リヨンがオナナ獲得に動く! 新指揮官ボスが教え子獲得を希望

2021.07.04 14:40 Sun
Getty Images
リヨンアヤックスに所属するカメルーン代表GKアンドレ・オナナ(25)の獲得に動いているようだ。フランス『レキップ』が報じている。

今夏の移籍市場でアヤックス退団が有力視されるオナナにはアーセナル、インテルという2クラブからの関心が伝えられている。

しかし、『レキップ』が報じるところによれば、この争奪戦にリヨンが参戦しているようだ。
リヨンは新シーズンからピーター・ボス新監督が指揮を執ることになり、アヤックス時代にオナナを指導してきたオランダ人指揮官はクラブに対して同選手の獲得をリクエストしているようだ。

交渉に関してはアーセナルとインテルが先んじているものの、ドイツ代表GKベルント・レノ、元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチと絶対的な守護神を抱える両クラブは出場機会の部分で交渉が難航しているという。
また、昨年10月に妻が処方されていた薬を誤って服用し、ドーピング違反による出場停止処分を科されたオナナは、処分期間が9カ月に短縮されたものの、2021年11月までプレーできない点が多くのクラブが獲得に二の足を踏む要因となっている。

さらに、同選手はカメルーン代表として2022年1月のアフリカ・ネーションズカップ出場の意向を示している点もマイナス材料だ。

そういった中、リヨンは前述の2つのマイナス材料を受け入れ、且つヨーロッパリーグとクープ・ドゥ・フランスでのプレーを確約しているという。そして、同選手の試合勘を養った後、2022-23シーズンは同年が契約最終年となるポルトガル代表GKアントニー・ロペスとポジションを争わせる意向を持っているとのことだ。

なお、オナナの関係者筋の情報によれば、リヨンとオナナの代理人はすでにコンタクトを取っており、選手自身は移籍に前向きな姿勢を見せているという。

ただ、現時点では他クラブからのオファーを吟味している段階で、早期に結論を出す可能性は低いようだ。

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リヨン、アメリカ人実業家テクストル氏による買収が決定…C・パレスやボタフォゴも保有

リヨンは20日、アメリカの実業家ジョン・テクストル氏との独占交渉に入り、同氏が経営する『Eagle Football Holdings』がクラブの筆頭株主となることを発表した。フランス『レキップ』が伝えている。 リヨンでは1987年以来、ジャン=ミシェル・オラス会長が率いる『OLグループ』がクラブの経営を担ってきた。 しかし、ここ最近になってクラブ身売りの可能性が取り沙汰されると、直近では元リバプールオーナーのジョージ・ジレット氏の息子であるアメリカ人実業家フォスター・ジレット氏による買収が決定的と報じられたが、最終的に同氏が資金を調達することができず、破談となっていた。 そういった中、もう一人の候補に挙がっていたテクストル氏は、資産価値が8億ユーロ(約1137億円)とも伝えられるリヨンの買収交渉を完了させた。 テクストル氏は、クラブの株式の約40%を保有していた『Pathé』社と『IDG』社の株式及び、オラス家が保有する一部の株式を取得。現時点で66.5%を保有することになり、今後は保有率が最大で88.55%に上昇する可能性もあるという。 なお、今回の買収によって筆頭株主から少数株主となったオラス会長だが、今後3年間はクラブ会長職を継続するという。また、同会長がこれまでクラブを運営してきた『OLグループ』は、すべての利害関係者の臨時総会の承認を待つ間、8600万ユーロ(約122億円)の資本増強が認められるようだ。 フランス屈指の名門の新オーナーとなるテクストル氏は、スポーツ中心のOTTストリーミング企業である『fuboTV, Inc.』の元CEOで、2016年にアメリカ『Forbes』によって「ハリウッドのバーチャルリアリティの第一人者」として紹介されたこともある実業家だ。 また、フットボール界との関わりではプレミアリーグのクリスタル・パレスの共同オーナー、ブラジルのボタフォゴやベルギーのRWDモレンベークのオーナーでもある。 先日にチェルシーが売りに出された際には、ジョシュ・ハリス氏、デイビッド・ブリッツァー氏と共に買収を試みていた。 2022.06.21 14:45 Tue

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