16歳でトップチームデビュー 育成の名門リヨンの神童、ラヤン・チェルキ【ライジング・スター】

2020.08.29 05:00 Sat
Getty Images
ビジャレアルに移籍した日本代表MF久保建英など、10代の選手の活躍が目立っているサッカー界。この企画『Rising Stars』では、近いうちにサッカー界の主役を担うであろう、注目の若手選手たちを紹介していく。
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今回はリヨンのフランス人MFラヤン・チェルキ(17)だ。
◆神童チェルキの天才肌のドリブル

アルジェリア人両親の下、リヨンで生まれ育ったチェルキは2010年にヨーロッパ屈指と言われる育成の名門へ加入。FWカリム・ベンゼマやFWハテム・ベン・アルファ、MFフセム・アワールと北アフリカにルーツを持つ偉大な先達と同様に、卓越したボールスキル、創造性、パスセンスを武器に10代前半から注目を集める逸材アタッカーだ。
昨年10月に行われたリーグ・アンのディジョン戦でファーストチームデビューを飾ると、翌月にはグループステージのゼニト戦でチャンピオンズリーグ(CL)デビューまで飾った。

極めつけは今年に入ってからのクープ・ドゥ・フランスでの鮮烈な活躍。3部のブール・ペロンナ戦で初ゴールを記録すると、リーグ・アン勢対決となったナント戦では2ゴール2アシストの衝撃的な活躍をみせ、一気に自身の名をヨーロッパ中に知らしめた。
8月17日に17歳を迎えたばかりながら、トップ下や両ウイングを主戦場に、早くもトップチームで公式戦13試合に出場している神童に関して、バルセロナやレアル・マドリー、ユベントス、マンチェスター・ユナイテッドといった錚々たるビッグクラブが関心を示していると言われていた。

しかし、チェルキは生まれ育ったクラブとの新契約に合意し、2023年までの新契約にサイン。今後もしばらくはフランスでのプレーを継続するようだ。

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戦力強化図るリバプールがシェルキ獲得を狙う?財政難のリヨンは1月売却の可能性も排除せず

リバプールはリヨンのU-23フランス代表FWラヤン・シェルキ(21)獲得を検討しているようだ。 10代の頃から逸材として注目を集めていたシェルキ。昨シーズンはリヨンの主力として公式戦39試合3得点9アシストの成績を残しており、自国開催であるパリ・オリンピックのメンバーにも選出された。 今シーズンも公式戦11試合2ゴール3アシストを記録。今夏には1500万ユーロ(約24億4000万円)でのフルアム行きがクラブ間合意に至りながら、選手本人が移籍を拒んだことで残留に。9月には2026年夏までの契約延長も発表されたが、ビッグクラブからは高い関心が寄せられ続けている。 そんな中で、フランス『RMCスポーツ』によるとリバプールがシェルキ獲得に強い関心を示している模様。クラブ上層部やアルネ・スロット監督は、同選手を高く評価しているという。 リヨンとしては契約延長したこともあり、今夏フルアムと合意した時以上の移籍金を求めたいところ。しかしクラブは15日に、フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)から、財政問題を理由として暫定的なリーグ・ドゥ降格、補強禁止、給与の監督という厳しい処分が科されてしまった。 これにより、早急な財政問題改善が急務となったクラブは、来年1月の移籍市場で数人の選手売却を計画。シェルキについては、3000万ユーロ(約49億円)の移籍金を希望しているが、それより低い金額でもオファーがあった場合は受け入れる可能性があるようだ。 リヨンのオーナーであるジョン・テクスター氏はシェルキについて、「1月に残留するはずだが、フットボールでは常にそうであるように彼の選択次第だ」と発言。オファー次第で冬の移籍も許容する姿勢を示しているが、果たして。 2024.11.21 16:55 Thu
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「彼の選択次第」財政問題抱えるリヨン、オーナーがシェルキの今冬去就に言及

リヨンのオーナーであるジョン・テクスター氏が、U-23フランス代表FWラヤン・シェルキ(21)の去就に関して言及した。フランス『レキップ』が報じている。 リヨンは15日、フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)から財政問題を理由に、暫定的なリーグ・ドゥ降格、補強禁止、給与の監督という厳しい処分が科された。 この決定を受け、翌日に記者会見を行ったテクスター氏は「我々は降格しない」と、財政問題の改善が可能だと主張しつつも、今冬の移籍市場で5人か6人の選手売却に踏み切る考えを明かした。 「今はプレーヤーが多すぎる」 「29人もいる。理想的には、(ユースを除き)23人か24人だ。何人かは(夏に)移籍しなかったし、ピエール(・サージュ監督)は誰を起用したいか決めなければならない。彼らには数が多すぎる」 その売却候補のなかでは現スカッドで最も市場価値が高い選手の一人であるシェルキの去就に注目が集まるところ。今夏、1500万ユーロ(約24億4000万円)でのフルアム行きがクラブ間合意に至りながらも、選手本人が移籍を拒んだことで残留したU-23フランス代表FW。今冬の移籍市場ではリバプールなど複数クラブからの関心も伝えられる。 その21歳に関してオーナーは「彼の移籍で我々は1500万ユーロを失ったが、彼の市場価値は高まっている。彼は1月に残留するはずだが、フットボールでは常にそうであるように、彼の選択次第だ」と、適切なオファーと選手自身が移籍を希望した場合、クラブとして売却を容認する考えを示した。 アルジェリア人両親の元、リヨンで生まれ育ったシェルキは2010年にヨーロッパ屈指と言われる育成の名門へ加入。FWカリム・ベンゼマやFWハテム・ベン・アルファ、MFフセム・アワールと北アフリカにルーツを持つ偉大な先達と同様に、卓越したボールスキル、創造性、パスセンスを武器に10代前半から注目を集めた逸材だ。 2024.11.17 08:00 Sun
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伊東純也&中村敬斗がフル出場もスタッド・ランスはリヨンとドロー…中村は終盤の決定機を生かせず【リーグ・アン】

スタッド・ランスは23日、リーグ・アン第12節でリヨンと対戦し1-1の引き分けに終わった。ランスの伊東純也、中村敬斗はフル出場している。 前節のル・アーヴル戦を伊東&中村のアベック弾で勝利した7位ランスが、前節サンテチェンヌ戦で公式戦5試合ぶりの白星を飾った5位リヨンをホームに迎えた一戦。ランスは伊東、中村を両ウイングに配置した[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 立ち上がりから攻勢を強めるリヨンに対し、ランスは7分にピンチ。ラカゼットのパスを右サイドで受けたヌアマがボックス右からグラウンダーのクロスを供給すると、逆サイドから走り込んだベンラーマがネットを揺らしたが、これはVARの末にベンラーマがオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。 さらにリヨンは16分、楔のパスをボックス手前で受けたヌアマの落としからシェルキがシュート。その直後にもボックス右でパスを受けたシェルキにチャンスが訪れたが、共にシュートはGKディウフのセーブに阻まれた。 前半半ば以降も劣勢の展開が続くランスは38分、マティッチのロングパスで左サイドを駆け上がったラカゼットのダイレクトクロスをニアサイドのシェルキがヘディングでゴール右に流し込んだ。 先制を許したランスは42分、敵陣で相手DFのミスパスをカットした中村がボックス右からシュートを放ったが、これはゴール左に外れた。 迎えた後半は一進一退の展開が続くなか、ランスは55分に試合を振り出しに戻す。伊東の右CKをアタンガナ・エドアが頭で折り返すとコネがシュート。これは相手DFにディフレクトしたが、最後はこぼれ球に素早く反応したディアキテがゴールに押し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ランスは試合終了間際に決定機。96分、中村のパスをボックス左で受けたテウマが縦への仕掛けからシュート。さらにGKペッリの弾いたボールを中村が詰めたが、これも相手GKの正面を突いた。 結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。上位争いを狙う両者の一戦は痛み分けのドローに終わった。 スタッド・ランス 1-1 リヨン 【スタッド・ランス】 ウマル・ディアキテ(後10) 【リヨン】 シェルキ(前38) 2024.11.24 07:02 Sun

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