来季のセリエAに期待するラニエリ「モウリーニョ、アッレグリ、おそらくサッリが戻ってくる」

2021.06.01 13:23 Tue
Getty Images
今季限りでサンプドリアを退団したクラウディオ・ラニエリ監督がイタリアサッカーへの期待と課題を語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

イタリア勢は今シーズン、インテルがチャンピオンズリーグ(CL)グループステージで敗退すると、ユベントス、ラツィオ、アタランタもラウンド16で大会を去ることに。ヨーロッパリーグ(EL)ではローマがベスト4まで進出したとはいえ、欧州の舞台で存在感を発揮することはできなかった。

一方で、インテルのアントニオ・コンテ監督こそ退任したものの、ローマは来季からジョゼ・モウリーニョ監督が指揮をとることを発表。また、マッシミリアーノ・アッレグリ監督のユベントス復帰も発表されており、名将たちがイタリアに集結しつつある。
こうした状況を受け、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じたラニエリ監督はイタリアサッカー復活の兆しがあるとコメント。また、現在はマンチェスター・シティで指揮をとるジョゼップ・グアルディオラ監督も、いずれイタリアにやってくるはずだと語った。

「我々はカムバックを果たすだろう。なぜなら、イタリアのチームが早々に(欧州カップ戦から)淘汰されたという事実でも覆い隠せないくらいの、成長の兆しが見えるからだ」
「モウリーニョ、アッレグリ、そしておそらくマウリツィオ・サッリが戻ってくる。来季のセリエAは我々の活動全体の認知度を確実に高めてくれるはずだ」

「コンテがインテルから去ったのは残念だった。しかし、私はグアルディオラも遅かれ早かれイタリアで監督をするだろうと確信しているよ」

イタリアサッカーへの期待を語る一方で、ラニエリ監督は課題についても指摘。全体的に、試合のペースを上げていく必要があると訴えている。

「我々が早急にやらなければならないことが1つある。ゲームのペースを上げなければならない。それができなければ、(欧州での)競争力を保つことは難しいだろう」

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これが天才!“悪童”カッサーノがGKから4タッチで決めたロングシュート!【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は、元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏がサンプドリア時代に決めたゴールだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJKOTU5eVhleiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> カッサーノ氏のデビューは1999年。当時セリエAだったバーリでプロデビューを果たし、1年半後にセリエAチャンピオンだったローマに引き抜かれた。そこからスターダムを駆け上がるかと思いきや、度重なる問題行動で多くのクラブを転々としていった。 それでもそのスキルは本物。サンプドリア時代の2010年3月21日に行われたセリエA第29節のユベントス戦では、見事なゴールを決めている。 ゴールレスで迎えた77分、サンプドリアはGKマルコ・ストラーリのゴールキックをMFダニエレ・マンニーニが落とし、これにカッサーノが反応。ギリギリのところでボールを拾い、やや体勢を立て直すと、そのまま相手の意表を突くロングシュートを放つ。これを相手GKアントニオ・キメンティが手に当てるもボールはそのままゴールに吸い込まれた。 ゴールキックからわずか4タッチでのこのゴールが決勝点となった。なお、ユベントスのGKキメンティはこの失点への怒りから拳でテーブルを殴り、右手の指を骨折している。 2020.06.19 21:30 Fri

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