再会? 新たにエバートン指揮のベニテス、クリバリ獲得をリクエスト
2021.07.12 16:20 Mon
新シーズンからエバートンを率いるラファエル・ベニテス監督が古巣ナポリからの教え子獲得をクラブに要請しているようだ。
昨季まで率いたカルロ・アンチェロッティ監督の電撃的なレアル・マドリー行きを受け、プレミアリーグでの指揮歴を持つフリーのベニテス監督を招へいしたエバートン。リバプール監督時代にマージーサイドの宿敵エバートンを“小さなクラブ”と揶揄した過去があり、一部サポーターから反発を受けたものの、先月30日に3年契約での就任が決定した。
そんなベニテス監督はイギリス『90min』いわく、フットボールディレクターを務めるマルセル・ブランズ氏と今夏のターゲットリスト作成に着手。コロンビア代表DFジェリー・ミナに今夏移籍の可能性が取り沙汰されているため、新たなセンターバックの獲得を求めており、その候補としてセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(30)を挙げているという。
クリバリはメス、ヘンクを経て、2014年夏からナポリでプレーするセリエA指折りのセンターバック。近年の移籍市場が開くたびに去就が注目され、数年前まで1億ポンド(約153億3000万円)に近い移籍金額を要求したりと強気のナポリだが、今や売却の可能性を閉ざしておらず、3500万ポンド(約53億5000万円)程度のオファーで交渉に応じる模様だ。
なお、ベニテス監督は2013年5月から2015年5月までナポリを指揮。クリバリとはヘンクから加入初年度の1シーズンをともに過ごして、公式戦39試合で起用した。
昨季まで率いたカルロ・アンチェロッティ監督の電撃的なレアル・マドリー行きを受け、プレミアリーグでの指揮歴を持つフリーのベニテス監督を招へいしたエバートン。リバプール監督時代にマージーサイドの宿敵エバートンを“小さなクラブ”と揶揄した過去があり、一部サポーターから反発を受けたものの、先月30日に3年契約での就任が決定した。
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経営難エバートン、2024-25シーズンはクラブ史上最高額の商業収入か
経営難のエバートンだが、営業部門が頑張ったようだ。 ファルハド・モシリ体制における計画性を欠いた経営がたたり、ここ数年財政が非常に苦しいエバートン。今季PSR問題で勝ち点を剥奪されながらもプレミアリーグで生き延びた“現場”の奮闘たるや、見事としか言いようがない。 その一方、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、営業部門も大きな成果。 来季からユニフォームサプライヤーに地元リバプールの企業「カストーレ」を採用するなか、この契約で年間2000万ポンド(約40.2億円)を調達。今季までの「フンメル」との契約は、年間700万ポンドに満たなかったという。 また、24-25シーズンの商業収入として、クラブ史上最高額の9500万ポンド(約191.3億円)を確保。22-23シーズンにスポンサー収入が1900万ポンド(約38.2億円)まで減少するなど、近年資金調達に苦労していたが、なんとか最低限の経営レベルに戻した格好だ。 依然として“余裕”があるわけではなさそうで、選手の売却噂も続いていくのが確実。今のエバートンは、勝ち点剥奪を繰り返す危険性が減っただけでも前進と捉えるべきだろう。 2024.06.20 14:45 Thu5