次予選を終了。アーセナルFWピエール=エメリク・オーバメヤンがけん引するガボン代表に勝ち点7差をつけ、グループFを突破した。

そして、2015年3月~2018年4月まで日本代表の指揮官を務めたヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるモロッコ代表は6戦全勝。20得点を挙げて失点はわずか「1」と、圧倒的な強さでグループIを通過している。

その他、グループBはチュニジア代表、グループEはマリ代表、グループGはガーナ代表、グループHはセネガル代表、グループIはモロッコ代表、グループJはDRコンゴ代表がそれぞれ最終予選へと駒を進めることになった。

なお、最終予選は10チームを上位と下位に分け、上位チームと下位チームがホーム&アウェイ方式で直接対決。勝利した5チームが本戦行きの切符を手にするレギュレーションとなっている。

◆最終予選進出10カ国
グループA:アルジェリア(次点:ブルキナファソ)
グループB:チュニジア(次点:赤道ギニア)
グループC:ナイジェリア(次点:カーボベルデ)
グループD:カメルーン(次点:コートジボワール)
グループE:マリ(次点:ウガンダ)
グループF:エジプト(次点:ガボン)
グループG:ガーナ(次点:南アフリカ)
グループH:セネガル(次点:トーゴ)
グループI:モロッコ(次点:ギニアビサウ)
グループJ:DRコンゴ(次点:ベナン)

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ブラジルがチュニジアに5発完勝! ハフィーニャ&リシャルリソンが躍動《国際親善試合》

国際親善試合のブラジル代表vsチュニジア代表が27日に行われ、ブラジルが5-1で快勝した。 共にカタール・ワールドカップ(W杯)に出場するチーム同士の一戦。23日に行われたガーナ代表戦を3-0の快勝で飾ったブラジルは、同じアフリカ勢を相手に連勝を狙った。 チッチ監督はガーナ戦から先発2人を変更。ミリトンに代えてダニーロを右サイドバック、ヴィニシウスに代えてフレッジを起用。前線はリシャルリソンとネイマールの2トップに、ハフィーニャ、パケタがサイドに入った。 立ち上がりからボールを握って相手を押し込むブラジルは、ガーナ戦と同様に早い時間帯に先制点を奪う。10分、中盤でフリーのカゼミロが背後を狙うハフィーニャへ絶妙なフィードを通すと、ボックス中央に抜け出したハフィーニャはGKの前目のポジションを冷静に見極めて巧みなヘディングシュートを流し込んだ。 幸先よく先制したブラジルだが、18分には自陣右サイドで与えたFKの場面で、キッカーのスリマネがゴール前に入れたボールをタルビに豪快なダイビングヘッドで決められて同点に追いつかれた。 それでも、慌てないチッチのチームは失点からわずか1分後に勝ち越す。19分、右サイドのタッチ際でボールを受けたハフィーニャがディフェンスラインと駆け引きしてニアを狙うリシャルリソンへ完璧な斜めのスルーパスを通す。リシャルリソンは冷静なボールコントロールからGKの股間を抜く右足シュートを流し込み、2試合連続ゴールとした。 2-1となった試合は相手のハードな対応にフラストレーションを溜めるネイマールのラフプレーをキッカケに、球際でバチバチとやり合う荒れ模様の展開に。そういった中、29分には右CKの場面でボックス内のカゼミロが相手DFのファウルを受けてPKを獲得。これをキッカーのネイマールが冷静にGKの反応の逆を突き、通算75点目を奪取。 これで完全にリズムを掴んだ南米の雄は前半終了間際の40分に追加点。左サイドで仕掛けたネイマールが入れた横パスに対して、パケタが潰れて流れたボールをボックス中央のリシャルリソンが丁寧にマイナスへ落とす。これをハフィーニャが得意の左足で合わせると、右ポストの内側を叩いたボールが逆のサイドネットに突き刺さる。 さらに、直後の42分には完全にチュニジアの標的となったネイマールがブロンのラフプレーを受けると、このプレーでブロンにレッドカードが掲示された。 3点リードに加えて、数的優位を得て試合を折り返したブラジルは、リシャルリソン、パケタを下げてペドロ、ヴィニシウスをハーフタイム明けに投入。これ以上相手のラフプレーを誘発したくない考えもあり、省エネモードでプレーするが、虎視眈々とハットトリックを狙うハフィーニャが際どいシーンを作り出す。 それでも、危なげなくゲームをコントロールするブラジルは74分、ボックス付近でのヴィニシウスの個人技からボックス左でフリーのペドロにこぼれ球が渡ると、25歳のフラメンゴFWが抑えの利いた右足ボレーシュートを流し込み、待望の代表初ゴールを挙げた。 その後、試合を締めにかかるチッチ監督はマルキーニョスを下げて、これがセレソンデビューとなるロジェール・イバニェスを投入するなど、若手を続けてピッチへ送り込む。 そして、このまま5-1のスコアを維持したブラジルがガーナに続きチュニジアに快勝を収め、W杯に向けて順調な仕上がりを見せた。 ブラジル代表 5-1 チュニジア代表 【ブラジル】 ハフィーニャ(10分) リシャルリソン(19分) ネイマール(29分[PK]) ハフィーニャ(40分) ペドロ(74分) 【チュニジア】 タルビ(18分) 2022.09.28 05:23 Wed
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フランス撃破の立役者、チュニジア代表FWハズリが31歳で代表引退…

モンペリエのチュニジア代表FWワフビ・ハズリ(31)が代表引退を決断した。 ハズリは今回のカタール・ワールドカップ(W杯)で2試合に出場。グループD最終節のフランス代表戦では、相手がすでにグループリーグ突破を決めていたものの、大金星に導く決勝点を記録する活躍を見せていた。 ただ、長年“カルタゴの鷲”の攻撃をけん引してきた31歳は、『beIN Sports』のインタビューで今大会での代表引退を表明した。 「昨日の試合後、ホテルでのミーティングの場でみんなに話した。 5回のアフリカ・ネーションズカップと2回のワールドカップの後、今が適切な時期だと思っているよ」 「両親、家族、妻、子供たちを誇りに思い、この国のためにプレーすることは格別だった。僕はチュニジアの人々を誇りに思い、輪が完成したと思っている」 「フランス代表に対する勝利で終わることは、僕のキャリアの中で最高の瞬間の1つとなったよ。常に僕の後ろにいてくれたすべてのチュニジアの人々、良いときも悪いときもそばにいてくれたプレーヤーたちに感謝します」 2013年1月にチュニジア代表デビューを飾ったハズリは、これまで通算74試合に出場し、歴代2位となる25ゴールを記録。前回のロシア大会では2ゴール2アシストと躍動した大舞台の強さは今回も健在で、レ・ブルー相手の会心の勝利は多くの母国民のハートを熱くさせた。 2022.12.02 23:12 Fri
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ジェバリにハンニバル、17日に日本代表と対戦するチュニジア代表メンバー決定…13日には韓国に4発惨敗【キリンチャレンジカップ2023】

日本サッカー協会(JFA)は15日、17日にキリンチャレンジカップ2023で日本代表と対戦するチュニジア代表の来日メンバーを発表した。 カタール・ワールドカップ(W杯)では2大会連続6度目の出場を果たしたチュニジア。ジャレル・カドリ監督は23名を選出。13日には韓国代表と対戦したが、4-0で敗戦となっていた。 今回のメンバーにはガンバ大阪のFWイッサム・ジェバリのほか、MFハンニバル・メイブリ(マンチェスター・ユナイテッド)やFWユセフ・ムサクニ(アル・アラビ) 、MFエリス・スクヒリ(フランクフルト)、MFアイサ・ライドゥニ(ウニオン・ベルリン)などを順当に選出している。 日本とは2022年6月に対戦。パナソニック スタジアム 吹田での試合は、イッサム・ジェバリのゴールを含め0-3でチュニジアが勝利していた。 来日したチュニジア代表メンバーは以下の通り。 ◆チュニジア代表メンバー23名 GK 16.アイメン・ダーメン(アル・ハジム/サウジアラビア) 1.ムエズ・アセン(クラブ・アフリカン) 22.ベシル・ベン・サイド(モナスティル) DF 4.ヤシヌ・メリアー(エスペランス) 5.アラー・グラム(スファクシャン) 12.アリ・マールル(アル・アハリ/エジプト) 21.ワジディ・ケシリダ(アトロミトス/ギリシャ) 20.モハメド・ドレーガー(バーゼル/スイス) 3.モンタサル・オマル・タルビ(ロリアン/フランス) 13.アリ・アブディ(カーン/フランス) 2.ヤン・ヴァレリ(アンジェ/フランス) MF 15.モハメド・アリ・ベン・ロムダーヌ(フェレンツヴァーロシュ/ハンガリー) 6.ハムザ・ラフィア(レッチェ/イタリア) 14.アイサ・ライドゥニ(ウニオン・ベルリン/ドイツ) 17.エリス・スクヒリ(フランクフルト/ドイツ) 10.ハンニバル・メイブリ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) FW 8.アニス・ベン・スリマン(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド) 18.セイフ・ルタイエフ(ヴィンタートゥール/スイス) 11.エリアス・アシュリ(コペンハーゲン/デンマーク) 9.イッサム・ジェバリ(ガンバ大阪/日本) 7.ユセフ・ムサクニ(アル・アラビ/カタール) 23.ナイム・スリティ(アル・アハリ/カタール) 19.ハイタム・ジュイーニ(スタッド・チュニジアン) 2023.10.15 22:20 Sun
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許したシュート1本、鉄壁の守りを見せる板倉滉が相棒・冨安健洋を語る「凄いと実際にやりながら感じている」

日本代表のDF板倉滉(ボルシアMG)が、チュニジア代表戦を振り返った。 17日、キリンチャレンジカップ2023で日本はチュニジアとノエビアスタジアム神戸で対戦した。 2022年6月には0-3で敗れた相手。1年越しのリベンジを目指した中で、日本は[4-2-3-1]のシステムで臨み、板倉はセンターバックの一角で先発出場を果たした。 冨安健洋(アーセナル)とのコンビは現在の日本代表の屋台骨。9月にはドイツ代表を押さえ込んだ2人だが、この試合もFWイッサム・ジェバリ(ガンバ大阪)に仕事をさせない守備を見せた。 シュートシーンは最後の1本だけ。完璧な守備対応を見せて2-0の勝利に貢献した中、板倉は相棒の冨安について改めて言及した。 「抜けた身体能力、危機察知能力を持ちながら、常に状況を把握して動く素早さとか、凄いなと実際にやりながら感じています」 「お互い要求し合いながら、今日は攻め込まれる時間が少なかったですけど、それでも奪われたところの切り替えで良いポジションを取れていたからだと思いますし、相手に起点を作られるとラインがズルズル下がってしまうので、そこは良かったと思います」 磐石のコンビに見える2人。守備だけでなく、互いに攻撃参加も可能で、チュニジア戦ではどちらもボール奪取から持ち出すシーンが見られた。 「(相手に)来て欲しかったなというか、相手が来てくれた方が崩しやすいんですが、凄く構えられていました」 「ただ、常にスピードを上げるのではなく、バランスを見ながら。なかなか攻撃できないことで、中盤、その1つ前の選手を見ながらできたかなと。運ぶ時、運ばない時をうまく使えたかなと思います」 冷静にプレー判断ができ、それは攻守にわたって出せているという板倉。引いた相手という点では、11月から始まる北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選へのテストになったという。 「色々な相手がいると思いますし、対日本というところでは引いて守るところもあるでしょうし、[5-4-1]のブロックを作るところもあると思います」 「ただ、そういう相手をどう崩していくか。今日みたいに焦れずに相手が来るのを待ちながら、来た時にチャンスを逃さないことを意識できたなと思います。試合全体を通してコントロールできたかなと思います」 アジアの戦いで主導権を握ることはこれまでも多かった日本。ただ、ボールを保持しているだけのようなパターンもあり、煮え切らない試合も少なくなかった。 ただ、現在の国際親善試合では6連勝で、全て複数得点を記録。攻撃面でもしっかりと自分たちの形を作ってゴールを奪えている。 今日も前半で先制できたが、板倉は「大きかったです」とコメント。「ただ、守備としてはずっとゼロで行くことにフォーカスしていました。あそこで1点取れたのは大きかったですし、追加点が取れたことも大きかったです」とコメントし、良いタイミングでのゴールは試合を進める上で重要であると語った。 冨安と共に見ていたジェバリへの対応については「最終ラインは数的不利な状況は多くて、横ズレでカバーしながら1トップという形で自分とトミの間にいました」と語り、「1発でやられることはなかったですし、一対一で掴みに行く時もありましたけど、ジェバリ選手に入った時は1人がカバーに行くということもできていて、距離感もチャレンジしやすいです。相手の良さを消せていたのかなと思います」と、2人で良い関係を築いてしっかりと封じられたと手応えを語った。 この2試合では板倉はチュニジア戦のみの出場に。収穫については「まずは来月からW杯予選が始まる中で、今回2連勝できたことは非常に大きな結果だなと思います」とチームとして結果が良かったことをコメント。「僕個人としても今日の試合でゼロに抑えられたことは、凄く手応えとして持っています。また自チームに帰って、みんなで良い状態で集まれるようにと思っています」と語り、今回も感じた手応えをよりものにしてW杯予選に臨む。 2023.10.18 08:15 Wed

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