ジェラードがアストン・ビラの監督に正式就任! 古巣リバプールとは1カ月後に対戦

2021.11.11 19:40 Thu
Getty Images
アストン・ビラは11日、新指揮官にレンジャーズからスティーブン・ジェラード監督(41)を招へいしたことを発表した。

クラブは契約の詳細を発表していないが、イギリス『BBC』は2025年までの3年半契約を結んだとしている。

アストン・ビラは7日にディーン・スミス監督を成績不振により解任。後任監督探しがスタートする中、ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督らも候補に浮上していた。
そんな中、予てより最有力候補となっていたのがジェラード監督。レンジャーズで指揮を執っている中での引き抜きは難しいとも見られたが、無事に契約に漕ぎ着けることとなった。

ジェラード監督は、リバプール、イングランド代表のレジェンドとして知られ、ロサンゼルス・ギャラクシーで現役を引退。その後、古巣のリバプールのユースでコーチ、監督を務めると、2018年6月にレンジャーズの監督に就任していた。
レンジャーズでは今シーズンが4年目。2020-21シーズンは無敗でスコティッシュ・プレミアシップを制しており、今シーズンもここまでセルティックを抑えて首位に立っていた。

なお、ジェラード新監督の古巣であるリバプールとはまだ今季対戦しておらず、12月11日に予定されている第16節で対戦することとなる。

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アストン・ビラが大型補強...煽り受けるはブンデス時代に大器と称された快足FW? 25歳でサウジ移籍か

大型補強を進めるアストン・ビラだが、その煽りをジャマイカ代表FWレオン・ベイリー(25)が受ける形になるかもしれない。 昨シーズンのプレミアリーグを7位でフィニッシュし、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)への参戦を掴んだアストン・ビラ。昨秋のウナイ・エメリ監督就任から急成長を遂げるイングランドの古豪は、今夏の移籍市場でメガクラブ行きも噂された実力者の補強に成功している。 ビジャレアルからスペイン代表DFパウ・トーレス(26)、レバークーゼンからフランス代表FWムサ・ディアビ(24)を獲得。いずれも移籍金は公表されていないものの、前者は3250万ユーロ(約50億9000万円)+ボーナス、後者はクラブレコードの5500万ユーロ(約86億3000万円)+ボーナスと報じられている。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ビラは現在も新たなアタッカーの獲得を目指しており、足りなくなった資金を調達すべくベイリーを売りに出す方針で一致。レバークーゼン時代に大器と称されたベイリーだが、“後輩”ディアビの加入もあってエメリ監督のプランではベンチウォーマーだという。 また、ベイリーにはサウジアラビアのアル・ナスルが関心を寄せているといい、アストン・ビラは2000万ユーロ(約31億3000万円)を少し上回るオファーなら売却を躊躇せず。サウジのクラブにとっては全くもって障壁にならない額と言える。 2021年夏にビラ入りしたベイリーは昨シーズンの公式戦36試合出場で5ゴール4アシスト。ケガであまり稼働できなかった1年目を乗り越え、2年目の昨シーズンは主力として奮闘したが、野心的に上位進出を目指すクラブのアタッカーとしては物足りない数字に終わった。 とはいえ、25歳の若さでサウジアラビアへ向かうことになるのだろうか。 2023.08.01 15:07 Tue

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