リヨンMFパケタが“ノールック”でアウトサイドスルーパス!ブラジル人らしいテクに釘付け

2021.10.18 21:05 Mon
Getty Images
リヨンのブラジル代表MFルーカス・パケタがブラジル人らしいテクニックを見せた。
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パケタは昨シーズン途中にミランからリヨンに加入。すぐさま戦力となると、今シーズンも公式戦全試合に出場。リーグ戦9試合で4ゴール1アシストの数字を残している。そのパケタは、ブラジル代表としてカタール・ワールドカップ南米予選に出場していたことも考慮され、16日に行われたリーグ・アン第10節のモナコ戦でベンチスタートとなる。0-0の67分から途中出場すると、75分にリヨンが先制ゴールを奪って迎えた90分に観客を魅了する。
左CKを獲得したリヨンは、パケタがMFフセム・アワールにショートコーナーで繋ぎ、リターンパスを受ける。そのまま時間を使うと思いきや、パケタはノールックのまま左足アウトで、ボックス内に走り込んだDFエメルソンへとスルーパス。エメルソンがクロスを上げると、DFジェイソン・デナイヤーが勝負を決める2点目を決めた。

パケタには同僚も称賛の言葉が送られており、DFジェローム・ボアテングが「彼は素晴らしい選手。金曜日にブラジルでプレーし、今日は僕たちにとって大きな存在だった」と語ったほか、FWカール・トコ・エカンビも「パケタはリーグで最高の選手の1人であり、毎週末その能力を見せている。彼は兵士だ。彼はブラジルから遅くに帰国したが、それでも模範的だった」と絶賛した。
また、ピーター・ボス監督も代表戦明けのパケタを起用することはリスクだったことを認めながら、結果をもたらしたことを喜んでいる。

「私は大きなリスクを冒した。本来、彼はプレーできなかった。彼は飛行機に乗る前、42時間前にブラジルで1時間プレーした。私は彼を連れて行くつもりはなかった。彼はゲームで先発したがった」

「(土曜日の)午後にウォーキングに行ったとき、私たちは彼に彼の部屋にとどまって寝ているように言った。私は大きなリスクを冒したが、それは報われた」

※写真はブラジル代表



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