「これからも苦戦するだろう」 元陸上ボルト氏が愛するユナイテッドの現状を憂慮…“ロナウド依存”も懸念

2021.11.16 17:30 Tue
Getty Images
元陸上短距離金メダリストのウサイン・ボルト氏が愛するマンチェスター・ユナイテッドの現状を憂慮している。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

今夏、ポルトガル代表FWクリスティアーノロナウドが復帰し、ほかにもドルトムントからイングランド代表FWジェイドン・サンチョ、レアル・マドリーからフランス代表DFラファエル・ヴァランを獲得するなど、大型補強を敢行したユナイテッド。2012-13シーズンを最後に遠ざかるプレミアリーグ優勝の期待も高まった。

しかし、第11節終了時点で5勝2分4敗の6位と低迷。第9節にはリバプールに0-5と屈辱的な大敗を喫し、第11節のマンチェスター・シティとのダービーでも0-2で敗れるなど、成績不振を理由にオーレ・グンナー・スールシャール監督の進退問題が大きく取り沙汰されている。
そうした苦しい状況に声を挙げたのが、オリンピックで史上最多となる通算11個の金メダルを獲得した元陸上選手のボルト氏。生粋のユナイテッドファンである元スプリンターは『The National』で、今季からチームに帰還した絶対的エースにあまりにも頼りすぎていると主張した。

「ユナイテッドはこれからも苦戦するだろうね。クリスティアーノ(・ロナウド)は毎試合のように僕らを救ってくれる。しかし、一人の男に全ての仕事をこなさなければならない状況なんだ」
また、混迷を極める監督人事についても言及。高額な金銭要求もネックとなり、交渉から手を引いたともいわれるが、そうしているうちにトッテナム指揮官に就任したアントニオ・コンテ氏の招へいを望んでいたことを明かした。

「僕らは長い間、良いサッカーをしていない。とてもリラックスしていて、ゆっくりとしたパス回しをしている。アレックス・ファーガソンが監督をしていたときは、彼が勝利を強く要求していたので、僕らは必死で勝ちにいかなければならなかった」

「僕はコンテを望んでいた。彼はスパーズでも、とてもうまくやるだろうし、チームを組織化できると思う。彼はチェルシーでタイトルを取った。そして、インテルでも、ユベントスでも同様のことを成し遂げた」

「どこに行っても、彼はチームをうまく構成するんだ。1月にはおそらく1人か2人の選手を獲得し、夏にはより適切な選手を見つけて連れてくるだろう」

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ロナウド崇拝ガルナチョはアルゼンチン代表で浮いている? 先輩パレデスが証言

マンチェスター・ユナイテッドのFWアレハンドロ・ガルナチョは、クラブの偉大なる先輩を崇拝するあまり、アルゼンチン代表で少し浮いてしまっているようだ。 現在、ガルナチョはアルゼンチン人の母親の母国であるアルゼンチンのA代表でプレー。ただ、自身はマドリードで生まれ育ち、2020年からイングランドでプレーしており、その他の選手に比べてアルゼンチン人としての意識はやや希薄だ。 通常、ガルナチョの年代のアルゼンチン人選手はリオネル・メッシを崇拝するものだが、同選手のアイドルはそのメッシの最大のライバルであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。 スペイン時代はヘタフェ、アトレティコ・マドリーのカンテラに在籍していたが、その当時にレアル・マドリーで全盛期を過ごしたロナウドの印象は鮮烈で、同選手が自身の所属するユナイテッドに帰還を果たした際には誰よりも興奮した選手の一人だった。 さらに、先日のエバートン戦で圧巻のバイシクルシュートでのゴールを決めた際にガルナチョは、崇拝するロナウドの代名詞であるゴールセレブレーションを披露していた。 そういった振る舞いは所属クラブでは好意的に受け止められるものの、メッシが崇拝されるアルビセレステスにおいては異質と見られ、少し意地悪な先輩たちからはイジりの対象となっている。 ローマに所属する同国代MFレアンドロ・パレデスは、アルゼンチン『DSports』でガルナチョと周囲の選手たちのやり取りを明かしている。 「僕らは彼にそのこと(ロナウド崇拝)について冗談を言ったよ。彼はとてもシャイで、返事をしない。ちょっとかわいそうな奴で、僕らが彼を狂わせてしまったみたいだね」 「また、僕らは彼にグループが何なのかについても話したよ。何とかして彼らにグループの一員であると感じてもらい、快適に感じてもらえるよう努めている。ただ、今回の場合、彼はとても緊張していてうまく話すことができなかった」 「でも、彼が言ったように、僕は彼がロナウドを自分のアイドルだと思っていて、いつも彼を追いかけていて、プレーもかなり似ている。それはある意味で普通のことでもあり、それによって何かが起こるわけではない」 「もちろん、彼が代表チームに来るときは、僕らのチームというものがあり、彼も少し変わらなければならないね」 アルゼンチン代表においてロナウド崇拝は決してタブーというわけではないが、代表でのプレーやコミュニケーションを円滑に進める上でガルナチョはその愛をやや抑えつつ、周囲とより良好な関係を築いていきたいところだ。 2023.12.14 23:33 Thu

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