韓国代表FWファン・ヒチャンがウルブス加入! 買取OP付きのレンタル移籍
2021.08.30 06:00 Mon
ウォルバーハンプトンは29日、RBライプツィヒから韓国代表FWファン・ヒチャン(25)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「26」に決定した。
今シーズンはザルツブルクで指導を受けたジェシー・マーシュ監督がライプツィヒの新指揮官に就任したことで、より出場機会を得られるかに思われたが、昨夏にも獲得に動いていたウルブスへの移籍を決断した。
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浦項スティーラースの下部組織出身もレッドブル・ザルツブルクでプロキャリアをスタートしたファン・ヒチャン。オーストリアの地で着実にプレーヤーとしてのレベルを上げた韓国代表はリバプール、ドルトムントへステップアップを果たした日本代表FW南野拓実やノルウェー代表FWアーリング・ハーランドと共に攻撃を牽引していた。その活躍が評価され、昨夏には系列クラブであるライプツィヒへのステップアップを果たしたが、新型コロナウイルス感染の影響によるコンディション不良などもあり、思うように出場機会を得ることができず。昨シーズンは途中出場をメインに公式戦26試合に出場し、3ゴール3アシストの数字に留まった。PR
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町田で活躍するFWオ・セフンが韓国代表初招集! 名古屋DFハ・チャンレも29歳で初招集【2026W杯アジア2次予選】
大韓サッカー協会(KFA)は27日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨む韓国代表メンバー23名を発表した。 アジアカップではベスト4入りを果たすも、チーム内に内紛があったこともあり、マネジメントに疑問を投げかけられたユルゲン・クリンスマン監督が退任。3月は後任監督が決まらず、U-23韓国代表のファン・ソンホン監督が指揮を執っていた中、今回も新監督が決まらず、キム・ドフン暫定監督が指揮を執る。 韓国はグループCに入っており、すでに2次予選突破を決定済み。6日に4位のシンガポール代表と、11日に2位の中国代表と対戦し、両者の命運を握る存在となる。 この2試合に向けては主軸であるFWソン・フンミン(トッテナム)やMFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)、MFイ・ジェソン(マインツ)、FWファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)らが順当に選出された。元ヴィッセル神戸のMFチョン・ウヨン(アル・ハリージュ)も久々の復帰を果たした。 一方で、DFキム・ミンジェ(バイエルン)は足首の負傷により招集外。FWチョ・ギュソン(ミッティラン)も右ヒザの手術をこのオフに行うこととなり、招集されなかった。 また、7名が韓国代表に初招集。FC町田ゼルビアでプレーするFWオ・セフンや名古屋グランパスのDFハ・チャンレらが初招集。Jリーグ組からはGKソン・ボムグン(湘南ベルマーレ)も招集されている。 今回発表された韓国代表メンバーは以下の通り。 ◆韓国代表メンバー23名 GK チョ・ヒョヌ(蔚山HD FC) ソン・ボムグン(湘南ベルマーレ/日本) ファン・インジェ(浦項スティーラース) DF クォン・ギョンウォン(水原FC) パク・スンウク(金泉尚武FC) チョ・ユミン(シャールジャFC/UAE) ハ・チャンレ(名古屋グランパス/日本) キム・ジンス(全北現代モータース) イ・ミョンジェ(蔚山HD FC) ファン・ジェウォン(大邱FC) チェ・ジュン(FCソウル) MF パク・ヨンウ(アル・アイン/UAE) チョン・ウヨン(アル・ハリージュ/サウジアラビア) ファン・インボム(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア) ホン・ヒョンソク(ヘント/ベルギー) ペ・ジュノ(ストーク・シティ/イングランド) イ・ジェソン(マインツ/ドイツ) ソン・フンミン(トッテナム/イングランド) ファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン/イングランド) オム・ウォンサン(蔚山HD FC) イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン/フランス) FW チュ・ミンギュ(蔚山HD FC) オ・セフン(FC町田ゼルビア/日本) 2024.05.27 13:05 Mon4
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同胞指揮官の下で完全覚醒。10代から名門アヤックスで活躍し、“NEXTポグバ”とも称された逸材だが、バイエルン、昨季のリバプールでは中盤のバックアッパーに甘んじた。しかし、オランダ時代からその才能に注目してきたスロット新監督の下でプレシーズンから出場機会を与えられると、新生レッズの中盤のキープレーヤーに成長。元々定評があるアスリート能力に規律・献身性を加えた守備でフィルター役を完璧にこなし、攻撃面ではサイズを感じさせないターンの巧さ、懐深いボールキープ、推進力、パスセンスを遺憾なく発揮。質の高いボックス・トゥ・ボックスのプレーで躍動した。 MF モイセス・カイセド(23歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生ブルーズの中盤に君臨。英国史上最高額の移籍金という色眼鏡もあり、加入2年目も周囲から高い要求を求められるエクアドル代表MFだが、今季前半戦のパフォーマンスはハードルが上がったなかでも称賛に値するパフォーマンスだ。前線に攻撃的なタイプを並べ、可変式のサイドバックにもより攻撃的なタスクを与えるマレスカ新監督のスタイルにおいて序盤戦はラヴィア、現在はエンソ・フェルナンデスとともにバランサーとしてのマルチタスクを担う。幅広いカバーエリア、ボールハントに加え、攻撃でも1ゴール3アシストと決定的な仕事をこなした。 MF ブカヨ・サカ(23歳/アーセナル) 出場試合数:16(先発:16)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div 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style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留争うウルブスで孤軍奮闘。イサクやウッド、エンベウモの活躍も素晴らしかったが、下位に低迷するチームで素晴らしい前半戦を過ごしたブラジル代表FWを選出。12ゴール7アシストの昨季活躍を経て、今季から背番号10を託されると、ここまで10ゴール4アシストを記録。[3-4-2-1]のシャドーの一角を主戦場に、攻撃のマルチタスクを担いながらボールのオン・オフに関わらず、ハイレベルのプレーを披露。献身的な守備も高い評価を得ており、今冬の移籍市場ではビッグクラブの注目も集める。だが、現状ではクラブとの新契約にサインする可能性が高い。 FW モハメド・サラー(32歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:17 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。攻守両面で異次元のパフォーマンスを披露し、リバプールの首位快走の立役者に。前半戦では2試合を除きすべての試合でゴールかアシストを記録し、得点ランキングとアシストランキングでいずれも首位に。圧倒的な決定力に加え、芸術的なアシストが印象的だった。 2025.01.09 22:25 Thu2
降格圏ウルブスが伊東純也&中村敬斗の同僚DFアグバドゥを完全移籍で獲得、スタッド・ランスではキャプテンも務める
ウォルバーハンプトンは9日、スタッド・ランスのコートジボワール代表DFエマヌエル・アグバドゥ(27)が完全移籍で加入することを発表した。 契約期間は1年間の延長オプションを含む4年半契約となる。 アグバドゥは、オイペンから2022年7月にスタッド・ランスに完全移籍。日本代表MF伊東純也やFW中村敬斗らとチームメイトとしてプレー。2シーズン半で公式戦80試合に出場し3ゴール4アシストを記録していた。 今シーズンもリーグ・アンで14試合に出場。キャプテンとしてもプレーした中、プレミアリーグへ活躍の場を移すこととなった。 なお、コートジボワール代表としても7試合でプレーしている。 ヴィトール・ペレイラ監督が就任し、巻き返しを狙うウォルバーハンプトンにおいて最初の補強となったアグバドゥ。降格圏に沈むチームを救う活躍を見せられるか注目だ。 2025.01.09 23:55 Thu3
止まらないイサクがプレミア史上4人目となる8試合連続得点!リーグ6連勝への貢献に「とても満足している」
ニューカッスルのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクが活躍への喜びを語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 今シーズン絶好調のイサクは、ここまでプレミアリーグ18試合13ゴール4アシストを記録。ここまで7試合連続得点を挙げるなど、リーグを代表するストライカーとして存在感を発揮している。 そんなイサクは、15日に行われたプレミアリーグ第21節のウォルバーハンプトンでも先発。リーグ5連勝中のチームはこの日も優位に試合を進めると、イサクは巧みなボールタッチと冷静なフィニッシュで2ゴール。3点目のアシストも記録し、全ゴールに関与する働きを見せた。 これにより、ニューカッスルは3-0で勝利してプレミアリーグ6連勝。また、イサクはルート・ファン・ニステルローイ、ジェイミー・ヴァーディ、ダニエル・スタリッジに続き、プレミアリーグ史上4人目となる8試合連続得点を記録することになった。 試合後、イサクは自身の記録について喜びつつ、あくまで重要なのはチームの結果だと強調。そのうえで、現在の好調ぶりへの手応えを口にしている。 「(8試合連続ゴールは)とても良い気分だ。僕の野望は、常にゴールを決めることだからね。それがチームに貢献できる最高の方法でもある。これはチーム全体のパフォーマンスによるものであり、僕だけが前進しているわけではない。最近は守備もとても堅実だ。パフォーマンス全体にとても満足しているよ」 「(自身にとって最高の状態かは)わからない。とても良い気分なのは確かだけどね。常に前進していると感じているよ。選手として成長したと思うし、明らかにもっと上を目指している。この成績は嬉しいけど、同じレベルを維持してさらに上を目指すには、懸命に努力し続けなければならない」 「もちろん、外部からの騒音はある。でも、グループ内は平和であり、各試合に非常に集中して取り組んできた。チームのパフォーマンスを見れば、わかってもらえると思う。全員が素晴らしい仕事をしていて、それがチームの利益になっている」 「記録については、キャリアを終えた後に楽しむものだと思っている。僕はゴールを決めてチームを助けるというマインドで、すべての試合に臨むよ。チームが全てなんだ。僕たちは本当に良いプレーをしてきて、その一員になれるのは嬉しい」 <span class="paragraph-title">【動画】イサクの大活躍もありニューカッスルはプレミアリーグ6連勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/f9GFmCNWeKk?si=94if_Hl2LG63Owf3" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2025.01.16 11:15 Thu4
ウルブスで主将剥奪のMFが移籍志願…指揮官が認める 「彼はチームを出て行きたがっている」
ウォルバーハンプトンのガボン代表MFマリオ・レミナ(31)が移籍を志願しているようだ。 かつてマルセイユやユベントスにステップアップ移籍を果たしたりとボールを運べる中盤として注目を集めたレミナ。2023年1月から現在のウォルバーハンプトンを新たな所属先とし、今季のプレミアリーグも17試合に出場し、1得点3アシストをマークしている。 だが、昨年12月の第17節から3試合連続でベンチ外。新年一発目の第20節で途中からながら久々に出場したが、直近15日の第21節で再びメンバー外だった。 開幕から16試合連続で出場が続いたのを考えると、ケガなどのコンディション面が理由かと思われたが、15日のニューカッスル戦を0-3で完敗したヴィトール・ペレイラ監督いわく、退団希望によるものという。イギリス『BBC』が報じる。 「チームの力になれる精神状態じゃないと言う選手を連れてくることなんてできない。彼はチームを出て行きたがっているんだ。私が来る前に何が起きたのかわからないが、(チームに)このエネルギーとメンタリティがあれば、彼は必要ない。他の選手と一緒に戦いたい」 「私はレミナに何の恨みなんてないし、彼との間に何か問題があるというわけでもない。彼は私に退団したいと言い、この決断を1カ月前にクラブに伝えてもいる」 ウォルバーハンプトンは昨年12月にギャリー・オニール前監督を成績不振で解任し、後任としてペレイラ監督を招へい。レミナは監督交代が起こる直前に主将の座を剥奪され、サウジアラビアのアル・シャバブ行きが噂されている。 2025.01.16 12:05 Thu5